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青い街として名高いモロッコ・シャフシャウエン(Chefchaouen、以下シャウエン)。
日帰りで訪れる方が多い小さな街ですが、時間帯によって移り変わる色合い、偶然見つけたフォトスポット、素朴でおいしいモロッコ料理など、泊まってこそわかる魅力がたくさんあります。
「行き方が難しそう…」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に訪れてみると意外とシンプル!
本記事では、シャウエンへの代表的なルートの解説と、二泊だからこそ見えた“青の街の本当の姿”を、写真たっぷりでお届けします。







シャウエンの基本情報|青の迷宮と呼ばれる小さな山間の街
ではまず、シャウエンの概要から。
モロッコ北部、リフ山脈のふもとに位置する小さな街・シャウエン。
人口は約4万人とそれほど多くないものの、街全体が青く塗られた独特の景観で、“世界一フォトジェニックな街”とも言われています。
路地は細く入り組んでおり、歩くたびに表情が変わるのが最大の魅力!
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のんびり歩きながらでも半日ほどで一周できてしまう規模です。
治安はモロッコの中では比較的穏やかで、観光客も多め。
日本人にも人気のある街なので、一度は行ってみたいという方も多いことでしょう。
シャウエンへのアクセス|主要都市からの行き方
シャウエンには空港がなく、どこから向かうにも陸路移動が必要です。
主要都市からの代表的なアクセスルートは以下の3つ。
● カサブランカ(Casablanca)から
日本からモロッコへ飛ぶ場合、玄関口となるのはほぼカサブランカ空港(CMN)。
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そこからシャウエンへは約6時間以上と距離がありますが、カサブランカ →(鉄道 or 国内線)→ フェズ → シャウエンという形で、周遊の流れに組み込むケースが一般的です。
● フェズ(Fes)から
続いて、モロッコ北東部にある街・フェズを経由するルート。
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フェズからシャウエンまでの陸路移動時間は約4時間です。
旧市街フェズ・エル・バリは、ユネスコ世界遺産にも登録された“迷宮都市”として知られ、街歩き観光と組み合わせられる点も大きな魅力。
日本からフェズ空港へ入る場合は、カサブランカやヨーロッパの主要都市を経由する流れになります。
● タンジェ(Tangier)から
そして3つ目、陸路の移動時間を抑えたい場合に最もオススメなのが、北部にある街タンジェからのルート!
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飛行機やフェリーでタンジェに入り、その後シャウエンまではCTMバスやグランタクシーで約2時間半と、主要都市の中では最短でアクセスすることができます。

シャウエンまではシャトルサービスを利用
個人旅行の場合、各都市からCTMバス(モロッコの大手バス会社)等を利用するのが一般的かと思いますが、私は地元の旅行会社が提供するシャトルサービスを利用しました。
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旅行サイトGet Your Guideを使えば、日本からも簡単に予約可能です。ご利用前にポイントサイトの経由をお忘れなく!

シャトルを選んだ理由は以下の通り。
- タンジェ・シャウエンともに、CTMバスターミナルは中心地から少し外れたところにある
- バス停まで行くにはタクシー一択だが、ぼったくりが横行しているため出来るだけ避けたい(タンジェ到着日、ホテルが手配してくれたタクシーでしっかりぼられた)
- そもそもスーツケースを持って土地勘のない場所をうろうろ移動したくない(極度の方向音痴+体力なし)
バスの片道料金が約1,350円の一方、シャトルは5,000円と、どうしても高額にはなってしまいますが、滞在しているホテルまで迎えに来てくれますし、WhatsAppでこまめに連絡が取れるのも安心ポイント。
少人数制で車の乗り心地も良く、私にとってはベストな選択だったと思います。
車内でお水のプレゼント、途中素敵なカフェでの休憩もあり…
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快適にシャウエンに到着することが出来ました!
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ちなみに到着地シャウエンの旧市街は車の乗入れが禁止のため、ホテル・パラドール(Hôtel Parador)付近が降車場所となります。
シャウエン滞在ならリヤドがイチオシ
シャウエンに泊まるなら、伝統的な宿泊施設「リヤド」がオススメ。
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シャウエンには趣向が凝らされたリヤドがたくさんあり、今回は迷いに迷った末、テイストの異なる二軒のリヤドに泊まってきました!
こちらのレポートもぜひ併せて御覧ください。

時とともに移り変わるシャウエンの風景
青の迷宮と呼ばれるシャウエンの旧市街は、時間帯ごとに光の角度が変わり、 色合いの濃淡もまるで生き物のように移ろっていきます。
朝のシャウエン|冷たい青に包まれる静かな時間
朝のシャウエンは、とにかく静か。
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観光客の姿はほとんどなく、青い路地にはひんやりとした空気が満ちています。
青の小径に、ぽつんと座る猫。
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まるで街そのものがまだ眠っているような、静かで澄んだ青です。
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お店は開いていてもまだ観光客の姿はなく、客引きの声もまったく聞こえてきません。
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落ち着いて買い物がしたいなら、観光バスが大挙してやってくる前の時間帯がオススメです。
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昼のシャウエン|陽射しで一気に鮮やぐ、眩しいほどのブルー
お昼になると一気に日差しが強くなり、壁の色も朝とは違う鮮烈なブルーへと変わります。
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朝は誰もいなかった人気スポットにも、写真待ちの列ができていました。
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人混みを縫いながら坂道を上り下りするのもひと苦労。
私はできるだけ混雑を避けて、脇道や少し外れたエリアで撮影することにしました。
猫が影を落とす細い路地。
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ラグが風になびく階段などなど。
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人が集まる場所は割と決まっていますし、シャウエンは町全体が青く塗られているため、混雑する時間帯でも視界に誰も入らない写真を撮るのはそれほど難しくありませんでした。
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ただ、日中はとにかく暑い…!
普段の運動不足がたたって、炎天下での坂道と階段にはかなり体力を削られました。
その点、限界を感じたらいつでもホテルに戻って休憩ができるというのも、シャウエンに泊まる醍醐味と言えるかもしれませんね。
夜のシャウエン:リヤドの屋上で迎えるマジックアワー
日没が近づくころ、広場は一層賑やかに。迎えのバスに向かうお客さんも多そうです。
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私はこのタイミングでリヤドへ戻り、屋上のテラスへ!
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空の色が刻一刻と変わっていき、青い街並みにオレンジの光が重なる瞬間は、まさに息を飲む美しさです。
暗くなると、中庭にはランプの灯りが灯り、青い壁がしっとりとした質感に変わりました。
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外のにぎわいとは切り離された、静かなシャウエンの夜。これも日帰りでは絶対に見られない風景です。
泊まることにしてよかったなと、心から思うひとときでした!
シャウエンは猫の街|そこかしこで出会える小さな住民たち
シャウエンを歩いていると、あちらこちらに猫の姿。青い壁と猫たちの組み合わせも、この街ならではの光景です。
朝の路地では、親猫に甘える子猫たちが。
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人通りの少ない時間帯は特にのびのびと穏やかな空気が漂っています。
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お土産屋さんの店内だろうが、
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レストランの中だろうがお構いなし!
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扉の前でゆったりくつろいでいたり、店先で涼んでいたり、その自由さがなんともかわいらしいんです。
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猫好きにとっても、シャウエンはたまらない街と言えるでしょう。
シャウエンのレストランとお土産
さて。
シャウエンは小さな街ですが、観光客向けのごはん処やお土産屋さんが多く軒を連ねています。
その中で、私が「もう一回行きたい」と思えた場所をご紹介します!
レストラン Al Wiam
三軒巡った中で、唯一リピートしたレストランが「Al Wiam」。
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伝統的なモロッコ料理をいただけるお店です。
席数は少なめで、家族経営ならではの温かい雰囲気も魅力。
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一本路地を入った分かりづらい場所にあるためか、観光客よりも地元のお客さんが多い印象でした。
名物のタジンは、ほろほろの肉とプルーンの甘み、スパイスの香りが効いた優しい味わい!
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モロッコ到着初日に味わったタジンのあまりの美味しさに衝撃を受けまして、結局どこに行っても毎回このメニューを注文してしまいましたが、まったく後悔はありません。
そして驚いたのが、とろっと甘いアボカドジュース。
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今までアボカドを甘く仕上げる発想がなく、最初は半信半疑だったのですが……これがびっくり美味しい!!
タジンとともに、連日リピートするほどハマってしまいました♪

支払い方法は現金のみでした。
お土産はアルガンオイルが人気
海外旅行では、お土産事情も気になりますよね。
シャウエンでは至る所、カラフルな工芸品や小物が軒先を彩っています。
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色とりどりの石鹸など、見ているだけでも楽しくなってしまうのですが…
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その中でも目を引いたのが、滞在していたRiad Nilaの向かいにあるLe Sens de Chefchaouen(ル・サンス・ドゥ・シャフシャウエン)というお店。
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棚一面に並ぶアルガンオイルや石鹸は、すべて手作りだそう。
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種類が驚くほど多く、何から手に取ればわからないくらいです。
親切な店員さんが腕のあちこちに塗って試香させてくれたのですが、とにかく香りがしっかりしていて、香水代わりにも使えそう。
今回は、ガーデニアのアルガンオイルを購入しました!
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ボディ・顔・髪と全身に使える万能オイルで、特に乾燥が気になるダメージヘアに効果抜群です。
30mlのミニサイズで持ち帰りやすく、日常使いもしやすいアイテム。
シャウエンのお土産として、ぜひおすすめです♪
まとめ|二泊して感じたシャウエンの魅力
ということで、今回はシャウエン旅行記をご紹介しました。
実際に二泊してみて感じたのは、シャウエンは「一周して終わり」という観光地ではないということ。
- 朝昼夜で光の表情が大きく変わり、同じ路地でもまったく違う写真が撮れる
- 猫たちや街の人々の暮らしを眺めていると、観光地であると同時に「小さな山間の生活の場」であることを実感できる
- リヤドの中庭や屋上テラスで過ごす時間が、旅の印象をぐっと豊かなものにしてくれる
- レストランやアルガンオイルのショップなど、お気に入りの店を見つける楽しさがある
日帰りでもシャウエンの青さは十分味わえますが、「朝の静けさ」「昼のにぎわい」「夜のマジックアワー」と、時間帯ごとの変化までしっかり堪能したいなら、やはり一泊以上は欲しいところです。
青い迷宮をのんびり歩き、猫たちを眺め、気に入ったリヤドで寝起きする。
そんな過ごし方が似合う、どこまでも美しい街でした。
モロッコの山間というと、とてもアクセスが難しそうに聞こえますが、実際は意外と簡単ですので、気になっている方はぜひ足を運んでみてくださいね。

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