ヒルトン東京お台場に家族(私と夫と娘2人の合計4人)で宿泊して来ました。
このホテルは、東京のお台場にあるヒルトングループのホテルですが、2015年に「ホテル日航東京」からリブランドされたという経緯があります。
ヒルトンとしての歴史はまだ浅いですから、お台場の日航ホテルと言った方がピンとくる方が多いかもしれませんね。
東京湾岸のウォータフロントに位置しており、お部屋からレインボーブリッジを眺めることもできる素敵なホテルです。ゆりかもめ線の台場駅直結となっておりアクセスもバッチリ。
東京観光に便利なだけでなく、都心でリゾート感を味わうことができる貴重なホテルなのです。
ヒルトン東京お台場を選んだ理由
我が家は東京在住のため、普通に考えれば都内のホテルに泊まる必要性は全くありません。
では、なぜ今回ヒルトン東京お台場に泊まることになったかというと、私がヒルトンの会員プログラムであるヒルトンオナーズの「ダイヤモンド会員」になったのがきっかけです。
ヒルトンのダイヤモンド会員は、いくつかにランク分けされた会員の中でも最上級の資格であり、その資格を獲得・維持するには、次のいずれかの条件を満たす必要があります。
(1)1年間に30回の滞在
(2)1年間に60泊の宿泊
(3)1暦年間に120,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得
上記のように、通常かなりの頻度でヒルトンを利用しなければダイヤモンド会員になることはできません。
ANAダイヤモンド会員からのステータスマッチング
私はこれまで数回しかヒルトンに泊まったことがなかったので、当然まったく縁のない世界だったのですが、2016年に実行したANAのダイヤモンド修行のおかげで、いきなりヒルトンのダイヤモンド会員になってしまいました。
2016年12月末までの期間限定で、ANAのダイヤモンドメンバーは、ステータスマッチを申請してヒルトンのダイヤモンド会員としての資格を得ることができたのです。
ひょんなことから手にしたヒルトン上級会員の資格でしたが、使わずに終わるのも何だかもったいなく感じたので、ちょっと贅沢すぎるかなとは思いつつも、試しに宿泊してみることにしました。
もちろん、東京以外の地域や海外にもヒルトンホテルはあるので、どこかに旅行するタイミングで宿泊することもできたのですが、週末を利用して気軽に宿泊できるという意味では、我が家にとって「ヒルトン東京お台場」はベストチョイス。
結果的にも非常に満足したホテルライフを満喫することができたので、読者の皆様にもその素晴らしさをお伝えすべく、ヒルトンホテルの宿泊記を書いてみたいと思います。
ヒルトンの予約は「公式」からが鉄則
ホテルの予約は楽天トラベル、じゃらん、一休等の宿泊予約サイトを利用するのも便利ですが、ヒルトングループのホテルに関しては、「公式」からの予約が断然お得です。
その理由は何と言っても「ベストレート保証」の存在。
ヒルトンの公式HPで掲載されている宿泊価格よりも安い価格を別の場所で見つけた場合、それをヒルトン側に申請すると、安い価格から更に25%オフの価格で宿泊できるのです。
例えば、ヒルトン公式HPから1部屋20,000円で予約したとします。その後、別の予約サイトで同じ条件の部屋が18,000円で予約できることが分かった場合、申請が認められると、1万8千円の25%オフである13,500円で宿泊できることになります。
つまり、ヒルトン公式の価格が最安でなくても、ヒルトン公式で予約しておけば、最終的には最も安い価格で宿泊することができるのです。
いざ「ベストレート保証」にチャレンジ
というわけで、まずはヒルトンの公式HPから「ヒルトン東京お台場」のお部屋を予約してみました。
今回は家族4人での宿泊ですが、未就学児については人数にカウントしなくてもよいことになっているため、1泊大人2名で「ヒルトンツインルーム」を予約しました。ヒルトン東京お台場の中では最も安いランクのお部屋ですが、この時点での価格は20,000円超えです。
公式での予約を済ませたら、次はいよいよ「ベストレート保証」の適用を申請します。事前の調査により、別サイトから約17,000円で予約できることが分かっていたので、早速チャレンジ。
専用フォームから必要事項を入力してヒルトン側の返答を待ちます。
ベストレート保証の結果はメールで
次の日、ヒルトンからメールが送信されてきました。ちなみに、ベストレート保証に関する対応は日本国外で行われているようで、ヒルトン側からの返信はすべて英語です(申請は日本語でOK)。
メールを読み進めていくと、どうやら無事に申請が認められたようです。
結果12,798円で宿泊できることになりました。
家族4人でこの価格で宿泊できるのですから、なかなかお得なのではないでしょうか。下手すると、その辺りのビジネスホテルに泊まるよりも安いかもしれません。
このベストレート保証は、ダイヤモンド会員にのみ認められるものではなく、ヒルトンオナーズの会員(誰でも無料で登録可能)になれば利用することができます。
常に公式HPより安い価格が見つかるわけではありませんが、宿泊費を抑えるためには積極的に利用したい制度ですね。
ちなみに、今回の予約は前日までキャンセル可能な少し割高なプランでしたので、予約時に決済が完了する早割や期間限定のフラッシュセール等を利用すれば、もう少し安くすることもできるはずです。
いよいよホテルに到着です
予約してから約1ヶ月後、とうとうホテルにやってきました。
ヒルトン東京お台場は1階が宴会場になっており、ホテルのエントランスは2階部分になります。
東京都内ながら、どこかリゾート感漂うエントランス。
階段下奥にフロントがありますが、エグゼクティブルームおよびスイートルーム宿泊者、またはヒルトンHオナーズ ダイヤモンド会員は、3階の「エグゼクティブラウンジ」でチェックインすることができます。
ダイヤモンド会員は、チェックインに長い列ができていても並ぶ必要はないのです(ANA上級会員の特典と同じですね)。
到着後ダイヤモンド会員であることを伝えると、ベルガールさんが車寄せからそのまま3階へ案内して下さいました。
メインロビー左手にあるエスカレータを登っていきます。
エスカレータを降りて奥まで進んでいくと、エグゼクティブラウンジの入り口に到着しました。
2階のメインロビーと比べると、人気も少なく落ち着いた雰囲気です。
チェックイン時にお部屋がアップグレードされました
ヒルトンのダイヤモンド会員には、予約したお部屋が無料でアップグレードされるという特典が付いています。
ただし、確実にアップグレードされる保証はなく、当日の空き状況次第ではアップグレードされない可能性もあります。そのせいもあって、アップグレードされているかを確認するまではドキドキです。
アップグレードされているかを事前に知りたい場合は、ヒルトンアプリで確認することができます。
予約したのは一番安い「ヒルトンツイン」でしたが、宿泊前日の時点で「スーペリアデラックス ツイン」にアップグレードされていました。
ヒルトン東京お台場のルームプランは、下記の通りランク分けされています。下に行くほどランクが高いお部屋です。
種別 | 簡単な説明 |
ヒルトンルーム | 基本のお部屋 |
デラックスルーム | 少し豪華なお部屋 |
スーペリアデラックスルーム | 豪華なお部屋 |
プレミアムデラックスルーム | 豪華な高層階のお部屋 |
エグゼクティブルーム | 特別豪華なお部屋 |
プレミアムエグゼクティブルーム | 特別豪華な高層階のお部屋 |
スイートルーム | 最高級のお部屋 |
予約していた「ヒルトンルーム」から「スーペリアデラックスルーム」になったので、この時点で2段階アップグレードされていたというわけですね。
これだけでも嬉しかったのですが、いざチェックイン手続きを始めると「お客様はダイヤモンド会員様ですので、特別にエグゼクティブツインにアップグレードしておきました」と素敵な笑顔で告げられました。
なんと最終的に4段階もアップグレードされたことになります。感謝感激です。
エグゼクティブルームは、お部屋自体が豪華なだけではなく、ラウンジアクセス等のサービスが付帯する特別なお部屋です。もし予約時点でこのお部屋を選択していたとすれば、当然価格も一気に跳ね上がります。
ダイヤモンド会員としての特典を最初から存分に活用することができました。恐るべし、ダイヤモンドステータス。
エグゼクティブラウンジでしばし休憩
お部屋の用意が整うまでラウンジ内で待つよう言われたので、早速ラウンジの様子を偵察。
せっかくいいお天気ですので、テラス席に陣取りました。
まだ3月ですが、上着を脱いでも大丈夫なくらいのポカポカ日和。
レインボーブリッジもすぐそこです。
ちょうどティータイムが始まったタイミングだったようでお茶菓子も提供されていました。
絶景を眺めながらのお茶は格別!
しばらくすると、受付の方が「お部屋の用意ができました」と席まで知らせに来てくれました。
ラウンジでお茶をしながらであれば、待ち時間も苦になりません。ここでも、ダイヤモンド会員ってすごいなぁと実感することができました。
アップグレードされたお部屋に向かいます
宿泊に際しての簡単な説明を受けて、お部屋のカードキーを受け取ったら、エグゼクティブラウンジを出てエレベータへ。
もう少しエグゼクティブラウンジでゆっくりしてもよかったのですが、どんなお部屋にアップグレードされたかも気になりますからね!
お部屋の様子は次回の記事で詳しくお伝えします⇓