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ANAからスターアライアンス便へ別切り乗り継ぎ|スルーバゲージできる?実体験レポ

ANAからスターアライアンス便へ別切り乗り継ぎ|スルーバゲージできる?実体験レポ

ANA羽田〜イスタンブール線から、ターキッシュ エアラインズの国内線に乗り継いでカッパドキアへ行ってきました!

出発前から気になっていたのが、預け入れ手荷物の扱いです。

同一の予約かつ同じ航空連合間であれば、基本的に最終目的地まで預かってもらえるのですが、今回はANA国際線とターキッシュ国内線を別々に手配(=別切り予約)

羽田で預けた荷物はイスタンブールで一度受け取る必要があるのか。

それとも、最終目的地のカッパドキア空港までスルーバゲージできるのか。

この記事では、ANAから同じスターアライアンスへ別切りで乗り継いだ際の、実体験レポートをご紹介します!

※本記事は正確を期して執筆していますが、制度変更や誤記等により内容が実際と異なる場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。補足や免責事項は記事末尾に掲載しています。

スルーバゲージとは?

まず、スルーバゲージ(スルーバゲッジとも)とは、出発空港で預けた荷物を、乗り継ぎ空港で受け取らずに最終目的地まで運んでもらうことです。

通常、同じ予約番号で乗り継ぐ場合はスルーバゲージできることが多い一方、別々に手配した航空券では、航空会社や空港、乗り継ぎ条件によって扱いが変わります。

ANAの規定

ANAの乗り継ぎ時の手荷物についての規約はこちら。

  • ANA国内線またはANA国際線から、ANA国際線・他社国際線へ乗り継ぐ場合、条件を満たせばスルーバゲージ可能
  • 単一航空券が基本だが、別切りでも無料手荷物許容量などの条件を満たせば可能な場合あり
  • 乗り継ぎ空港や当日のシステム状況によっては、条件を満たしていても不可の場合あり
  • 乗り継ぎ空港ごとの扱いは、ANA公式サイトの空港ガイドで要確認

参考ANA公式サイト

旅程詳細

今回の旅程は以下の通りです。

区間 便名 出発 到着 手配
羽田 → イスタンブール ANA NH219 東京・羽田 08:25 イスタンブール 15:35 ANA国際線特典航空券
イスタンブール → ネヴシェヒル(カッパドキア) ターキッシュ エアラインズ TK2008 イスタンブール 19:00 ネヴシェヒル 20:20 有償航空券

東京からイスタンブールまではANA国際線特典航空券を利用し、トルコ国内線は別に手配しました。

乗り継ぎ時間は3時間25分あったため、イスタンブールで一度荷物を受け取ること自体は不可能ではないですが、手荷物検査を受け直すのも面倒だったので、カッパドキアまでのスルーバゲージを希望していた次第です。

当日の羽田空港

ということで出発当日の羽田空港。

ANAイスタンブール線は、第2ターミナル国際線エリアからの出発です。

羽田空港第二ターミナル国際線エリア

自動チェックイン機で手続きしてバゲージタグを出そうとしたのですが、なぜかうまくいかなかったので、カウンターに並ぶことにしました。

羽田空港第二ターミナル国際線エリアANAカウンター前

別切り予約でもスルーバゲージできる?

事前にANA公式サイトのイスタンブール空港案内を確認したところ、カッパドキア・ネヴシェヒル空港であれば、イスタンブールで荷物を引き取らずに国内線へ乗り継げそうです。

ANA公式サイト・イスタンブール空港乗り継ぎ案内

公式イスタンブール空港案内

また先述の通り、別切り予約の場合は、スルーバゲージが断られてしまうケースもありますが、以下の条件を満たせばOKというところもあらかじめ確認していました。

ANA国際線から、ANAもしくは他社の国際線に乗り継ぐ際、 以下の条件を満たす場合にお手荷物を通しで預かりできます。

  • 乗り継ぎ時間を満たしていること
  • 同じ空港での乗り継ぎであること
  • 同じ日に乗り継ぐこと
  • 乗り継ぎ先がANAもしくはスルーバゲッジ提携航空会社(*1)の運航であること
  • 単一の航空券に含まれる旅程であること(*2)

*1 代表例:スターアライアンス加盟航空会社やその他の提携航空会社など
*2 単一航空券でないご旅程においても、以下の条件を満たしている場合には可能。
−無料手荷物許容量の記載がある航空券等をご提示いただくこと。
−乗り継ぎ旅程において、お預かりする手荷物の重さ・サイズ・個数が無料手荷物許容量に収まること。

ANA公式サイトより一部抜粋

カウンターでは、イスタンブールからカッパドキアまでのターキッシュ・エアラインズ国内線予約内容を提示。乗り継ぎ便の無料手荷物許容量に収まっていることを示し、スルーバゲージでとお願いしました。

出てきたバゲージタグには、ちゃんとイスタンブールとネヴシェヒルの2区間が表示されています。便名と時間もバッチリ。

2区間印字されたバゲージタグ

よかったよかった、これで一安心!と思ったら、

スタッフさんが、

イスタンブールで一度お荷物をお受け取りください。

とおっしゃるではないですか。

…え?

あれ、そうなんですか???

一応「ANA公式サイトを見ると、最終目的地まで預けられそうなのですが…」とページを見せて、再度確認してもらうも、あまり確信はなさそう。

他のスタッフさんも交えつつ、相談されること20分ほど。

最終的には「やっぱりスルーで大丈夫です」との案内に変更されました。

そして「もしイスタンブールで置き去りになってしまっても、カッパドキアまでお届けすることは可能です」との一言が。

小心者で心配性のわたくし、本当にイスタンブールで引き取らなくていいのか、むくむくと不安が湧いてきてしまいました…。

とはいえ、ほかに詳しい方もいないようでしたし、ラウンジで過ごせる時間をこれ以上減らすのも惜しかったので、ひとまず出国することに。

羽田空港第2ターミナル出発口

イスタンブール到着後、念のためバゲージクレームへ

しかし、羽田を離陸した後も、本当にこのままカッパドキアまで荷物が送られるのか、正直ずっと気になっていました。

カウンターで「イスタンブールで受け取り」「もしスルーになっていなかった場合も、カッパドキアまで別送は可能」と言われたことが、頭から離れません。

間の悪いことに、ターキッシュエアライン公式サイトで「別切り航空券の場合は、一旦イスタンブールで引き取りが必要」という情報まで見つけてしまいました。

乗り継ぎ便は未チェックイン状態だったので、ボーディングナンバーもなし。2区間タグがついているとはいえ、便名と時間だけで、果たして流してもらえるものだろうか…。

今考えてもしょうがないと振り払うも、13時間ずーーーっと片隅から消し去ることができず、モヤモヤしたままイスタンブールに到着。

トルコ・イスタンブール空港に到着

結局、念のためトランスファーエリアではなく、そのまま入国してバゲージクレームへ向かうことにしました(スルーバゲージの意味とは…)

イスタンブール空港入国審査場の前

本当にイスタンブールで荷物を受け取る必要があるなら、ここで出てくるはずです。

しばらく待ってみましたが、私の荷物は出てきません。

後から来たお客さん達が、次々とスーツケースを回収して出ていきます。

最後まで粘り強く待ちますが、そのうちターンテーブルも停止してしまいました。

 

…うん。

 

これは……出てこないですね。

 

一応、近くにいたANAスタッフの方にも確認してみたのですが、

別切りでカッパドキアに行くなら、一旦ここで引き取りが必要です。多分今から出てきますよ!

とのこと。

返却終了表示の上に、ターンテーブルも止まっちゃいましたけど…。

うーん、現地のスタッフさんなら確実かと思ったのですが、別切り発券での乗り継ぎはイレギュラーすぎるのでしょうか。

AirTagで荷物の位置を確認

ただ実は今回、預け入れ荷物にAirTagを入れていました。

そこで位置情報を確認してみると、微妙な距離感ではあるものの、どうもバゲージクレーム内にはなさそうです。

もちろん、AirTagだけで航空会社の処理状況を判断することはできませんし、時間的・場所的な誤差が生じる可能性もありますが、目の前のターンテーブルはすでに停止。荷物も出てこない。となると、やはり最終目的地まで送られる可能性が高そうです。

そう判断して、ターキッシュ エアラインズ国内線に乗るため、出発エリアへ向かうことにしました。

イスタンブール空港出発エリア

ターキッシュ エアラインズのスタッフにも確認

とはいえひたすら不安症なので、まだ完全には安心できません。

何しろ預け荷物の中には、カッパドキアですぐ必要になるものが色々と入っているのです。

そこで念の為、ターキッシュ・エアラインズのカウンターに寄ってスタッフさんに聞いてみると…

差し出したタグを見るなり、

これはスルーバゲージです。カッパドキアで受け取ってください。100%大丈夫ですよ!

と即答。

ああ、よかった……!ようやく一安心です。

かくして荷物は無事にカッパドキアへ

その後、ラウンジに移動して、しばしリラックス。

1時間以上動きのなかったAirTagでしたが、出発30分前には搭乗口の近くまで来ている様子が確認できました。

イスタンブール空港・使用搭乗口近くに表示されたAirTag

順調にイスタンブール〜カッパドキアのフライトを終え、

カッパドキア・ネヴシェヒルに到着した飛行機

びっくりするほど簡素なバゲージクレーム(なんと簡易テント!)に辿り着いた頃、

カッパドキア・ネヴシェヒルの手荷物受け取り

AirTag入りの預け入れ手荷物も、しっかりカッパドキアまでついてきていることが確認できました!

かくして無事、18時間ぶりに預けたスーツケースと再会できたというわけです。

一時はどうなることかと思いましたが、めでたしめでたし!

現地で調達できないものもたくさん入っていたので、ちゃんと受け取れて本当に安心しました。

まとめ:スルーバゲージ出来た!でも心配なら自衛を

ということで今回は、ANA×ターキッシュエアラインズの別切り予約航空券でスルーバゲージできるのか?を実証してみました。

実際に体験して感じたポイントはこちら。

  • そもそも別切り発券や余裕のない乗り継ぎは可能な限り回避すべし
  • AirTagなどのトラッカーを荷物に入れておくと便利
  • 心配な場合は無理にスルーバゲージにせず、乗り継ぎ空港で一度受け取るのもあり
  • パスポート、現金、カード、常備薬、カメラ、PCなど、到着後すぐ使うものや現地調達しにくいものは、預け入れ手荷物に入れない

今回は、ANA特典を取った後にカッパドキアまで行こうかな、と思い立ったため、やむをえず別切り乗り継ぎになってしまいましたが、こんな病的心配症の人間は、やっぱり単一で予約を取っておくべきですね。

または、最初からイスタンブール受け取りにしていればよかったです。

結果的には無事カッパドキアで受け取れてよかったものの、次回以降はより慎重に計画しようと思います!

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この記事を書いた人
理系マイラー

理系マイラー(夫)&理系マイラー妻です。

夫婦でマイル・ポイント・上級会員制度を徹底的に研究し、実際の体験をもとに「誰でも手が届く、お得な旅の方法」を発信しています。

▼夫:理系マイラー(夫)
理学部物理学科卒。
飛行機恐怖症の陸マイラーでしたが、ANA SFC・JAL JGPのステータス(家族会員)を取得。
日々の節約やコスパに情熱を注ぎ、飛行機に乗らずともマイルを貯める技を追求中。

▼妻:理系マイラー妻
文学部ドイツ文学科卒/元航空会社地上係員。
飛行機とホテル修行が趣味で、ANAダイヤ・JAL JGP・ヒルトンダイヤ・マリオットプラチナなど多数のステータスを取得。
旅に関する一次体験をもとに、誰でも再現可能な「上級会員への道」をわかりやすく解説しています。

掲載・協力実績:日経BP / 技術評論社 / GMOインターネットグループ / オズビジョン / GMOメディア/ ZIPAIR /テレビ東京