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スイス南部ティチーノ地方旅行記|ルガーノ・ベリンツォナ・ロカルノを巡る旅

スイス南部ティチーノ地方旅行記|ルガーノ・ベリンツォナ・ロカルノを巡る旅

スイス南部のティチーノ地方を旅してきました!

ティチーノはスイスの中でも最もイタリアに近い地域で、湖畔の街や城塞都市、山あいの村など、短い移動の中でまったく違う景色に出会えます。

今回はルガーノに宿泊し、ベリンツォナ、ロカルノ、ソノーニョを巡る旅へ。

この記事では、ルガーノの湖畔ホテル、雨のベリンツォナ、マッジョーレ湖畔のロカルノを中心に、スイス南部ティチーノ地方の滞在記をまとめます。

※本記事は正確を期して執筆していますが、制度変更や誤記等により内容が実際と異なる場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。補足や免責事項は記事末尾に掲載しています。

ルガーノ|スイス南部を代表する湖畔の街

ルガーノは、ティチーノ地方を代表する湖畔の街です。

街としての歴史は古く、875年の文書にはすでに「Luano」という地名が登場しています。

中世以降はコモとミラノの間で争われた地域でもあり、現在も街を歩くと、スイスでありながら北イタリアに近い空気を感じる街です。

今回、ソノーニョを訪れるにあたって拠点にしたのが、このルガーノ。作中では、主人公を支援するカセラ教授の故郷として登場します。

宿泊したのは、湖畔に建つHotel Walter au Lac。

ルガーノ湖の目の前にあるHotel Walter au Lac

宿泊料金は1泊約33,000円でした。

決め手となったのは、なんと言っても部屋からのこの絶景!

部屋の窓から見えるルガーノ湖と山の景色

決してお安くはないのですが、当時、近隣ホテルのレイクビュールームはどこも6万円からといった感じでしたので、かなりお得感がありました。

ルガーノ湖沿いの街並みと山の風景

疲れたときも天気が怪しくて出歩きたくないときも、窓の外に目を向ければ、そこにはいつでも開けたすばらしいルガーノ湖の風景。

窓からの景色

これは思った以上の価値がありました!

客室は派手ではないものの、おしゃれで清潔感があり、デスク・ケトル・セーフティボックスなど、必要なものは一通りそろっています。

Hotel Walter au Lacのシングルルーム

バスルームも明るく、シャワーブースはガラス張り。

Hotel Walter au Lac客室のガラス張りシャワーブース

部屋自体はコンパクトですが、1人で泊まる分には不便は感じません。

朝食会場も湖側にあり、朝からルガーノ湖を見ながら過ごせるのがよかったです。

湖を望むHotel Walter au Lacの朝食会場

ルガーノの街並みはこんな感じ。

ルガノの街並み

小さな街ながら、高級ブランドショップやセレクトショップ、チェーン店など一通り揃っていて、お金持ちのリゾート地、といった風情です。

ベリンツォナ|霧に包まれた城塞の街

ベリンツォナはティチーノ州の州都で、3つの城と城壁が世界遺産に登録されている街です。

こちらは3城の中で最も大きなカステルグランデ。

霧に包まれたベリンツォナのCastelgrande

石造りの城壁と山が迫ってくるような景色が印象的です。

ティチーノ州の州都といっても、街の規模はルガーノほど大きくなく、駅前もこぢんまりとした雰囲気。

雨のベリンツォナ駅前に並ぶスイス国旗

旧市街では、聖ピエトロ・ステファノ参事会教会に立ち寄りました。

ベリンツォナのCollegiata dei Santi Pietro e Stefano内部

この教会は、コモ大聖堂にも関わったTomaso Rodariによるルネサンス様式の建物。白い石のファサードや、直径5mの大きなバラ窓でも知られています。

この日はかなりの土砂降りで、街にはほとんど人影もなく貸切状態。

土砂降りのベリンツォナ

霧も出てきたため、城までは登りませんでしたが、のんびり街を探索するだけでも、ベリンツォナの雰囲気を十分に味わえました。

雨のベリンツォナ旧市街で見かけた現代彫刻

ロカルノ|マッジョーレ湖畔の街

ソノーニョを訪れたあとは、ロカルノへ。

ロカルノはマッジョーレ湖の北端にある街で、古くから保養地として親しまれてきました。

湖畔にはホテルやレストランが並び、ルガーノよりも少し落ち着いたリゾート地という印象です。

現在はロカルノ映画祭の開催地としても有名で、毎年夏には街の中心にあるピアッツァ・グランデが大きな野外映画館になります。

ピアッツァ・グランデ

『黒い兄弟』ではアルフレドの故郷として登場する街です。

雨上がりのロカルノ湖畔とマッジョーレ湖

ロカルノで印象的だったのは、やはりマッジョーレ湖の景色。

『黒い兄弟』の物語には、少年たちを乗せた船が湖で転覆する場面があります。

このエピソードは、19世紀半ばにマッジョーレ湖で起きたとされる、煙突掃除の少年たちの水難事故がもとになったとのこと。

湖畔から眺めるマッジョーレ湖と山並み

この日は雨が降ったりやんだりで、湖もどこか沈んだ色をしていました。

晴れていればまた違った印象だったかもしれませんが、思ったよりも広く暗い湖の光景は、なんだか胸に迫るものがありました。

ロカルノで訪れたGrotto Broggini

ロカルノで昼食に訪れたのが、Grotto Brogginiというレストランです。

Grotto Brogginiの外観

ロカルノ駅からは、7番バスで15分ほど。

観光地のど真ん中と違って、青々・広々としたガーデンに囲まれていて、ゆとりが感じられます。

Grotto Brogginiのガーデンエリア

店内は木の梁や石壁を使った温かみたっぷりなインテリアです。

Grotto Brogginiの店内

訪れたのが中途半端な時間だったこともあって、あいにくオーブンは休止中。

サラダにちょっとしたお肉とか乗せるくらいならできるよ、ということだったのでお願いしたところ、なぜか立派なローストチキン(半羽)が出てきました。

Grotto Broggini・ローストチキンとサラダ

実はこちらのお店、ほぼ英語が通じない上にネット翻訳もつながらずで、お互いドイツ語ならなんとか…といった感じでしたので、おそらく意思の疎通があまりうまく行かなかったのでしょう。

しかし肝心のお味はというと、サラダもチキンも超・美味しかった!!

お値段が書いていなかったので内心ドキドキでしたが、これで4,500円くらいでした。

量が多くて半分持ち帰らせてもらったので、二食分と考えれば全く許容範囲です。

Grotto Brogginiから持ち帰った食事

もちろん日本の相場からすれば十分お高いのですが、ルガーノ滞在中、「具なしトマトパスタが4,000円!?サンドイッチ一個で2,500円…!?」の繰り返しで少々疲れていた身としましては、大袈裟でなく心洗われる思いでした(笑)。

立地的にも、ルガーノよりはロカルノに滞在した方が良かったのかもしれません。次回の教訓にしたいと思います。

最後に

スイス最南端にあたるティチーノ地方。

湖畔リゾートの華やかさがあるルガーノ、中世の城壁が残るベリンツォナ、マッジョーレ湖に面したロカルノ。さらに山あいへ進めば、ソノーニョのような小さな村にもたどり着きます。

同じ州内でも、湖、城塞、旧市街、渓谷の村と景色の幅が広く、スイス南部ならではの魅力を感じられる地域でした。

州内のホテル宿泊者が利用できる「ティチーノパス」があれば、滞在中は公共交通機関を原則追加料金なしで利用できるのも嬉しいポイント。

交通費を気にせず動けるので、気になった街や村にふらっと足を伸ばせるのも、ティチーノ滞在のよさだと感じました!

ティチーノチケットは、ティチーノ内の宿泊施設でチェックインする時にもらえます。

 

ティチーノチケットの実物

交通機関だけでなく、美術館やアクティビティでの割引券としても使えてお得でした!

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この記事を書いた人
理系マイラー

理系マイラー(夫)&理系マイラー妻です。

夫婦でマイル・ポイント・上級会員制度を徹底的に研究し、実際の体験をもとに「誰でも手が届く、お得な旅の方法」を発信しています。

▼夫:理系マイラー(夫)
理学部物理学科卒。
飛行機恐怖症の陸マイラーでしたが、ANA SFC・JAL JGPのステータス(家族会員)を取得。
日々の節約やコスパに情熱を注ぎ、飛行機に乗らずともマイルを貯める技を追求中。

▼妻:理系マイラー妻
文学部ドイツ文学科卒/元航空会社地上係員。
飛行機とホテル修行が趣味で、ANAダイヤ・JAL JGP・ヒルトンダイヤ・マリオットプラチナなど多数のステータスを取得。
旅に関する一次体験をもとに、誰でも再現可能な「上級会員への道」をわかりやすく解説しています。

掲載・協力実績:日経BP / 技術評論社 / GMOインターネットグループ / オズビジョン / GMOメディア/ ZIPAIR /テレビ東京