さて、今回は初めてのシンガポール。にもかかわらず、滞在24時間・観光できるのは正味12時間という弾丸旅行です!
短い時間ではありますが、できるだけ多くシンガポールらしいものを見て・味わうために、朝から駆け回って来ました。
プロウンミーや点心を食べ、マリーナベイサンズやマーライオンもしっかり拝み、空港に戻るまではあと数時間。旅程を詰め込みすぎたせいで、多少疲れが出てしまいましたが、どうにか最後まで無事に過ごせそうです。
今回は、マリーナ近辺を散策したあと、シンガポールでの食事で一番美味しくて、満足度も高かったレストランについてご紹介します!
体調不良から復活!
突然の心臓の痛みに襲われてから1時間。マリーナベイサンズ前の広場にあったベンチでゆっくり寝転んでいたおかげで、だいぶよくなってきました。
日陰にいたとはいえ、この日の気温は28℃。喉が乾いたので、飲み物を買いに近くのコンビニへ。日本のメーカーの商品も結構ありましたが、せっかくなので現地メーカーが出しているものをチョイスしました。
謎の梅ジュース
買ったのは梅ジュースです。日本のものとの違いが知りたくて。暑い日に良さそうですしね。
フタを開けると…
さらに内蓋が付いていました。衛生観念がしっかりしてるなーと感心。
さっそく飲んでみたところ、とろっと濃厚で甘しょっぱい!予想外の味でちょっとびっくりしましたが、水と混ぜて飲むと熱中症対策になってよさそうです。…もしかして希釈して飲むのが正しかったのかな??希釈用にしては薄い気もしますが。
それにしても、原料に塩は見当たらなかったのに、このしょっぱさは一体どこから来たのでしょうか…謎です。2回読み返しましたが、見落としてしまっただけ?
喉を潤した後は、シンガポールで是非見たいものがもう一つありまして、マーライオンを背にしてのんびり歩いていきます。
シンガポールNo.1の植物園ガーデンバイザベイ
マリーナ・ベイ・サンズの向こう側に、目当てのガーデン・バイ・ザ・ベイが見えてきました!
テーマパークさながらですね。アバターの世界っぽいかも!
遠目にも空中廊下を歩いている人が見えます。
中は世界の花々や樹木の他、人工的に再現された標高2,000mの世界などが展示されている見所満載の植物園なんだそう。
せっかくですから行ってみたいのはやまやまなんですが、結構距離がありますし、中を歩きまわる体力もなさそうなので無理せず眺めるだけにしました。ひと目だけでも見られてよかったです!元気になって、またもしシンガポールに来ることがあったら、その時は中に入ってみたいと思います。
お昼が小さな中華まんだけだったので、だんだんお腹が空いてきました。17時になったことですし、夕ごはんを食べに行きましょう。
目指すはマリーナスクエアのフードコート
すぐ近くにベイフロント駅の入口がありますので、MRTに乗って2駅(1度プロムナード駅で乗り換え)、エスプラネード駅へ。
駅直結のショッピングモール「マリーナスクエア」4階のフードコート「ザ・ギャラリー」に向かいます。
広々として清潔なフードコートです!
クレイポットライスで有名な合利
エスカレーターを降りてすぐ右手にあるのが目的のクレイポットライス屋さん「合利(Hup Lee ホウリ)」。
この時、17時30分。まだ夕飯には早い時間なので、フードコート内にはあまり人がいませんでしたが、こちらのお店では前に2人待っていました。口コミを見ても、結構人気があるみたいです。
鶏肉のクレイポットライスをオーダー
スタンダードと思われる鶏肉のクレイポットライスを注文しました。5.7SD(≒460円)。お姉さんが土鍋を火にかけて、待つこと10分ほど…
あっつあつのクレイポットライスが出てきました!
鶏肉と中華ソーセージがのっています。お醤油のいい香りがふわ~っと漂って、とっても美味しそう!さっそく混ぜ混ぜ…全体に味が行き渡ったら頂きます!
これはシンガポールで食べた中で一番美味しかったです♪
甘辛いタレがおこげに絡んで、得も言われぬ香ばしさ。実際は結構大きく(直径20cmくらい)深いお鍋なので食べきれないかもと思いきや、あっという間に完食してしまいました。これはおすすめです!
格安フードコートなのに眺めは一流!
そして、このフードコートの売りはクレイポットライスだけではありません。
窓からのこの眺め!
庶民的な値段なのに、こんな景色を眺めながら食事ができるなんて素晴らしいですよね。
意外と地元の方には内側の席の方が人気なようで、窓際に座っているのは私だけでした。
この「ザ・ギャラリー」には、シンガポールのローカルフードの他にも、色んな国の料理店が入ってますので、きっと誰でもお気に入りが見つかるはず。綺麗・安い・美味しいの三拍子が揃ったフードコート、とってもオススメですよ!
食べ終わったらフードコート内にあるエレベーターで1階へ。次はマーライオンの近くまで行ってみることにします。一度は諦めたものの、体調も落ち着いてきたことですし、やっぱりどのくらいの大きさなのか近くで確かめてみたい!
シンガポール観光の締めはやっぱりマーライオン!
マリーナスクエアを出て正面左手には、「マカンストラ・グラットンズ・ベイ」というホーカーズ(屋台村)がありました。
シンガポールの有名グルメ本「マカンストラ」が選りすぐったストール(屋台)が集められているとのこと。どちらかと言うと、地元の方よりも観光客が多いようです。この奥にはマリーナ・ベイ・サンズが見えますので、ここで食べるのも良さそうですね。
エスプラネードを突っ切ってマーライオンへ
正面右手にはドリアンに似た建物「エスプラネード」が。中には劇場やショッピングモールが入っています。
このエスプラネードモールの入口から中庭に抜け、
右前方に進むと…
マーライオンが見えました!更に近づいてみましょう。
対岸にはマリーナ・ベイ・サンズが聳えます。テレビで見るそのままの光景ですね。
来た道、エスプラネードを振り返るとこんな感じ。
ここまで、500mあるかないかくらいです。
シンガポールに来たー!って感じがしますね!
上の写真の桟橋で撮ったマーライオンが↓です。写真だとあんまり大きさが伝わらないと思いますが、約8mあります。周辺の人と比較すると、結構迫力があることがわかって頂けるのではないでしょうか。
マーライオンの背後にはミニマーライオンもいました。
一時はどうなることかと思いましたが、無事ここまで来られてほんとによかった!
さよならシンガポール
時刻は19時。大小様々なハプニングに見舞われたシンガポール観光も、これでとうとうお終いです。
夕暮れのマリーナ・ベイ・サンズをゆっくりと楽しみます。
帰りの飛行機まであと6時間。
ガーデン・バイ・ザ・ベイの中に入れなかったのは残念ですが、それ以外にしたかったことは全て達成し、限られた体力と時間の中、目一杯シンガポールを楽しむことが出来ました!
結婚したら、ましてや子どもが生まれたら、もう1人で海外に遊びに行くこともないんだろうなと思っていましたので、今回ANA SFC修行がきっかけとなり、こうしてまた外国で自由気ままに好きなことが出来る機会を得られてとっても嬉しかったです。快く送り出してくれた家族に感謝感謝。
それでは、名残惜しい限りですが空港に向かいます。
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