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ベストレート保証とは?ホテルを最安価格で予約して宿泊する方法

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リゾートホテルをパソコンでWeb予約

皆さんはホテルをどうやって予約していますか?

私自身もそうなのですが、おそらくインターネットを使ってWeb予約する方が最も多いのではないかと思います。

それでは、どのサイトを使ってWeb予約しているでしょうか?

ホテルの公式ページ、じゃらんや楽天トラベル等の宿泊予約サイト、ツアー会社のサイト等、Web予約と言っても、様々な選択肢がありますよね。

いろいろなサイトが使えるのは嬉しいことですが、選択肢が多すぎると、どこから予約するのがいいのか迷ってしまうこともあります。

こんな時に役に立つのが「ベストレート保証」。この制度を使えば、どこから予約すればいいか迷う必要は無くなります。

この記事では、ホテルを予約する前に知っておきたい「ベストレート保証」について、詳しく解説していきます。

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ベストレート保証とは

ベストレート保証とは、ホテル側が一定の条件の下に最安の宿泊料金を保証してくれる制度のこと。「最低価格保証制度」や「ベストギャランティー制度」と呼ばれたりもします。

どのように最安が保証されるのかというと、基本的には下記のような流れとなります。

1. ホテルの公式サイトから予約
2. 別サイトでもっと安い料金が見つかる
3. ホテルにベストレート保証を申請
4. ベストレート承認(予約価格が最安に修正される)

以上のように、ベストレート保証は、自動的に最安価格が適用されるものではありません。利用者自らベストレート保証の利用を申請する必要があります。つまり、ホテル側と交渉する必要があるのです。

ただし、交渉とは言っても、難しいことではありません。誰でも簡単に利用することができますので安心してください。

以下では、ベストレート保証の利用方法について、順を追って説明していきます。

まずは公式サイトから予約

ベストレート保証は、基本的にホテルの公式サイトからの予約に適用されます。

そもそもこの制度は、ホテル側が利用者を公式サイトから予約するように誘導するための制度だからです。その主な理由は、ホテル側のコスト削減です。

ホテルの利用者にとってみれば、どのサイトから予約しようが違いはありませんが、ホテル側から見ると大きな違いがあります。他社サイトからの予約が発生すると、ホテル側はそれらのサイトに所定の手数料を支払う必要があるのです。

ですから、ホテル側からしてみれば、自らが運営している公式サイトで予約してもらうのが最もコストがかかりません。

しかし、ホテルの公式サイトには大きな弱点があります。それは、インターネット上ではもはや常識となっている価格比較ができないこと。

例えば、じゃらんや楽天トラベル等の宿泊予約サイトでは、条件を設定して他のホテルと詳細な比較をすることができます。また、トリバゴのような価格比較サイトでは、複数の予約サイト間で宿泊価格を簡単に比較することができます。当然ですが、このような機能はホテルの公式サイトにはありません。

このような公式サイトの欠点を補うために、ベストレート保証は採用されています。つまり「いろいろ比較できる他社サイトも便利だけど、公式サイトから予約してくれたら責任を持って最安価格を保証するよ〜」ということですね。

以上のように、ベストレート保証が採用されているホテルであれば、公式サイトから予約するのがお得なのです!

ヒルトンホテルの外観

公式サイトよりも安い料金を見つける

ベストレート保証を利用するためには、別サイトで公式サイトよりも安い料金が提供されていることが条件となります。

ということは、予約が完了したとしても、まだ作業は終わりません。ある意味、ここからが一番手間のかかるところです。いろんなサイト見てみて、もっと安い料金がないか頑張って探さなければいけません。

最安価格を探す際の注意点は以下の通りです。

・同日の宿泊予約であること
・同じグレードのお部屋の予約であること
・キャンセルや返金のポリシーなどが同じであること

つまり、原則として同じ条件での予約でないと、ベストレート保証は使えません。

その他にも、客室の眺め、朝食の有無、滞在人数など、ホテルによって細かい条件が設定されているので、利用するホテルのベストレート規約を事前にしっかり確認しておきましょう。

なお、別サイトで安い料金が見つからない場合には、公式サイトでの予約が最安なのですから、ベストレート保証を利用する必要はなかったということになります。この場合でも、結果的に最安で宿泊できるのですから問題はありません。

ただし、ベストレート保証をぜひ使ってみたいという場合には、公式サイトで予約する前に価格を調査して、公式サイトよりも安い価格があることを確認しておくのがオススメです。

ベストレート保証の申請

別サイトで安い料金が見つかったら、ベストレート保証の申請をしましょう。

ここで注意点が1つ。

・公式サイトで予約してから24時間以内に申請すること

全てのホテルにおいて共通したルールではありませんが、かなり高い確率で上記のような時期的条件が設定されています。Web予約の料金は変更されることも多いですから、ホテル側からしてみれば「そんな昔の話をされても…」ということなのでしょう。

申請が遅れてしまわないためには、やはり事前に価格調査を行っておくのが吉。私は、公式サイトでの予約が完了次第すぐに、事前に見つけておいた最安価格でベストレート保証の申請をすることにしてます。

具体的な申請方法はホテルによって違うのですが、大手のホテルチェーンでは、ベストレート専用の申請フォームが用意されている場合がほとんどです。

最安料金を見つけた別サイトの名称、具体的な最安料金、連絡用のメールアドレス等を入力したら、あとは送信するだけで申請が完了します。

とっても簡単ですね!

申請が完了したら、しばらく返事待ちになります。経験上、翌日までには返信が来ることが多いですが、土日や祝日は返信が遅れる場合もあります。気長に待ちましょう。

ベストレートが承認されるまで

審査結果を知らせるメール

ベストレートの承認可否は、基本的に申請時入力したメールアドレス宛に送信されてきます。

審査結果が「承認」となっていればラッキー。公式サイトでの予約料金が、別サイトで見つけた最安料金よりもさらに安い料金に修正されます。

一方、ベストレートが「否決」されてしまうこともあります。この場合、公式サイトの予約料金は修正されません。

ただし、1度否決になった場合でも、メールで交渉を続けることで審査結果が変わることがあります。ベストレート申請の条件が満たされていない場合は再交渉しても無理でしょうが、当該別サイトのスクリーンショット等を添付してお願いすると、意外とあっさり結果が覆ることも。

個人的には、一発承認よりも、再交渉によって否決が一転承認となるケースの方が多いと思います。諦めないことが肝心ですね。

ちなみに、ヒルトンやマリオット等の外資系ホテルチェーンの場合、ベストレートの審査結果が英語で送られて来ることがあります。この場合、再交渉も英語でする必要がありますが、簡単な英語でも十分通じますのでご安心を。

具体的な申請方法(マリオットの場合)はコチラの記事で詳しく解説しています↓↓

ベストレート保証のメリット

ベストレート保証を利用する前提であれば、予約するサイトはホテルの公式サイトで決まりです。このように、どこから予約するか迷う必要がなくなるというのも、ベストレート保証を利用する場合のメリットの1つです。

しかし、すでに説明したように、ベストレート保証を利用する場合には、最安料金を自分で探す必要があります。つまり、結局のところは複数のサイトを見て価格を比較する作業からは逃れられないのです。

となると、あまりベストレート保証を使う意味がないのでは…?となるかもしれませんが、そうでもありません。

ベストレート承認後の宿泊料金は、ホテルによって違いはあるものの、別サイトで見つけた最安料金の20%〜25%オフになる場合がほとんど。つまり、インターネット上で見つかる最安料金よりもさらに安い価格で宿泊できることになるのです。

以下では、最安料金の25%オフになる場合の宿泊料金について、具体的な例を挙げて説明していきます。

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ケース1(サイト間の価格差が大きい場合)

公式サイトの予約価格:40,000円
別サイトの最安価格:30,000円
ベストレート承認後の料金:22,500円

この場合、公式サイトの予約価格と別サイトの最安価格に、1万円の差があります。このため、公式サイトを使わずに別サイトから予約すれば、それだけでも1万円安く済みます。

しかし、ベストレート保証を利用すれば、宿泊料金は更に安くなり22,500円に。公式サイトの予約価格と比べた場合の差額は17,500円、別サイトの最安価格と比べた場合の差額も7,500円です。

かなりお得になっていることが分かりますね♪

ケース2(サイト間の価格差が小さい場合)

公式サイトの予約価格:20,500円
別サイトの最安価格:20,000円
ベストレート承認後の料金:15,000円

この場合、公式サイトの予約価格と別サイトの最安価格には500円しか差がありません。

しかし、ベストレート保証を利用した場合の宿泊料金は、最安価格から更に25%オフの15,000円。別サイトを使っても、たった500円しか安くならないような場合であっても、ベストレート保証によって結果的に5,000円以上安くなっています。

以上のように、ベストレート保証は、予約価格と最安価格の差が大きい時でも小さい時でも、最終的な宿泊価格を大幅に引き下げてくれるという大きなメリットがあります。

その他のメリット

価格以外にもベストレート保証のメリットはあります。

それは、上級会員の特典を確実に受けられる状態でホテルに宿泊できることです。

大手ホテルチェーンのヒルトン、SPG、マリオット等では、宿泊数や滞在数によって上級会員の資格を得ることができます。上級会員の特典には、例えばお部屋の無償アップグレードやエグゼクティブラウンジの利用等、いろいろあるのですが、この特典の利用は、原則として「公式サイトからの予約でホテルに宿泊すること」が条件となっています。

実際どの程度のアップグレードを受けられるのかをご紹介した記事はこちら。

このため、例えばマリオット上級会員(ゴールド会員やプラチナ会員)であっても、じゃらんや楽天トラベルからホテルを予約した場合、上級会員の特典は使えません。これでは、せっかくの上級会員のステータスが無駄になってしまいますよね。

ベストレート保証を利用する場合は、公式サイトでの予約が前提となりますので、結果として確実に上級会員の特典が利用できることになります(例外もあります)。

また、上級会員になるために宿泊実績を積み重ねる場合も、公式サイトからの予約が原則必須となります。

上級会員になるためには、例えば年間50泊等の条件を満たす必要がありますが、公式サイト以外から予約した場合、宿泊回数がカウントされません。つまり、他社サイトから予約したのでは、何回宿泊しても上級会員にはなれないということなのです。

出張などで自然に上級会員になってしまうような方は別として、上級会員になるためにホテルに宿泊(ホテル修行)する場合には、宿泊費を節約することも大事です。

ベストレート保証は、このように公式サイトからの予約で宿泊実績を重ねつつ、宿泊料金をできるだけ抑えたいという場合に非常に有用です。

ベストレート保証を使わない方がいいケース

ベストレートを使うときの注意点

それでは常に公式サイトから予約してベストレートを使うのがいいかというと、そうとも限りません。別サイトを利用した方がお得な場合もあります。

様々なケースが考えられますが、例えば宿泊予約サイト限定の割引クーポンがある場合、宿泊予約サイト限定のポイントの獲得倍率が大幅に増加しているような場合、宿泊予約サイトからの予約で特別な特典が受けられる場合等は、総合的にベストレート保証よりお得になる場合もあり得ます。

ベストレートの審査には、上記のようなサイト限定の特別な割引等は考慮してもらえないからです。

状況に応じて上手に使い分けて行きたいですね。

まとめ

今回は、ベストレート保証を利用すれば、ホテル宿泊がとってもお得になるというお話でした。

最安価格を探したり、申請したり、交渉したり、多少の手間は必要となりますが、必ずやそれ以上の価値があるものと実感できるはずです。

日本国内のホテルだけでなく、海外のホテルでも利用できるところは多いので、ホテルに宿泊する機会がある方は、是非とも利用してみてください。

きっとホテルに宿泊するのが今よりも楽しくなりますよ♪

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プラチナチャレンジとは?

私は現在、たった9滞在でマリオット最上級のプラチナステータスを取得できる「プラチナチャレンジ」に挑戦中です。
プラチナステータスには、ゴールドよりも一段階上のアップグレードが見込める他、色々なメリットがありますので、ご興味のある方は是非こちらの記事をどうぞ。

2019年現在は、16泊でプラチナ達成と条件が変更になっています。

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