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楽しい海外旅行の締めくくりに待っているのが、空港での免税手続き。
手続き自体はそんなに難しくないものの、空港や状況によって体感難易度は大きく変わります。
今回利用したのはイタリア、ミラノ・マルペンサ空港。免税仲介会社は、業界最大手のGlobal Blueです。
事前にスマホのアプリ登録も済ませ、当日はスムーズに終わる想定でしたが、実際には想像していた「簡単な手続き」とはかなり違う展開に…。
本記事では、ミラノ・マルペンサ空港で実際に体験した免税手続きの流れを、時系列でそのままご紹介します!
今回の免税手続きについて
本題に入る前に、今回はイタリア・ミラノのプラダ本店で購入したサングラスの免税手続きを空港で行います。
ショッピング体験の全貌は別記事で詳しくレポートしていますので、こちらも併せてご覧ください!








事前準備!Global Blueアプリ登録
さて。
免税手続きは、当日出発する空港で行うわけですが、大体の流れはこちら。
- 購入時お店での支払い時にパスポートを提示し、免税書類をリクエストする。
- 税関EUから出る際の空港税関で、免税書類に承認(スタンプ)をもらう。承認期限は書類発行月から3か月。
- 返金税関承認後、Global Blueの払い戻しオフィスや郵送手続きを経て返金を受け取る。
ちなみにイタリアの免税制度概要は以下の通りです。
- 対象者
EU非加盟国に永住している旅行者。18歳未満は保護者の同伴が必要。 - 最低購入金額
1店舗あたり70.01ユーロ以上。同一店舗・同日購入でも、各レシートごとに70.01ユーロ以上が必要。 - VAT(付加価値税)率
標準税率は22%。サングラスは22%、食品は10%。 - 免税対象商品
未使用のまま、購入者本人の手荷物としてEU圏外へ持ち出す商品。燃料・車両・サービスは対象外。
グローバルブルー公式アプリで下準備
飛行機搭乗前は何かとバタバタするということで、プラダ本店で勧められたのは「前日までにグローバルブルー公式アプリをダウンロードして、必要事項を登録しておくこと」!
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登録した内容としては、パスポート情報(スキャン)、メールアドレスなどの基本情報、レシート内容の紐付け、返金先のクレジットカード登録等です。
手順に沿って登録が済むと、バーコードが発行されますので、これと購入した品物を明日空港の税関窓口に見せるだけ。
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ここまで済ませておけば、あとは空港でサクッと終わるはず!
…少なくとも、この時点ではそう思っていました。
税関前が長蛇の列
そして迎えた出発当日。
前泊していたシェラトン・マルペンサ・ホテルの客室が想像以上に快適で、ギリギリまでホテルでのんびり余韻を楽しんでいました。

ホテルから空港までは歩いて3分ほどですし、出発2時間前くらいに到着すれば十分余裕のはず!
ところが税関の前に着いてみると、その想定はあっさり崩れます。
数十mもの長い列が、チェックインエリアの端の方まで続いているではありませんか!!
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キオスクがなく窓口に並ぶ一択
アプリの入力はすでに済ませていたため、この列をスキップできる手続きが何かあるのではと思い、とりあえずGlobal Blueのカウンターで確認してみます。
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しかし返ってきた答えはシンプルでした。
「アプリ登録の有無に関係なく、まず税関に並んでスタンプをもらってください。ここを飛ばすことはできません。」
Global Blueのパンフには、セルフキオスクでも税関スタンプを取得できるという説明があったので、一縷の期待を持っていたのですが…。
少なくとも今回のマルペンサ空港では、並ぶ以外の方法はないとのこと。
列に戻るとさらに列が伸びていましたが、免税手続きをしなければ、わざわざイタリアで購入した意味がなくなってしまいますので、大人しく待つしかありません(涙)。
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結局、順番が回ってくるまでの待ち時間は30分以上!
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ようやく辿り着いた税関では、パスポートを求められただけで、商品を提示することなくスタンプを押してもらえました。
現金での返金
続いてその足で、急いで先ほどのグローバルブルー返金カウンターへ!
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41ユーロ返金予定となっていましたが、4ユーロ手数料を引かれて戻ってきたのは37ユーロ。
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イタリアの免税手続きに関する複数のサイトでは、現金での返金は最も手数料が高いとされていたため、アプリに登録したクレジットカードへの返金をお願いしたのですが、「どちらを選んでも返金額は同じ」との案内でした。
事情が変わったのか、それとも少額だったからなのかは判然としませんが、今回は急いでいたのであまり追求せず。
次回はクレジットカード指定で再検証してみたいところです。

後からよくよく考えてみれば、アプリで返金先クレジットカードの登録まで済ませていたので、わざわざGlobal Blueカウンターに立ち寄る必要はありませんでした。
ただ、すべての手続が間違いなく完了した実感が得られたので、これはこれでよかったと思っています。
チェックインはギリギリセーフ
現金を受け取ったら、ダッシュでチェックインカウンターへ向かいます!
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エバー航空のカウンターが近かったのがせめてもの救いです。
営業時間中なのに、こんなに空いているチェックインカウンターを見たのは初めて。
今回は、免税手続き後にスーツケースへ免税品を入れ、そのまま預け入れる予定だったため、こんなギリギリの時間になってしまいました。
あと少し遅れていたら、チェックイン締切に間に合わなかった可能性もあったと思うとゾッとします。
無事荷物を預け、搭乗券をゲットすることができました。
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制限エリアの税関はクローズ
そういえば、機内持ち込み可能な物品であれば、保安検査後の税関で免税手続きを行うこともできるのでは?
そう思い至って、行列に並んでいる間に色々調べてみたのですが、Google Map上で「一般エリアの税関でないとダメ」という口コミが散見されたため、今回は確実性を取って一般エリアで手続きを済ませてきた次第です。
実際どうだったのかと言いますと、制限エリアに入ってすぐ前方にCustoms(税関)の表示を発見!
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あらら?
もしや一般エリアで延々並ぶ必要なかった…?と思いつつ近づいてみると。
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窓口の横に、なにやら張り紙がされています。
【ここは免税(タックスフリー)カウンターではありません。】
ミラノ・マルペンサ空港でVAT(付加価値税)の払い戻しを受けるには、以下の免税手続き会社に行く必要があります。
GLOBAL BLUE、PLANET PAYMENT、TAX REFUND
第2ターミナル・2階
チェックインエリア12番
<行き方>
この通路の突き当たりにある出口表示から出て、左へ進み、階段を下りてください。ベルを鳴らし、ドアが開くのを待ちます。到着ロビー(Arrivals)側から外に出て、2階へ向かってください。
この移動には約45分かかり、入国審査の列にもう一度並ぶ必要があります。パスポートのスタンプについては心配いりません。
※ここで免税手続きができるのは次の場合のみです。
- 上階にある免税手続き会社で発行された税関確認済み証明(税関検査済みチケット)を所持しており、 かつ、購入したすべての商品が機内持ち込み手荷物に入っている場合
- 最初の保安検査通過後にある免税店で発行された免税書類を所持している場合
結論から言いますと、限られた条件を除いて、この場所では免税手続き不可とのこと(そもそも無人でしたけども)。
つまり最初から、一般エリアの税関に並ぶ以外の選択肢はなかったというわけです。
「行列が長くて時間が読めないから、保安検査後の税関で手続きしよう!」と思ってここまで来たら、なんと門前払いで再入出国が必要、しかもバカンスシーズンなら所用時間は軽く45分を超えてきそう。
絶望間違いなしですね…。
今回の私のケースであれば、99%乗り遅れ確定で、免税手続きを諦める他なかったことでしょう。
一般エリアで並んでおいて正解でした!

本記事はあくまで個人の体験談(2025年8月時点)です。混雑状況や運用形態等は、時期によって異なる可能性があることをご了承ください。
ミラノ・マルペンサ空港で免税手続きをする際の注意点まとめ
ということで、今回はミラノ・マルペンサ空港での免税手続き体験記でした。
- Global Blueのアプリ登録をしていても、税関の列はスキップできない
- セルフキオスクによる税関スタンプは実質的に使えない
- 免税後に預け荷物へ入れる場合は時間に要注意
- 現金返金はその場で受け取れるが、手数料が引かれる
- 制限エリア内の税関では、原則として免税手続き不可
これまでマレーシアやドイツ、イギリス、フランス等で何度も免税手続きをしてきましたが、ミラノ・マルペンサ空港は分かりにくい運用が多く、時間配分を誤るとフライト搭乗可否に影響しかねないな、という印象。
特に混雑しやすいシーズンは、免税手続きを含めて余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です(ただし、出発の4時間以上前は手続きができないケースもあるとのこと)。
これからミラノ空港での免税手続きをしようとお考えの方は、どうぞご注意ください!

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