ハワイの美味しいものといったら、何を思い浮かべますか?
ロコモコやポキ、ガーリックシュリンプと色々ありますが、我が家の一番人気は「マラサダ」というスイーツ!
ハワイで色々とご当地グルメを堪能して来た中で、家族全員が最も感動した味でした♡
そんなマラサダの名店が、みなさまご存知の「Leonard’s/レナーズ」です。
噂には聞いていましたが、懐かしいようでいて、ここにしかない特別な味と雰囲気は、一度は体験してみる価値あり!
今回は、ハワイの中心部ワイキキからレナーズまでの行き方、店内の様子や注文方法、そして日本国内でレナーズのマラサダを味わう方法をご紹介したいと思います!
マラサダ・レナーズについて
まずは「マラサダ」や「レナーズ」についてご存知ない方のために、簡単にご説明しますと…
マラサダとは
『マラサダ(Malasada)』とは、ポルトガル発祥のいわゆる揚げパンのことです。
マディラ諸島で作られていたことが名前の由来で、ハワイでは移住してきたポルトガル系の人々によって定着しました。
見た目は日本の揚げドーナツによく似ていますが、外側はカリッと、内側はモチっとした独特の食感が特徴。外側にグラニュー糖をまぶしたものが定番ですが、中にクリームが入っているものもあります。
今では「ハワイを代表するスイーツ」と言っても過言ではありません!
レナーズとは
そして『レナーズ(Leonard’s Bakery)』とは、マラサダを看板商品とする、ハワイの老舗ベーカリー。毎日絶品のマラサダを求めて、地元の方や観光客が列を為す人気店です。
ハワイに訪れた方なら、一度はこのキャラクターを目にしたことがあるのではないでしょうか?
レナーズ・マラサダオフィシャルサイトより
これはレナーズのオリジナルキャラクター「マラサダベイビー」。
お店ではマラサダだけでなく、マラサダベイビーのグッズなども取り扱っています。
レナーズの場所
レナーズがあるのは、ハワイ・オアフ島のカパフル通り沿い!
オアフ島の中心地であり、日本人御用達ホテルも多いワイキキ地区からは、少々離れた場所にあります。
ワイキキからお店まではおよそ3kmほどあるため、暑い中歩いて行くのはあまり現実的ではありません。車だと約10分ほど。タクシーを使った場合の料金は、およそ10ドル前後となります。
レアレアトロリーでレナーズへ
この旅では、我が家も御多分に洩れず、ワイキキエリアの「モアナ・サーフライダー」に滞在していました。
当初は、タクシーやUberでレナーズまで行こうかとも思っていたものの、せっかくなら観光気分を味わいながら行きたいなということで、結局『レアレアトロリー』を利用することにしました!
レアレアトロリーとは、旅行会社HISが自社パッケージツアー利用者用に提供しているトロリーバスのこと。
JTBやJALなど、他にも同様のサービスを展開している企業はありますが、 HISのトロリーバスは運行エリア・停留所数ナンバーワンなのだそうです。
レアレアトロリー1週間パスを無料でGET!
今回、我が家はHISのパッケージツアーでハワイを訪れたわけではないのですが、ダイナースクラブカードの特典「トロリー乗車券サービス」でレアレアトロリーの乗車券をゲットしました!
ダイナースクラブカードを持っていると、レアレアトロリーの【一週間(7日間)乗り放題レギュラーパス】を無料で頂くことが出来るのです。
受け取り方法は、ロイヤルハワイアンセンター内の「Lea Lea ラウンジ」でカードを提示するだけ。ハワイに着いたら真っ先にゲットしておくのがオススメです。
ちなみに、ノーマルなダイナースクラブカードだと本人分のみですが、ダイナースクラブプレミアムカードなら、本会員 o r家族会員いずれの場合も、本人+同行者一名分(つまり、カード1枚につき2名分)のチケットをもらえます。
我が家は、プレミアムカード本会員の夫と家族会員の私がそれぞれ2枚ずつ貰えたため、乗車券は全部で4枚。ラッキーなことに、子供達の分もすべて無料でカバーできることになりました!
レアレアトロリーレギュラーパスとは
レアレアトロリーのメイン路線をカバーする【レギュラーパス】。
レギュラーパスで乗ることが出来る路線は、以下の通りです。
・ワード/カカアコ/ダウンタウンライン
・ダイヤモンドヘッドライン
・カハラモール/ワイキキ近郊ライン
・朝食レストラン周遊ライン
・イーストディナーライン
・ウエストディナーライン
・アラモアナエクスプレス
・ダイヤモンドヘッドエクスプレス
・KCCエクスプレス(※土曜日のみ)
そして、レギュラーパスの価格がこちら。
チケット種別 | 大人(12歳以上) | 子ども(2歳~11歳) |
7日間乗り放題レギュラーパス | $49 | $39 |
1日乗り放題レギュラーパス | $29 | $19 |
多くの路線で使えるだけあって、なかなか高額ですよね。円換算すると、一週間パスのお値段は、大人5,450円・子供4,330円となります。
今回、大人2名+子ども2名=合計19,560円分が無料になったのは、とってもラッキーでした。ダイナースクラブ会員の方は、ぜひ活用してみてください♪
ダイヤモンドヘッドラインでセーフウェイへ
レナーズの最寄り停留所は「Safewey/セーフウェイ」。
私たちは、オアフ島の象徴であるダイヤモンドヘッドをぐる〜っと眺めながら進む、レアレアトロリー「ダイヤモンドヘッド・カハラモールライン」で向かいました!
初めてのハワイ、しかも子連れともなると、ワイキキビーチ周辺で遊ぶのがいっぱいいっぱい。
なかなか自分でダイヤモンドヘッドまで行こうとは思いませんので、こうして観光を兼ねることができてすごく良かったです!
レアレアトロリーは窓がないため、遮るものなく風景を眺めながらの数十分。風も気持ちよかったですし、ハワイらしさを存分に楽しめました♪
さて、セーフウェイの停留所で降りたら、そのままの方向に徒歩5分ほどです。
同じ目的で降りる方も多かったですし、まっすぐ一本道なので、迷わず辿り着けるでしょう。
レアレアトロリーのルート変更情報
私たちが利用した2019年1月時点では、上記のようにダイヤモンドヘッド・カハラモールラインが重宝しました。
が、しかし。
今調べてみたところ、現在はレアレアトロリーのルートが変更され、ワイキキ方面からセーフウェイに向かうのは「朝食レストラン周遊ライン」のみとなっているようです。
このラインの運行時間は7:20〜8:25と非常に限られているため、レアレアトロリーでレナーズに行くのは少々難しくなってしまいました。
他社のトロリーでもセーフウェイへの運行あり
ただし、セーフウェイに停まるのは、レアレアトロリーだけではありません!
少し調べてみただけでも、以下の交通機関がセーフウェイまで運行しているとのこと。
- ワイキキトロリー/イエローライン
- レインボートロリー/カイムキ・カハラルート
- オリオリウォーカー/カハラルート
これならまだまだ気軽に利用できそうですね♪
なお、ルートは変更されることもありますので、事前にご自身でも確認をお願いします。
レナーズに到着!
セーフウェイから歩くこと数分で、前方にレナーズが見えてきました!
写真を撮っているお客さん達が多く、車の出入りも頻繁。賑わっているのが遠目にも見て取れます。
私たちが訪問した時は、ちょうど混んでいるタイミングで、店内に収まりきれないお客さんが、外まで行列を作っていました。
レナーズ店内の様子
行列ができている場合でも、諦める必要はありません。
この時、前には20人ほど並んでいましたが、とっても回転が早いので、5分程度で店内に入ることができました!
お店の中には、所狭しとお菓子やオリジナルグッズが並んでいます。
レナーズのメニュー
メニューは、店内のいたるところに設置されています。
並んでいる間、カウンター上部のモニターや…
ショーケースに置かれたメニューを見て、どれを注文しようか決めておきましょう!
メニュー表には、以下のように書かれていました。
マラサダ(MALASADAS) 1.25USD(≒135円) |
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マラサダパフ(MALASADAS PUFFS) 1.60USD(≒172円) |
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「マラサダ(MALASADAS)」は中に何も入っていないもの。「マラサダパフ(MALASADAS PUFFS)」は、中にクリームが入っているものです。
そして、マラサダパフの「スペシャル」とは、季節によって変わるフレーバーで、1月下旬の時点ではイチゴクリームでした♪
レナーズの注文方法
海外で初めて訪問するお店では、注文方法に戸惑ってしまうこともあると思います。
でも、レナーズの注文方法はとっても簡単!
行列を進み、レジにところまで来たら、まずは店員さんに何がいくつ欲しいのか伝えましょう。お店の方も観光客慣れしているので、品名+数字の簡単な英語や、身振り手振りだけでも十分伝わると思います。
そのまま会計を済ませると、レシートが貰えました(クレジットカード可)。
このレシートの下部分には、注文番号(上の写真では「370」)が書かれています。
商品の用意ができたら、カウンターから英語で番号が呼ばれますので、それまで近くで待っておきましょう!
待つこと数分で、無事に受け取ることができました♪
気になるマラサダのお味は?
お店の外に出て、ワクワクしながら袋を開けてみると、なんとビニールに直入れ!外国っぽいワイルドさですね〜。
どれがどのフレーバーなのかも、特に印はついていません。
クリーム入りのマラサダパフは、ちょこっと生地からはみ出した色で判断しましょう。何も入っていないマラサダだと、見た目での判別はちょっと難しいかも。
揚げたてをいただきます!
せっかくなので、店頭のベンチで温かいうちに頂くとしましょう♪
意外とそのまま持ち帰るお客さんが多く、すんなりと席を見つけることが出来ました。
ピントが合っていないのが悔やまれますが(しかも食べかけで申し訳ない)、初めてのマラサダ、アッツアツのもっちもちで、なんて美味しかったことでしょう!!
カスタードクリームはくどさがなく、さらっとスッキリ。
日本でも同じようなパンは数あれど、やっぱりここでしか食べられない!と思える、感動モノのお味でした♡
行列が出来るのも納得ですね。
実は日本でもレナーズのマラサダが食べられる!
そんな美味しいマラサダ。実は日本でも、本場レナーズの味を楽しむことが出来ることをご存知でしたか?
今を遡ること約10年前、レナーズが初の海外支店として横浜に進出したのです!
場所は横浜ワールドポーターズ
レナーズ横浜店があるのは、みなとみらい線・馬車道駅から徒歩5分のショッピングモール「横浜ワールドポーターズ」。
こちらの一階には、「ハワイアンタウン」という一角がありまして…
内装から並ぶお店に至るまで、ハワイ気分に浸れること間違いなし!な雰囲気たっぷり、ハワイ好きにはたまらないフロアとなっています。
ハワイアンタウンのマップはこちらをどうぞ↓
ハワイの味そのまま!レナーズ横浜ワールドポーターズ店
レナーズ・横浜ワールドポーターズ店は、ハワイアンタウンの端っこに位置しています。
本店ほどではありませんが、この時も行列ができていました!
お店の隣には、揚げたてをすぐ食べられるイートインスペースも。
赤とピンクの組み合わせがとっても可愛いですね♡
店頭には、マラサダベイビーのオリジナルグッズもたくさん並んでいましたよ♪
レナーズ横浜店のメニュー
肝心のマラサダですが、レナーズ横浜店では、ホノルルの本店よりも絞ったメニュー展開となっています。
マラサダ(180円) |
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マラサダパフ(240円) |
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テイクアウトグルメ(1260円) | マラサダ6個入り |
見た感じ、日本人に馴染みのあるオーソドックスなフレーバーを厳選といった印象ですね。
お値段も本店よりも若干お高めですが、日本国内でハワイが味わえるのなら、ほんの些細なことです。
日本のレナーズでは個包装&フレーバー明記
さて、ハワイのレナーズでは、ピンクのビニール袋にマラサダがそのまま入っていたのが印象的でしたが、ここ横浜店では、国民性に配慮してか(?)、一つずつ包み紙に入れて渡してもらえました!
ちゃんとそれぞれに「CUSTARD」など、フレーバーを識別できるハンコも押してあって親切です。
味の方は、もちろんハワイのあの美味しさ!
強いて言うなら、横浜店の方が若干パリッと揚がっているような気もしますが、やっぱり日本の普通の揚げパンとは一線を画す、ふわっとモチっと独特な食感で、と〜っても美味しかったです♪
国内では1店舗のみ
なお、レナーズの日本初進出から6年後の2014年に、中央自動車道談合坂サービスエリアでの2号店開業が予定されていましたが、諸般の事情により計画が中止になってしまい、今のところ日本国内にあるのは、今回ご紹介した横浜ワールドポーターズ店のみとなっています。
都内にも出店してくれたらいいのになぁと思わないではありませんが、ここでしか食べられないというのも乙なもの。ハワイの本店のように、横浜店もずっと長く続いて欲しいですね♪
最後に
今回は、ハワイ・ホノルルのレナーズ、そして横浜にある国内唯一のレナーズについて詳しくご紹介しました!
ハワイでは、他にも色々と美味しいものを頂いたのですが、家族全員の意見が一致したのがこのレナーズの「マラサダ」。
折に触れては「美味しかったよね〜、マラサダ。次はいつ食べられるかなぁ?」なんて話していたところ、たまたま横浜に出かける用事があったので、張り切って横浜ワールドポーターズ店にもお邪魔してきました!
アクセスも良く、ハワイ気分に浸れるちょっとしたテーマパークのような雰囲気も素敵♡ハワイのあの味が恋しくなった頃に、また伺いたいと思います♪
もちろん、できることなら本物のハワイの風を感じながらマラサダが食べたいので、またいつか家族でハワイ旅行に行けるように、頑張ってマイルを貯めているところです。
陸マイルを貯めて気軽に旅行しよう!
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我が家はこの方法で、お盆・正月は必ず家族全員で宮崎に帰省するほか、海外旅行にも毎年複数回出かけられるようになりました!
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