![]()
海外旅行の持ち物は、国内旅行よりも慎重な準備が必要です!
荷物を増やしすぎると移動が大変になりますが、かといって必要なものを削りすぎると、現地で余計な時間やお金がかかってしまうことも。
この記事では、50回以上の海外旅行の中で、実際に必要性を感じたものを中心に、用意すべき持ち物を整理しました。
出発前のチェックリストとしても使えるようにまとめていますので、荷造り前の確認にお役立てください。

海外旅行でまず確認したい必需品
まずは、出発前に最優先で確認したい必需品から見ていきましょう。
パスポート
海外旅行で絶対に忘れてはいけないものの筆頭が、パスポートです。
![]()
パスポートがなければ、日本を出国することすらできません。
パスポートの発行には1~2週間ほどかかりますので、旅行を予約した段階で次の点を確認しておくと安心です。
- 本人のパスポートがあるかどうか
- 有効期限が十分に残っているか
- 査証欄に余白があるか
- 氏名のローマ字表記が航空券と一致しているか
パスポートの残存期間にも注意
また、パスポートは、有効期限内であれば必ず入国できるというものではありません。
国や地域によっては、入国時または出国予定日から3〜6カ月程度の残存期間を求められることがあります。
とくに東南アジア方面では、入国時に6カ月以上の残存期間が必要とされる国もあるため、出発前に航空会社や大使館などの公式情報で確認しつつ、パスポートをチェックしておきましょう。
ビザ・電子渡航認証
渡航先によっては、観光目的の短期滞在でもビザや電子渡航認証が必要です。
代表的なものとしては、以下のような制度があります。
| 渡航先 | 主な確認事項 |
| アメリカ | ビザ免除プログラムで渡航する場合は、ESTAの承認が必要 |
| オーストラリア | 日本国籍者の短期観光・商用渡航では、ETAの申請が必要 |
| イギリス | 日本国籍者も、渡航前にETAの申請が必要 |
| 欧州方面 | ETIASは2026年第4四半期に運用開始予定 |

制度は変更されることがあるため、旅行会社や個人ブログの情報だけで判断せず、必ず外務省・渡航先政府・大使館・航空会社などの公式案内を確認してください。
航空券・ホテル予約確認書
最近はスマートフォンだけで搭乗券や予約情報を表示できることが多くなりましたが、スマートフォンの電池切れや通信トラブルに備えて、帰りの航空券やホテル予約確認書は、PDF保存または印刷で控えを用意しておくと安心です。
![]()
入国審査で、帰国便や第三国へ出る航空券、宿泊先を確認されることもあります。
すぐに提示できるよう、パスポートと一緒にまとめておくとスムーズです。
現金・クレジットカード
海外旅行ではクレジットカード決済が中心でも、少額の現金は持っておくのがおすすめ!
![]()
空港からホテルまでの移動、チップ、ローカルなお店、カード端末の不具合など、現金が必要になる場面はまだあります。
私自身、シンガポールでATMトラブルに遭い、海外キャッシングができず焦ったことがありました。
それ以来、私は最低限の日本円または現地通貨を分散して持つようにしています。
- 現金は財布とスーツケースなどに分ける
- クレジットカードは複数ブランドを用意する
- 海外利用設定・暗証番号を出発前に確認する
機内持ち込みすべきもの
海外旅行では、預け荷物がすぐに受け取れないケースもあります。
フライト中〜到着後すぐに必要なもの、紛失すると困るもの、壊れやすいものは、機内持ち込み手荷物に入れておきましょう。
スマートフォン・充電器・モバイルバッテリー
海外で、スマートフォンは、地図、翻訳、決済、航空券、ホテル予約、配車アプリなど、あらゆる場面で使う重要アイテムです。
![]()
スマートフォン本体だけでなく、充電ケーブル、海外対応の充電器、変換プラグもお忘れなく。
- スマートフォン本体
- 充電ケーブル
- 海外対応USB充電器
- 変換プラグ
- モバイルバッテリー
なお、モバイルバッテリーは、手荷物として預けることはできません。機内持ち込みが必要です。
ANAでは、2026年4月24日搭乗分からモバイルバッテリーの取り扱いが変更され、160Wh以下のものに限り、1人2個まで機内持ち込み可能と案内されています。
また、ショート防止のため、端子部分をテープで保護する、またはビニール袋に入れるなどの絶縁処理も必要です。
薬・常備薬
海外旅行で重要なのが、薬です。
![]()
現地でも薬を購入できることはありますが、成分量や体質との相性、言語の問題を考えると、普段から使っているものを日本から持参する方が安心です。
- 処方薬
- 痛み止め
- 胃腸薬
- 風邪薬
- 目薬
- 絆創膏
- のど飴・トローチ
- イオン飲料パウダー
処方薬は、急な延泊やロストバゲージに備えて、旅行日数より少し多めに持っていくとベター。
メガネ・コンタクトレンズ
普段コンタクトレンズを使っている方も、海外旅行ではメガネを持っていくのがおすすめ!
- メガネ
- コンタクトレンズ
- 保存液
- コンタクトケース
- 予備のレンズ
移動中の乾燥、長時間フライト、体調不良、紛失などを考えると、メガネがあるだけでかなり助かります。
コンタクトレンズも、旅行日数ぴったりではなく、予備を含めて多めに持っていくことをおすすめします。
預け入れ荷物に入れるもの
預けるスーツケースには、現地到着後に使う衣類や洗面用具を中心に入れておきます。
ただし、ロストバゲージに備えて、到着後すぐ必要なものや替えがきかないものは、機内持ち込みにも一部入れておくとより安心です。
衣類・下着・靴下
![]()
- 日数分の下着・靴下
- 歩き回る日用の服
- 冷房対策用の羽織りもの
- 現地の気候に合う防寒具・雨具
- リゾートやプール用の水着
洗面用具・化粧品
ホテルに備え付けがない場合や、肌に合わない場合に備えて、使い慣れたものを持参しておくと、海外でも快適に過ごせます。
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- シャンプー・コンディショナー
- 洗顔料・スキンケア用品
- メイク道具
- ヘアブラシ・ヘアゴム

液体物は、100ml以下の容器に入れ、1L以下の透明な袋にまとめる必要があります。保湿スプレーなど、フライト中に使いたいものは、必要な分だけ小分けにして持ち込みましょう。
日焼け止め・虫除け用品・生理用品
日差しの強い地域や虫が多い地域では、ケア用品も忘れずに準備しておきたいところです。
また、衛生用品も使い慣れた信頼の日本製がやはり安心。緩衝材がわりにもなって一石二鳥です。
- 日焼け止め
- 虫除け用品
- 生理用品
- ウェットティッシュ
- 除菌シート
飛行機に持ち込めないものにも注意
海外旅行の持ち物を準備するときは、「必要かどうか」だけでなく、飛行機に持ち込めるかどうかも確認が必要です。
ANA国際線では、危険物に該当するものは、機内持ち込み・預け入れともできない場合があります。
その主なものがこちら。
| 品目 | 主な理由・注意点 |
| 殺虫剤・農薬 | 危険物に該当 |
| 漂白剤 | 腐食性物質または酸化性物質に該当するものは不可。洗濯用でも避けるのが無難 |
| ガスボンベ・ガスカートリッジ | 高圧ガスに該当。キャンプ用品などでも持参しない |
| 酸素缶・酸素スプレー | スポーツ用酸素スプレーなどは高圧ガスに該当 |
| 花火・クラッカー | 火薬類に該当。お土産やイベント用でも持参しない |
| オイル充填式携帯カイロ | 引火性液体を燃料として使用するため不可 |
ヘアスプレーや制汗スプレーは条件内で持ち込み可能
「スプレー」と聞くと、ヘアスプレーも持ち込めないのでは?と思うかもしれません。
しかし、ヘアスプレー・制汗スプレーなどの化粧品類や医薬品類のスプレーは、容量などの条件を満たせば持ち込み可能です。
ヘアアイロンはタイプによって持ち込み可否が違う
ヘアアイロンは、コンセント式・ガス式・コードレス式で飛行機での扱いが異なります。
| タイプ | 飛行機での扱い |
| コンセント式 | 持ち込み・預け入れとも可能 |
| ガス式 | 条件付きで可能。安全カバー付きで1人1個まで。予備ガスは不可 |
| コードレス式 電池を取り外せるタイプ |
条件付きで可能。本体は持ち込み・預け入れ可能。取り外したリチウム電池は機内持ち込みのみ |
| コードレス式 電池を取り外せないタイプ |
持ち込み・預け入れとも不可 |

海外旅行に持っていくなら、コンセント式が一番確実。
ただし、海外の電圧に対応している商品かどうかも確認が必要です。私は毎回こちらのヘアアイロンを持参しています。
あると便利な海外旅行グッズ
ここからは、旅程や行き先に合わせて選びたい便利グッズです。
自分の旅行スタイルに合うものだけ選べばOK!
| アイテム | あると便利な場面 |
| 通信手段 | eSIM、SIMカード、Wi-Fiルーターなど |
| 変換プラグ | 渡航先のコンセント形状が日本と違う場合に必要 |
| エコバッグ | スーパーやお土産購入時に便利 |
| サングラス | 夏のヨーロッパ、中東、ビーチリゾートなど日差しの強い地域の必需品 |
| 洗濯グッズ | 長期旅行や暑い地域で荷物を減らしたいとき |
| インスタント食品 | 物価が高い国や、夜遅くホテルに着く旅程で便利。持ち込み制限には注意が必要 |
| 携帯用ケトル | ホテルの備え付けケトルを使いたくない場合や、部屋で温かいものを用意したい場合に |
| カメラ用品 | 予備バッテリーとメモリーカードも要確認 |
実際に使っている便利グッズ
旅行用アイテムの中で、私が実際に使っているものはこちらです。
エコバッグ
小さく畳めるエコバッグは、現地のスーパーやお土産購入時に便利です。
私が愛用しているのは「Shupatto(シュパット)」シリーズ。パッと広がって、くるっと畳めるので、旅行中も扱いやすいです。
洗濯バッグ
長期旅行では、防水ランドリーバッグがあると下着やインナーを洗うときに便利です。
ホテルのシンクが小さくても使えるので、暑い地域や家族旅で重宝します。
一人旅の時は、Lサイズのジップロックで済ませることも。他の用途にも使えるので、複数枚バッグに入れておくと便利です!
携帯用ケトル
ホテルの備え付けケトルの衛生面が気になる場合や、部屋でインスタント食品を用意したい場合は、携帯用ケトルもおすすめ。
海外で使う場合は、対応電圧を必ず確認しておきましょう。
インスタント食品
物価が高い国や、夜遅くにホテルへ到着する旅程では、部屋で簡単に食べられるものを持っておくと重宝します。
個人的におすすめなのが、どん兵衛などの和風カップ麺!
海外へ食品を持ち込む場合は、多くの国で持ち込みを禁止されている肉や肉エキスが含まれていないかが重要です。
その点、どん兵衛のきつねうどんや天ぷらそば系は、ラーメン系のカップ麺よりも肉具材を避けやすく、旅行用として選びやすい定番品。
私はいつも2〜3種類持参するようにしています!
防犯ロック
そして女性の一人旅でおすすめしたい携行品が防犯ロック。
特に民泊など、セキュリティに不安がある宿泊施設では、これを持っているだけで安心感が違います。
鍵穴に差し込むタイプも販売されていますが、ドアの形状によっては使えないこともあるのでご注意ください。
スリ対策にあると便利なもの
混雑した観光地や公共交通機関を利用する場合は、スリ対策も意識しておきたいところです。
貴重品を分散できるバッグや、内ポケットの多いトラベルジャケットがあると、街歩き中の不安を減らせます。
- 貴重品を分けて持てる
- スマートフォンや財布を外から見えにくい場所に入れられる
- バッグを減らして身軽に歩ける
私が実際に使っているトラベルジャケットはこちらで紹介しています。

実際にスーツケースに詰めてみた
ここまで紹介してきた持ち物を、実際にスーツケースへパッキングしてみました。
![]()
今回はカメラやストール、家族分の薬類などを入れても、このくらいに収まりました。

ちなみにスーツケースは21インチ・35Lのグローブトロッター。
見た目の可愛さだけでなく、内側がフラットで荷物を詰めやすいのも気に入っています。

まとめ:海外旅行の持ち物は「必需品」から準備しよう
海外旅行の荷造りでは、まずパスポート、ビザ・電子渡航認証、航空券、現金、クレジットカード、スマートフォン、薬など、忘れると旅行そのものに影響するものから確認しておくのがおすすめです。
衣類や洗面用具、便利グッズは、渡航先の気候や滞在日数、ホテルの設備に合わせて調整すればOK。
| 最優先で確認したいもの | 旅程に合わせて選ぶもの |
|---|---|
|
|
出発前にチェックリストを見ながら確認しておけば、現地での「持ってくればよかった」を減らせます。
必要なものを無理なく準備して、身軽に海外旅行を楽しみましょう!




