ANAダイヤ修行3回目は、子供達の七五三のため宮崎に帰省しました。
七五三の日だけ猛烈な雨と風に見舞われ、日頃の行いの悪さを呪いましたが、なんとか無事終了。
最終日前日は夫の姉夫婦が子供達を遊びに連れて行ってくれたので、夫婦でゆっくりさせてもらうことにしました。
宿泊先には駅前のホテルを予約していますが、まずは2人でランチに向かいます。
ランチはシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートへ
まずは、子連れでは行きにくいお店でランチとしましょう。
湯島「くろぎ」監修の20食限定ランチ
やって来たのは、フェニックス・シーガイア・リゾート内のシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートにあります、「実家 くろぎ」。
店名が出ていないのですが、こちらがお店の入口です。
この7月にオープンしたばかり。
以前、和食の最年少鉄人に選ばれたという、東京湯島で大人気の割烹「くろぎ」を主宰する料理人黒木純さん監修の下、その実のお父様がおもてなし下さるお店です。
こちらで、湯島のお店と同じ鯛茶漬けランチが1,000円で頂ける(限定20食・要予約)と聞きまして。
1,000円ランチは12~13時の時間でしか頂くことが出来ません。まだあまり知られていないのか、11時過ぎにダメ元で電話してみると間に合うとのことだったので、大急ぎでやって来ました。
いかにも高級な外観にちょっと緊張しながら入ってみると、予想外にカウンターに通されてさらにドギマギ。
と思ったら、なんともフランクな板さんがのっけから冗談連発で絡んで…じゃなかった、楽しませてくれるではありませんか(笑)
夫婦で写真を撮り合っていたら「私も入る!」と出て来られて、とってもいい写真が撮れました。せっかくなので載せたいところですが、掲載許可までは頂いていないため控えておくことにします。
予想外の接客に、おとなしい方はびっくりするかもしれませんが、おしゃべり好きな方には非常におすすめです。
鯛とご飯が食べ放題!
肝心のランチはというと…
ご飯とおみそ汁、だし巻き、千切り大根の煮付け、香の物、そして鯛の胡麻ダレ和え。
この内容で1,000円なら納得かな、と思いきや、なんと鯛とご飯は何杯でもおかわり無料!
ご飯はともかく、鯛が無料ってスゴイですよね。私たちはあまり量を食べない方なので、ちょっぴり足して頂くだけにしましたが、沢山食べる方はきっと大満足できることでしょう。
宮崎のお魚は本当に新鮮で美味しいですし、大将の軽快なトークも楽しみに、ぜひ足を運んでみてください!
宮崎空港から宮崎駅へ電車で移動
お腹もいっぱいになったことですし、次の目的地へ。
今回は九州ふっこう割を利用したANAの国内ツアーのため、1泊分だけホテルが付いています。私たちは街中にある「JR九州ホテル宮崎」を選択しました。
まずはレンタカーを返却しに宮崎空港へ。そして空港から宮崎駅まで向かいます。
宮崎空港から電車に乗るのは初めてかもしれません。宮崎は紛うことなき車社会ですので、電車に乗る事自体、殆どの人は10年に1度とかそのくらいだと思います。
需要が少ないということすなわち、運賃が高いということ。たった3駅16分間ながら、350円かかります。
宮崎ではSUICAやPASMOも使えます
全国の交通ICカードが使えるようになっていました。
沖縄のゆいレールでは使えないんですよね。宮崎の鉄道、意外と(?)進んでいました。
快適&コスパよし!JR九州ホテル宮崎
JR九州ホテルは宮崎駅すぐそばにある、5年前に開業した割と新しいホテルです。
シングルとツインの2部屋取っていましたが、子供達は義姉夫婦の家に泊まるため、シングルの方は使いませんでした。
写真だけご紹介しますと、シングルのベッドルームは手狭であるものの、お風呂は洗い場と湯船が別になっていてとても使いやすそうです。バスローブも有ります。
これで最安3,240円というのですから、驚きのコスパです。
ツインのお部屋はこちら。
32平米と、日本のビジネスホテルには珍しいとっても贅沢な広さです。料金は、一人あたり6,000円から。
お風呂はもちろん洗い場別。
トイレもタンクレスの上等なもの。
荷物置き場やコート掛けも十分な広さです。
消臭剤や空気清浄機など、便利な機能も揃っていて快適!ここにして本当に大正解でした。
空港からも行きやすい上に、綺麗で設備充実なことはもちろん、周辺にはたくさんの名店もありますので、SFC修行僧の皆さんにもとってもオススメです。
お待ちかねの居酒屋粋仙
ちょっとゆっくりしたら、予約していた居酒屋粋仙へ向かいます。
ホテルから徒歩1分程度。このお店に近いのも、JR九州ホテルにした理由の一つです。
3月以来の来店ですが、この日も予約で満席となっていました。
今回は歩いて帰れるので、前回運転手に甘んじた夫も堂々と飲むことができます。
一杯目はひでじビール花のヴァイスで決まり!すっきり甘口で美味しいんですよね~。
フレッシュな宮崎の野菜てんこ盛りのサラダに、11〜4月のみ、しかも予約しないと頂くことができないレバ刺しもバッチリ確保できました。
何とか無事に七五三が終わったことに安堵しつつ乾杯です。
ここのお料理って本当に美味しすぎて、どんどん食べ&飲みしちゃうんですよね…。
まず軟骨カリコリ揚げ。平たく言うと、揚げたつくねです。ちょっとピリッとして、ビールが進みます。
エリンギバター。どこまでもシンプルなのに、なんでこんなに美味しいのでしょう…。
若鶏ささみの刺し身。ふわっと溶けます!絶品。
ものすごいスピードで平らげてしまいました。
元々1時間40分の時間制限付きでしたから、あとはホテルで飲み直すことにします。
締めは「お菓子の日高」でスイーツを購入
締めにはスイーツもないとね、ということで、宮崎駅内の「お菓子の日高」にやって来ました。
こちらのお店の名物は、栗・苺・クリームチーズ・つぶ餡が入った大きな大福、その名も「なんじゃこら大福」です。
今のところ、宮崎にしかお店がありません。なかなか食べられないので、時々無性に恋しくなります。
なんじゃこら大福は同僚へのおみやげとして翌日帰る前に買うことにし、この日はお手頃なケーキを購入しました。
フランスのキリチーズを使ったチーズケーキとチョコレートケーキ、どちらも160円。
和菓子のみならず洋菓子も幅広く扱っている上、かなりリーズナブルなお値段です。宮崎空港には卸しておらず、旅行者にとっては足を運びにくいのが難でしょうか。
宮崎駅店なら、空港からも電車やバスでアクセスしやすく、全店舗中最も早い朝8時30分から開いています。機会がありましたら是非。
あとはこれまた九州にしかないアイス、ブラックモンブランと、
からあげクンクィバター味が本日の飲み直しのお供。
名残惜しみつつ、宮崎最後の夜は更けていったのでありました。
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