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フィレンツェ・アカデミア美術館|本物のダヴィデ像は見る価値あり?チケット予約方法と見どころを紹介

フィレンツェ・アカデミア美術館|本物のダヴィデ像は見る価値あり?チケット予約方法と見どころを紹介

フィレンツェに行ったらどうしても見たかった、アカデミア美術館のダヴィデ像。

あまりにも有名な作品なので、見る前から知っている気になっていましたが、実物は想像以上!

正面から見たときの迫力はもちろん、横顔や後ろ姿のディテールまで、写真だけではわからない凄みがありました。

この記事では、実際に見てきたダヴィデ像の魅力と、アカデミア美術館のチケット種類・予約方法・入場の流れをご紹介します!

※本記事は正確を期して執筆していますが、制度変更や誤記等により内容が実際と異なる場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。補足や免責事項は記事末尾に掲載しています。

アカデミア美術館の概要

アカデミア美術館は、フィレンツェ中心部にある国立美術館です。

アカデミア美術館の正面

正式名称はGalleria dell’Accademia di Firenze

サン・マルコ広場やドゥオーモからも徒歩圏内にあり、フィレンツェ観光の定番スポットのひとつです。

美術館の起源は18世紀後半。 トスカーナ大公ピエトロ・レオポルドによって、フィレンツェ美術アカデミーの教育機関と関連する形で整備されました。

建物自体は比較的コンパクトで、短時間でも回れる美術館です。

人気施設のため、時期によっては早い段階でチケットが完売してしまうことも。訪問が決まったら、早めに予約することをお勧めします。

アカデミア美術館のチケット種別と予約方法

アカデミア美術館のチケットは、公式サイトで購入可能です。

通常の入場券のほか、割引・無料チケット、複数の美術館をめぐれる共通チケットが用意されています。

アカデミア美術館の主なチケット種別

REGULAR
FULL TICKET
通常の大人チケット
20ユーロ
アカデミア美術館のみを見学する通常チケット。オンライン予約時は予約手数料4ユーロが加算されます。
REDUCED
REDUCED TICKET
EU市民18〜25歳
2ユーロ
対象者は、有効な身分証明書の提示が必要です。
FREE
FREE TICKET
18歳未満など
入場料無料
無料入場の対象者も、オンラインで事前予約する場合は予約手数料がかかります。
PASS
48-HOUR COMBINED TICKET
Accademia + Bargello
26ユーロ
アカデミア美術館とバルジェッロ美術館群を見学できる48時間有効の共通チケットです。
PASS
72-HOUR COMBINED TICKET
6 museums, 1 ticket
38ユーロ
アカデミア美術館、バルジェッロ美術館群などを見学できる72時間有効の共通チケットです。

※オンライン購入時は、チケット種別に応じて予約手数料が加算されます。表示額や手数料は購入画面でご確認ください。

 アカデミア美術館チケットの予約手順

予約ページでは、まず見学する美術館を選択します。フィレンツェ市内の複数施設が表示されますので、アカデミア美術館を予約する場合はAccademia Galleryを選びましょう。

アカデミア美術館公式サイトのチケット選択画面

続いて、来館人数を選び、カレンダーから希望日を選択します。選択できる日付は白く表示され、グレーになっている日付は選べません。

アカデミア美術館公式サイトの来館人数・日付選択画面

日付を選ぶと、右側に入場時間の候補が表示されますので、希望する時間帯を選択し、次の画面へ進みます。

アカデミア美術館公式サイトの日時選択画面

チケット種別は、一般的な大人の入場券であればFullを選びましょう。

アカデミア美術館公式サイトのチケット種別選択画面

私が確認した時点では、通常チケットは20ユーロ。オンライン予約では予約手数料4ユーロが加算されるため、支払い額は合計24ユーロでした。

アカデミア美術館公式サイトのカート確認画面

チケットをカートに入れると、選択した日時のチケットが20分間確保されます。

初回利用時はこの後にメールアドレスや氏名などを入力してアカウントを作成し、決済へと進む流れです。

予約前に確認しておきたい注意事項

  • 支払い後の変更・キャンセル不可
  • 購入間違い・自己都合による返金不可
  • チケット未受取の場合も返金不可
  • 無料入場の対象者でも、日時指定で事前予約する場合は予約手数料がかかることがある
  • 無料開放日は予約不可
  • 支払い方法はクレジットカード決済(VISA、MasterCard、Eurocard)

アカデミア美術館の入場方法と待ち時間

アカデミア美術館の入口は、フィレンツェ中心部のVia Ricasoli沿いにあります。

8月某日、朝8時半の様子がこちら。すでに数十人の行列ができていました。

アカデミア美術館の入り口前の様子

待機レーンは、予約の有無や人数によって色分けされています。

アカデミア美術館の待機列色分け

アカデミア美術館の入場レーン

RED POINT
予約ありの個人客
事前予約済みの来館者が対象(最大6名まで)
GREEN POINT
予約ありの団体客
7名以上の予約グループが対象
BLUE POINT
予約なしの来館者
当日入場を希望する来館者が対象

私は1名での見学、事前に予約していたため、RED POINTの案内に従って入場しました。

赤いレーンの中でも、さらに「8:15」「8:30」のように、予約時間ごとの表示が出ていますので、該当するレーンへ並びましょう。

時間帯が書かれたボード前に並ぶ人々

館内に入ると、最初に手荷物検査があります。

アカデミア美術館の手荷物検査場

入口には金属探知機と荷物検査の設備があり、バッグをトレーに載せて確認を受ける形式でした。

実際の入場の流れ

  1. Via Ricasoli沿いの入口前へ向かう
  2. 予約の有無や人数、時間別で待機列が分かれているので、該当するレーンを探して並ぶ
  3. 手荷物検査を受ける
  4. 展示エリアへ入場

アカデミア美術館最大の見どころ、ダヴィデ像

アカデミア美術館に来た一番の目的は、もちろんミケランジェロのダヴィデ像!

こちらの美術館の動線はいたってシンプルです。

手荷物検査を終えて中に入ると、さっそく通路の奥に白いダヴィデ像が見えてきました!

アカデミア美術館の展示室奥に見えるダヴィデ像

ダヴィデ像が置かれているのは、天井の高い明るい展示室です。

アカデミア美術館に展示されているダヴィデ像を正面から

像の前にたどり着いた時は、ご覧の通りほんの数人のお客さんがいるのみ。

難なく全体を撮れる程度の余裕がありました。

アカデミア美術館に展示されているダヴィデ像

しかし、ほんの数分で黒山の人だかりに。やはり訪れるならオープンと同時がおすすめです。

アカデミア美術館に展示されているダヴィデ像・8:30ごろ

ダヴィデ像は、周囲を回りながら鑑賞できます。後ろから見ると、片脚に体重をかけた立ち方や、身体のひねりがよくわかりました。

アカデミア美術館・ダヴィデ像の後ろ姿

ダヴィデは、旧約聖書に登場する羊飼いの少年。

アカデミア美術館・ダヴィデ像のアップ

巨人ゴリアテを石投げで倒した英雄として知られています。

こちらのダヴィデ像は、戦いに向かう直前の姿とされる作品で、左肩から背中側には投石器が。

アカデミア美術館のダヴィデ像・背面

右手には何かを握っているようにも見えますが、石なのか、投石器の一部なのかは解説によって分かれるところです。

アカデミア美術館・ダヴィデ像の右手

いずれにしても、力を込めた手の甲から緊張感が伝わってきますね。

顔の表情も、近くで見ると写真とはだいぶ印象が違いました。

アカデミア美術館・ダヴィデ像の横顔

ダヴィデ像の瞳は、ハート型のような形に彫られていることでも知られています。

ギフトショップで売っているミニチュアフィギュアなどを見ると、その形がわかりやすいのですが、実物は高い位置にあるため、下から肉眼で確認するのは難しく…。

しかし、顔のアップを撮ってみると、実物の瞳にも独特の彫り込みが確認できました。

アカデミア美術館・ダヴィデ像・目のアップ

なぜこの形にしたのかは、はっきりとはわかっていないようですが、瞳に立体感と明暗を与えるためと言われているそうです。

ダヴィデ像の鑑賞時間は、私の場合で15分ほど。横顔や後ろ姿、手や瞳のディテールまで見て回っても、それほど長い時間はかかりませんでした。

ダヴィデ像の後に見たいミケランジェロの未完像

ダヴィデ像を見終えたら、そのまま周辺のミケランジェロ作品も見ていきましょう。

アカデミア美術館には、完成されたダヴィデ像とは対照的に、制作途中のまま残された未完の彫刻も展示されています。それがダヴィデ像のホール手前の通路、左右に置かれた4体。

ダヴィデ像の手前にある未完の作品

これらは「囚人」または「奴隷」と呼ばれる作品群で、もともとはローマ教皇ユリウス2世の墓廟のために制作されたものです。

アカデミア美術館・ミケランジェロによる未完の作品

顔や手足がはっきり彫られた部分もあれば、まだ大理石に埋もれているように見える部分もあります。

ダヴィデ像の手前にある未完の作品2

彫刻が石から生まれてくる途中を見ているようで、完成したダヴィデ像とはまた別の面白さがありました。

シニョリーア広場にもダヴィデ像がある

ちなみにフィレンツェでは、アカデミア美術館に入らなくても、シニョリーア広場でダヴィデ像を見ることができます。

シニョリーア広場

ヴェッキオ宮殿前に立っている白いダヴィデ像は、一見本物そっくりです。原寸大(517cm)でとにかく目立つため、観光中に目にした方も多いはず。

ヴェッキオ宮殿前に立つダヴィデ像のレプリカ

元々は、本家ダヴィデ像がここに設置されていましたが、1873年に劣化を防ぐためアカデミア美術館へ移送。現在のレプリカは1910年になって置かれたものです。

遠目に見たときの存在感や佇まいだけでいえば、本家とそれほど変わらないかもしれませんが、表情や全体の質感などはやはりだいぶ異なって見えました。

ヴェッキオ宮殿前に立つダヴィデ像のアップ

ダヴィデ像にそこまで強い関心がない方なら、シニョリーア広場のレプリカを見るだけでも割と満足できるかもしれません。

反対に、せっかくフィレンツェまで来たのなら本物を見たいという方、また細部までしっかり見比べたい方なら、アカデミア美術館まで足を運ぶ意味はあると感じました!

最後に:アカデミア美術館のダヴィデ像は予約して見に行く価値があった!

個人的には、アカデミア美術館のダヴィデ像は、やはり実物を見てこそ印象が変わる作品でした。表情や質感、迫力はやはり別物です。

フィレンツェまで来たなら、予定に入れておいて損はありません。

アカデミア美術館がおすすめな人

  • 本物のダヴィデ像を近くで見たい方
  • レプリカとの違いを自分の目で確かめたい方
  • ミケランジェロの彫刻作品をまとめて見たい方

ダヴィデ像そのものに少しでも興味があるなら、チケットを取って見に行く価値はあると思います!


ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
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理系マイラー

理系マイラー(夫)&理系マイラー妻です。

夫婦でマイル・ポイント・上級会員制度を徹底的に研究し、実際の体験をもとに「誰でも手が届く、お得な旅の方法」を発信しています。

▼夫:理系マイラー(夫)
理学部物理学科卒。
飛行機恐怖症の陸マイラーでしたが、ANA SFC・JAL JGPのステータス(家族会員)を取得。
日々の節約やコスパに情熱を注ぎ、飛行機に乗らずともマイルを貯める技を追求中。

▼妻:理系マイラー妻
文学部ドイツ文学科卒/元航空会社地上係員。
飛行機とホテル修行が趣味で、ANAダイヤ・JAL JGP・ヒルトンダイヤ・マリオットプラチナなど多数のステータスを取得。
旅に関する一次体験をもとに、誰でも再現可能な「上級会員への道」をわかりやすく解説しています。

掲載・協力実績:日経BP / 技術評論社 / GMOインターネットグループ / オズビジョン / GMOメディア/ ZIPAIR /テレビ東京