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PeXの交換停止問題から考える今後の対策

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PeXのメンテナンスが2016年3月16日(水)に無事終了したことで、メトロポイントへの交換ができなくなるという陸マイラー最悪の事態は回避されました。

しかし、同じような問題はまた発生するやもしれません。利用者にはどうにもならない場合もありますが、損失を最小限に抑えるためにも、事前に対策を考えておきたいものです。

東京の高層ビル

 

今回のPeXのメンテナンスは、ポイント交換の締切日である15日と重なってしまったこともあり、直接的な被害を受けた陸マイラーも少なからずいると思います。メトロポイントがなければ肝心のソラチカルートが使えませんからね。

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ソラチカルートは毎月20,000ポイント(18,000マイル)という移行上限があるので、一月交換できないだけでも、被害は大きくなってしまいます。ソラチカルート以外の移行では交換レートが大きく低下してしまうので、ソラチカルートでの毎月18,000マイル確保は非常に重要なのです。

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では、どうすればソラチカルートを使えないという事態を回避できるのでしょうか。以下では2つの対策をご紹介します。

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対策1.メトロポイントは多めに保有

ソラチカルートでANAマイルを貯めるためには、ANAマイルへ移行させるメトロポイントを保有していることが必須条件となります。このため、PeX等からメトロポイントへの交換が停止されてしまった場合に備えて、メトロポイントを多めに保有しておくことが効果的な対策の1つとして挙げられます。

たとえメトロポイントの交換が停止されてしまっても、すでに十分なメトロポイントを保有していれば、何も心配する必要はありません。(私もこのおかげで今月のソラチカルート移行を無事に済ませることができました。)

メトロポイントは、最低でもソラチカルート一月分である20,000ポイントを常に保有しておきたいところです。二月分の40,000ポイント確保しておけば、だいぶ安心できますね。

ただし、メトロポイントには有効期限もあるので、貯め過ぎには注意です。

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また、各種ポイントをメトロポイントまで移行させてしまうと、ポイントの交換レートがアップするキャンペーンを活用することができなくなります。例えば、以前あったネットマイルからメトロポイントへの交換レートが20%アップするキャンペーンと同様のものが始まった場合、メトロポイントへの交換を済ませてしまったがゆえに、キャンペーンの恩恵を受けられなくなってしまう可能性もあります。

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ポイントが貯まったら、とにかくメトロポイントまで移行させてしまうのではなく、保有メトロポイントは4~6万ポイント程度に留めておくのがよいのではないでしょうか。

対策2.メトロポイントへの交換ルートを複数確保する

メトロポイントへの交換ルートは現時点で4つあります。

  • PeX → メトロポイント
  • ネットマイル → メトロポイント
  • Gポイント → メトロポイント
  • .money → メトロポイント

この4つのルートのうち、少なくとも2つは使えるようにしておきましょう。複数のサイトを利用していると管理が大変になりますが、これらの4つのルートは非常に重要なので、できれば4つ全て使えるようにしておくのが望ましいです。

そして、できることなら、Pex、ネットマイル、Gポイント、.moneyの各々に、ソラチカルート一月分である20,000ポイント(1円=1ポイントの場合)を貯めておきたいですね。

私の場合、Pexとネットマイルの2つには、それぞれ20,000ポイント以上貯まっています。このようにしておけば、どちらか一方の交換ルートが停止されても、もう一方の交換ルートを利用して、ソラチカルート分のメトロポイントを確保することができます。

ポイントを分散させておけば、上記交換レートアップのキャンペーンにも柔軟に対応することができるので、より効率的にANAマイルを貯めることもできますよ。

ポイントの分散は非常に面倒くさいですが、リスクヘッジの観点からも、1つのサイトだけでポイントを集中的に貯めるのは避けたほうがよいでしょう。

ポイントを分散させたら有効期限に注意!

ポイントを分散させると、どのポイントサイトに何ポイント貯まっているのか管理が大変になります。毎日全てのサイトをチェックするわけでもありませんし、忘れられてしまうポイントも出てくるかもしれません。

そうなると、気をつけなければいけないのがポイントの有効期限です。有効期限が過ぎてしまうと、せっかく貯めたポイントが消えてしまいます。ポイントの有効期限はポイントサイト毎に違うので、しっかり確認しておきましょう。

ちなみに、要注意なのは3月末ルールが存在するGetmoney!です。最悪の場合、1ヶ月放置しただけで、大量に貯めたポイントが10,000ポイント(1000円相当)までリセットされてしまう可能性があります。毎年3月になったら一度は確認してみて下さい。

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ちなみに、PeXのポイントは、以下2つの条件に両方該当すると失効します(どちらか1つ回避すればOK)。

  1. 最後にログインした日から12ヶ月以上ログインしていない場合
  2. 最後にPeXへポイント交換した日から12ヶ月以上PeXへポイント交換をしていない場合

1年に1回ログインするだけでポイント消滅を回避できるので、有効期限という点ではPeXは非常に優秀です。しかも失効の対象となるユーザには事前にメールを送ってくれます。

有効期限が心配な方はPeXに貯めるポイントを多めにしておくといいかもしれません。

メトロポイントへの交換手数料

上記ポイントサイトからメトロポイントへの交換には手数料が必要な場合があります。交換手数料の分だけANAマイルが減ってしまうことになるので、できるだけ減らしたいところです。

<PeX→メトロポイント>
1回の交換につき500ポイント(50円相当)の手数料がかかります。こまめに交換するとその都度手数料が徴収されてしまうので、ポイントを貯めてから一気に交換してしまうのがお得です。

<ネットマイル→メトロポイント>
1回の交換につき100ネットマイル(50円相当)の手数料がかかります。PeXと同じ条件ですので、やはりある程度貯めてから交換申請するのがよさそうです。

<Gポイント→メトロポイント>
交換手数料無料(2016年4月24日まで)。注:2016年4月25日以降は交換するポイントの5%に相当する手数料が必要になります。変更後は交換額に応じて手数料がかかるため、PeXやネットマイルのように交換回数を減らすことで手数料を減らすことはできません。陸マイラーとしては手痛い改悪ですが、救済策も用意されています。

Gポイントからの発表によれば、交換申請の前月1日~交換申請月の4ヶ月後末日までに、広告アクションを行いポイント加算が完了していれば、交換手数料がポイントバックされるようです。

例えば、4月25日にメトロポイントへの交換申請をする場合、3月1日~8月31日までに広告を利用してポイントが加算されていれば、交換手数料に相当するポイントを獲得でき、交換手数料が実質無料になります。

Gポイントは陸マイラーにとってポイント中継基地として利用される機会が多かったと思われますが、楽天市場やヤフーショッピングでの購入など簡単に参加できる広告案件も意外に豊富です。少し面倒くさくはなりますが、交換手数料を無料にすることはそこまで難しくなさそうです。

<.money→メトロポイント>
交換手数料無料。今後改悪されるおそれもありますが、特別な条件なしで交換手数料が無料なのは.moneyだけです。主にちょびリッチで貯めたポイントの交換先として利用されている.moneyですが、今後ハピタス等の人気ポイントサイトからの交換が実現されるようであれば、一躍脚光を浴びそうな予感がします。

まとめ

ポイント交換停止には、以下の2つの対策が有効。

  • メトロポイントを多めに保有
  • 複数の交換レートを確保

ソラチカルートを効率よく回してANAマイルを貯めるためには、複数サイトでのポイント管理が重要です。

ポイントを貯め始めたばかりの段階では、貯まっているポイントも少ないのであまり気にする必要はありませんが、大量のマイルを貯めようとする場合には必須のテクニックになってきます。

今はまだ必要ないと考えている方も、少しずつポイント分散を始めてみるのをオススメします。