陸マイラー最強装備?ダイナースプレミアムは100円で3マイル還元

クレジットカードは「新規発行時のポイントを稼ぐためのツール」というのが陸マイラー共通の認識になってきています。

カード決済で貯まるポイントは、ポイントサイトを使って貯めるポイントと比較すると、微々たるものですからね。

クレジットカード決済端末

とはいっても、日々の決済でコツコツ貯めるのも、陸マイラーの楽しみ方の1つ。その場合には、還元率の高いカードを選ぶのも重要なポイントです。

私はマイル還元率を少しでも高めるために、「ダイナースクラブプレミアムカード」(通称「ダイナースプレミアム」)を使うことにしました。

実際に使ってみた結果、今のところ大満足な結果が得られているので、カードの魅力を詳しく紹介してみたいと思います。

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最強の還元率を誇るダイナースプレミアム

マイル還元率の高いクレジットカードとしては、ANA VISA ゴールドカードが人気です。通常利用時のマイル還元率は1%ですが、リボ払い(マイペイスリボ)とソラチカルートを活用することで、1.71%の還元率を実現することが出来ます。

ANAマイラーにとっての還元率最強カードはANA VISAワイドゴールドカード。最大マイル還元率1.72%を叩き出すためのテクニックを解説します。

しかし、ダイナースプレミアムのマイル還元率はさらにその上です。

ダイナースプレミアムを決済に利用すると、100円の決済ごとにダイナースのポイントが2ポイントもらえます。このポイントは、1ポイント=1マイルの交換レートでANAマイルに交換できるため、マイル還元率は2%です。

つまり、ダイナースプレミアムであれば、リボ払い+ソラチカのような特別なテクニックを利用せずとも、ただ決済に利用するだけでANA VISA ゴールドカードより高い還元率を実現できます。

そしてさらに、ダイナースプレミアムでリボ払いを利用すると、100円の決済ごとにダイナースのポイントが3ポイントもらえるようになります。この場合のマイル還元率は3%となり、1マイル=2円とするならば、円換算での還元率は6%にもなります。

これはクレジット決済で実現できる還元率の中では群を抜く数字です。高還元を謳っているクレジットカードでも、その還元率は1~2%程度ですからね。

決済に利用するだけで、すべての買い物が6%オフになるカードと考えると、通常では考えられないくらいお得です。

リボ払いを利用すると毎月金利が発生しますが、ANA VISA ゴールドと同様に、金利を最小限に抑えるテクニックもすでに確立されています。

ダイナースクラブプレミアムカード(以下「ダイナースプレミアム」)のポイント還元率は2%。つまり100円決済するごとに2ポイント貰えます。 この2%という数字は現在発行されているクレジットカードの中でも最高クラス。ダイナースプレミアムを決済に利用するだけで、どんどんポイントが貯まっていきます。 しかし、還元率2%がダイナースプレミアムの真の実力ではありません。支払い方法に「リボ払い」を選択することで、通常は2%の還元率が3%にまで上昇します。

ダイナースグローバルマイレージの参加航空会社

ダイナースのポイントを移行可能なマイレージプログラムは2017年時点で5つあります。

航空会社名 プログラム名 年間移行上限額
全日本空輸(ANA) ANAマイレージクラブ 8万マイル
アリタリア-イタリア航空 クラブ・ミッレミリア 10万マイル
大韓航空 スカイパス 10万マイル
デルタ航空 デルタスカイマイル 10万マイル
ユナイテッド航空 マイレージ プラス 10万マイル

上記5社であれば、やはりANAが一番使いやすそうですね。

ただし、ANAだけ年間移行上限額(つまり、1年間でポイントから移行できるマイル数の上限)が8万マイルとやや少なく設定されています。

「1年で8万マイルも貯まらないから」という油断は禁物。還元率3%であれば、年間約266万円の決済で8万ポイント(8万マイル分)貯まるため、日々の決済をダイナースプレミアムに集中させることができれば、決して不可能な額ではありません。

ANA以外の航空会社のマイルに移行してもOKですが、ANAマイルに年間8万マイル以上移行したい場合には、ANAとの提携カードである「ANAダイナースプレミアムカード」への切り替えを検討しましょう。

ANAダイナースプレミアムであれば、移行先がANAだけに限定されてしまう代わりに、ANAマイルへの移行上限が撤廃されます。

ダイナースプレミアムのデメリット

ダイナースプレミアムは、クレジットカードの最高峰であるブラックカードに分類されるカードです。

ダイナースプレミアム拡大

よくアメリカン・エキスプレス・プラチナカード(通称:アメックスプラチナ)と比較されることが多いため、ブラックカードではなく、プラチナカードに分類されることもあるようですが、私はブラックカードであると認識しています。

クレジットカード界の超有名ブログ「クレジットカードの読みもの」さんでも、ダイナースプレミアムはブラックカードとして紹介されています。

2017年現在、日本で入手可能なブラックカードにはどのような種類があるんでしょうか? 今回はブラックカードに興味がある&という方のために、現時点で入手できる国内のブラックカードを一覧リストにまとめてみました。「いつかはブラックカード」と思っている方は是非、この機会に自分が狙うブラックカードをどれにするかを決めてもらえれ...

ダイナースプレミアムは、ブラックカードであるがゆえに、カード保有に至るまでのハードルが少し高めです。それこそが、ダイナースプレミアムの最大の弱点となっています。

高額な年会費

ダイナースプレミアムの年会費は、税込140,400円(税抜130,000円)です。1ヶ月あたりの維持費だけでも11,700円を支払うことになります。

ブラックカードの代表格であるアメックスセンチュリオンカード(年会費35万円+税)と比べるとだいぶ安いですが、一般的な金銭感覚からするとあり得ない金額ですよね。

いくら還元率が高いとはいえ、使い方次第では年会費の元が取れず、結果的に損してしまうことも十分にあり得ます。

申し込みにはインビテーションが必要

ダイナースプレミアムはインビテーション制を採用しているため、新規発行する際に直接申し込むことができません。ノーマルのダイナースクラブカードを使い続けてインビテーションを待つのが、一般的な取得方法となります。

インビテーションの具体的な条件は公開されていませんが、他のクレジットカードと比べると取得難易度は高めに設定されているはずです。

ただ、ごく一般的なサラリーマンである私が保有できていることからも推測できるように、特別な富裕層だけが取得できるカードでないのは確かなところです。

以下では、参考までに、私が実際にダイナースプレミアムを取得するまでの経緯をお伝えします。

私がダイナースプレミアムを手に入れるまで

私は陸マイラー活動を開始した2015年末に、ポイントサイトを経由して、プロパーのダイナースクラブカードとANAダイナースクラブカードを申し込み、しばらくダイナース2枚持ちの状態を続けていました。

プロパーダイナースの年会費は税込23,760円(税抜22,000円)、ANAダイナースの年会費は税込29,160円(税抜27,000円)のため、合計で6万円以上の年会費を払っていたことになります。

しかし、当時はそれぞれのカードを新規発行するだけで50,000円相当(つまり、2枚合計で10万円相当)のポイントが貰え、これを「ソラチカルート」でANAマイル化することで、90,000マイル=18万円相当になり、余裕で利益を出すことができました。

ダイナースクラブカードに申し込んでたった3ヶ月使っただけで、信じられないくらいの利益を出すことができました。その具体的な方法と私が得た成果について公開しています。

しかし、2年目以降もカードを更新して保有し続けるほどのメリットは見い出せなかったため、取得から1年経過前に両方のカードを解約することに決めました。

まずは、先に取得していたプロパーダイナースだけ解約手続きを済ませ、それから約1〜2週間後、もう1枚のANAダイナースの解約手続きをしなければと考えていた矢先、なんの前触れもなくダイナースプレミアムのインビテーションが届きました。

もちろんインビテーションの存在は知っていましたが、私のカード年間利用額は、プロパーダイナース、ANAダイナース共に100万円程度、まさかこれくらいの利用額でインビテーションがくるとは思っていなかったのでビックリ。

私自身がインビテーションの条件を満たしたというよりも、カードの解約引き止めが目的なのかもしれません。

試しに申し込んでみるとアッサリ審査に合格(インビテーションが来ているので当然といえば当然なのですが…)。申し込みから約1週間でカードが送られて来ました。

以上のことから分かるように、現在のダイナースプレミアムの取得難易度は、かなり低くなっているのではないかと思われます。

ダイナースプレミアムの年会費は元が取れる?

すでに説明したように、ダイナースプレミアムには高額の年会費がかかりますから、仮にインビテーションが来たとしても、即決で申し込みできる人は少ないと思います。私もかなり悩み抜いた上で申し込みを決めました。

私が最終的に申し込んだ理由には色々ありますが、最大の決め手は、マイル還元率の高さを考慮すれば年会費の元が取れるという結論に至ったからです。

ダイナースプレミアムをメインカードとして利用する場合、リボ払いを利用すればマイル還元率は3%になるので、この条件で年会費相当のマイル(70,200マイル:1マイル=2円換算)を稼ぐためには、単純計算で年間234万円の決済が必要となります。これは、毎月の利用額が平均で19万5千円以上になれば達成できます。

我が家の場合は基本的に現金を使わず、食費や被服費、光熱費、医療費等、生活費の殆どをクレジットカード決済にしているため、そこまで難しい額ではないと考えました。

保有カードの還元率を差し引いて計算すべき

上述した計算は、正確に言えば、現時点でマイルが還元されるクレジットを保有していない前提でしか成立しません。

例えば、これまでマイル還元率が1%のカードを利用していた場合、新たにダイナースプレミアムを取得してマイル還元率3%を実現できたとしても、以前と比べてマイル還元率は2%分しか上昇しません。

  • マイルが還元されるカードを保有していない → ダイナースプレミアムを新たに保有すれば還元率が3%丸々上昇する。
  • マイル還元率1%のカードをすでに保有 → ダイナースプレミアムを新たに保有しても還元率は実質的に2%しか上昇しない。

つまり、3%という還元率をそのまま使ってしまうと、ダイナースプレミアムを新たに保有するメリットを正確に計算することができません。

上記例であれば、ダイナースプレミアムを保有することで上昇する還元率2%分で年会費相当のマイルを稼げなければ、本当の意味で元を取れたことにはならないのです。

この条件で年会費相当のマイル(70,200マイル)を稼ぐためには、年間約351万円の決済が必要です。これを達成するためには、毎月の利用額が平均で29万2,500円以上にならないといけません。

正直なところ、我が家の経済状況からすれば、この額は達成できるか微妙なところです。そうすると、カード決済で還元されるマイルだけでは、完全に元を取ることができない可能性もあります。

マイル還元率以外の特典も考慮してみる

ダイナースプレミアムはブラックカードですから、マイル還元率以外の各種特典についても充実しています。

その特典の中でも、私が特に魅力を感じていたのが銀座のダイナースラウンジが利用できるようになる特典です。

ダイナース銀座ラウンジ公式画像画像は公式ページより引用

ダイナース銀座ラウンジは、銀座の中心部にあるアルマーニビルの5Fに入っているラウンジで、ダイナースプレミアムを保有して入れば無料で利用することができます(銀座ダイナースクラブカードでも利用可)。

銀座ラウンジでは、コーヒーや紅茶などの飲み物を頂けるだけでなく、ブルガリのチョコレート(1粒500円以上するらしい…)など各種スイーツも1つだけ無料で提供されます。空港のラウンジが大好きな私にとっては、とっても魅力的な特典です。

ちなみに、このラウンジは同行者1名まで無料ですが、2名以上の場合は1,000円支払わないと利用できません。つまり、1回の利用で1人あたり1,000円分の価値があると考えることができます。

我が家の場合、銀座に行く機会が少なくとも月に1回程度はあるので、この特典を利用できれば、年会費の元を取りやすくなりそうです。

そして嬉しいことに、同行者が子どもの場合は人数としてカウントされないことになっており、我が家のように大人2名、子ども2名の場合は、支払いなしで利用できることが分かりました。

すると、家族4人で利用すれば1回で4,000円分の特典を無料で受けることができ、月1回利用するのであれば、年間で合計48,000円相当のサービスを受けていることになります。

実際に、これまで5回ほど銀座のダイナースラウンジを利用しましたが、高級感もあり、かなり使える特典であることを実感しています。

なんだかブラックカードに相応しくない、非常にセコイ話になってきてしまいましたが、ラウンジ利用で48,000円分の元が取れると仮定します。

すると、ダイナースプレミアムの保有で還元率が実質的に2%上昇する場合、クレジット決済額が年間約231万円(毎月19万2,500円)になれば、全体として年会費の元が取れることになります。

少し無理矢理感がありますが、銀座ラウンジに加え、その他の多くの特典まで活用出来れば、確実に元は取れる!・・・と私は判断しました。

他にもまだある!ダイナースプレミアムを持つべき理由

ダイナースプレミアムには全てを紹介するのが難しいくらいたくさんの特典がついてきます。

以下では、私が実際にダイナースプレミアムを使ってみて、これは嬉しい!と思ったメリットについて紹介します。

1.カードを使い分けなくても大丈夫になった

複数のクレジットカードを保有している場合、使うお店等によってカードごとにボーナスが付与されたりすることまで考慮すると、状況に応じてカードを使い分けせざるを得ませんでした。

例えば、コンビニであればカードA、デパートであればカードB、ホテルであればカードCを使うというような状況です。

しかし、圧倒的な還元率を誇るダイナースプレミアムを手に入れてからは、余計な選択肢がすべて排除され、あれこれと面倒なことを考えることがなくなりました。

よほどのことがない限りダイナースプレミアムで決済するのが一番お得なので、個人的にはカード決済時にかなり楽できるようになりました。

2.家族カードが何枚でも無料

ダイナースプレミアムは、家族カードの年会費が何枚でも無料です。このため、1枚分の年会費を支払えば、家族全員がブラックカードホルダーになれてしまいます。

ダイナースプレミアムには海外旅行保険等の手厚い保障が多く付帯されているため、家族が決済に利用しない場合でも、とりあえず作っておくのがよいでしょう。

私は、妻と母親の分の2枚しか発行していませんが、大家族であれば絶大な威力を発揮しそうです。

無料で何枚でも発行可能なので、悪用→改悪となってしまうのが怖いところではありますが、他のカードではなかなか見かけない優れた特典だと思います。

3.ダイナースコンシェルジュが使える

年中無休、24時間専用コンシェルジュが利用できるのも、ダイナースプレミアムの大きな魅力の一つです。

コンシェルジュは、簡単にいえば個人的な秘書サービスのようなもので、レストランやホテル、航空券の手配等を電話でお願いすることができます(もちろん、無料です)。

例えば飲み会の幹事などをする時、予算や人数・希望地域を電話で伝えれば、30分〜1日程度で条件にあったお店を折り返し紹介してもらうことができます。もちろん、家族カード会員も利用可能。

先日、妻が新年会の幹事をする際に早速活用し、「美味しいお店を開拓できた、とっても便利だった!」と喜んでいました。

まとめ

本来、ダイナースプレミアムは、年会費の元を取ってやろうと考える人が使うようなカードではないのでしょうが、マイルの還元率という点では最強のクレジットカードです。

少しでも還元率の高いカードを使いたい!という私と似たような感性の持ち主であれば、ぜひ取得を検討してみることをオススメします。

還元率が高いことだけでなく、ブラックカードという一種のステータスを持つ自己満足感も十分に得られることでしょう。

ちなみに、今回紹介したダイナースプレミアムは、いわゆるプロパーと呼ばれるものですが、ANA提携の「ANAダイナースクラブプレミアムカード」もあります。ANAカードとしての特典も追加されるため、ANAマイルを貯める場合には、こちらの方がよいかもしれません。

私の場合、インビテーションが来たのがプロパーのダイナースプレミアムでしたので、申込み時点での選択肢はありませんでしたが、そのうちANAダイナースプレミアムへの切り替えも考えています。

ANAダイナースプレミアムであれば、SFCに切り替えも可能ですし、将来的には狙っていきたいところです。ただ、我が家のSFC本会員は妻なので、妻にANAダイナースプレミアムを取得して貰わなければいけませんけど・・・

SFC修行の旅程、搭乗記、旅行記のほか、ANAプレミアムメンバーに関する情報や、ANAの飛行機に関するお得な情報を紹介しています。

ともかく、ダイナースプレミアムは、高額な年会費がネックとなるカードですが、陸マイラーにとって夢のあるカードであることは間違いありません。

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