![]()
ANAファーストクラスの最新個室型シート「THE Suite」に実際に搭乗してきました!
今回利用したのは、羽田からニューヨークへ向かうANA国際線ファーストクラスです。
この記事では、THE Suiteの座席の広さや個室感、アメニティ、機内食の内容、就寝時の快適性まで、実体験ベースで詳しくレビューします。
ANAファーストクラスに興味がある方、THE Suiteの乗り心地が気になっている方、ビジネスクラスとの違いを知りたい方にも分かりやすくまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

もう一つのANAファーストクラス「FIRST SQUARE」の搭乗記はこちらをどうぞ!

ANAファーストクラス搭乗記:フライト情報
さて。今回のフライト概要は以下の通りです。
| 便名 | NH110 |
| 区間 | 東京・羽田 – ニューヨーク |
| 出発時間 | 10:20 |
| 到着時間 | 10:00 |
| フライト時間 | 12時間40分 |
| 搭乗クラス | ファーストクラス |
利用した機材は、ANAの最新ファーストクラス「THE Suite」を搭載したボーイング777-300ER。
ANAファーストクラスの中でも特に注目度が高いシートということもあり、搭乗前からとても楽しみにしていました!
羽田空港第3ターミナル到着
いよいよ出発当日。
出発時刻の2時間前に、羽田空港第3ターミナルに到着しました!
![]()
以前こちらは国際線ターミナルという名称でしたが、第2ターミナル(ANA国内線ターミナル)でも国際線が発着することに伴い、2020年3月に改称されています。
本来であれば、そちらの国際線エリアを使えたのでしょうが、残念ながら当時は閉鎖中。
以前、人気ドラマ「半沢直樹」で映っているのをチラッと観たことがありますが、すごく開放感があって素敵な空間でしたので、使える日が今から待ち遠しいです。

第2ターミナル国際線エリアは、2023年7月に満を辞してリオープンしました!
今回搭乗するのはファーストクラスということで、こちらのカウンターに行ける数少ないチャンスではありましたが…
![]()
今回はすでにオンラインチェックイン済み。
預ける荷物もありませんので、このまま保安検査場へと進みましょう!
搭乗前はANAスイートラウンジで
手荷物検査とパスポートチェックを経て、無事に出国完了しました。
![]()
相変わらずお客さんは少なめながら、前回よりは増えていたような。
免税店エリアは、依然としてほとんどが臨時休業中でした。そう遠くないうちに元通りの光景が見られるようになることを願うばかりです。
搭乗間際までは、ANAスイートラウンジで過ごすことに。
こちらはだいぶ従来のサービスに戻っていたのが嬉しかったです!
いよいよ搭乗
国際線の場合は、出発30分前に搭乗が開始されます。
この日の搭乗口は109番。
![]()
ニューヨークは、新型コロナの影響でかなり治安が悪くなったと聞いていますが、どうなることやら…。
![]()
それでもこうして渡航できるのは、やはり嬉しいものですね。
運命の分かれ道を、左へと進みましょう。
![]()
ANAファーストクラス「THE Suite」とは
先ほども触れた通り、今回搭乗するのはANAの新型ファーストクラス「THE Suite」!
現在のところ、対応機材はB777-300ERのみです。
![]()
これまでの旧型シートも大変素晴らしいものでしたが…
(ANA公式サイトより)
よりモダンでスタイリッシュに、最新機能を備えて新登場しました!
(ANA公式サイトより)
公式サイトによれば、そのコンセプトは以下の通り。
目指したのは、世界最高レベルのくつろぎ空間。日本のANAから、世界のANAを目指して。私たちはビジネスクラスをはじめ、最上級のくつろぎ空間を作り上げました。広々とした空間と革新的な機能の数々を搭載した、ドア付きの個室型シート。隣接するシートをつなげれば、ふたりだけの時間を過ごすこともできます。お客様の多様な過ごし方を実現するこれまでにない移動空間の誕生です。(ANA公式サイトより)
なんと、一機あたりたったの8席しかありません。
![]()
こんな貴重な席に座れるなんて、素晴らしい思い出になること間違いなしです!
THE Suiteの就航路線は?
THE Suiteは、全ての路線で導入されているわけではありません。
最初の就航先としてロンドン、次いでニューヨーク、そしてフランクフルト線に投入されました。
しかし、フランクフルトについてはコロナ禍からこちら、THE Suite機の導入が休止されています。
2026年現在、調べられた限りでは以下の通りとなっていました。
- 原則としてTHE Suiteでの運航=>ロンドン、ニューヨーク
- 曜日によってTHE Suiteの可能性あり=>サンフランシスコ、シカゴ
投入路線や機材は変更されることがあるため、予約時は必ず最新の機材情報をご確認ください。
便名のあたりに「THE Suite」があるかどうかが見分けるポイントです。
![]()
また、急なシップチェンジでTHE Suiteでなくなる可能性もゼロではありません。

ちなみに、ハワイ・ホノルル線のFLYING HONU(A380)ファーストクラスは、写真を見る限りではTHE Suiteそのものなのですが、よく見るとどうやらモニターのサイズなどが異なる様子。
ANA公式サイトでも、THE Suiteではなく「A380のファーストクラス」として紹介されています。
<A380のファーストクラス>
![]()
<B777のTHE Suite>
![]()
(画像はいずれもANA公式サイトより)
THE Suiteを貸し切り!
飛行機の入口では、二人のCAさんがにこやかに迎えてくれました。
![]()
聞けばなんと本日、ファーストクラスの乗客は私一人だけとのこと。
CAさんに機内を撮影しても良いか伺ったところ、「どうぞいくらでも気の済むまで!」と大変快くお許しをいただけて、早々にテンションMAXです。
遠慮なくたくさん写真を撮らせていただきましたので、順を追ってご紹介します。
![]()
ANAファーストクラス THE Suiteの全貌
この日の席は1Aを選択しました。さすがはファーストクラス。窓3つ分以上を占めています。
![]()
旧型シートに比べて幾分若返ったと言いますか、よりシャープでモダンな印象です。
客室監修・デザイン総合監修は、かの有名な世界的建築家、隈研吾氏。
イギリスのデザイン会社Acumenが客室デザインを担当し、日本らしさを備え、落ち着きや温かみを感じられる空間を目指したとのことです。
とにかく縦幅が広い!
シートに座って前方を見るとこんな感じ。
![]()
とにかく縦幅があって、脚を伸ばしても向こう側には届きません!
アメニティ
座席には、各種アメニティが用意されています(パジャマはサイズを確認してから持ってきてもらったもの)。
![]()
![]()
![]()
- リラックスウェア
- アメニティポーチ
- Wi-Fiクーポン
- アルコールワイプ
- ヘッドフォン
- カーディガン
- スリッパ
- ブランケット
- 枕

ヘッドフォンとカーディガン、ブランケット、枕以外は持ち帰りOKです!
アメニティポーチ
では、アメニティポーチを見てみましょう。
このときは、Globe-Trotterとコラボレーションしたハードケース仕様でした。
![]()
(ANA公式サイトより)
実際に受け取ったのは、ブラウンの本体にベージュのストラップを合わせたデザイン。
![]()
しっかりした作りで高級感があり、当時のANAファーストクラスらしい特別感があります。
ポーチの中身は以下の通りでした。
![]()
- アイマスク
- 歯ブラシ
- イヤープラグ
- THE GINZAのコスメセット
特に印象に残ったのは、THE GINZAのコスメキットです。アイマスクや歯ブラシなどの基本アイテムに加えて、スキンケアまでしっかり入っており、ファーストクラスらしい内容でした。
![]()
現行の内容とは異なるものの、歴代アメニティのひとつとして振り返ってみても、当時のANAファーストクラスの力の入れようが伝わってくるセットだったと思います。
Wi-Fi無料カード
こちらはフライト中のWi-Fiが無料になるクーポンです。
![]()
2017年に搭乗した時には、このサービスはありませんでした。
飛行機に乗っている間、ネットから離れざるを得ない時代もありましたが、技術はあっという間に進歩するものなのですね。
裏面スクラッチ部分にコードが隠れており、削ってから記載の手順に従って接続します。
![]()
動画は観られませんでしたが、十分快適なネットサーフィンを楽しめました。これはありがたい!
追加のアメニティ
なお、座席に置いてあったもの以外にも、CAさんが席まで届けてくれるアメニティがあります。
![]()
アメニティポーチに入っていたのと同じアイマスクや歯ブラシの他、マスク、アルコールワイプなどなど。
前回は脚に貼る冷却シートなどが物珍しくて試してみましたが、今回はリップクリーム(フェルゼア)だけ頂きました。
![]()
乾燥する機内では唇が荒れやすいので、ありがたかったです。
リラックスウェア
続いてリラックスウェア。離陸前にお化粧室で着替えます!もちろんこちらは持ち帰りOK。
![]()
以前いただいたオリジナルパジャマよりも生地が厚くなり、しっかりした印象を受けます。
あれから5年弱経ちますが、なんと今でも現役。このパジャマはきっとそれ以上に活躍してくれることでしょう。
化粧室
ちなみに、お化粧室の中はこんな感じ。
![]()
ご覧の通り、それほど広くはありません。
![]()
足元の台を引き出せば、裸足で着替えをすることが出来ます。
![]()
ファーストクラスらしいところとしては、お手拭きが布製であることと…
![]()
ハンドローションがわりに、ザ・ギンザの乳液が置いてあるところでしょうか。
![]()
乗務員さんを除けば利用者は私だけということで、いつでも待たずに綺麗な状態で使えるのが非常にありがたかったです。
シート機能・収納
では着替えも済んだところで、シートを詳しくチェック!
![]()
クローゼット
ジャケットなどは、各座席ドア内にあるクローゼットに収納可能です。
![]()
コートやワンピースなど丈の長いものは、CAさんが預かってくれました。
似たような設備は、他エアラインのファーストクラスでも結構見かけますね。



ストレージ
身の回り品をしまっておくスペースとしては、まず画面の右下に深めの荷物入れがあります。
![]()
私はこの中にパジャマやカーディガンなどを入れていました。
![]()
画面の下には二段に分かれていますが、離発着時はいずれも物を置いてはいけないとのこと。
![]()
上段にはシートベルトがあることからわかるように、同伴者と向かい合って腰掛けられるようになっており、収納場所というよりは、座席の一部と言った方が正しいかもしれません。ベッドにした時、膝下に当たる部分でもあります。
下の段はというと、水平飛行になってから試しに機内持ち込みサイズのトランクを入れてみましたが、あいにく収まりませんでした。
同じファーストクラスでも、スーツケースを座席に置いておけたり、はたまたCAさんがずっと預かってくれたりと、エアラインによって様々です。



肘掛けの下にはマガジンラックが。「雑誌以外は入れないでください」と書かれていました。
![]()
2022年現在は、紙の機内誌が廃止されているため、エチケット袋だけ入っています。
その上にあるこちらのポケットには、機材ガイドが。
![]()
それほど余裕はないものの、入国書類などを置いておくにはよさそうです。
…と思ったら、開きました!
![]()
扉の裏部分は鏡になっています。
実はこれに気がついたのが着陸間際のこと。鏡が必要な時には毎回お化粧室まで行っていました。もっと前に気付いていれば…。
窓側の収納はこんな感じ。
![]()
充電設備を備えたスペースと、A4サイズくらいまでなら余裕で入りそうな二箇所に分かれています。
リクライニング・照明
リクライニングやライトは、手元のボタンで調整可能です。
![]()
旧型シートでは背もたれやレッグレストの角度を個別に変えられましたが、新型ではそこまで細かい調整はできなくなっています。
リモコンはモニター付き。前方のシートモニターで映画を鑑賞しつつ、こちらで地図をチェックする、なんてことも可能です。
![]()
写真右下に写っているダイヤルは、手動でシートの位置を変えられるもの。あまり使うことはありませんでした。
テーブル
離発着時には画面下に収まっているテーブルは、手前に引き出すことが出来ます。
![]()
これだけでも結構な大きさですが、折り畳み式になっていて、開くと2倍に。
![]()
この位の広さがあれば、二人で向かい合って食事できそうですね。
AV機器
前方には43インチ・4Kの大型モニターが付いています。
![]()
これまでとは比べ物にならないほど画面が綺麗で、映画にも思う存分没入できました。
映画といえば、サウンドも大事!
ノイズキャンセリング付きヘッドフォンが用意されていて、そのあたりも抜かりありません。
![]()
つけ心地もソフトで快適でした。
![]()
ヘッドフォンのジャックは、先ほども触れた窓側の収納庫内にあります。
![]()
USBやHDMI、充電もまとめられていますが、私の持っていたプラグはなぜか動作しませんでした。
この機材に限らず、飛行機の充電では不具合が起こることが多いんですよね…。
搭乗中に充電できないと絶対に困るという方は、念の為いくつか違う形状のものを持参されると良いでしょう。

最近はプラグの形状を変えられるアダプターを持って行ってます。とっても便利でオススメ!

フルフラット仕様
座席はもちろんフルフラットにすることができます。離陸後しばらくして、CAさんが通路を挟んでお隣の席をベッドにしてくれました。
![]()
傍らには、ANA国際線でおなじみ、快適な睡眠に誘うオリジナルアロマシートの他、アイマスク、耳栓、お水がスタンバイ。
![]()
以前と変わったのは寝具です。この通り、ベッドパッドが短くなりました。膝下はシートに直接当たる状態です。
![]()
以前ビジネスクラスに乗った際にも、パッドが短くリニューアルされていて驚いたことが思い出されます。
私の使い方が間違っているのかとしばらく悩みましたが、今回CAさんが用意してくれても同じ状態なので、やはり合っていたのですね。
どういった意図で短くなったのでしょうか。
長いとリクライニングを起こした時に引きずってしまって、汚す可能性があるからとか…?
正直に言いますと、パッドが届かない部分はざらざらした感触で、ちょっと違和感を覚えました。

その後搭乗したシンガポール航空のビジネスクラスでも、同じように半端丈の寝具が提供されていたのが印象的。どちらも清潔感を大事にするお国柄だからなのでしょうか?

ドアを閉められるように
THE Suiteになって一番大きな変化は、各席にドアが付いたことではないでしょうか。
![]()
ビジネスクラス「THE Room」は電動ですが、「THE First」では手動。
そのため、開ける時に手を入れられるよう、1cmほどの隙間が空いています。
元々座っていた1Aの方は、何故かロックされていてドアを開閉できませんでしたので、こちらは隣席のベッドを使っていた時の画像です。開けっ放しになっているとこんな感じ。
![]()
閉めるとこんな感じです。
![]()
ご覧の通りそれほど高さがあるわけではなく、完全個室とまでは言えませんが、前評判の通りかなりプライバシー性が高まった印象です。
隣席から見ると、このように隙間が開いてはいるものの、中の様子を窺い知ることはできません。
![]()
これなら周りを気にせずリラックスできますね!
中央席にはパーテーションが
なお、お隣とのパーテーションも上げ下げ可能です。これが閉まっている状態。
![]()
そして開けた状態です。
![]()
体を起こしてお隣を覗き込むとこんな感じ。中央に肘掛けがあるため、思ったよりも距離がある印象を受けました。
![]()
明るい状態で前から撮影した写真も、距離感のご参考までに。
![]()
ウェルカムドリンク
さて。座席に戻りまして、離陸前にウェルカムドリンクをいただきました。
![]()
プラカップで提供されるビジネスクラスとは違い、ガラス製のシャンパングラス。
ファーストクラスに乗っていることを実感します。
いざ離陸!
その後、飛行機はほぼ定刻通り駐機場を後にし、無事に離陸しました。
![]()
東京の景色も、これで少しの間見納めです。
ANAファーストクラスの機内食
水平飛行に入ってすぐ、機内食の提供がスタートしました。
![]()
シャンパンの帝王”KRUG”
まず最初の一杯は、ANAのファーストクラスに乗ったらコレ!
![]()
シャンパンの帝王とも呼ばれるKRUG(クリュッグ)です!
![]()

離陸前のウェルカムシャンパンは別銘柄のものです。
ファーストクラス貸切ということで、私だけでは飲みきれないことを予想し、フルボトルではなくハーフボトルをお願いしました。
ANAで提供されているのは、「クリュッグ グランド キュヴェ」というシグネチャー。
一本約2万円という高級品で、ANAファーストクラスでは1986年就航当初から変わらずサーブし続けています。
クリュッグは、複数のワインをブレンドして作ることにより、毎年変わらぬ味を再現。
それ故、ヴィンテージ表記もなされておらず、「マルチヴィンテージ」という体裁になっているのだそう。
帝王と呼ばれるにふさわしいシャンパン、一庶民の私にとっては、ANAのファーストクラスに乗った時くらいしかご縁がありませんので、今回も大変有り難く、美味しくいただきました。
アミューズ
シャンパンから間をおかずに、アミューズも届きます。
![]()

余談ながら、昨年8月ドイツに行った際は感染防止のため、全てのお皿にプラスチックの蓋が乗っていましたが、今回は往復ともに一度も見かけませんでした。
アミューズの内容はこちら。和洋どちらのコースを選んでも同じです。
- ANAオリジナルスティック
- 鯛のマリネと茄子のタルタル
- マグロの胡麻揚げ
- フォアグラロール
どれもお酒に合う、ちょっとおしゃれな献立でした。
前菜
アミューズの後はメインの機内食がスタートします。
今回は事前に和食を予約していました。
![]()
- 帆立ぱん博多揚げ
- 才巻海老
- 天豆チーズ豆腐
- 小鯛手毬寿司
- 穴子月冠照り焼き
- ロマネスコ
- マッシュルームオレンジ焼き
彩よく、食器とのバランスも美しいですね。
![]()
機上で味覚が鈍っていたのか、お味はちょっと薄めに感じられました。
先附・お椀
通常、お椀とお造りはリクエスト制なのですが、CAさんのご厚意でこちらから何も言わずともフルコース仕立てにしてくださいました。
まずお椀がこちら。
![]()
- 先附け 煮蛤桜卵ソースかけ
- お椀 あいなめ花びら椀
温かい汁物をいただくとホッとしますね。
![]()
にんじんが桜の花びらを模してあって、春を感じられます。
お造り
続いてはお造り。先述の通り、こちらも本来はリクエスト制となっています。
![]()
- 本鮪赤身
- 真鯛真砂和え
- 墨烏賊
真砂和えとは、魚卵を使った和物のことなのだそう。
初めて頂きましたが、旨味が凝縮されていて美味しかったです。
日本酒
この辺りから、日本酒へシフト。
![]()
辛口の方が好みだとお伝えしたところ、CAさんにこちらの「NOGUCHI NAOHIKO SAKE INSTUTITE:YAMAHAI」を勧めていただきました。
メニューの記載はこちら。
農口尚彦研究所 山廃美山錦 《 軽快なタイプ 》
農口尚彦研究所、石川「酒づくりの神様」の異名を持つ、農口尚彦氏が約70年におよぶ酒造り人生の集大成として立ち上げた酒蔵。酸味を帯びたベリー系の香り。口に含むと柔らかな口当たりで、旨みと酸味の バランスが心地よく、のど越しはハーブのような爽やかさを感じます。キレのある味わいです。
原料米 美山錦・山田錦 / アルコール度数19°
確かにハーブのような複雑な香りを感じられる、軽やかな飲み口です。
和食にはやはり日本酒ですね!
主菜など
そしてこちらがメイン。
![]()
- 蒸し物 ホタル烏賊桜蒸し
- 小鉢 青柳のぬた
- 主菜 甘鯛旬菜湯葉包み
- 御飯
- 味噌汁
- 香の物
主菜は、湯葉で包んだ鯛に餡がかかったもの。とても手が込んでいます。
![]()
小鉢は、ネギの辛味と酢味噌のコンビネーションが日本酒に合いますね。
![]()
蒸し物は、道明寺を使った桜蒸しです。小豆あんではなく、ホタルイカの煮付けが入っていました。
![]()
食感は関西風桜餅そのものですが、おかずとして頂くのは初めてのことで、新鮮でした。
甘味
最後はほうじ茶とスイーツでおしまいです。
![]()
和食コースの最後はクリームあんみつだったのですが、とてもお腹に入りそうになく。
CAさんが、「では、少しだけ甘いものをお持ちしますね〜」と気を利かせてくださいました。
デカフェのコーヒーも選べるのが嬉しいところです。
![]()
ティータイム
出発までの数日間、ほとんど睡眠を取れていなかったこともあり、食後は早々にベッドに潜り込んだものの、なかなか眠れず…。
シートの上半身と下半身の境目にわずかに段差があるため、どうやら無意識に腰のあたりに力が入ってしまうようです。
もちろん体格によるところが大きいでしょうし、体調や気分(久々のファーストクラスに興奮しすぎました)も、少なからず影響したものと思われます。
6時間ほど粘りましたが、どう頑張っても眠れなかったので、開き直って起き上がることにしました。
機内がちょっと冷えていたので、まず温かいお茶をオーダー。
![]()
ドイツ・ダルマイヤーのノンカフェインティ「トゥルシー」です。
インドでハーブの女王と称されるトゥルシー(ホーリーバジル)にルイボス、オレンジ、ジンジャーなどをブレンドしたお茶で、温かくいい香りに体の芯から癒されました。
その後はさっぱりとレモン入りのペリエを。
![]()
眠れこそしなかったものの、やはり設備やサービスのクオリティ、ホスピタリティは桁違いです。
すでに半分以上の距離を来てしまいましたが、まだまだ終わらないで欲しい…そればかり考えてしまいます。
二度目の機内食
とはいえ、時は無情。
願い虚しく、あっという間に着陸2時間前になり、最後の機内食をいただく頃合いに。
しかしながら、ここまでの10時間、全くと言っていいほど動いていないこともあって、ほとんどお腹が空いていません。
「ちょっと軽めのもので、ファーストクラスでしか味わえないおすすめはありますか?」と相談してみたところ、鮭茶漬けはいかがでしょう、とのお答え。
和食膳についている小鉢なども一緒にお持ちしますとのことで、実際に提供いただいたのがこちらです!
![]()
サラダや小鉢にデザートまでついて、立派な御前になっています。
さすがファーストクラス、こんな素敵にアレンジしていただけるなんて、本当にありがたいですね。
お茶漬けは配膳後、仕上げにお出汁をかけていただきました。
![]()
贅沢にも切り身丸ごとの鮭に海苔たっぷり、お出汁も奥深くて上品。食べ切れるかな…と思っていたのが嘘のように箸が進みます。
![]()
サラダなどのおかずもとってもバランスが良くて、今回のファーストクラスで一番美味しく感じられました。
デザートは、おそらくアラカルトに載っていた「ヨーグルトに果実ふんだんなフルーツジャムを添えて」というものでしょうか。
![]()
さすがに満腹、と思っていたら、さらにフルーツをお勧めされまして、結局少しだけと言いつつ結構な量をいただいてしまいました。
![]()
ほとんど眠れないまま、12時間超のフライトがそろそろ終わろうとしています。
![]()
日本では深夜に差し掛かる一方、アメリカはこれから朝を迎えるところです。
しっかり食べて備えることができて幸いでした。
ニューヨークJFK空港に到着!
その後も順調に飛行を続け、飛行機は無事ニューヨーク・ジョン・エフ・ケネディ空港に着陸しました!
![]()
ニューヨークは今回が人生2回目。
前回はルフトハンザのファーストクラスでやってきましたが、混雑のため、着陸から駐機場に辿り着くまでなんと1時間かかったことを思い出します。
コロナで便数が減っている現在は、さすがにそんなこともなく、スムーズにスポットイン。
![]()
最近は国際線・国内線問わず、感染拡大防止のため、アナウンスがあるまで座って待つ必要があるのですが、ファーストクラスだけは、CAさんが直接ドアまでエスコートして下さって、ちょっとびっくりです。
![]()
おかげさまで誰よりも先に機外へと出ることができ、無事アメリカに入国完了!
![]()
入国審査ではいつになくみっちりと質問を受けましたが(税関では下着入れまで入念にひっくり返してチェックされました…汗)、待ち時間は一切無かったため、着陸から20分弱で出られたと記憶しています。
お世話になったCAさんお二方、そして飛行機&空港スタッフの皆さま、本当にありがとうございました!!
ここからは、電車でマンハッタンへと向かいます。
ANAファーストクラス THE Suiteの料金は?
ところで、こんなに豪華で隅々まで行き届いたANAの新型ファーストクラス「THE Suite」。
一体運賃はいくらなのでしょうか?
私が搭乗した当時に確認した羽田-ニューヨーク線の正規運賃は、片道で130万円を超えていました。
2026年4月時点で羽田-ニューヨーク線のファーストクラス運賃を確認してみると、以下の通り。
- Classic 1,710,580円
- Flex 1,795,580円
- Full Flex 3,221,580円
当時と比べてもかなり高額になっており、やはりANAファーストクラスは別世界の運賃帯だと感じます。
とはいえ、私は今回も現金で購入したわけではなく、マイルを使った特典航空券で発券しました。
当時の日本-北米ファーストクラス特典航空券の必要マイル数は、往復150,000マイル。
今回は往路をファーストクラス、復路をビジネスクラスにしたため、合計117,500マイル、これに加えて諸税約50,000円の支払いとなりました。
一方で、2026年時点の日本発着・北米行きファーストクラス特典航空券必要マイル数は以下の通りです。
| 方面 | ローシーズン | レギュラーシーズン | ハイシーズン |
| 日本-北米 | 150,000 | 170,000 | 300,000 |
ローシーズンは当時と変わらないものの、レギュラーシーズンやハイシーズンは大きく上がっており、以前より特典航空券で狙うハードルは高くなっています。
ANAファーストクラス搭乗記まとめ
今回は、ANA新型ファーストクラス「THE Suite」の搭乗記をお届けしました。
- ドア付き個室シートでプライバシー性が高い
- モダンで上質感のあるインテリア
- 大型モニターやシートまわりの完成度が高い
- 機内食やサービスもファーストクラスらしい充実ぶり
- 特別感のある長距離フライトを楽しめる
旧型シートの時からサービスの質は高かったですが、THE Suiteではハード面の進化がとても印象的でした。
特に、ドア付きの個室空間になったことでプライバシー性が高まり、長距離線でも以前より落ち着いて過ごしやすくなったと感じます。
インテリアもスタイリッシュで、ANAファーストクラスのフラッグシップらしい仕上がりでした。
一方で、個人的にはシートとベッドパッドの寝心地がやや合わなかったこと、旧型より収納が少なめに感じたことは気になった点です。
それでも、機内食や接客を含めた体験全体の満足度は高く、さすがANAファーストクラスだと思えるフライトでした。
なお、アメニティ内容や必要マイル数、運賃などは搭乗当時と現在で変化していますが、THE Suiteそのものの魅力は今でも十分感じられるはずです。
また機会があれば、ぜひ再び搭乗してみたいと思います。





マイルは飛行機に乗らなくても、ポイントサイトを使えば誰でもどんどん貯めることができます。

貯まったマイルは特典航空券に交換可能。
我が家はこの方法で、毎年複数回、国内・海外旅行&帰省を実現しています!
「どうやって貯めるの?」という方へ、やり方やおすすめサイトをまとめました。


