東京メトロ京橋駅に隣接し、JR東京駅にも程近いマリオット系列ホテル「コートヤードバイマリオット東京ステーション」。
東京駅至近という立地のよさと、趣向を凝らしたデザインコンセプトが魅力のシティホテルです。
4種類あるルームカテゴリーのうち、最上のお部屋が「フォトグラファーズコーナーツイン」。
ホテル150室中6室しかない貴重なお部屋の中は、一体どんな感じなのでしょうか?
今回は、マリオットチタンステータスによって無償アップグレードされたお部屋の様子を中心に、詳しくご紹介します!
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チェックインラウンジへ
コートヤードバイマリオット東京ステーションは、「京橋トラストタワー」という高層ビルの2〜4階を占めるホテルです。
レセプションがあるのは4階。早速行ってみましょう。
ロビーラウンジは外国の邸宅のよう!温かみがありつつ、モダンな雰囲気が漂っていました。
奥に見えるレセプションでチェックイン手続きをします。
以前はエリートメンバーには、こちらのラウンジでアルコールを含むフリードリンクが提供されていましたが、現在は新型コロナ感染防止のため、サービス休止中となっています。
気になる無償アップグレード特典の結果は…?
チェックイン時のお楽しみといえば、無償アップグレード。
マリオットに加盟しているホテルでは、エリートメンバー(上級会員)のステータスを保有していると、その日の空き状況次第で、予約したお部屋よりも高いカテゴリーのお部屋に無償で案内してもらえるのです。
私は今回、マリオットボンヴォイ「チタンステータス」を持っての宿泊。
プラチナ以上のステータスがあれば、「スイートルーム」を含む豪華なお部屋にアップグレードしてもらえる可能性があります。
今回はどうなったのかと言いますと…
……
……
フォトグラファーズコーナーツインとなりました!
ちょっと聞き慣れないカテゴリーのお部屋ですよね。
コートヤードバイマリオット東京ステーションでは、お部屋のカテゴリを以下の4つに分けており、それぞれに明確なコンセプトが設定されているのです。
- クリエイター 「IT・メディア系デジタルクリエイター」
全体にシンプルにまとめながら、感性を刺激するユニークなカラーコーディネートへのこだわりがあるインテリア - エディター 「有名雑誌のトップ編集長」
日本に古くからあるデザインを画期的な解釈で再編集することで、新しいZENスタイルとして表現した遊び心のあるインテリア - フォトグラファー 「世界を旅しネイチャーフォトを発表し続けるフォトグラファー」
ナチュラルな素材のものを配置し、白を基調とした色合いでまとめられたニュートラルなインテリア - キュレーター 「モダンアートの展覧会を企画するキュレーター」
様々なデザインの物が一緒に置かれていながらも、全体として調和していて不思議な国に迷い込んだようなインテリア
室数や広さは下記の通り。
「キュレーターズ」というお部屋の立ち位置がいまいちよくわからないのですが、基本的には、
- クリエイターズ
- エディターズ
- フォトグラファー
という順で、料金が上がって行きます。
今回は最安の「クリエイター」というお部屋を予約していましたが、無償アップグレード特典により、一番いいお部屋になった次第。
これまでの経験ではエディターズまででしたので、これは嬉しい結果です。
どんなお部屋なのか、さっそく行ってみましょう♪
2階のフォトグラファーズコーナーツインへ
フォトグラファーズコーナーツインは、ホテル全体で6部屋しかありません。その名の通り、全て角部屋です。
この日アサインされたのは、2階の212号室!
ドアを開けてみると…
フォトグラファーズコーナーツインの全貌
白を基調とした上品なお部屋が現れました♪
部屋に間仕切りなどがないからでしょうか。33㎡の割には、かなり広く感じられます。
奥から入口を見るとこんな感じです。
設備一覧
なお公式サイトによれば、お部屋の設備は以下の通りとなっていました。
- 無線LAN/有線LAN対応(無料)
- シモンズ製6.5インチポケットコイルベッド
- ベビーベッド(無料)(W:700、D:1200、H:1000)
- メモパッド
- ペン
- タンブラー
- 32インチフラットスクリーンテレビ(BS・CS放送)
- 空調設備
- 冷蔵庫
- 電話
- セーフティボックス
- 目覚まし時計
- スマホスタンド
- 水(無料)
- 電気ケトル
バスルーム
入口ドアの左手にあるのはバスルーム。
昔ながらのビジネスホテルによくあるユニットタイプです。
バスアメニティ
シャンプー類は、ポーラの「KALAHALI」シリーズ。
カラハリというちょっと聞き慣れない名前は、砂漠の水瓶と呼ばれる「カラハリスイカ」の果汁を配合していることが由来なのだそう。
業務用の商品なので、ドラッグストアなどで見かけることはありませんが、しっとり滑らかな洗い心地が好評とのことです。このアメニティは、これまでに宿泊してきたエディターズツインなど、他のお部屋と同じものですが…
フォトグラファーズコーナーツインには、さらにロクシタンのシャンプーセットも用意されていました!
これは、ホテル最上のお部屋であるフォトグラファーズコーナーツインだからなのか、それともたまたま何かのキャンペーンに当たっただけなのかは定かでないものの、パッケージは可愛いし使い心地もバッチリだしで、とっても嬉しいプレゼントでした♪
その他のアメニティはこちら。
- シャンプー
- コンディショナー
- シャワージェル
- ボディローション
- 固形石鹸
- ヘアブラシ
- シェーバー
- コットン&ヘアゴム
- 歯ブラシ
バスアメニティは、アジア圏のコートヤードでおなじみの「NIRVAE(ニルヴァエ)」シリーズです。
シャンプーセットはベルガモット&ティーツリー、シャワージェルはグレープフルーツとミントの爽やかな香りが魅力とのことでした。
ソファ
窓辺には、おしゃれなソファとガラステーブルが設けられています。
正面にはテレビが。
ぐぐ〜っと引っ張ると、ここまで角度をつけられるため、ソファから観るもよし、ベッドに寝転びながら観るもよし。
ミニバー
ソファ近くにあるキャビネット内には、セーフティーボックス・冷蔵庫・食器・電気ケトル・そして…
ティーバッグ(煎茶・ブラックティー・ハーブティー)、コーヒーやクリーミングパウダーなどが収められていました。
ティーバッグ・コーヒーいずれにもデカフェが用意されているのが、ちょっと嬉しいですね。
ベッドルーム
そして、ベッドルームはこんな感じ!
ホワイト・グレー・バーガンディのモダンなカラーリングが印象的です。
フォトグラファーズコーナーツインは、 「世界中を旅してネイチャーフォトを撮影する写真家のお部屋」というコンセプト。
落ち着いた雰囲気ながら、大きな窓からはしっかりと日光が入り、明るさも感じられます。
エディターズやクリエイターズと同じホテルとは思えないほど、趣の差が感じられますね。
ベッド
クイーン・キング・コーナーキング・ツインといろいろな種類があるエディターズルームとは異なり、フォトグラファーはツインタイプのみ。
シモンズ製のマットレスはふかふかで、ぐっすり眠れること間違いなし!
シーツの上には、あらかじめ前開きタイプのパジャマ(パンツはなし)も用意されていました。
窓からの眺め
窓の外は八重洲のオフィス街です。足元はちょっとした緑地になっていて、都会のオアシスといった風情。
現在再開発中のため、大規模工事が実施されていますが、特に騒音が気になることはありませんでした。
クローゼット
ベッドの正面にあるクローゼットを開けてみると…
中にはアイロン&アイロン台にスリッパ、靴べら、洋服ブラシ、ランドリーバッグが収納されていました。
備品も過不足ありませんし、容量十分で使いやすいクローゼットでした!
最後に
ということで、コートヤードバイマリオット東京ステーションの「フォトグラファーズコーナーツイン」について詳しくご紹介しました。
プラチナステータスではエディターズ止まりでしたが、チタンになったおかげなのか、今回初めてこちらのお部屋にアップグレード!
角部屋で明るい&インテリアも可憐で、今までで一番好みのお部屋でした。
東京駅に近く、観光にもお仕事にもうってつけのホテルながら、過半数を占めていたインバウンド客がほぼ0になってしまったため、常に閑散としていたのが寂しい限りです。
なんとかこのコロナ禍を乗り切って欲しいですね。
ホテル概要
ホテル名称 | コートヤードバイマリオット東京ステーション |
マリオット・ホテルカテゴリー | 6(無料宿泊必要ポイント36,000/50,000/60,000) |
添い寝条件 | 未就学児まで(人数要相談) |
所在地 |
〒104-0031東京都中央区京橋2-1-3 |
階数 | 2-4階 |
部屋数 | 150室 |
開業 | 2014年4月 |
最寄駅 | 東京メトロ 京橋駅(隣接) |
マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
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