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アフリカ・ケニア旅行に向けて、トラベルクリニックで予防接種を受けてきました!
海外旅行の準備というと、航空券・ホテル・ビザ・持ち物あたりに目が行きがちですが、アフリカや中南米方面では感染症対策も重要です。
本記事では、ケニア旅行前に実際に受けたトラベルワクチンの種類、接種スケジュール、かかった費用までご紹介します。
ケニア旅行で検討される主な感染症対策
まず、ケニア渡航で検討される主な感染症・対策一覧がこちらです。
| 項目 | 主な感染源 | 主な症状 | 予防策 |
|---|---|---|---|
| A型肝炎 | 汚染された水・食べ物 | 発熱、倦怠感、食欲不振、黄疸など | ワクチン |
| B型肝炎 | 血液・体液 | 倦怠感、食欲不振、黄疸など | |
| 腸チフス | 汚染された水・食べ物 | 高熱、頭痛、腹痛、下痢・便秘など | |
| 狂犬病 | 犬・野生動物などの咬傷、ひっかき傷 | 発熱、しびれ、神経症状など。発症後は極めて重篤 | |
| 破傷風 | 土壌中の菌が傷口から侵入 | 筋肉のこわばり、けいれん、呼吸障害など | |
| 髄膜炎菌 (地域・時期による) |
飛沫感染 | 発熱、頭痛、首の硬直、意識障害など | |
| 麻疹・風疹・ムンプス | 飛沫・空気感染 | 発熱、発疹、咳、耳下腺の腫れなど | |
| 黄熱 (渡航地域による) |
蚊 | 発熱、頭痛、黄疸、出血など | |
| マラリア | 蚊 | 発熱、悪寒、頭痛、倦怠感など | 内服薬 |
※実際のリスクは、滞在地域、季節、宿泊環境、食事内容、動物との接触、過去の接種歴によって変わります。
こういったワクチンや薬は、トラベル外来(渡航外来)という診療科で、接種・処方してもらえます。
ただし、海外渡航用の予防接種は公的医療保険の対象外となるため、原則として自費です。
一体いくらくらいかかるものなのでしょうか…?
ひとまず、有名どころを当たってみることにしました。
亀田京橋クリニック・トラベルワクチン外来
ネットで調べてたどり着いたのが、東京都中央区にある亀田京橋クリニックです。
場所は東京スクエアガーデンの6階。
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院内撮影禁止のため写真はありませんが、とても綺麗ですし、毎回ほぼ待ち時間がないのも良かったです!
- 初回ワクチン接種は電話での予約が必要
- トラベル・ワクチン外来の診療日は毎週火・木のみ
実際の接種スケジュール
トラベルワクチン外来では、これまでの接種歴、現地での予定、滞在地域、旅行期間などをもとに、何をどのタイミングで打つのかを医師と相談しながら決めていきます。
私の場合は、サファリに行く予定があること、過去の接種歴がはっきりしないものがあることなどを踏まえて、接種スケジュールを組んでいただきました。
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複数回接種が必要なワクチンもあるため、出発直前では間に合わない可能性があります。
私の場合も、出発希望時期まで半年を切っていることから、A/B肝炎ワクチンをそれぞれ単独でなく混合のものにしたり、狂犬病ワクチンは渡航前に2回接種するスケジュールにするなど、色々と考慮していただきました。
母子手帳なしでも接種は可能
トラベルワクチンの相談では、過去の接種歴が重要になります。
私は母子手帳を持参していませんでしたが、相談と接種自体は問題なくできました。
ただし、過去に受けたワクチンとの重複を避けたい場合は、母子手帳や接種記録を持って行く方が確実です。
特に、麻疹・風疹、破傷風、日本脳炎、ポリオなどについて、子どもの頃の接種記録が残っている場合は、可能ならご持参ください(該当ページの写真だけでも大丈夫とのことでした)。
実際に接種したワクチン
さて。
ご参考までに、某日に亀田京橋クリニックで接種したワクチンがこちらです。
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| ワクチン名 | 内容 |
|---|---|
| Twinrix | A型肝炎・B型肝炎混合ワクチン |
| VERORAB | 狂犬病ワクチン |
| タイフィム ブイアイ | 腸チフスワクチン |
薄々わかってはいたものの、複数のワクチンを混ぜて打つことなどはできず、一本ずつの接種となります。
この3本の場合、上腕の横一列に左・中・右と分けて打ってもらうわけですが、筋肉注射なので結構痛い…。
とはいえさすがプロ、驚くべき素早さで次々決め打ちしていかれるので、思ったより負担はありませんでした!

ちなみに、一般に不活化ワクチンは筋肉注射、生ワクチンは皮下注射が推奨されています。今回こちらで受けた中では、MMRのみ皮下注射で、他は筋肉注射でした。
黄熱ワクチンは別の指定医療機関で接種
続いては黄熱ワクチンです。
亀田京橋クリニックで、黄熱ワクチンはどうするか、打つならいつ頃までかなどの助言をいただきましたが、実際の接種は別の場所になります。
その理由は、黄熱ワクチンが単なる予防接種ではなく、国際的に通用する「黄熱予防接種国際証明書(イエローカード)」の発行とセットになっているため、取り扱える機関が限られているのです。
2026年8月現在、東京都内で指定されているのは以下の4軒のみとなっています。
| 施設名 | 住所 |
|---|---|
| 東京検疫所 | 〒135-0064 東京都江東区青海2丁目7−11 |
| 東京医科大学病院 渡航者医療センター | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6−7−1 |
| 国立国際医療センター | 〒162-8655 東京都新宿区戸山1−21−1 |
| 公益財団法人日本検疫衛生協会 東京診療所 | 〒103-0028 東京都中央区八重洲一丁目7番20号 八重洲口会館3階 |
ちなみにケニアは、入国時に常にイエローカードが必須というわけではないのですが、黄熱リスク国から到着する場合に必要になることがあります。
私の場合は、経由国や今後の渡航の可能性も考えて接種しておくことにしました。

黄熱ワクチンは原則1回の接種で済み、イエローカードは接種10日後から生涯有効です。今後アフリカや南米方面へ行く可能性があるなら、タイミングを見て受けておく選択肢もありかと思います!
黄熱ワクチンは生ワクチンなのでタイミングに注意
黄熱ワクチンで注意したいのが、他の生ワクチンとの接種間隔です。
アメリカCDCでは、黄熱ワクチンとMMR(麻疹・おたふくかぜ・風疹ワクチン)は、同時接種も可能としつつ、可能であれば30日以上空けるのがよいとされています。
つまり、黄熱ワクチンとMMRを同時接種しない場合は、接種間隔を空ける必要がありますので、出発が迫っている場合は特に注意が必要です。
日本検疫衛生協会東京診療所で接種
私は、公益財団法人日本検疫衛生協会東京診療所で黄熱ワクチン接種を受けることにしました。
場所は東京駅八重洲口のすぐ近く。八重洲口会館の3階にあります。
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- 電話での予約が必要
- 受付時間は予約時に確認
- パスポートとワクチン手帳、お薬手帳を持参すること
黄熱ワクチン接種・当日の流れ
黄熱ワクチンは早めに予約が必要と聞いていたため、すぐには受けられないのかな?と思いきや、私が電話した際は最短当日から受付可能でした。
私は午前中の枠を予約。9時から11時の間に受付が必要で、先着順で接種が行われます。
実際の流れはこちら!
| タイミング | 内容 |
|---|---|
| 10:50 | 受付で番号札を受け取り、書類を記入 |
| 11:08 | 医師による接種前問診 |
| 11:14 | 黄熱ワクチン接種 |
| 接種後 | イエローカードを受け取り、支払い(現金またはクレジットカード) |
| 接種後30分 | 院内で待機 |
| 終了 | 体調に問題がないことを確認して終了 |
この日は他に4〜5人の患者さんがいましたが、受付から接種までは30分かからず、接種後の待機時間を含めてもスムーズに終わりました。
そして、これがゲットしたイエローカードです!
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JAPANESE QUARANTINE ASSOCIATION AUTHORIZED BY JAPANESE GOVERNMENTの印章がカッコいい!(ミーハー)
黄熱の国際予防接種証明書は、接種10日後を起点に生涯有効となります。これで安心ですね。
ワクチンはいつから効く?有効期間はどのくらい?
ワクチンは、接種してすぐに十分な効果が得られるわけではありません。
今回受けた7種類について、効果が期待できるようになるまでの期間と、効果の持続・追加接種の目安をまとめました。
| ワクチン | 効果が期待できるまで | 効果の持続 |
|---|---|---|
| Twinrix A型・B型肝炎 |
約2〜4週間 | 20年以上 ※所定の接種完了後 |
| VERORAB 狂犬病 |
接種開始から約3週間 ※1週間隔で2回接種した場合 |
約3年 ※2回接種完了後 |
| Typhim Vi 腸チフス |
約2〜3週間 | 約3年 |
| 三種混合 ジフテリア・百日咳・破傷風 |
約1か月 | 破傷風・ジフテリア:約10年 百日咳は数年で低下 |
| 髄膜炎菌 4価結合型(MenACWY) |
約7〜10日 | 約5年 |
| MMR 麻疹・風疹・ムンプス |
約2〜3週間 | 麻疹・風疹:通常は生涯 ムンプスは時間とともに低下することあり |
| 黄熱 | 約10日 | 原則として生涯 |
※製品情報およびWHO・CDCなどの公的資料をもとにした一般的な目安です。必要な接種回数や追加接種の要否は、接種歴や感染リスクによって異なります。
多くのワクチンで効果が期待できるようになるのは、接種後1〜4週間ほど経ってから。
有効期間は数年〜生涯と幅があるため、必要に応じて再接種を検討することになります。
ワクチンの副反応について
ちなみに私の場合、短期間のうちに10本以上のワクチン接種を進めてきたわけですが、肝炎や狂犬病など、筋肉注射は2〜3日どうしても肩・腕の鈍痛が残ります。
また黄熱ワクチンは皮下注射でしたが、接種2日後に眠気やだるさを感じました。
ただし、副反応の出方は人によって異なります。
私の場合も、どれがどのワクチンの影響かは断定できません。接種後に気になる症状がある場合は、医療機関にご確認ください。
トラベルワクチンにかかった費用
最後に、トラベルワクチンにかかった費用は以下の通りです。
| 内容 | 接種場所 | 費用 |
|---|---|---|
| 各種トラベルワクチン 1回目 | 亀田京橋クリニック | 43,850円 |
| 各種トラベルワクチン 2回目 | 亀田京橋クリニック | 42,200円 |
| 各種トラベルワクチン 3回目 | 亀田京橋クリニック | 40,100円 |
| 黄熱ワクチン | 日本検疫衛生協会 東京診療所 | 23,000円 |
3回目接種+黄熱の時点で、トラベルワクチン関連費用は合計149,150円でした。
ここにマラリア予防薬の費用(1日あたりの目安:約1,200円)が加わることになります。
まとめ
トラベルワクチンは、思った以上に時間も費用もかかりました。
こんなに大変なことを、本当にアフリカ渡航者全員がこなしているのだろうか…?と思いつつ、私の場合は東南アジアや中東も含め、頻繁に海外に出かけるので、おそらく無駄にはならないでしょう。
先日のトルコでも、猫に噛まれてヒヤリとしたことがありましたので、これまでがむしろ無防備過ぎたと言えるかもしれません。
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昔からアフリカには興味があったものの、特典航空券を前もって押さえるのはなかなか難しく、かといって直前に空席が出ても「でも、ワクチン打っていないしな…」と諦めることが多々ありました。
しかし、今回ついに接種完了したことで準備は万端。いつでもどんとこいです!
アフリカや中南米方面への旅行を予定している方は、航空券やホテルの手配とあわせて、早めにトラベルクリニックで相談してみてくださいね。
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