マイルを貯めるためにFXを始める人が注意すべきこと

FXは株式投資と並んで人気の投資手法です。株式と比べると少額から始めることができるため、投資初心者からの人気も集めてきました。

株式投資関連のブログでは、投資初心者に対してまずFXを勧めるところも多いです。個人的には株式の方が初心者向けな感じがしますが、FXの方が直観的に分かりやすいんでしょうかね。

FXとANAマイルの関係

FXとANAマイルに直接的な関係はありません。しかし、ANAマイルを貯める陸マイラーにとって、FXはなくてはならない存在です。

ポイントサイトのFX口座開設案件は、クレジットカードの新規発行案件と並んで貴重なポイント獲得源ですからね。一度に10,000円以上のポイントが獲得できるものも少なくありません。

一方で、FXはその性質上、クレジットカード案件より敷居が高いのも確かです。クレジットカード案件は基本無料であることが多いですが、FX案件は損失が発生することがありますし、その損失額も最初から決まっているわけではありません。

レインボーブリッジ

すでにFXでの取引経験があるという方であれば大丈夫でしょうけど、初心者にとっては何だか恐ろしいものに思えてしまうのではないでしょうか。

そこで、FXを始めて大量にマイルを貯めてみたいけれど、なかなか手が出せないと思っている方に、私のこれまでの取引経験を活かしながら注意点を解説していきたいと思います。

ただし、FXについて本格的に解説していこうとすると、その情報量は膨大なものになってしまいます。このため、以下では陸マイラー視点で(つまり、ポイントサイトでのポイント獲得を主な目的とする前提で)最低限必要な部分だけを解説していきます。

そもそもFXとは

FXとは外国為替証拠金取引(margin Foreign eXchange trading)略称です。外国為替という名前の通り、米ドルやユーロなどの外国通貨を売買して、為替レートの差額によって利益を発生させる取引です。

例えば、1ドル=100円の時にドルを買っておいて、1ドル=110円になってから売れば、1ドルあたり10円の利益が出ることになります。この考え方がFXで儲ける仕組みの基本です。

FXでは1万通貨単位(1万ドル単位、1万ユーロ単位)で取引をすることが多いですから、上記例のように1ドルあたり10円の利益が出た場合には、10万円の利益を得ることができます。

では、1ドル=100円の時にドルを買っておいて、1ドル=90円になってしまったらどうでしょう。この場合には、逆に10万円の損失が出てしまうわけです。

しかし、必要以上に恐れる必要はありません。1ドルあたりの円価格が10円も変動するには、通常何日も何ヶ月もかかります。1回の取引では1円変動するどころか、数銭レベルでしか変動しません。つまり、1回の取引で何十万も損失が出てしまうことは、基本的にはあり得ないのです。

FXはギャンブルである

そうは言っても、実際にFXで破産したという人も少なからず存在しています。彼らはなぜそこまで大きな損失を出してしまったのでしょうか。その一番の原因は、多くの利益を求めすぎてしまったからだと思います。

FXは、為替レートの変動で損益が決定しますが、為替レートの変動を予測することは非常に難しいです。証券会社に勤めている人がFXで必ず勝てるかというと、そうではないのです。どんなにFXで儲けている人でも、勝つこともあれば、負けることもあります。そう考えると、FXはある種のギャンブルであると言えます。

ギャンブルでは、賭け金を多くすれば当たった場合のリターンも大きくなります。FXでもそれは同様です。このため、FXにのめり込んでしまうと、いつのまにか多くのお金をつぎ込んでしまい、自分では抱えきれない損失を負ってしまうのです。

しかし、陸マイラーが目指すところは大きな利益ではありません。あくまでポイント獲得の条件を満たすことです。危険な賭けをする必要はまったくなく、できれば少額の賭金でササッと終わらせてしまうのが理想です。

最重要事項は案件ごとの条件確認

というわけで、陸マイラーにとって重要なのは「ポイント獲得の条件」です。条件は案件ごとに決まっているので、それを確認して、しっかりと理解することから始めてみましょう。

FX案件のポイント獲得条件には、主に2種類の条件が課されていることが多いです。「入金額」と「取引回数」です。

1.入金額

入金額とは、FX取引を行う証券会社に預けるお金(正確には、証拠金)の額であり、外国通貨を取引するための担保のようなものと理解しておけばOKです。入金額が多いほど、多くの外国通貨を取引できます。

しかし、もし取引で損失が発生してしまった場合には、この入金額から損失額が差し引かれていくことになります。このため、最悪の場合、入金額がゼロになってしまうこともあります。しかし、言い換えれば、原則として入金額以上の損失が発生することはありません。入金額が1万円であれば、最悪でもそれがゼロになるだけです。

つまり、入金額は損失額の上限値です。となれば、入金額が少ない案件の方が安心ということになりますね。

しかし、ポイント獲得を目的とした取引で、そこまで大きな損失が発生することはありません。個人的には、正しく理解した上で取引をする限りでは、入金額はあまり重要な条件ではないと思っています。

ただし、入金額は、少なくともポイント確定までの数ヶ月の間は、証券会社に預けたままにしておいた方がよいです(すぐに出金してしまうと印象が悪く、不正利用とみなされてしまうこともあるようです)。このため、1度入金したお金は、しばらくは動かせないお金になってしまいます。その点には注意しておかなければなりません。

ちなみに、証券会社への入金はインターネットバンキングが便利で、入金手数料でも有利です。証券会社によって取り扱い金融機関が異なるので、入金可能な金融機関の口座を持っているかどうか事前に確認しておいた方がいいでしょう。

2.取引回数

取引回数は、ポイント獲得条件の中で最も注意すべき事項です。ポイント獲得を前提にした取引では、この取引回数が損失額に直結する可能性が高いです。

取引回数は、FX取引で外国通貨を売買しなければならない回数です。この取引回数を悪い意味で解釈すると、「損失を発生させるかもしれない回数」になります。例えば、1回の取引で100円の損失が出るとすると、10回の取引では1,000円の損失、100回の取引では10,000円の損失になる可能性があります。このため、取引回数については、少ない方が好条件であるといえます。

個人的には、数百回の取引回数を条件とするような案件には、たとえ獲得ポイント数が多くても手を出したくないですね。

取引回数は、ロット(lot)という単位で表現されていることが多いです。1ロットは、通常1万通貨のことを指すのですが、証券会社によって異なることがあります。例えば、証券会社によって1ロット=1,000通貨だったり、100通貨だったりします。この場合、1ロットあたりの通貨数が少ないほうが損失額を減らせます。1回の取引で売買する通貨が少ないということは、ギャンブルで言えば賭け金が少ないのと同じですからね。

以上のことから、取引回数×取引単位(1ロットあたりの通貨)=「条件達成までの総取引通貨」が少ない条件を選べば、損失額は減らせるという結論になります。まずは総取引通貨ができるだけ少なく済む案件から始めてみましょう。

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証券会社のスプレッドも重要

FX取引では、買値(ASK)と売値(BID)が違います。スプレッドとは、この買値と売値の幅(差分)のことを指しており、証券会社の手数料に相当します。

例えば、ドルの買値が100.50円、売値が100.45円であるとします。スプレッドは、0.05円です。このような場合にドルを1万通貨買うと、ASK×10,000=1,005,000円分のドルを買建てしていることになります。しかし、全く値動きがなかったとしても、その1万通貨の売値はBID×10,000=1,004,500円になってしまうのです。つまり、買った瞬間500円の損失が発生するのです。

証券会社は、この500円を手数料として徴収することで儲けています。ですから、取引する個人側から見れば「スプレッドが大きい=手数料が多い=取引で発生する損失額が大きい」ということになります。スプレッドはできるだけ小さいほうがいいのです。

このスプレッドに関しては、証券会社によって結構な差があります。目安としては1ロットあたりの手数料が数十円程度になる証券会社であれば問題ないでしょう。

儲けようという考えは捨てる

FX取引は、上記スプレッドが存在しているがゆえに、マイナスからのスタートになります。このマイナス額は、初めは少額です。しかし、これをプラスにしようとすると取り返しのつかないくらい多額のマイナスを抱えてしまう可能性もあります。

慣れないうちは、このスプレッドによるマイナスは諦めて、即時決済する(つまり、買ったらすぐに売る or 売ったらすぐに買う)ことをオススメします。このようにすれば、1回の取引での損失は数十円、多くても数百円程度で済みます。

そのうちプラスになるだろうと放置するのだけは絶対にやめてくださいね。私は過去に1晩放置しただけで数十万の損害を被ったことがあります。パソコンを開いて血の気が引いたのを今でもハッキリと覚えています。

もちろん、放置することで利益が大きくなる可能性もあるのですが、それは損失が大きくなる可能性でもあるのです。ポイント獲得のためには、まずは粛々と取引回数をこなすのが重要です。利益を出すのは、取引に慣れてからでも遅くはないですよ。

まとめ

事前に条件を確認して始めればFXは怖いものではありません。まずは利益よりも条件達成を優先して、損失額を最小限にとどめることを目標にしましょう。それだけであれば、まったく難しいことはありません。

私は昨年末に陸マイラーになってから、既に5つほどFX口座を開設しましたが、その全てにおいてポイント獲得条件を達成でき、大きな損失も出していません。私は特別な知識やテクニックを持っているわけではなく、これまで説明してきた事項をしっかり確認し、計画通りに取引を進めただけです。

FX取引では、状況に応じて柔軟に判断して取引をするよりも、事前に自分が許容できる損失額を決めておいて、計画通りに取引を進めていく方が成功する可能性が高いと思います。

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