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2026年最新のANA SFC修行を、2028年の制度変更も含めて解説します。
ANA SFC修行でプラチナサービス到達を目指す流れ自体は、現時点では大きく変わっていません。
ただし、2028年4月からSFC特典の内容が見直され、ANAカード・ANA Payの年間決済額が300万円未満の場合は「SFC LITE」へ。
SFC LITEではANAラウンジが利用できず、スターアライアンスの資格もゴールドではなくシルバーになるため、これからSFC修行を始める場合は「取得できるか」だけでなく、「取得後にどの特典を維持できるか」まで考える必要があります。
このページでは、2026年時点のSFC修行について、申し込み条件、プレミアムポイント、費用感、おすすめルートを整理しつつ、2028年以降の制度変更を踏まえて、SFC修行を検討する際の判断ポイントをまとめました。
この記事のポイント
- SFC修行の基本条件は50,000PP到達
- 費用目安はおおむね50万〜60万円前後
- 2026年6月現在は新しい国内線運賃体系でPP単価を確認すべし
- 羽田−那覇ファーストクラスは引き続き有力ルート
- 2028年以降、SFC PLUSを維持できるかは要検討
2026年にANA SFC修行をする意味はある?
まず、2026年にANA SFC修行をするべきかどうかは、取得後に「SFC PLUS」を維持できるかで判断が分かれます。
SFC修行そのものは、現在も50,000プレミアムポイントを獲得してプラチナサービス到達を目指す流れで変わりありません。
ただし、2028年4月以降はSFC特典の内容が見直され、ANAカード・ANA Payの年間決済額が300万円未満の場合は「SFC LITE」となります。
SFC LITEでは、ANAラウンジ利用やスターアライアンス・ゴールド特典が対象外となるため、従来のSFCと同じ価値を期待するのは難しくなります。
これからのSFC修行が向いている人
- ANAカード・ANA Payで年間300万円以上の決済を見込める
- ANAラウンジやスターアライアンスゴールド特典を継続して使う機会がある
- 家族カードも含めてSFC特典を活用する予定がある
- 修行費用とカード年会費を払っても、ANA利用時の優先サービスに価値を感じられる
慎重に考えたい人
- 年間300万円の決済達成が難しい
- ANA便やスターアライアンス便に乗る機会が少ない
- 主な目的がANAラウンジやスターアライアンスゴールド特典である
- 修行費用に対して、取得後の利用機会が限られる

2028年4月から始まるSFC PLUS/SFC LITE制度の詳細は、以下の記事で解説しています。

ANA SFC修行とは?
ANA SFC修行とは、ANAの「スーパーフライヤーズカード(SFC)」というクレジットカードを取得するために、飛行機に乗り続けることを指します。
具体的には、有償フライトに乗ってプレミアムポイント(PP)を積み上げ、SFC申し込み条件である「プラチナサービス到達」を目指すことです。
SFCを取得すると、カードを保有し続けることでANA上級会員向け特典の一部を継続して利用できます。
一般的には、「ANA修行」「SFC修行」「プラチナ修行」などと呼ばれます。
ANAプレミアムメンバーとは?
ANAプレミアムメンバーとは、ANA便の利用実績に応じて認定される上級会員制度のことです。
ANAでは、毎年の搭乗実績に応じてプレミアムポイントが積算され、その合計で翌年度のステイタスが決まります。
3つのステイタス
ANAのプレミアムメンバーには、以下3つのステイタスがあります。
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(ANA公式サイトより)
- ダイヤモンドサービスメンバー
- プラチナサービスメンバー
- ブロンズサービスメンバー
SFC会員は、この3つのプレミアムメンバーとは別枠。
まずプラチナサービス以上に到達し、その後にスーパーフライヤーズカードを申し込む流れになります。
SFCだけでなく、ANAの上級会員制度全体やJALとの違いもあわせて見たい方は、航空会社ステータスカテゴリ一覧から関連ページをまとめて確認できます。
ANAプレミアムメンバーになるには?
ANAプレミアムメンバーになるには、プレミアムポイント(PP)を積み上げる必要があります。
以下が、PPと会員ステイタスの一覧です。
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| 獲得プレミアムポイント | 会員ステイタス |
|---|---|
| 0〜29,999PP | 一般会員 |
| 30,000〜49,999PP | ブロンズサービス |
| 50,000〜99,999PP | プラチナサービス |
| 100,000PP以上 | ダイヤモンドサービス |
ANAプレミアムポイント(PP)の仕組みと貯め方
飛行機に乗って貯まるポイントというと、マイルを思い浮かべやすいですが、プレミアムポイント(PP)はマイルとは全くの別物。
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PPは、ANAのプレミアムメンバー判定のためだけに使われるポイントで、特典航空券や商品に交換できるものではありません。
PPを貯めるには、有償航空券で実際に搭乗することが必要です。ANAマイルを使った特典航空券で乗っても加算されません。
また、PPが加算されるのは、ANAグループ運航便や提携航空会社運航便に乗った時です。
どの便でも同じように貯まるわけではなく、搭乗区間、予約クラス、運賃種別、路線倍率、搭乗ポイントの有無などによって、獲得PP数は変わります。
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(ANA公式サイトより)
基本的には、距離が長く、積算率の高い運賃ほどPPも貯まりやすくなります。
実際の獲得数は、ANA公式のシミュレーションでご確認ください。
さらに重要なのが、PPは毎年1月1日から12月31日までの搭乗実績で集計され、翌年度のステイタス判定に使われることです。
PPは毎年リセットされるため、マイルのように数年かけて積み上げることはできません。
だからこそSFC修行では、1年の中でどの便にどう乗って、効率よく50,000PPを目指すかが重要になるのです。
PPについてもっと詳しく知りたい方はこちら
ANA SFCの仕組み
ここまで見てきた通り、ANAのプレミアムメンバーは毎年の搭乗実績で判定されるため、通常は継続的に飛行機へ乗らなければステイタスを維持できません。
ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)とは?
一方、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)を取得すると、カードを保有し続ける限り、ANA上級会員向け特典の一部を継続して利用することができます。
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ANA SFCに申し込むための条件
SFC入会資格は、厳密には以下の3つあります。
- 「ダイヤモンドサービス(事前含む)」メンバー
- 「プラチナサービス(事前含む)」メンバー
- ANAグループ運航便搭乗で100万ライフタイムマイルに到達

この中で最も現実的なルートが、プラチナサービス到達です。
SFCの主なメリット
SFC会員は、ANAプラチナ会員向け特典の一部を利用できます。代表的なSFC関連特典は以下の通りです。
- ANAラウンジの利用
- 優先チェックイン
- 専用保安検査場の利用
- 優先搭乗
- 手荷物優待・優先受け取り
- スターアライアンスゴールド特典
特に価値を感じやすいのは、空港ラウンジ利用権や、優先チェックイン、手荷物の優先返却あたりでしょうか。
ラウンジについては、国内ANAラウンジだけでなく、海外のスターアライアンス系ラウンジも利用できます。
ANA SFCには年会費が必要
SFCは有料のクレジットカードなので、年会費がかかります。
ただ、毎年あらためて多くのPPを積み上げなくても、カードを保有し続けることでSFC会員としての資格を継続できる点が特徴です。
SFCは家族カードにも価値がある
SFCは家族カードを発行できるため、家族が恩恵を受けやすいのも特徴。
SFC修行をした本人だけでなく、その家族会員も同様のサービスを利用することができます。
ただし、こちらも2028年以降は本会員側のSFC PLUS/SFC LITE区分によって、利用できる特典内容が変わる点に注意が必要です。
SFC修行にかかる費用はいくら?
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SFC修行の費用はルート、時期、運賃によって変わりますが、50,000PPをPP単価10〜12で達成する場合、航空券代の目安は約50万〜60万円です。
PP単価10なら約50万円、PP単価11なら約55万円、PP単価12なら約60万円。
近年高騰している航空券代を考えると、現在は60万円台まで見込んでおいた方が良いかもしれません。
SFC修行の効率はPP単価で考える
SFC修行では、効率を表す指標として、「PP単価」がよく使われます。
| PP単価 | 50,000PP到達時の費用 | 効率の目安 |
|---|---|---|
| 10 | 約50万円 | 理想 |
| 11 | 約55万円 | 現実的 |
| 12 | 約60万円 | やや高め |

私がSFC修行をした当時は、総額456,560円(PP単価9.13)でプラチナサービスに到達できました。
現在は当時より航空券代が上がっているため、同じPP単価で組むのは難しくなっています。
2026年現在のSFC修行ルートは羽田−那覇が中心
費用感の目安を押さえたところで、ここからは2026年6月現在の運賃体系を前提に、SFC修行ルートとPP単価を確認します。
SFC修行の定番ルートといえば、羽田−那覇線。
羽田−那覇線はANA国内線の中でも距離が長く、設定便数も多いため、50,000PPを目指すうえで現在も有力なルートとなっています。
- ANA国内線の中でも距離が長い
- 設定便数が多く、日程を組む選択肢が多い
- 普通席よりファーストクラスの方が獲得PPを伸ばせる
- 同日往復や複数回搭乗の計画を立てられる
ちなみに2026年5月19日搭乗分から、ANA国内線のプレミアムクラスはファーストクラスへ変更されました。
そのため現在は、ファーストクラスの「シンプル」「スタンダード」「フレックス」などの運賃を前提に、PP単価を確認する必要があります。
ファーストクラスと旧プレミアムクラスのPP積算率比較
ファーストクラスと旧プレミアムクラスの主な違いは、以下の通りです。
| 旧制度(〜2026/5/18搭乗分) | 新制度(2026/5/19〜搭乗分) | |
|---|---|---|
| 上位運賃 | 150% プレミアム運賃・Biz等 |
150% フレックス、Biz、ANAカード優待割引、国際航空券国内区間ファーストクラス F/A |
| 中位運賃 | 125% VALUE PREMIUM系・株主優待割引 |
130% スタンダード、株主優待割引 |
| 最安運賃 | 120% シンプル |
|
| 搭乗ポイント | 全区分400 | |
- 上位運賃の積算率150%は継続
- スタンダード、株主優待割引は積算率130%
- 最安運賃としてシンプルが設定
- 搭乗ポイント400は全区分共通
羽田−那覇ファーストクラスなら何回で50,000PPに届く?
羽田−那覇のファーストクラスをメインにした場合、50,000PP到達までの目安は次の通りです。
| 運賃タイプ | 積算率 | 片道PP | 必要片道数 | 往復換算 |
|---|---|---|---|---|
| シンプル | 120% | 2,761PP | 18.11回 | 約9往復 |
| スタンダード | 130% | 2,958PP | 16.90回 | 約8往復半 |
| フレックス | 150% | 3,352PP | 14.92回 | 約7往復半 |
羽田−那覇ファーストクラスのPP単価試算
では実際のところ、現在の運賃体系でPP単価はどのくらいになるのでしょうか。
試しに「東京−那覇/ファーストクラス/片道」で検索してみると、最安運賃は28,080円でした。
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種別ごとにPP単価を計算すると、以下の通りです。
| クラス | シンプル | スタンダード | フレックス |
| 積算率 | 120% | 130% | 150% |
| 運賃 | 28,080円 | 33,635円 | 79,175円 |
| 獲得PP | |||
| PP単価 | 約10.17 | 約11.37 | 約23.62 |
数字だけを見ると、PP単価はシンプルが最も低くなりますが、この運賃は予約変更不可、預け入れ手荷物数、事前座席指定など、さまざまな制約がありますので、単純なPP単価だけでなく、日程変更のリスクや条件面まで含めて検討する必要があります。
海外発券は今も有効?
また、海外発券は今も選択肢の一つですが、国内の定番ルートより効率が低く手間もかかるため、万人向けとは言えません。
国際線の路線倍率は総じて国内線より低く、最も高くて1.5倍です。
この倍率が適用されるのはアジア・オセアニア・ウラジオストク路線に限られ、北米などその他の路線は1倍。
単純往復だけではPP単価が悪化しやすいため、日本国内区間をうまく組み合わせる必要があります。
たとえばソウル発券に羽田-宮古区間を加えると、総額85,780円で8,274PP、PP単価は約10.37という試算になりました。
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単純往復よりは効率が改善しますが、日程や別切り航空券の管理まで含めると、やはり上級者向けです。
SFC修行の費用を抑える方法
ここまで読んで、SFCの特典には魅力を感じるものの、修行費用の大きさが気になった方も多いと思います。
そんなときに考えたいのが、ANA SKY コインとポイントサイトを組み合わせて、実際の持ち出しを抑える方法です。
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ANA SKY コインとは?
ANA SKY コインは、ANA公式サイトで航空券や旅行商品などの支払いに使える電子クーポンです。
1コイン=1円相当で使え、ANA SKY コインで購入した航空券では、通常の有償航空券と同様にプレミアムポイントを獲得できます。
マイルをANA SKY コインに交換する
ANA SKY コインは、ANAマイルから交換して使うのが基本です。
10,000マイル以上を交換する場合は、ANAマイレージクラブの会員ステイタスやANAカードの種類などによって交換率が上がり、最大1.7倍になるケースもあります。
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(ANA公式サイトより)

マイルは飛行機に乗らなくても貯められる
マイルというと、飛行機搭乗で貯める印象がありますが、実際にはポイントサイトや各種サービスを活用して貯める方法もあります。
そのポイントをANAマイルに交換し、さらにANA SKY コインへ移すことで、SFC修行の航空券代に充てるのが、費用削減として人気の方法です。
費用を抑えて進める流れ
- ポイントサイトなどでポイントを貯める
- ポイントをANAマイルに交換する
- ANAマイルをANA SKY コインに交換する
- ANA SKY コインで航空券を購入する
- 搭乗してプレミアムポイントを貯める
ポイントサイトを使う場合の考え方
ポイントサイトを使えば、ショッピングやサービス利用、カード発行などで貯めたポイントをマイル化し、修行費用の補填に回すことができます。
ポイントサイト選びに迷ったら、使いやすい定番どころから始めるのがおすすめです。


SFC会員になるには入会手続きが必要
さて、いざ50,000PPを達成してプラチナサービスに到達すると、スーパーフライヤーズカードへの入会資格を得られます。
ただし、到達しただけで自動的にSFCが発行されるわけではありません。
実際にSFC会員になるには、別途入会手続きが必要です。
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SFCの券種は複数あるため、年会費や付帯サービスを比較しながら、ご自分に合うものを選びましょう。


SFCの審査に備えておきたいこと
SFCへの入会申込みができるのは、プラチナサービス以上の資格を持っている期間中です。
その間に申し込みができなければ、あらためてSFC入会資格を得る必要があります。
また、SFCはクレジットカードなので、申込み時にはカード会社の審査があり、SFC修行を完了していても、必ず入会できるとは限りません。
このリスクを少しでも下げたいのであれば、あらかじめSFC切り替え対象のANAカードを持っておくのがおすすめです。

JAL修行との違いも気になる方へ
ANAのSFCとよく比較されるのが、JALのJGCです。
JAL側も2024年以降に制度が大きく変わっています。
ご興味のある方は以下をご覧ください。
まとめ
- SFCは、一度ANAプラチナサービス以上に到達したうえで申し込めるクレジットカード
- SFCを保有し続けることで、SFC会員としての資格を継続できる
- 2028年以降は、SFC PLUSを維持できるかどうかで利用できる特典が変わるため、取得後の決済額も重要な判断材料になる
- SFC修行の基本条件は、50,000プレミアムポイント到達(うち25,000PP以上をANAグループ便で獲得すること)
- 2026年5月19日以降は、新しい国内線運賃体系を前提にPP単価を確認する必要がある
- 費用の目安はおおむね50〜60万円前後
- ポイントサイトの活用で持ち出しを抑えることもできる
SFCの価値は、人によって大きく変わります。
大切なのは、修行そのものを目的にするのではなく、取得後にどれだけ使うかまで含めて判断すること。
これからのSFC修行は、50,000PPを達成して終わりではなくなりました。
取得後にSFC PLUSを維持できるかどうかまで含めて、慎重に判断する必要があります。

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