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【新ソラチカルート】誰でもできる年間20万マイルを貯める方法とは

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マイルで飛行機に乗って海外旅行

海外旅行は誰もが憧れる休日の過ごし方。

ゴールデンウィークや夏休み、年末年始の時期は、必ずと行っていいほど空港での出国ラッシュの様子がニュースになりますよね。

そんな人たちを見て、自分とは住む世界が違うと思ってはいませんか?

確かに、海外旅行にはお金がかかります。一人旅でも10万円を超えることは珍しくなく、家族全員で海外に行くとなると、数十万円を超えるような出費が発生することもあるでしょう。

しかし、そこまでお金をかけずとも、海外旅行に行く方法はあります。それは、マイルを使って飛行機に乗るという方法です。

ご存知の方も多いと思いますが、マイルを貯めれば飛行機に無料で乗ることができます。つまり、マイルを大量に貯めることができれば、海外旅行にほとんどタダで行くことだって出来てしまうのです。

例えば、ANAやJALで10万マイル貯まれば、ハワイやアメリカ、ヨーロッパ等の往復チケットと交換できます。しかも、エコノミークラスではなく、普通に買えば数十万円するビジネスクラスのチケットです。

では、一体どれくらい頑張れば10万マイルは貯められるのでしょうか。

人によって様々な答えが返ってくるでしょうが、私の場合は、マイル初心者の状態から約3ヶ月で10万マイル貯めました。そして昨年は、夫婦2人合計で100万マイルを貯めました。

100万マイルもあれば、ファーストクラスで地球を5周することも可能です

なぜ、そんなに大量のマイルを貯められたかというと、「ソラチカルート」という効率のよい方法を利用したからです。ソラチカルートは、特別な人だけが使える裏技ではありません。誰もが使える、とっても簡単な方法です。

以下では、ソラチカルートを利用したマイルの貯め方について、詳しく解説していきます。

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ソラチカルートとは

飛行機の中から見た青空

ソラチカルートは、一般的に知られている「飛行機に乗ってマイルを貯める方法」とは、全く異なる方法です。

もちろん、マイルを貯める基本は飛行機に乗ることですが、飛行機に何度も乗らないといけないのでは、誰もが実践できる方法とは言えませんよね。このような方法は、仕事で何度も飛行機に乗るような人たちにしか使えません。

しかし、ソラチカルートを使えば、飛行機に1回も乗らなくても大量のマイルを貯めることが可能です。

ソラチカルートは、飛行機に乗らずにマイルを貯める「陸マイラー(おかまいらー/りくまいらー)」の間で有名になった方法なのです。

・飛行機に乗ってマイルを貯める ⇒ 何度も飛行機に乗る必要がある
・ソラチカルートでマイルを貯める ⇒ 飛行機に乗らずともマイルが貯まる

ポイントの移行でマイルが貯まる

ソラチカルートを使うと、ANA(全日空)のマイルが貯まります。

ただし、直接ANAマイルが貯まるわけではありません。まずはANA以外のところでポイントを貯めて、そのポイントをANAマイルに移行(交換)するというテクニックを使います。

なんだか面倒くさそうな話ですが、実際にやってみると、そんなに手間はかかりません。もちろん、ちょっとした労力は必要ですが、そんなことは気にならないくらい、凄い勢いでマイルが貯まっていきます。

・飛行機に乗る ⇒ 直接マイルが貯まる
・ソラチカルート ⇒ ポイントを貯めてマイルに移行する

ソラチカカードが必須アイテム

ソラチカルートは誰でも利用できると言いましたが、たった1つだけ、事前に準備しておくべきものがあります。

それは、「ANA To Me CARD PASMO JCB カード」。通称「ソラチカカード」と呼ばれるクレジットカードです。

ソラチカカード

すでにお気づきかとは思いますが、ソラチカルートの名称は、この「ソラチカカード」に由来しています。ソラチカカードを使う方法なので「ソラチカルート」と呼ばれているのです。

クレジットカードの利用に抵抗がある方もいるかもしれませんが、ソラチカルートは、ソラチカカードのクレジット機能を利用するものではありません。このため、カードの使い過ぎ等の心配は不要です。

ソラチカカードとは

ソラチカカードは、ANAが提供するクレジットカード「ANAカード」の一種で、日本のクレジットカード会社JCBが発行しています。

ソラチカカードの紹介画像

「ソラチカ」という名前は、ANAカードとしての機能「空(ソラ)」と、東京メトロのPASMOとしての機能「地下(チカ)」が一体化していることに由来。

個人的には、非常に分かりやすく、馴染みやすいネーミングだと思っています。

ソラチカカードは、あまり知名度のあるカードではありませんが、ソラチカルートに必須のアイテムであるため、陸マイラー界隈に限れば、知らない人はいません。

ANAマイルを貯めている人であれば、かなり高い確率で、このソラチカカードを保有しているはずです。

ソラチカカードの基本スペック

  • 年会費:2,000円(税別)※初年度年会費無料
  • 海外旅行損害保険:最高1,000万円
  • 国内航空傷害保険:最高1,000万円
  • ショッピングガード保険:(海外)最高100万円
  • >決済時マイル還元率:原則0.5%(移行手数料5,000円を支払えば1%)

ソラチカカードの基本的なスペックは、「ANAカード(一般)」と概ね同様です。決済時のマイル還元率は0.5%なので、他のクレジットカードと比較した場合でも、マイル還元率が特に優れている訳ではありません。

しかし、ソラチカカードには唯一無二の特典が付帯されています

それこそが、今回ご紹介する「ソラチカルート」。ソラチカルートは、ソラチカカードを保有している人に与えられる特典の1つなのです。

ソラチカカードは年会費2,000円が必要なカード(ただし初年度は無料)なので、年会費無料のカードに慣れている方にとっては、少しもったいないと思えるかもしれません(私も最初はそう思ってました)。

しかし、ソラチカルートが使えるというメリットを考えると、2,000円という年会費は安過ぎるくらいです。ソラチカルートを使えば、年会費の2,000円を無視できるくらいに大量のマイルが貯まります。

ソラチカカードはJCBブランドのため、以前はJCBブランドのANAカードとの2枚持ちが禁止されていましたが、現在ではその規約は撤廃され、ソラチカカードとJCBブランドのANAカードの2枚持ちも可能となりました。

メトロポイントからANAマイルへの高レート交換

ソラチカカードは、『ANA』と『東京メトロ』がコラボしたクレジットカード。

このコラボレーションを上手く活かした特典が「ソラチカルート」です。ソラチカルートを使うことで、東京メトロの「メトロポイント」を、ANAの「ANAマイル」に高レートで移行(交換)することができます。

具体的には、メトロポイントを×0.9倍(90%)のレートでANAマイルに移行することが可能。例えば、下記画像のように、メトロポイント1,000ポイントを、ANAマイル900マイルに移行できます。

 

ソラチカルート

ちなみに、他社ポイントからANAマイルへの移行レートは、一般的に×0.5倍(50%)に設定されていることがほとんど。これは、ANAマイルの価値が1マイル=2円程度だと考えられているからです。

・一般的なポイント移行レート ⇒ ×0.5倍
・ソラチカルートの移行レート ⇒ ×0.9倍
マイル初心者の方にとっては、この数字の凄さがいまいちピンとこないかもしれません。ソラチカルートの移行レートの魅力については、後で詳しく解説します。

カードを持っているだけでOK

ソラチカカードは、その特典である「ソラチカルート」を活用するためのツールです。

このため、ソラチカルートでマイルを貯める際に、クレジットカードとしての決済機能を利用する必要はありません。

マイルを貯める目的であれば、あくまで「ソラチカカードの会員になる」というのが最重要事項

極端なことを言えば、ソラチカカードは持ち歩く必要さえありません。タンスの奥にしまったままでもOKです。

しかし、ソラチカカードを使ってはダメというわけでもありません。むしろ、長期的な目で見れば、どんどん使うべきカードです。

クレジットカード会社から見れば、利用してもらえない(つまり、利益の出ない)クレジットカードは、廃止又は改変対象となり得ます。このため、今後も継続してソラチカルートを利用していくためにも、まったくカードを利用しないのは得策ではありません。

すでに説明したように、ソラチカカードにはPASMOがついているので、私は電車に乗る時に必ずソラチカカードを利用するようにしてます。便利なオートチャージ機能も使えますし、メトロポイントplusを活用することで、いつもより多めにメトロポイントが貯まります。

東京メトロの自動改札機

ソラチカルートの使い方

ここまで説明してきた話をまとめると、ソラチカルートでマイルを貯める際の流れは、下記の通り。

ソラチカルートの流れ
  • Step1
    ソラチカカードを入手する
  • Step2
    メトロポイントを貯める
  • Step3
    メトロポイントをANAマイルに移行する

以下では、これらの各ステップについて、より詳しく解説をしていきます。

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Step1.ソラチカカードを入手する

まずは「ソラチカカード」を入手しましょう。

ソラチカカード申し込み画面

ソラチカカードに申込むと、カード会社(JCB)による審査がありますが、年収○○万円以上などの厳しい条件は課せられていません。

過去にクレジットカードで問題を起こした等の特別な理由がなければ、ほとんどの人が問題なくカードを発行できるはずです。

ソラチカカードは、収入のない専業主婦でも審査を通過することが可能です。最初から諦めずに申し込んでみることをオススメします。

Step2.メトロポイントを貯める

ソラチカカードを入手したら、次は、マイルに移行するためのメトロポイントを貯めます。メトロポイントをたくさん貯めれば、最終的に獲得できるANAマイル数も増加します。

ということで、ソラチカルートでマイルを貯める時には、「いかにしてメトロポイントを稼いでいくか」を第一に考える必要があります。

そもそもメトロポイントってなに?

メトロポイントは、東京メトロ(東京地下鉄株式会社)のポイントです。

基本的には、東京メトロの地下鉄を利用することで貯まるポイントであり、1ポイント=1円としてPASMOのチャージ等に利用することができます。

ただし、メトロポイントを地下鉄に乗車するだけで大量に貯めるのは非常に困難です。

地下鉄に乗った際に貯まるポイントはせいぜいが数ポイント、多くても数十ポイント単位でしか貯まりません。

メトロポイントは、毎日のように地下鉄に乗る人であっても、そうそう貯まるものではないのです。

東京メトロの車両

しかし、メトロポイントは地下鉄に乗る以外にも貯める方法があります。

実は、その方法こそが、大量のANAマイルを貯めるための重要な鍵となっています。

大量のメトロポイントを貯める方法

ソラチカルートに必要なメトロポイント、その最も効率的な稼ぎ方は「ポイントサイトの利用」です。

ポイントサイトとは、ネットを介したお買い物や各種サービス(広告案件)の利用によって、現金化可能なポイントを稼ぐことが可能なサイトの総称です。利用者の多いポイントサイトとしては、例えば「ハピタス」、「モッピー」、「ポイントタウン」等が挙げられます。

実際に利用したことはなくても「名前だけは聞いたことがある」という方もいるかもしれませんね。

ポイントサイトでは、大量のポイントを短期間で貯めることができます。例えば、たった1回の利用で1万円以上のポイントを貯めることも難しくありません。

このようにして貯めたポイントは、メトロポイントに交換することが可能です。ポイントサイトで貯めたポイントは、多くの人が利用する現金化(金融機関への振り込み)という使い方だけではなく、メトロポイントとして使う方法もあるのです。

東京メトロを利用する機会のない地方在住の方であっても、ポイントサイトを利用すれば、大量のメトロポイントを貯めることが可能です。

ポイントサイトの利用には登録が必須です

ポイントサイトでポイントを貯めるためには、ポイントサイトの登録手続き(アカウントの作成)を済ませておく必要があります。

ポイントサイトと言っても、いろいろなサイトがあるのですが、ソラチカルートを利用なポイントサイトについては、下記記事でまとめてご紹介しています。

当サイト限定でお得に登録できるサイトや、期間限定の入会キャンペーンを実施しているサイトも多数ご紹介しているので、ぜひともご活用下さい。

選択肢があり過ぎて迷うという方は、シンプルで使いやすい”ハピタス”から始めてみることをお勧めします↓

LINEルートを使ってメトロポイントに交換してみよう

LINEのロゴ画像

ポイントサイトで貯めたポイントは、「LINEルート」と呼ばれるルートを使うと、効率的にメトロポイントに移行することができます。

ソラチカルートの話と似ていますが、混同しないように気をつけて下さい。

LINEルートは、ポイントサイトで貯めたポイントをメトロポイントに移行するルートソラチカルートは、メトロポイントをANAマイルに移行するルートです(正式名称ではありませんが、ここでは上記の定義を用いて説明していきます)。

LINEルートの流れ

LINEルートでは、ポイントサイトで貯めたポイントを、ポイント交換サイトである「PeX」や「Gポイント」を中継させてLINEポイントに交換し、そこからメトロポイントへという手順で交換を進めていきます。

少し話が複雑になってしまったので、図を使ってまとめてみましょう。

新ソラチカLINEルート

上記の図からも分かるように、ポイント交換先として「PeX」、「Gポイント」、「LINEポイント」のいずれを選択可能かによって、メトロポイントまでの交換回数が変化します(移行レートは変化しません)。

ポイント交換先 ポイント移行ルート 交換回数
PeXに交換可能
(ex.ハピタス)
ポイントサイト ⇒ PeX ⇒ ワールドプレゼントポイント ⇒ Gポイント ⇒ LINEポイント ⇒ メトロポイント 5回
Gポイントに交換可能
(ex.モッピー)
ポイントサイト ⇒ Gポイント ⇒ LINEポイント ⇒ メトロポイント 3回
LINEポイントに交換可能
(ex.ポイントタウン)
ポイントサイト  ⇒ LINEポイント ⇒ メトロポイント 2回

※モッピーはLINEポイントにも直接交換できますが、少しだけレートが低く設定されているため、Gポイントからの交換ルートを選択するとポイントを目減りさせることなく交換できます。

LINEルートの移行レートも0.9倍

LINEルートでは、メトロポイントまで何度もポイントを交換していくことになりますが、その際の交換レートは基本的に等倍。しかし、最後のLINEポイントからメトロポイントへの交換レートだけは×0.9倍(90%)となっています。

このため、ポイントサイトで貯めたポイントは、最終的に×0.9倍でメトロポイントに移行完了することになります。

例えば、ポイントサイトで1万円分のポイントを貯めていれば、そのポイントを9,000円分のメトロポイントに交換することが可能です。

なお、この段階ではポイントの価値が目減りしてしまいますが、ソラチカルートでANAマイルに移行することで、ポイントの価値は一気に増加します。少し損した気分になるかもしれませんが、一時的なものなので気にする必要はありません。

2018年3月以前は、もう少し高レートでメトロポイントに移行できたのですが、一部制度の見直しにより、2018年4月以降は「LINEルート」が最も移行レートの高い方法となります。

PeX経由の場合は三井住友VISAカードが必須

ポイント交換先としてPeXを選択することになるポイントサイト(GポイントやLINEポイントに直接交換できないポイントサイト)は、三井住友VISAカードのポイントである「ワールドプレゼントポイント」を中継させる必要があります。

このルートを利用するためには、三井住友VISAカードを保有していることが条件となります。

三井住友VISAカードの券面

三井住友VISAカードは年会費が必要となるものが多いのですが、「三井住友VISAエブリプラス」は年会費無料で保有可能。LINEルート目的の場合にもオススメできます。

Step3.メトロポイントをANAマイルに移行する

メトロポイントへの移行が完了したら、いよいよ最終段階。ソラチカルートを利用して、メトロポイントをANAマイルに移行してみましょう。

ソラチカルートを利用したポイント移行申請は、To Me CARDの会員専用サイトにログインすることで行えるようになります。

ToMECARDの会員専用サイトログインページ

・「お客様番号」は東京メトロの個人IDです(半角数字10桁)。ソラチカカード券面にも記載されています。
・「確認番号」はログイン用のパスワードのようなもので、初期設定は誕生日の数字4桁(例えば、1月1日生まれの方は【0101】)となっています。

新ソラチカルートの移行レートは81%

ここまでの説明の通り、LINEルートの移行レートは0.9倍、そしてソラチカルートの移行レートも0.9倍です。

このため、移行ルート全体で見た場合のレートは0.9×0.9=0.81倍となります。

新ソラチカLINEルート2

つまり、LINEルートとソラチカルートを利用すれば、ポイントサイトで貯めたポイントの81%分のANAマイルを獲得できます。

例えば、ポイントサイトで1万円分のポイントを貯めてしていた場合、最終的にANAマイル8,100マイルを獲得することが可能です。

ソラチカルート全体で見た場合の以降レートは『81%(0.81倍)

0.81倍ってそんなに凄いの?

交換レートが0.81倍である場合、数字だけ見るとポイント数が減ったようにも見えます。例えば、上記例を見ても、10,000円分のポイントが8,100マイルになっていますよね。

これって普通に考えるともったいない気がしませんか?

私は最初にソラチカルートのことを知った時にそう思いました。

でも、それは大きな間違いです!

マイルの価値は概ね「1マイル=2円」で換算することができるため、8,100マイルの価値は8,100円ではありません。

実質的には、その2倍の16,200円なのです!

もともと10,000円分だったポイントが16,200円になったのですから、その価値は6,200円分も増加しています。

増加倍率で考えると1.62倍です。

とにかく常識はずれのレート

この1.62倍という倍率は、普通に考えればあり得ない数字です。

例えば、10万円分のポイントを保有していたとすると、それを16万2千円分のマイルに交換することができますし、100万円分のポイントを保有していたとすると、162万円分のマイルに交換することができます。

これこそ、まさに錬金術。ポイントをマイルに交換するだけで、どんどんその価値が増えていきます。

しかも、株やFX、仮想通貨のように損失が出てしまうリスクはありません。

もちろん、ソラチカルートの移行レートが改悪されたり、ソラチカルートが廃止されてしまうという多少のリスクはありますが、ソラチカルートが現行のまま存続している限りは、ポイントの価値を増やし続けることが可能です。

2018年4月以降の移行レートは0.81倍。2018年3月以前は0.9倍でしたので、少しだけレートが悪化したことになります。今後さらなる改悪があるかは未定ですが、今のうちに少しでもマイルを貯めておくのが吉です。

年間216,000マイルを生み出すソラチカルート

ソラチカルートを使えば、大量のANAマイルを貯めることができることが分かりました。しかし、ソラチカルートは制限なくマイルを生み出せるわけではありません。

ソラチカルートにはポイントの移行上限が設定されており、1月あたり最大でも20,000メトロポイントしか移行申請できない仕様になっています。つまり、1月あたりの獲得ANAマイルは、最大でも20,000×0.9=18,000マイルとなります。

この移行上限は、おそらくソラチカルートの威力が高すぎるゆえに設定されたものであると容易に想像できます。

ソラチカルートを使えば、すでに説明したように、ポイントの価値を1.62倍に高めることができます。これが無制限に使用可能であるとすれば、大変なことになりますよね。

利用者としてみれば嬉しい話ですが、ANA側からすれば、大きな損失が発生してしまう可能性もあります。

ですから、ソラチカルートの移行上限は設定されていて当然で、移行上限があるからこそ、通常では考えられない高レートでの移行が実現できていると言えます。

ソラチカルートで1年間ANAマイルを貯め続けると、18,000×12=21万6,000マイルを獲得できることになります。

ソラチカルートが改悪されない限り、毎年のように21万6,000マイルを手に入れることも可能なのです。

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21万6,000マイルの価値

ANAマイルを21万6,000マイル貯めることができれば、国内線だけでなく、国際線の特典航空券に交換することもできます。つまり、ほぼ無料で海外旅行ができてしまうということ(国際線の場合、諸税分のみ支払う必要があります)。

例えば、ハワイ行きの特典航空券(往復分)を手に入れるためには、下記のマイル数が必要なります。

渡航時期 必要マイル数(ANAエコノミークラス)
L:ローシーズン(閑散期) 35,000マイル
R:レギュラーシーズン(通常期) 40,000マイル
H:ハイシーズン(繁忙期) 43,000マイル

普通に飛行機やクレジットカード決済でマイルを貯めていたのでは、なかなか手が届きませんが、ソラチカルートで年間21万6,000マイル貯めることができれば余裕ですね。高いお金を払って航空券を購入しなくても、気軽にハワイ旅行に行けます。

最も必要マイル数が多くなるハイシーズンでも5往復分。計算上、5人家族までなら、家族全員で毎年ハワイに行くことが出来るというわけです。

これって、凄いことですよね。でも、陸マイラーにとっては当たり前のことなんです。

ANAマイルを貯めればハワイ旅行に無料で行ける

豪華なビジネスクラスにも乗れます

ここまでの話はエコノミークラスの場合ですが、ソラチカルートで貯めた21万6,000マイルがあれば、ビジネスクラスでの海外旅行も実現可能です。

例えば、ハワイ行きのビジネス特典航空券(往復分)を手に入れるためには、下記のマイル数が必要です。

渡航時期 必要マイル数(ANAビジネスクラス)
L:ローシーズン(閑散期) 60,000マイル
R:レギュラーシーズン(通常期) 65,000マイル
H:ハイシーズン(繁忙期) 68,000マイル

エコノミークラスと比較すると多くのマイルが必要ですが、ソラチカルートで年間21万6000マイル貯めることができれば、年に3回もビジネスクラスでハワイ旅行に行けます。

ビジネスクラスの航空券を普通に購入しようとすれば、少なくともエコノミークラスの倍額(数十万円)必要です。庶民が簡単に手を出せる金額を超えていますが、ソラチカルートを使えば、あっという間に身近なものになります。

現に我が家は一昨年、私・妻・母親の3人で、ANAのビジネスクラスに乗って、ヨーロッパ(フランス・ドイツ)に出かけてきました。ソラチカルートの存在を知ってからたった半年後のことです。

ソラチカルートを利用しなければ、絶対に実現しなかった旅行だと思います。

最高峰ファーストクラスも夢ではなくなる

誰もが憧れるファーストクラスも射程圏内です。

普通に生活していると、おそらく一生乗らずに終わる夢のファーストクラス。ニューヨークとの往復便の通常価格は、軽く100万円を超えてきます。選ばれた人間しか利用できない特等席です。

ANAのファーストクラスのイメージ

しかし、ANAマイルを特典航空券にすれば、15万マイルでニューヨーク往復のファーストクラスの航空券が手に入ります。

つまり、ソラチカルートで毎年21万6,000マイル貯めることができれば、毎年ファーストクラスでニューヨークに行けます

さらに、「世界一周特典航空券」を利用すれば、約20万マイルで、ファーストクラス世界一周も可能(実際に昨年妻が体験してきました)。

機内でゆったり至れり尽くせりの上、世界各国の空港で豪華なファーストクラス専用ラウンジを堪能することも出来ますから、素晴らしいコスパです。

一生に一度はやってみたいことを、たった1年足らずで実現させてしまうソラチカルート、恐るべしです!

家族で協力すれば更に大量のマイルを獲得可能

もっともっとマイルを貯めたいという方には、家族で協力してマイルを貯める方法をオススメします。

上述した21万6千マイルという年間上限マイル数は、あくまで1人でマイルを貯めた場合の数字です。複数人で同じようにマイルを貯めれば、2倍、3倍のマイルを獲得することも可能です。

家族で協力して貯めたANAマイルは、ファミリーマイル制度を利用することで、家族間で共有して利用することができます。

ANAのファミリーマイル参加メンバー例

家族が多いと、その分マイルも多く必要となりますが、協力してマイルを貯めることで、効率的に大量のマイルを貯めることも可能です。

なお、家族でソラチカルートを利用する場合、家族1人1人がソラチカカードの本会員である必要があります。家族カードの会員はソラチカルートが利用できないので、必ず本会員として入会するようにしましょう。

ソラチカルートまとめ

知っているだけで得をするソラチカルート。まだ利用したことのない方は、まずソラチカカードを入手してみてください。

ソラチカルートでANAマイルを貯めるためには…

  1. 「ソラチカカード」を取得する。
  2. 「ポイントサイト」に登録する。
  3. ポイントサイトで貯めたポイントを「メトロポイント」に移行する。
  4. メトロポイントを「ソラチカルート」でANAマイルに移行する。

たったこれだけで、ビックリするくらいANAマイルが貯まるようになります!

ソラチカルートで貯まるマイルは、毎月18,000マイル!!上限が決まっているので、貯め始めるのが遅くなるほど不利になってしまいます。

もし迷っているのなら、とりあえずマイルを貯め始めてみましょう。

誰でも実践できるのが最大の強み

ここまで読んで頂いた方であれば、おそらくソラチカルートの驚くべき実力を理解できたのではないかと思います。ソラチカルートの交換レートの高さは、反則級と言わざるを得ません。

しかし、ソラチカルートには、交換レート以外にも忘れてはいけない強みがあります。

それは「ほぼすべての人が簡単に利用できる」という点です。

ソラチカルートは、ソラチカカードを発行できないような特殊な事情を持った方でなければ、誰でも使うことができます

また、ポイントサイトで大量のポイントを貯める方法は、よほどパソコンやインターネットに不慣れな方でなければ、誰でも簡単に実践できます

つまり、「特別なテクニックを磨かなくても、誰でも今すぐに始められる」という手軽さが、ソラチカルートを利用したマイル獲得方法の最大の強みなのです。

これは個人的な推測に過ぎませんが、「ソラチカルートを使ってみたけれど思うようにマイルを貯められなかった」という方は非常に少数派だと思います。

あまりに美味しい話なので、なんとなく怪しい話に聞こえてしまいますし、実際に始めるとなると躊躇してしまう方もいるでしょう。

しかし、ソラチカルートを使えば、完全な初心者でも、安全かつ確実に大量のマイルを貯めることができます。

この記事が、あなたがマイルを貯め始める一助になれば幸いです。

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