我が家はここ数年間、年末年始に実家に帰省するのは元日です。
なぜなら、それが最もお得だからです。
元日は航空券が安い!
多くの方が「年末年始の航空券は普段よりも高くなる」というイメージを持っていると思います。
それは概ね正解ですが、その中でも元日は例外です。
実は、元日の航空券は普段とほぼ変わらない値段で買えてしまいます。
(旅割75等をを利用すれば、多くの路線で片道1万円強で購入でき、たまに1万円を切ることもあります。)
元日の移動を嫌がる人が多いからでしょうか?
とにかく元日の航空券は安く買えます。
(大晦日の夕方以降の便も安いのですが、以下の理由から、我が家は元日に帰省してます。)
元日帰省のメリット
以下のメリットはあくまで個人的なものであり、一般的にはメリットと言えないものも含まれているかもしれません。
でも、共感してくれる方はきっといると思います。
1.大晦日は家族だけでのんびり過ごせる
大晦日前に実家に帰省すると、親戚等を含めた大人数で年を越すことになります。
にぎやかなのもいいですが、私はどちらかというと、大晦日の夜は家族だけで過ごしたい派です。
いつもの我が家で、家族団らんで年を越せるのは、私にとって大きなメリットです。
2.元旦に届く年賀状をチェックできる
地味なメリットですが、個人的には非常に重要です。
我が家に届いた年賀状をあれこれと眺めるのは子供の頃から大好きなので、ぜひ元日にやっておきたいことの1つです。
また、年末に帰省したとすると、年賀状のチェックは実家から帰ってきた時になり、こちらから送っていない人から頂いていた場合、返すタイミングをなくしてしまいます。
3.空港が空いている
帰省ラッシュは終わっているので、空港にいる人が明らかに少ないです。
空港だけでなく、空港までの電車も空いてます。
これは小さい子供を2人連れている我が家には大きなメリットです。
元日帰省にはマイル特典航空券は使わない
元日にマイル特典航空券で帰省する場合、ハイシーズンなので、
多くの路線で片道9,000マイル必要になります。
これに対し、旅割等を利用して通常の航空券を購入する場合、上でも述べたように片道10000円強の支払いで済みます。
特典航空券に必要な9000マイルが約18,000円相当だとすると、だいぶ安く買えることになりますね。
通常の航空券を購入する場合には現金やクレジットで支払ってもよいのですが、陸マイラーたるもの、できるだけ航空券はマイルを使って入手したいところ。
そこで活躍するのが、以下のANAスカイコインです。
元日帰省にはANAスカイコインを使うべし
ANAスカイコインはANA専用の電子マネーのようなものであり、1コイン=1円として使えます。そして特筆すべき点は、ANAスカイコインは、ANAマイルから交換することができるところです。
ANAマイルからANAスカイコインの交換レートは、各種条件で変動しますが、最大1.7倍です。(交換レートが1.7倍の場合、1マイルを1.7コインに交換できます。)
この交換レートが1.7倍になるのは、ANAの上級会員だけです。しかし「ANAカード」を所持するだけで、簡単に1.5倍までは高めることができます。
このため、以下の例では、ANAマイルからANAスカイコインの交換レートが1.5倍とであるものとして費用を計算してみます。
仮に12,000円で片道分の航空券が買えるとすると、航空券を購入するための12,000円分のANAスカイコインを得るためには、12,000÷1.5=8,000マイルが必要となります。
この時点で特典航空券よりも1,000マイルお得ですが、ANAスカイコインで航空券を購入した場合はフライトマイルも貰えます。
(ANAマイルを交換した特典航空券ではフライトマイルは貰えません。)
例えば、フライトマイルが300マイル貰えたとすると、実質的な消費マイルは8,000-300=7,700マイルとなり、結果的に、特典航空券より1,300マイル安く取れることになります。
余談ですが
ANAスカイコインで航空券を購入すれば、フライトマイルだけでなくプレミアムポイントも貰えます。
このため、ANAマイルから交換したANAスカイコインを利用すれば、現金を使わずにANAマイルにマイルだけで「SFC修行」を行うことも可能です。

うまくやれば、実質的に無料でSFC(スーパーフライヤーズカード)を獲得できるということです。
まとめ
すでに今年(2016年)の元日は終わってしまったのですが、おそらく来年以降もこのテクニックは使えるはずです。
毎年帰省する予定のある方は、来年の帰省にぜひ元日帰省を検討してみてください。
2人以上で帰省する場合には、いっしょにマイル割もオススメです↓
