海外旅行の準備って、結構大変なものですよね。
日本を離れるとなると、「あれもあった方がいいかも?」「これも持って行くべき?」などなど、挙げ始めるとキリがなくなって、気付けばスーツケースが満杯でお土産が入る余地がない、なんてこともあるのではないでしょうか。
私も最近はそれなりに海外に行く機会が増えて来たにも関わらず、「これで良かったんだっけ?何か足りないような…」と不安を覚えてしまうことも多々。
そこで今回は、「必携品」「あると便利なもの」に分けて、備忘録がてらご紹介してみたいと思います!
もちろん、人それぞれ価値観は違いますので、「えっ、これはいらないよ〜」「あれもあった方がいい」ということもあるでしょう。
けれどこの記事が、「こんな準備をしている人もいるんだな」「これは確かにあると便利かも」といった感じに、どなたかのご参考になれば幸いです!
必携品
まず最初は、これは絶対に持っていきましょう!という必携品から。
パスポートやビザ
何はなくとも絶対に忘れてはいけないもの、それはパスポート!
これがなければ、外国に入れない以前に日本から出ることも出来ません。いの一番にカバンに入れておきましょう。
有効期限は大丈夫?残存期間と査証欄のページ数も要チェック!
おうちに複数のパスポートがある場合は、搭乗する人のものかどうか、また有効期間もチェックが不可欠です。
有効期間はただ切れていなければいいというものではなく、3ヶ月〜6ヶ月程度の余裕があることを入国条件にしている国もあります。
またスタンプを押す査証欄も、国毎に決められたページ数が余っていなければなりません。
残存期間やページ数に制限を設けている主な国は、以下の通りです(あくまで一例ですのでご注意ください)。
渡航先 | 旅券必要残存期間 |
フランス | シェンゲン領域を最後に離れる日から3ヵ月以上 (査証欄余白見開き2頁以上必要) |
ドイツ | シェンゲン領域を最後に離れる日から3ヵ月以上 (査証欄余白1頁以上必要) |
ベルギー | シェンゲン領域を最後に離れる日から3ヵ月以上 (査証欄余白連続3頁以上必要) |
韓国 | 入国時3ヶ月以上 |
シンガポール | 入国時6ヶ月以上 |
インドネシア | |
タイ | |
ベトナム | |
マレーシア |
(参考ANA公式サイト)
変更されることもありますので、必ずご自身で最新情報を確認なさってください。
パスポート発行までの日数は?
パスポートの発行は、土日祝除く6日必要となりますので、出来るだけ余裕を持ってチェックしておくのがベター。
証明写真は自宅で用意するのがオススメです!
もし万一、渡航直前に有効期限が切れていることが発覚した場合は、自治体によっては早期発給制度を設けていることがありますので、まずは管轄窓口に電話で相談してみましょう。
先日、グアム旅行の直前に夫のパスポートの有効期限が切れているのに気づき、慌てて再発行しました。ほんっっとうにギリギリのギリもいいところで、あの時ほど焦ったことはありません。
ビザ要件もチェック!
なお、行き先によってはパスポートの他に入国するためのビザが必要なことも。
ビザが免除される国・地域については、外務省のホームページから確認可能です、
ビザ発給まで時間を要することもありますので、旅行が決まったら、必ず早めにチェックしておくことをお勧めします。
現金
パスポートの次に大事なのがお金です!
私の場合は、クレジットカードを使っての決済&海外キャッシングがメインのため、最近はそれほどたくさん持っては行きません。
が、旅にトラブルはつきもの。何らかの事情でクレジットカードが使えなかったり、運悪く盗難にあってしまう可能性も。
実際に数年前、初シンガポール&初キャッシングに挑戦した時に、どんなに頑張ってもクレジットカードが使えない⁉︎とパニックになったことがあります。
理由はお粗末なものでしたが、かろうじて数千円を持っていたため難を逃れることができました。それ以来、日数×3千円程度は持ち歩くようにしています。基本現金派の方は、おそらくもっと必要でしょう。
さらにリスク回避のため、お財布の他にもスーツケースの中など、分散させておくとより安心ですね。
薬
日本から離れるに当たって、ある意味お金よりも重要なもの、それがお薬です。
医療が整っている国に行くならそれほど問題ないとはいえ、緊急事態に陥った時、飲み慣れた薬が手元にあるということは想像する以上に心強いもの。
慣れない土地ではすぐにお医者さんにかかれるかどうかわかりませんし、持っていくに越したことはありません。
人によってはほとんど必要ないということもあるでしょうが、私は持病がある上にかなり体力もないので、毎回結構バラエティ豊かに(笑)持って行っています。
内服系
ご参考までに、まず飲む薬はどういうものを携行しているのかというと、大体こんな感じです。
- トローチ
- 漢方薬(葛根湯、銀翹散)
- 痛み止め
- 下痢・便秘薬
- 抗菌剤
- 持病の薬
「えっ、こんなにいる?」と思われるかもしれませんが、そこは超虚弱体質ですので(涙)、これまで海外で入院したり、受診が必要になったことが一度ではなく、実際に持っていてよかった!と感じた経験が多いため、こんな感じに落ち着いています。
もちろん、普段から体力充実で健康な方なら、もっと削減できるはずです。
持病の薬は多めがオススメ
薬の中でも特に重要なのは「持病の薬」。急遽延泊することになった時などのために、多めに持っておくのがオススメです。
実は先日も、アメリカからの帰国便が半日以上遅れてしまい、余分に持っていてよかったなぁと改めて実感しました。
飛行機でなくとも、政情や自然災害で現地に足止めされる可能性もなくはありません。アイスランドの火山噴火や、国内でも関西国際空港で台風のため交通が麻痺するケースがありました。
これまでの治療歴や症状などを外国の医療機関で説明するのが難しい場合も多いですし、万一急変する危険がある病気だと不安になってしまいますので、ある程度余裕を持たせておくのがベターです。
風邪のひき始め用には漢方
乾燥する機内や、普段と異なる気候に身を置いていると、風邪をひくこともありますよね。
私などは、普通に暮らしていても毎月のように風邪をひく性質なので、風邪薬もマストです。
体質にもよりますが、自分に合った漢方があると安心。
基本の葛根湯はもとより、喉からの風邪には銀翹散(ぎんぎょうさん)に助けられることが多いので、いつも荷物に入れています。
漢方にも副作用がないわけではありませんが、重症化を防げる場合もあるため、もし合うお薬がわかっているなら入れておくと良いと思います。
漢方ではありませんが、プロポリスもイチオシです!
食あたりには胃腸薬「スメクタテスミン」
海外で心配な病気といえば、食あたり。
実はこれまでの人生で胃腸に悩むことがほとんどなかったため、リストに入っていませんでした。
しかし先日、香港滞在中に食中毒に罹患!
滞在していたホテルが街中ではなかったので、救急病院も近くにないし、そもそもどこかに連絡する気力もない状態。夜通しホテルで一人苦しんだ辛さは今でも忘れられません。全く想定外のアクシデントでした。
食中毒の場合は、有害物質を体外に出す必要があり、安易に薬を飲んではいけないと聞きます。そうはいっても、旅先では移動に次ぐ移動で、ゆっくり休んでいられるとは限りませんよね。
そこで色々と調べた結果、食あたりでも飲めるお薬「スメクタテスミン」に行き着きました!
さっそく購入し、毎回の携行薬リスト仲間入りを果たしたというわけなのです。
試しに、先日同じような状況に陥った夫に飲んでもらったところ、割と短時間で効果を発揮してくれて、すんなりと眠れる状態に。この結果は心強い限り!
ただ、このお薬は11歳未満の子供には使えないのがネックです。
ペットボトルに入れるだけ!イオン飲料の素
なお、お薬ではありませんが、風邪や食中毒に関連して持ち歩いているのがこちらの「Ultima Replenisher, Electrolyte Supplement(アルティマ リプレニッシャー、エレクトロライト サプリメント)」というパウダーです。
日本で言うところのポカリスエットやアクエリアスに近い商品で、これを一本ミネラルウォーター(500mlペットボトル)に溶かすだけで、イオン飲料に早変わり!
成分表には、以下のように記載されていました。
- リン
- カルシウム
- カリウム
- 塩化物
- ナトリウム
- マグネシウム
- ノンシュガー・0カロリー・糖質0・グルテンフリー
- ビーガン
- 非GMO
オーガニックステビアと天然香料で味付けされていて、日本人にも親しみやすい穏やかな風味。アセスルファム等の人工甘味料が苦手な方も、これならきっと大丈夫だと思います♪
弱っているときはカロリーも必要な気がしますので、糖分0なのが果たして良いのかどうかはちょっとわかりませんが、普通の水よりは飲みやすくなりますし、何より電解質を補ってくれる点がGOOD!
パッケージがオシャレで小さく全く荷物にならない上、フレーバーも5種類。日本のイオン飲料では見かけないものばかりなのも嬉しいポイントです。
2024年3月現在iHerbで取り扱いがあるのは以下の3種類。
- チェリー&ざくろ
- レモネード
- ラズベリー
その他、iHerbのオススメ商品・お得情報はこちらからどうぞ♪
外用
内服薬に加えて、外用薬も色々とラインナップしています。
目薬
例えば目薬。
最近持っているのはドライアイ用・抗菌・疲れ目用の3種類ですが、子供が一緒の場合は、さらに子供用目薬も追加されます。
絆創膏
日本ほど高品質で安い国はないかも?ということで、絆創膏も必携品のひとつです。
一番出番が多いのは、靴擦れした時。歩き慣れた靴でも、何時間も歩きっぱなしだと意外と出来ちゃったりするんですよね。
靴擦れ用なら、キズパワーパッドがおすすめです。
地味に痛い靴擦れ、「絆創膏を持っていてよかった!!」と思ったことは、一度や二度ではありません。
普通タイプの絆創膏なら、写真の「ケアリーヴ」がイチオシです!
その他
これらの他にも、アレルギー体質の子供が一緒の時には、小児科で処方された気管支拡張外用薬ホクナリンテープや、アトピーのお薬も持って行っています。
それと、点耳薬と綿棒。我が家の子供達は中耳炎を繰り返していて、水遊びの後に「水が入って耳が痛い〜」と言い出すことが多いもので。
また、暑い国に行く時は日焼け止めと虫除けも。これらは特に日本が冬の場合に忘れがちです。
特に最近は、洋の東西を問わず非常に厄介な害虫「トコジラミ」が発生していますので、ディート配合の虫除けは必携。
殺虫剤は基本的に航空機輸送が出来ませんので、虫除けスプレーで対策しましょう。
さらに、女性の場合は生理用品もあると安心ですね。こちらも絆創膏と同様、特に欧米ではかなり割高です。
基礎化粧品・メイク道具も現地で調達するのは大変なので、忘れず入れておきましょう。
医薬品の量は?
ということで、文字にすると恐ろしく大量の医薬品を持っているような印象になったかもしれませんが、実際どのくらいの量になるのかというと、家族全員分でも20cm四方のジップロック一つに収まる程度です。
現地で入手しにくい薬は多めに持参するとして、とりあえず緊急用の医薬品は当座を凌げる(1〜2日分)くらいあれば良いかなと考えています。
機内に持ち込む?預ける?
どうやって持って行くべきかですが、基本的に薬は機内に持ち込むことをオススメします。
預け荷物に入れておいて、もしロストバゲージ(搭載し忘れなど)で手元に届くまで時間がかかるようなアクシデントがあると、必要な時に使えない可能性があるからです。
国際線の飛行機には液体物の持ち込み制限が設けられているため注意が必要ですが、医薬品等は取り扱いが緩和されることも(容器100ml以下なら+αで持ち込める可能性があります)。
詳しくは、空港保安検査場の公式サイトなどでご確認ください。
スマートフォン等
スマートフォンやタブレットなどの端末は、空いた時間を潰せる旅の相棒でもあり、海外では時として命綱にもなりうる必要不可欠なものです。
お財布がわりになるものもありますし、地図を見るにも、航空券やホテルの予約内容を確認するにも頼りになる存在。
ホテルでパソコンが使えることもありますが、常時使えるに越したことはないので、忘れずに持っていきましょう。充電ケーブルもどうぞお忘れなく!
2024年1月に運航が開始されるA350-1000のアッパークラスでは、ケーブル不要の充電ステーションが各席に設置されているのだとか。
そう遠くない未来にはこれが普通になるのかもしれませんね。
着替え
洋服は現地で買うのも手ですが、サイズの問題もありますし、基本的にはみなさん持って行かれると思います。
私は基本的に少なめにしか持参しません。綺麗好きの方には耐えられないかもしれませんが、2日着回すこともザラです(一応、中1日は開けますが)。
旅先でそう毎日同じ人に会うこともないでしょうし、少ない海外経験の中で、日本ほど毎日きっちり洗濯して、オシャレに気を使っている国はないように思うからです。
TPOや環境の変化に対応できる洋服を
とはいえ、TPOに合わせる必要性もありますよね。ということで、
- メインは現地に溶け込めるような普段着
- ちょっといいホテルでも恥ずかしくないような綺麗目の服も少々
という感じで、旅程に合わせて入れておくといいのかなぁと考えています。
東南アジアや中東は一年中暑い一方、屋内では空調が効いていることも多いので、簡単に体温調整が出来るように、半袖+カーディガンが基本です。素材はシワが目立ちにくいジャージー生地などがオススメ。
寒い国・時期は、ジーンズとセーターは着倒す&インナーを取り替える前提で!インナーには、薄くて暖かい素材のものが重宝します。
ストールが一枚あると便利
旅行には、ストールがあるとなおよし。先日、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、ちょっと良いパシュミナストールを購入しました!
とても温かくて防寒対策になるのはもちろん、さらりとした手触りのため、不思議と暑い中でも快適に紫外線を遮ってくれて、一年中使うことが出来ます。
薄くてカバンの隙間に丸めてひょいと入れられますし、シンプルなワンピースに羽織ってもキチンと感が出るので、これはなかなか良い買い物でした♪
衣類管理のコツ
衣類は処分前提で行くのも手
あまり気取らずに行ける旅先なら、そろそろ捨てようかな?と思っていた洋服を持っていき、現地で処分してスーツケースのお土産スペースを確保するのもいいですね。
もちろん現地のご迷惑にならないよう、処分方法に配慮が必要なことは言うまでもありません。
収納はくるくる方式
どうしてもスペースを取ってしまいがちな衣類は、収納方法にもポイントが。
くるくるっと丸めてギュギュっと積み上げれば、うまく圧縮されてだいぶたくさん入るようになります。
また、カメラや壊れやすいお土産品などを包んで、緩衝材がわりにするのもオススメです。
アイウェア
個人的には、パスポート、お金、薬、スマホ、着替え、そしてカメラがあれば大概問題ないかと思いますが、意外と忘れがちなのがこちら。
- メガネ
- コンタクトレンズ
普段は裸眼だったりすると、特に忘れやすいように思います。
ワンデータイプのコンタクトレンズは、万一破れてしまっても簡単に交換できるので、特に旅に向いています。常備薬と同様、延泊や破損の可能性を考え、多めに持って行くとより安心です。
また、メガネケースにも旅向きのものがあります。機内等ではメガネで過ごすことが多いのですが、ケースの置き所に困ったことはありませんか?ANAのファーストクラスなど、専用の置き場があれば問題ないものの、それは稀なこと。
そこで購入したのが、折りたためるメガネケースです。
使わない時には、畳んでマガジンラックなりカバンなりにスッとしまえるのがとっても便利!
ソフトケースだと誤って潰してしまう危険がある一方、これなら使用時は普通のハードケースと同様にしっかりメガネを守ってくれますので、イチオシです。
あったら便利なもの
続いては「ないと直ちに困るものではないけれど、あると便利で助かる持ち物」について記してみます。
- 濡れマスク
- フリーズドライのスープやお味噌汁(肉エキス不使用)
- 使い捨て食器
- トラベルアダプター
- モバイルバッテリー
- 通信手段
- カメラ関連
- ケトル
- エコバッグ
- Eチケット控え
- サングラス
国によって禁制品もありますので、事前にご確認をお願いします。
保湿マスク
飛行機の中は意外と乾燥するもの。
特に深夜便では、喉や鼻の渇きが気になって起きてしまうことも多いかと思います。
そんな時にはぜひ保湿マスク(濡れマスク)がおすすめ!
JALビジネスクラス以上では濡れマスクを配布してくれますが、それ以外を利用するなら、あらかじめ荷物に入れておきましょう。
フリーズドライなどのインスタント食品
また、日本人が海外に行く時に持って行くものの代表として、インスタント食品はよく聞くところ。
コンビニをはじめとして、国内では温かいご飯がいつでもどこでも調達できるのが半ば当たり前になっていますが、特に欧米諸国ではそういったことはまず期待できません。
観光に疲れてレストランに行く気力がない、でもホテルのルームサービスは高いしなぁ…という時には、フリーズドライのスープさえあれば、お湯を注ぐだけで立派な一品の出来上がり。
特にフリーズドライのお味噌汁がおすすめです。
本格的なお味で携帯性もバッチリなのに、手頃な価格で買えるのは、やはり日本ならでは。
ホテルへの帰り道、近所のパン屋さんやスーパーでサンドイッチなどを購入して、お部屋でゆっくり食事すれば、人目を気にせずホッと出来て、精神的にも楽が出来ますよ♪
国によっては、肉エキスなど持ち込み禁止品もありますのでご注意ください。
食器
ホテルに食器が充実していればいいですが、そうでないことも多々あります。
特に家族旅行で人数分の食器の調達はなかなか大変。
我が家はそんな時のため、旅行のためだけの食器をストックしています。
まずお皿は、大は小を兼ねるではないですが、深めのボウルをチョイス。
これならコップ代わりにも使えますし、水や油に強くてとっても使い勝手がいいのでおすすめです。
カトラリー類は食洗機対応のプラスチック製を選びました。
もちろん普段使っているものでもいい(むしろ使用感はそちらの方が上なのは間違いありません)のですが、香港で手荷物検査にかかったこともあり、このような選択になった次第です。
軽くて何度も使える上、帰宅したら食洗機に突っ込むだけなので気に入っています。
トラベルアダプター
日本式プラグのついた電化製品を海外で使えるようにするには、「トラベルアダプター」が必要です。
ホテルで貸してもらえることも多いのですが、言語の問題で言い出しにくかったり、今すぐに使いたい!ということもありますよね。
ということで、自分でも一つは持っていると安心です。
私の場合、当初は左の白いアダプターだけ持っていたのですが、ヨーロッパの一部カバー付き電源には刺せないことも多くて、右の別タイプを買い足しました。
このタイプは、複数のUSBケーブル挿入口とユニバーサル電源が一体化されているため、カメラに携帯にPCにと、一辺に急速充電可能です。
あちこちの電源を使っていると、持って帰るのを忘れてしまったりもするので、いくつもの機材をまとめてつなげるタイプは思った以上に便利でオススメ!
これは電圧を変えてくれる「変圧器」ではありませんので、持って行く家電が海外対応かどうかをご確認下さい。
モバイルバッテリー
一日中観光に出る時などにあると便利なのが、モバイルバッテリー。
最近はケーブル一体型だったり、Magsafe対応だったり、かなり進化しています。
私はこのタイプを購入しました。
2通りの充電方法が取れるので、スマホとポケットWi-Fiを一緒にチャージ出来てとっても便利!
どちらも充電が切れるとかなり不自由になりますので、持っているだけで安心感があります。
通信手段
地図やガイドブックなどもアプリで見られるこの時代、通信手段の確保も重要ですよね。
携帯のローミングなどで手軽に済ませることもできますが、レンタルWi-Fiや現地SIMカードよりも高額になりがちです。
現時点で私が使っているのはKkdayのeSIM。
QRコードを読み込みアクティベートするだけですので、とっても簡単です!
カメラ関連
旅の思い出作りに欠かせないカメラ。
最近はスマホだけで済ませるという方も多いかと思いますが、せっかく海外旅行に行くのなら、本格的な機材で美しい画像を残しておくのもいいですよね。
ご参考までに、私が持ち歩いているカメラを簡単にご紹介します。
α7シリーズ
2019年からはα7Ⅲを使用してきましたが、最近はα7Ⅳをメインに、α7cをサブ機として持ち歩いています。
このシリーズを初めて使用した時は、ダイナミックかつ鮮明な画像を撮れることに感動。
難点は言わずもがな、持ち歩くには重すぎるところです。
バッテリーはフル充電で
カメラにも前準備は欠かせません。
いざシャッターチャンス!と電源をONにしたら、なぜかバッテリー残量が残りわずか。そうなると悲しいので、カメラは前日までにフル充電しておきましょう!
そして、最近の飛行機(ANAやJALなどのレガシーキャリア)は、エコノミーでも電源が付いていることがほとんどですので、出来ればさらに満タンの予備バッテリーと充電器を機内に持ち込めるよう支度するのがオススメです。
ケーブルや充電器も忘れずに
USBケーブルや充電ケーブルは断線しやすいため、1、2本の予備も持って行くようにしています。
一口にUSBケーブルと言っても、マイクロUSBやらAやらCやら、機器によって適応するプラグ形状が異なることもありますので、適切なケーブルをきちんと確認しておくことも重要です。
電子ケトル
湯沸かし器はホテル備品を使う方が多数かと思いますが、衛生面での問題が報じられることも増えてきました(トイレ用ブラシで洗っていた、水以外を加熱していたetc)。
以前は嵩張るので敬遠していたものの、最近は旅に向いたとってもコンパクトな商品が開発販売されているんです!
もちろん電圧を変えられるため、全世界で使用可能。
携帯性以外でこの商品のおすすめポイントは、
- 設定温度に達すると自動でストップする
- 蓋が暑くならない
- 家族分いっぺんに沸かせる大容量
という3点。
意外とこれらを満たす商品はそれほど多くありません。
先日サンフランシスコに持参したのですが、一度沸かしておけばお湯として使えるのはもちろん、いつでも安心して湯冷しを摂ることが出来て、とても重宝!
特に最近アメリカは物価が高く、ペットボトル500mlが一本3ドル(450円)以上というのも珍しくないので、節約の面からも持っていて良かったと思えました。
Eチケット控え
その昔は、飛行機に乗る時にパスポートと並んで忘れてはならないものの筆頭だった「航空券(搭乗券)」。
E-チケットが主流となった現在は、必ずしも持参しなければならないものではなくなりました。
大概の航空会社では、自宅のPC等でオンラインチェックインを済ませ、スマホアプリ等で搭乗券を表示さえ出来れば、プリントアウトして持って行く必要もありません。
ただし、入国審査の際に帰りのチケットを持っているかどうか尋ねられることもあるため、全ての旅程が載った「Eチケット控え」を持っていると安心です。
個人的には、これまでドイツとイギリスでチケットの提示を求められたことがあります。
口頭で説明するだけでもいいのでしょうが、紙を渡せば一目瞭然、さらにスムーズになるのでオススメです。
最近アメリカの入国審査が以前と比べ厳しくなっていると聞きます。米渡航時には復路のチケットに加え、滞在先の予約明細などを持っていると、さらに安心できるでしょう。
サングラス
そして、日差しが強い国ではサングラスがあると便利!
初めて訪れた夏のイタリアでは、飛行機を降りて早々に目を焼かれるかと思いました(笑)。
コンタクトレンズにUV機能がついている場合も多いですが、単純に眩しさを避けるため、持っていってよかったと思う物の一つです。
エコバッグ
海外旅行では、スーパーマーケットなどで買い物をする機会も多いかと思いますが、基本的に袋は有料。
毎回袋を購入するのはもったいないですし、環境にもよくありませんので、私はこちらのShupatto(シュパット)というエコバッグを愛用しています。
使わない時はくるくるっと丸められるので邪魔になりませんし、柄がかわいい&ファスナー付き保冷用もアリと、バリエーション豊富なのも◎です。
洗濯用品
同じホテルに2泊以上したり、乾燥する地域に行く場合、基本的に下着類は都度洗濯するようにしています。
寝る時に部屋に干しておくと、加湿器代わりにもなって一石二鳥です。
そこでイチオシの洗剤がこちらの「Forever New(フォーエバーニュー)」!
もともとは型崩れしやすいランジェリー用として開発された洗剤なのですが、5分ほど漬けおきして濯ぐだけで汚れが綺麗に落ちるスグレモノ。
しかも、ベビーパウダーのようなベビーソープのような、とにかくとっても柔らかくて優しい香りなんです!
手順としましては、洗面台にお湯を溜め、小さじ1杯程度の洗剤を投入。
洗濯物を漬けておき、5分経ったら2度真水ですすいで絞って干すだけと超簡単!
お風呂に入る前に用意しておくと、より効率的です。
重曹とクエン酸の天然成分で出来ていて環境にも優しく、生地を傷めずに洗えるのに、汗・脂・血液がすっかり綺麗に&黄ばみも防いでくれますので、もう手放せません。
私はこんな風に小さなジップロックに入れてスーツケースにぽいっと入れるだけ。
持ってきて良かったなあと毎回思う一品です。
が、しかし。
海外のホテルではシンクが小さかったり、排水栓が機能していないことも。また家族全員の洗濯物が入り切らないこともありますので、先日この洗濯袋を購入しました!
気がついたら水が全部抜けててやり直し、ということもありませんし、以前より効率的に洗濯できるように。
今後も家族旅行の時の必需品になりそうです。
スリ防止に!トラベルジャケットもオススメ
ここまでは、一般的な人気海外渡航先を前提にご紹介してきましたが、治安に不安がある国や地域に行く方には、こちらのトラベルジャケットをオススメします!
なんとタブレットまで背中に入れられるという、バッグいらずの逸品。
どこにいくつポケットがあるのか、パッとみただけではわかりませんので、スリ対策にもうってつけのジャケットです。
実際にスーツケースに詰めてみた!
実は今、まさに次の旅行準備の真っ最中。
今回は、エミレーツ航空ファーストクラスで行くドバイへの旅(ホテル1泊、機内2泊)です。
自分でも思い返しながら、ここまで書いてきたものを詰め詰めしまして…
…
………
こんな感じになりました!
今回は行き先が砂漠なので、汗や砂埃で汚れるかも?という心配もあり、珍しく衣類も多めに(ロングワンピース1着、カーディガン1枚、パンツ1本、シャツ1枚、トレンカ2本、ストール1枚、下着類、水着も)+三脚+カメラ3台まで入っているため、普段と比べるとぎっしり感があります。
それでもこのくらいに収まれば、機内にも持ち込めるので安心!まだ上の方には余裕もありますし、お土産も入りそうです。
ちなみにスーツケースは、数年前ファーストクラス世界一周中のロンドンで購入した、21インチ・35Lのグローブトロッター。クラシカルな見た目もさることながら、底がフラットになっていて、荷物を効率よく詰められるのも大きな魅力です!
そして、ランジェリー・カメラ用品・衛生用品を入れている巾着は、全てホーチミンで購入したベトナム刺繍のもの。
とっても可愛い上に、なかなか機能的なので、すごく気に入って使っています♪
まとめ
ということで、今回は海外旅行の携行品についてまとめてみました。
必携品 | あると便利な物 |
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せっかくの海外ですから、最後まで楽しく安全に過ごしたいですよね!
もちろん、私もまだまだ未熟者ですので、また「こっちの方がいいかも?」と感じたことがあれば、随時追記していきたいと思います。
陸マイルを貯めて気軽に旅に出よう!
航空会社のマイルは、飛行機搭乗やクレジットカード決済ではなく、ポイントサイトを使うことで大量に貯めることが出来ます。
我が家はこの方法で、お盆・正月は必ず家族全員で宮崎に帰省するほか、海外旅行にも毎年複数回出かけられるようになりました!
マイルを貯めて、気軽に旅行へ出かけましょう♪