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私がダイナースクラブカードを申し込んで3ヶ月で得たもの

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私は陸マイラーになってすぐに「ダイナースクラブカード」を申し込みました。

と言うよりも、ダイナースクラブカードの存在をきっかけに陸マイラーになったと言っても過言ではありません。それくらい、ダイナースクラブカードは陸マイラーにとって魅力的なカードです。

空撮

陸マイラーであればほとんどの方がご存知のように、ポイントサイトを経由してクレジットカードに新規入会するだけで、大量のポイントを手に入れることができます。

年会費無料のカードですら1万円相当のポイントが貰えることがあるのですが、比較的高額な年会費を要するダイナースクラブカードについては、獲得ポイントがさらに増える傾向にあります。

私がダイナースクラブカードを新規発行した際には、約50,000円相当のポイントを獲得することができました。カードを発行するだけで50,000円です。こんなに美味しい話があってよいのかと思ってしまいますよね。

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ポイント高騰の背景

当時はダイナースクラブの運営会社が「シティカードジャパン株式会社」から「三井住友トラストクラブ株式会社」に切り替わることが発表されたばかりでした。

このため、ちょうど広告費を増やしたタイミングだったのかもしれません。

しかし、ダイナースクラブカードのポイント高騰は瞬間的なものではなく、そのごもしばらく同じような状況が続きました。

まさに大盤振る舞いといった感じで、私と同じようにダイナースに新規入会したかも多かったのではないかと思います。

ダイナースを3ヶ月間使用した感想

私は、この記事を書いている時点で、約3ヶ月間ダイナースカード利用してきたことになります。

個人的には、使い勝手は悪くないと感じました。

ダイナースが使えないお店は思ったよりも少ない

ダイナースは使えるお店が少ないという評判です。確かに、VISAやMASTERは使えても、ダイナースは使えないというお店も一部存在しているようです。

しかし、私のよく利用するお店に限れば、クレジットカードが利用可となっていれば全て問題なく使えました。

規模の小さいネット通販等で使えないこともありましたが、実際に使えなかったのはそれくらいで、不便な思いをすることはほとんどなかったです。

デザインがとっても好みです

デザインに関しては個人的な好みの問題ですので賛否両論あるでしょうが、私はとても気に入っています。

高級感がありつつも、主張の少ないデザインで使いやすいからです。

ダイナースクラブカード

ダイナースクラスのステータスカードともなると、金色に輝くカードが多いのですが、ゴールドの券面は目立ちすぎて使いにくいんですよね。そんなの誰も気にしてはいないというのは分かっているのですが、金ピカのカードを使うのには、いまだに少し抵抗があります。

ネックは高額な年会費

ただ、やっぱり年会費(税込23,760円)は高いですね。

クレジットカードを使っていない方、あるいは年会費無料のカードを使っている方であれば、まず「もったいない!」という気持ちが先にきてしまうでしょう。

私自身もこれまで高額なクレジットカードには縁がなかったため、はじめて申込むときは結構迷いがありました。

準プラチナ級のカードと考えれば安い方なのかもしれませんが、基本的にはお金をバンバンつかってこそ意味のあるカードだと思ってます。

例えば、ダイナースはグルメ関係に非常に強いクレジットカードとして知られており、その中でもお得感が大きいのは「エグゼクティブダイニング」という特典です。

エグゼクティブダイニングは、高級レストランで2人で食事すると1人分が無料になるという素晴らしい特典なのですが、対象となっているお店は1人で10,000円くらいするようなお店です。いくら半額とは言え躊躇してしまいます。

ダイナースってステータスの高いカードじゃないの?

ステータスについても正直微妙なところです。

ダイナースクラブカードといえば、以前は唯一無二のステータスを誇るカードでした。医者や弁護士のような人でしか持っていないカード、という認識を持っている方も少なくなかったはずです。

しかし、最近になってのカード大量発行の影響を考えれば、ブランド価値は確実に下がってきているでしょう。残念ながら、持っていることを自慢できるようなカードではありません。

ただし、カードの発行枚数が増えてきているのは悪いことだけではありません。それだけ入会審査が緩くなってきているのですから、今なら思ったよりも簡単にダイナースに入会することができます。

もし、ダイナースクラブカードの審査を通過できる訳がないと最初から諦めているのであれば、それは非常にもったいないことです。

現在のダイナースクラブカードの審査は非常に緩く、一般的なサラリーマンでも十分に審査を通過できます。様々な条件が考慮されるため一概には言えませんが、年収500万に到達している方であれば、かなり高い確率で審査を通過できるはずです。

来年以降は継続しないかも

良いところや悪いところを簡単に説明してきましたが、私はダイナースクラブカードをそれなりに気に入っています。

が、来年も更新して使うかと聞かれると、答えに詰まってしまいます。来年まで継続しようとすると、ふたたび高額な年会費がかかってしまうからです。

ダイナースに付帯されている様々な特典を余すところなく利用できる方であれば十分に元は取れるのだと思いますが、私のような「節約好き」にとっては、宝の持ち腐れになってしまう可能性が高いです。

しかし、以下で説明しているように、これまでに得たものだけでも十分だと思わせるくらい、ダイナースクラブカードは大活躍しています(ここからが本題です!)。

ダイナースで獲得したポイント

使い始めてから3ヶ月間で私がダイナースクラブカードを使って決済した金額は、約30万円です。1月あたりの平均だと約10万円ですね。

ダイナースクラブカードは、100円の決済でダイナースリワードポイントが1ポイント貯まるので、30万円分の決済だけで3,000ポイント貯まりました。

これに加えて、ダイナースクラブでは、入会から3ヶ月以内に25万円以上決済すれば、リワードポイントを20,000ポイント獲得できる入会キャンペーンが開催されていました(現在は条件が変更されているようです)。この20,000ポイントについても先日確定していました。

このため、現時点で私が保有しているダイナースリワードポイントは、3000(決済分)+20000(キャンペーン分)=23,000ポイントです。

ダイナースリワードポイントは、ダイナースグローバルマイレージというプログラムを利用して、1ポイントを航空会社の1マイルに交換できます。

まだ実際に交換申請はしていないのですが、私が保有する23,000ポイントは、23,000マイルに交換できるということです。

交換する際にはプログラムに参加する手数料として6,480円(税込)が必要になります(ANAダイナースでは手数料不要です)。

ちなみに、ダイナースグローバルマイレージを利用した場合のポイント交換単位は1,000ポイントです。入会キャンペーンの条件が25万円の決済であるにもかかわらず、私が30万円も決済に利用した理由がこの交換単位にあります。

25万円の決済では、ポイントが2,500ポイントしか貯まらず、ANAマイルに交換できない500ポイントが発生してしまうのです。わずかな端数ですが、もったいないですよね。

もちろんポイントサイトのポイントも獲得!

言うまでもないことですが、ダイナースクラブカードの申し込みで、ポイントサイトのポイントも獲得できました。

私は、当時還元ポイントが高かったGetmoney!(ゲットマネー)ちょびリッチの利用を検討し、最終的にはGetmoney!を利用してダイナースクラブカードを申し込みました。獲得ポイントは500,000ポイント(50,000円相当)です。

このポイントは現金化して50,000円にすることもできますが、私は陸マイラーですから現金化は選択しません。

ポイントの使い道は「ANAマイル」への交換です。

マイル化でポイントの価値は増加する

ポイントサイトで貯めたポイントは、「ソラチカルート」と呼ばれる交換ルートを利用することで、その価値を高めることができます。

【新ソラチカルート】誰でもできる年間20万マイルを貯める方法とは<LINEルート対応最新版>
2018年4月、ソラチカルートの一部変更により、マイルの貯め方が変わりました。世間では改悪と言われていますが、マイルを貯めるのに最も効率的な方法は、いまだにソラチカルートです。少し複雑になってしまいましたが、ソラチカルートを使えば、初心者でも年間21万6,000マイルを貯められるという事実は変わっていません。今からマイルを貯め始めたとしても、驚くほど簡単にビジネスクラスやファーストクラスで海外旅行に行くことができます。

ソラチカルートの移行レートは0.9倍です。このため、50,000円分のポイントをソラチカルートでANAマイルに移行すると、50,000×0.9=45,000マイルになります。

航空会社のマイルは1マイル=2円換算されることが一般的ですから、45,000マイルの価値は90,000円。もともとは50,000円分のポイントが、ANAマイル化によって、40,000円分も増えました。

気になる合計獲得マイル数は?

それでは、ダイナースクラブカードを使って獲得したマイルは、全部でいくらになったでしょうか。

最初に説明したように、ダイナースのポイントを交換して貯めたマイルが23,000マイル、それに加えてポイントサイトで貯めたポイントを移行したマイルが45,000マイルありますから、合計すると23,000+45,000=68,000マイルにもなります。

68,000マイルは、1マイル=2円で換算すると、13万6,000円相当です。

ダイナースに入会しただけで、とんでもない利益が出てしまいました!

ちなみに、手出しとなる年会費(税込23,760円)と移行手数料(税込6,480円)を差し引いたとしても、136,000-23,760-6,480=105,760円です。

これは、ダイナースクラブカードに申し込むだけで純粋に10万円以上の利益が出ていることを意味します。素晴らしいコストパフォーマンスですね。

68,000マイルで実現できること

ここまで説明してきたように、私はダイナースクラブカードだけで68,000マイルを貯めました。ANAマイルが68,000マイルあれば、特典航空券を使って世界中のいろんなところに旅行できます。

例えば、ちょうど68,000マイルで、ハイシーズン(最も運賃が高い時期)にビジネスクラスでハワイを往復できます。誰もがあこがれる常夏の楽園ハワイ…そんなステキな場所にビジネスクラスで優雅な空の旅を満喫しながら行けちゃいます。

南国気分

通常、ANAが運行する飛行機を使ってハワイにビジネスクラスで行こうとすれば、確実に数十万かかります。それがダイナースクラブカードに申し込むだけで実現できてしまうのですから、その破壊力たるや恐ろしいですね。

私の当面の目標は「ビジネスクラスでヨーロッパ旅行」なので、もう少しANAマイルを貯める必要があります。しかし、ダイナースクラブだけで、その7、8割は達成していることになると考えれば、実現はそう遠くないはずです。

改めて言わせてもらいますが、ここまでたったの3ヶ月です。しかも、やったことと言えばカードを決済に利用した程度で、特別な労力はかかっていません。そして、何も知識がない状態からでも問題なく達成できます。私がまさにそうでしたから。

その後、ビジネスクラスでヨーロッパ旅行という目標を達成しました↓

ANA国際線特典航空券ビジネスクラスでフランス・ドイツに行ってきました!
マイルを貯め始めて約7ヶ月。ついにビジネスクラスでのヨーロッパ旅行が実現しました。飛行機恐怖症の夫と高齢の義母と一緒にフランスとドイツを巡るマイル旅行記です。

まとめ

ダイナースクラブカードは、いわゆるステータスカードであり、使って得するというイメージを持たれている人は少ないと思います。クレジットカードで得したいという人なら、まずは「年会費無料」且つ「還元率が高い」カードを探しますよね。

しかし、上手にダイナースクラブカードを使いこなせば、実は他のクレジットカードよりもお得なんです。特に、ANAマイルを貯めるという観点から見た場合、申し込まないのが損だと思えるくらいに大きなリターンが見込めます。

ダイナースクラブカードは陸マイラーデビューに最適なクレジットカードです。これをきっかけにANAマイルを貯め始めてみませんか?

ANAマイルを集中的に貯めるのであれば、ANAカードでもあるANAダイナースクラブカードがオススメです。新規入会で大量のANAマイルを獲得できるキャンペーンが定期的に実施されています。

ポイントサイトを使ったマイルの貯め方について詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてみて下さい。

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