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「綺麗」なんて言葉じゃ足りない。
極寒のカナダ・イエローナイフで、人生初のオーロラを見に行ってきました!
ただ、初っ端から信じられないミスをやらかしまして。
10時間以上、7,000km移動のオチがこれ?!と焦りまくることに。
今回はそんなハプニングだらけのツアー体験記をお届けします!







オーロラツアーには2種類ある
イエローナイフでは、大きく2種類のオーロラ鑑賞ツアーが実施されています。
- 滞在型…常設の鑑賞スポットまで移動し、オーロラが出るまで待つスタイル。トイレや寒さの心配が少ない一方、頭上にオーロラが出るとは限らず、運任せな一面も。
- ハンティング型…その夜の天候や雲の動きを見ながら、車で移動しつつ、ベストな観測スポットを巡るスタイル。鑑賞率は上がるが、体力的な負担は大きめ。
私が参加したのは、ハンティング型オーロラツアー。
滞在時間は各スポットおよそ20〜30分と短く、移動も撮影もとにかく慌ただしいのが特徴ですが、その分、美しいオーロラが見られる確率も上がります。
利用したツアー会社
いくつかのツアー会社が存在する中で、私が今回利用したのは「Yellowknife Tours」。
Tripadvisorでは、約300件の口コミで最高評価に近いスコアを獲得しており、イエローナイフのツアー・アクティビティの中でも上位にランクインしている人気の事業者です。
プランは、バスで複数の湖を巡るハンティング型のオーロラツアーで、およそ4時間前後の内容。料金は88ドルです(2025年3月時点)。
結果的に、事前のやり取りも実際のサービスも満足いくものでした!
ゆったり構えていたら何も撮れない…そんな、ちょっとスパルタなツアーの様子を時系列でレポートしていきます。

トリップアドバイザーから予約する際には、ポイントサイトの経由をお忘れなく!
21:50 ホテルにバス到着。いきなり真っ暗で不安からのスタート
さて、この日のツアー出発は21:50。
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出発前からホテル上空に美しいオーロラがたなびいていて、今夜は相当の撮れ高が期待できそうです♪

オーロラが見えるホテル「Aurora Bayside Inn」について詳しくは別記事でご紹介しています!
主要ホテルが集合場所に指定されているツアーも多い中、今回はありがたいことに、参加者のホテルまで直接迎えに来てくれるタイプでした。
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が、乗ってみるとバスの中は真っ暗で、添乗員さん(中華系の男性)が一人いるだけ。
後ろに何人乗ってるのかも全く見えず、話し声も聞こえてきません。
ちょっとした不安からのスタートです。
21:55 シャトーノヴァで他の参加者をピックアップ
オーロラベイサイドインを出た後、シャトーノヴァというホテルで数名ピックアップ。
ホテルの明かりでようやく車内に4〜5人いることが把握できました。
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ここで乗ってきた欧米人グループご一行が賑やかで、一気にバスが華やかな雰囲気に。
ちょっと一安心です。
しかし、このバスの暗さがまさかあんな事態を引き起こすことになろうとは…。
22:15 プレート紛失事件発生!オーロラ撮影がまさかの終了…?
事件は1ヶ所目のスポットで起きました。
バスを降りて、いざ三脚を立てようとしたとき──雲台のクイックリリースプレートがない。
雪をガサガサかき回してみるも、ない。
バスに戻って探してみても、やっぱり見つからない。
まさかの初回スポットで三脚がただの棒に。
残り4時間、どうする私……。
▼とりあえず動揺を隠しつつカメラを地面に置いて撮ったオーロラ
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23:00 三脚なしでも諦めない!
内心泣きそうになりながら次のスポットへ。
三脚が棒に成り果てたと言っても、このオーロラツアーのために7,000km以上の距離を移動してやってきたわけですから、はい残念でしたーと簡単に諦めるわけにもいきません。

仕方なくカメラをプレートのない雲台に乗せ、手で支えつつ撮影してみることに…。
しかしこれが予想以上に難しい!!
暗所での撮影は、指先から伝わる脈動だけでも星影がずれてしまうくらい繊細で、しかもいつもはオート任せなところ、今回は露出やシャッタースピードまで手探りで調整しなければならないのです(+マイナス30度との戦い)。
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なんとか息を止めながら数十枚撮ったうち、一番よかったのがこちら!
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よーく見ると、やっぱり端の星は流れちゃってるんですが(なので拡大はしないでください笑)、スマホで見る分にはなかなか綺麗な写真ではないでしょうか?
完璧ではありませんが、これならなんとかいけるかもしれません…!
24:00 iPhoneが意外とすごい
続いてバスは3番目のスポットへ。
山奥に入っていくにつれ、星もオーロラも輝きを増していくようです。
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カメラを地面に置いたり、雪で台を作ってみたり、三脚ごと手で支えたりと、試行錯誤は続きます。
ふと、そういえばiPhoneで撮ったらどうなんだろう?と試してみたところ…
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…え!?
思ったよりもすごくよく撮れてません???
一眼レフに比べると星の数がだいぶ少ないものの、立ってパッと構えて適当に撮っただけでこんなにくっきりオーロラが写るなんてびっくり!
iPhone、恐るべし…!
添乗員さんも撮影してくれる
続いて4番目のスポットへ。こちらでもおびただしい数の星と、空一面を覆うオーロラが出迎えてくれました!
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このツアーでは、添乗員さんも写真撮影してくれます♪
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さすがプロ、星・オーロラ・地上すべてにきっちりピントが合ってますね。
私のような一人旅(しかも三脚なし…)にはとっても嬉しいサービスです!

撮った写真は帰途エアドロップで送ってくれました!
ドリンク&スナックサービスあり
ただこの辺りに来て、寒さのあまり車外の撮影が結構辛くなってきました…。
一応風を防ぐタイプの手袋だったのですが、マイナス30度には全く歯が立たず、もはや何も付けてないも同然。
ミトンも持参していたものの、出し入れが面倒なのと(借り物なので失くすのも怖い)、カメラの操作がしづらいのであまり使えなくて。
遮るもののない平原だったため風が強く、そろそろ手が凍傷になるかも!?と本気で焦りました。
そんな時に嬉しいサービスが、車内に用意されたホットチョコレート等の温かい飲み物とスナックです!
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他のみなさんも考えることは同じだったようで、このスポットではほとんどが車内に篭っておやつタイムとなっていました。
普段は甘い飲み物をあまり好まないのですが、この時のホットチョコレートが美味しかったこと…!
外国っぽいお菓子も嬉しい♪
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午前0時の間食。
背徳感もありつつ、寒い時は糖分が特に重要なことを改めて実感しました!
1:00 衝撃のラスト!
さて、向かうはいよいよ最後のスポットです。
バスを降りた瞬間から、今夜一番凄まじいオーロラが出ていることがわかります…!!
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バスのそばでモゾモゾ撮影していた私を、添乗員さんが「こっちにきて!超すごいから!!」と呼びにきてくれまして、
向かった先で見た光景がこちら!!
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もはやオーロラが輝いてるどころじゃなく、爆発してる!!
タイミングよく、光の渦に呑みこまれそうな写真が撮れました!
他よりも光量が多かったおかげか、最後の最後にこんな綺麗な写真が撮れるなんて…まさしく有終の美ですね♪
初っ端から『詰んだ…』と思いましたが、奇跡の巻き返し。
神様ありがとう…。
遥々イエローナイフまで来て本当によかったです!!
装備品リスト
最後に、これからイエローナイフでのオーロラツアーに参加される方のために、ご参考までに装備品をまとめておきます。※マイナス30度前提
服装と防寒アイテム
- ヒートテックなど吸湿発熱素材の長袖インナー
- メリノウールなど厚手のセーターまたはフリース
- ダウンジャケット
- 厚手インナータイツ
- スノーパンツまたは中綿入りの防寒パンツ
- 防寒ブーツ
- インナー手袋とその上に重ねるスキー用ミトン手袋
- ネックウォーマーやバラクラバなど首と顔を覆えるもの
ダウンコートや手袋は、やはり現地の専用品がお勧めです。
私はオーロラベイサイドインで紹介されたnorthernlightstoursで借りることにしました(3日間94.5カナダドル/何らかのツアーに申し込むことが条件)。
ホテルまで届けてもらえて、返す時もそのまま置いておくだけなので楽ちんです。
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自前のダウンコートやスノーブーツ↓も持参していましたが、やはりマイナス30度の前では全く歯が立ちませんでした。
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ミトンも専用品は別格の暖かさ。
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インナーには、モンベルやマムートといったアウトドアメーカーのものを持って行きました。直接肌に触れるものは、自前が安心かと思います。
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バラクラバはセットに入っていなかったので、Amazonで購入。
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ベンチレーション付きの方がお勧めです!
持ち物
- リュックサック
- ティッシュとウェットティッシュ
- リップクリーム
- カイロ(桐灰カイロ マグマ くつ用敷く 超ロング持参。ただし空港で没収された人もいるのだとか…)
撮影機材
- ミラーレスカメラまたは一眼レフカメラ(今回はSONY α7cii)
- 広角レンズ(SEL14F18GMを使用)
- 三脚
- 予備バッテリーを複数
- レンズ用のクロスやブロアー
- 乾燥剤入りジップロック

予備の雲台クイックリリースもあるとより安心かも…私だけかもしれませんが(笑)。
まとめ
ということで今回は、カナダ・イエローナイフのオーロラツアー体験記をお届けしました。
最初のスポットで大事な部品をなくすというハプニングに見舞われ、三脚は使う前からただの棒に(涙)。
一気に心が折れそうになりましたが、なんとか気合と工夫で撮りきった一夜でした!
実はオーロラって、肉眼だとほぼ白にしか見えないんです。鮮やかな緑のカーテンは、カメラあってこその賜物といえます。
結果オーライだったのが幸いでしたが、寒さとトラブルに耐えながらの撮影はなかなかハード。
また機会があれば、夏にしたいと思います(笑)。

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