ANAの株主優待券を使えば、普通運賃のほぼ半額となる株主優待割引運賃でANAの飛行機に乗ることができます。
株主優待割引運賃は、50%オフとは言え、元々高い普通運賃の半額ですから、旅割75等の早期割引と比較すると高くなる場合もあります。
しかし、株主優待を使う場合、空席があれば直前でも予約可能ですし、優待券の有効期間内であれば変更やキャンセルについても割と自由に行なえます。つまり、ものすごく使い勝手がよいのです。
そして何より、SFC修行を行う場合には、費用対効果を高めてくれる重要なツールです。プレミアム株主優待運賃は、SFC修行のPP単価が高いですからね。
効率的なSFC修行を行うためにはANAの株主優待券は欠かせません。
ANAの株主優待券はヤフオクでゲット
ANA株主優待券は、その名の通り、ANAの株主となることで貰えるものです。ただし、株式投資をしていない人であっても、金券ショップやヤフオクで簡単に手に入れることができます。
今年4月以降、ANA株主優待券の価格は、ヤフオクで5,000~6,000円程度で推移していました。しかし、お正月間際で必要な人はもう購入済みのためか、現在(12月末)では、4,000円弱で落札できる可能性が上がってきています。
相場は日々変動するので、いつまでこの程度の価格で落札できるのかは定かではありません。数日後には高騰しているかもしれませんし、逆にもっと下がる可能性もあります。
しかし、年明け早々にSFC修行を開始する予定の方にとっては、のんびりと価格が下がるのを待っている時間はありません。ANAの株主優待券の買い時はいつかと聞かれれば、間違いなく今でしょう。
ヤフオクでの株主優待券の相場変動傾向
株主優待券の相場変動を正確に予測できることはできません。
しかし、ある程度の傾向はあります。株主優待券でのヤフオクでの価格は時期によって、毎年同じように変化しているのです。
これには主に2つの理由があります。
<理由1>航空券の価格に応じた価格変動
航空券の価格が高くなる繁忙期には、株主優待券の落札価格も高くなる傾向にあります。航空券の価格が高いほど、50%オフという株主優待券のメリットが高い効果を発揮するからです。
例えば、お盆の時期などには、株主優待券の価格は上がります。お盆に株主優待券を使う予定がある場合には、数ヶ月前の段階で株主優待券を確保しておく方がよういでしょう。
<理由2>株主優待券の期限に応じた価格変動
ANAの株主優待券は、発行時期に応じて有効期限が決まっています。
具体的には、5月末期限のものと、11月末期限のものがあります。
このため、5月末と11月末になると、有効期限ギリギリの株主優待券が、かなり安い価格で取引されます。
安くGETできるとは言え、有効期限が短いので使いどころは難しいのですが、SFC修行のように予め計画して飛行機に乗る場合には有効に活用できるはずです。
SFC修行における株主優待券のメリット
東京から沖縄へSFC修行に出る場合、成田発の便よりも、羽田発の便の方が航空券の価格が高くなる傾向にあります。目的地は同じ沖縄(那覇空港)なのに、成田発か羽田発かで、片道あたり1万円以上の差額が生じることもあります。
このため、コスト的には成田発を選べばよいのですが、成田発の沖縄便は1日1便(夕方発)ですので、往復成田を使おうと思うと宿泊が必須です。
成田を絡めつつ日帰りで済ませるためには、朝羽田発→正午頃沖縄発成田行しかありません。つまり、日帰り修行の場合、片道分はどうしても羽田空港を利用する必要があるのです。
高額な羽田発の便を優待券で安く購入
そこで活躍するのがANAの株主優待券です。
羽田-沖縄のプレミアム株主優待が30,690円ですので、4,000円で優待券をゲットできれば、総費用は34,690円で、PP単価は12程度になります。
もちろん、PP単価は10以下に抑えるのが理想的なのですが、自宅が羽田の方に近い場合、労力と時間、地上交通費が抑えられますし、宿泊費がかかりませんので、総合的に見てお得になる場合もあるかと思います。
さらに、プレミアム特割等と比べると、都合が悪くなった時には予約便の変更が可能なことも利点に挙げられます。
まとめ
- ANA株主優待券はヤフオクで購入するのが簡単でお得
- ANA株主優待券のヤフオク相場には時期的な傾向がある
- ANA株主優待券を使えばSFC修行の効率がアップする
ヤフオク落札も「ハピタス」を経由すれば、落札価格の0.5%ポイントが付きます!
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