ハワイ・ホノルル最古のホテル「モアナサーフライダー ウェスティンリゾート&スパ」。
その優美な佇まいから、「白亜の宮殿」「ワイキキのファーストレディ(貴婦人)」とも呼ばれるこのホテルは、ハワイで一度は泊まってみたい”シンボル的な存在”となっています。
お部屋もさることながら、そのクラブラウンジ『ビーチクラブ(BEACH CLUB)』もハワイらしくてとっても素敵!モアナサーフライダーに宿泊したら、一度は立ち寄って欲しいスポットです。
今回は、ビーチクラブの利用方法から、ラウンジ内部の様子、そして時間帯別で提供されているフードやドリンクの内容などを、詳しくご紹介したいと思います♪
現在、ビーチクラブは閉鎖中です。
最新宿泊記をご覧ください。
ビーチクラブ営業時間
モアナサーフライダーのクラブラウンジ「ビーチクラブ」の営業時間と、時間帯別のサービス内容はこちら!
クラブラウンジ営業時間:毎日 6:00AM~10:00PM
・朝食:6:00AM~10:00AM
(コンチネンタル朝食 ・フルーツ&ペイストリー ・ジュース、コーヒー、エスプレッソ ・日替わりの温かいメニュー)
・日中の軽食:10:30AM~4:30PM
(コーヒー、ドリンク各種 ・スナック)
・夕刻の軽食:5:00PM~8:00PM
(ププ(おつまみ)各種 ・ドリンク各種 ・ビール、ワイン(一部有料))
※終日、ルームサービスのメニューからの注文も可能(有料)。
ビーチクラブ利用条件
そして、クラブラウンジである「ビーチクラブ」利用条件は、以下の通りとなっています。
●ラウンジアクセス権付き宿泊プラン利用者
●ラウンジアクセス権付き部屋宿泊者(正規宿泊料金に限る・無料アップグレードでは利用不可)
「ペントハウス・スカイライン」
「ペントハウス・オーシャン」
「ペントハウス・スカイライン・スイート」
「ペントハウス・オーシャンフロント・スイート」
「タワー・オーシャンフロント・スイート」
「タワー・プレミア・オーシャンフロント・スイート」
●有償利用
モアナサーフライダーは、その名称に「ウェスティン」とあることからも分かるように、SPG(マリオット)グループのホテルです。このため、SPG/マリオットのエリートメンバー(プラチナ以上)であれば、無料でラウンジを利用することができます。
また、ラウンジアクセス権が付いているお部屋もあり、このお部屋の宿泊者はエリートメンバーでなくても、ラウンジを無料で利用可能です。
ビーチクラブは有償利用も可能
エリートメンバーやラウンジアクセス付きのお部屋に宿泊している人しか入れないというホテルラウンジが多い中、特筆すべきは、こちらでは対象者以外も料金を支払うことで利用することが出来るという点!
気になる料金は、125ドル(≒13,714円)です。
これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれでしょうが、朝食と夕食に加えて日中もスナック付き・ドリンク飲み放題なので、物価の高いハワイ&高級ホテルとしてはまぁそのくらいなのかな、と個人的には感じました。
この料金は一室あたりに適用され、大人2名・子供2名まで利用することができるようになります。2人以上で宿泊するなら、十分元が取れるのではないでしょうか。
ビーチクラブ利用可能人数
ビーチクラブには、下記の通り1室あたりの利用人数制限が設定されています。
SPG/マリオット系列では、大人2名までしかラウンジを利用できないホテルも多いのですが、モアナサーフライダーのビーチクラブでは1室あたり4名まで利用可能。
ファミリーでも非常に使いやすいラウンジです。なお、4人以上で利用する場合は、追加料金がかかります。
ビーチクラブ利用時の注意点
ビーチクラブを利用するにあたっての注意点はこちら。
<ビーチクラブ利用時の注意事項>
- 水着、裸足、上半身裸での入室は不可
- 12歳以下には必ず大人が同行すること。
「ビーチクラブ」という名称と、ワイキキビーチの目の前という立地から、つい水着のまま入りたくなる方も多そうですが、あくまでクラブラウンジなので、洋服の着用が必須となっています。
また、アメリカでは親の目が届かないところで子供を一人にしておくと、法律違反になることも。日本の感覚でいると、思わぬ事態になる可能性もあるので、十分注意しましょう!
モアナサーフライダー内「ビーチクラブ」の場所
ビーチクラブラウンジがあるのは、「ヒストリック・バニヤン」「タワー」「ダイヤモンド」の3棟からなるモアナサーフライダーで一番人気の「タワーウィング」1階。
入口にあるセンサーに、お部屋のキーをかざして入室する仕組みです。
ちなみに、今回はこのタワーウィングのスイートルームへ無償アップグレードして頂けました!素晴らしいお部屋の様子はこちらで詳しく解説しています♪
ビーチクラブ内部の様子
それでは、ビーチクラブの中の様子をご紹介していきましょう!
レセプション
入口入ってすぐ右手にはレセプションデスクもありますが、スタッフさんがいるのは朝・夜だけ。
その時間帯に利用する時には、毎回ルームナンバーを求められますのでご注意ください。
ナチュラルなインテリア
お部屋を見渡してみると、南国リゾートっぽく軽やかで爽やかな雰囲気♪
家具はアースカラーで統一されており、広々とした印象です。椅子と椅子の間が広いので、ゆったりとリラックスできそうですね。
ダイニングセットの他、窓側にはソファが並べられていました。
フード&ドリンクカウンター
お部屋の中央付近には、フード&ドリンクカウンターが。
提供されているメニューについては、後ほど詳しくご紹介します。
テラス席
このビーチクラブで一番人気と言っても過言ではないのが、こちらのテラス席!
ちょっと立ち上がれば間近に海を臨める特等席ということで、皆が遊びに出ている日中はいざ知らず、夜の時間帯は連日満席御礼。
結局、夜のテラス席には一度も座ることは出来ませんでした。
そうそう、それと印象に残っているのは、こんなに海が近いのに、全く磯の香りがなかったことです。南方の海にはプランクトンが少ないため、日本の本州でよくあるあの独特な匂いが発生しないのだそう。そういえば、沖縄の海も無臭ですよね。なんとなく温かい海の方が栄養豊富なイメージだったので、これは意外でした。
ビーチクラブで提供されている飲食物は?
先ほどご紹介した通り、こちらのラウンジでは朝・日中・夜と、それぞれの時間帯で提供しているフード&ドリンクが変わります。
大まかに言うと、朝はコンチネンタルブレックファースト、日中はちょっとしたスナックとドリンク、そして夜がおつまみとアルコールドリンクです。
朝・夕に共通しているのは、全世界のウェスティン ホテルが提唱する「スーパーフード」(抗酸化物質と植物栄養素を豊富に含んだ食材)を中心としたメニューが用意されているということ。どんな内容なのか、興味を惹かれますね♪
さっそく以下、順番にご紹介していきましょう!
ドリンクバー
まずは終日提供されているドリンクバーから。
ジュースサーバーには、オレンジジュースとグァバジュースの2種類がありました。
備え付けてあるのはプラカップです。
お隣には、空港ラウンジやホテルラウンジでよくお目にかかる「EGRO」社のコーヒーマシンと、ペプシコーラのソフトドリンクサーバーが。
下の冷蔵庫には、ミネラルウォーターなどが入っていた他、スターバックス子会社であるTAZO(タゾ)製のティーバッグも提供されていました。
アメリカではTAZOを採用するホテルが多いようです。
朝食
さて、朝食の時間帯(6:00AM~10:00AM)にはどんなものが提供されているのでしょうか。
カウンターの半分を占めるフルーツ
盛りだくさんのフルーツには、南国らしく蘭の花が添えられていました。脇にあるのはヨーグルトとシリアルです。
メインカウンターの半分以上を占めていて、すごくヘルシーな印象ですね。
バラエティ豊かなパン
パンは、デニッシュ、クロワッサン、マフィンといった甘めのものから…
トーストにベーグルまで様々です。
傍に置かれたトースターで温めれば、一層美味しく頂けそうですね!
パンに欠かせないスプレッド類は、バター、マーマレード、イチゴジャム、チョコレート、ピーナッツバターなどが用意されていました。
温菜
温菜のコーナーには、スクランブルエッグとゆで卵が。
あいにくエッグステーションはありません。
そしてフライドポテトと…
ポリッジ(オートミールのお粥)も置かれています。
人が多かったので写真は撮れませんでしたが、このほかにもベーコンやハムも。
スーパーフードを提唱していると言うだけあって、全体的に健康に良さそうな印象でした♪
実食
さて、実際に頂いたのはこんな感じ。
これに「12gプロテイン」入りのギリシャヨーグルトをつければ、タンパク質もバッチリ♪
かなり大きいヨーグルトだったので、お腹いっぱいになりました!
日本の一流ホテルでいただくような「繊細で高級な」朝食とは言えないかもしれませんが、なんとなく体が喜びそうな朝ごはんという印象でした。
日中
朝食後からカクテルタイムまでの間は、ドリンクやスナック類を頂けます。
が、しかし。
どういうわけか、写真が残っていませんでした…(涙)
ラインナップとしては、ポップコーンやトルティーヤチップス&サルサソース、個包装のクラッカーがあったと記憶しています。
残念至極ですが、また次回訪れた際に撮影して追記する予定です!
カクテルタイム
17時以降はカクテルタイム。この時間になるとアルコールドリンクが提供されます。
アルコールドリンク
カウンターに登場したのは、赤白ワインとビール!
ワインは赤白共にアメリカ・カリフォルニア産のSYCAMORE LANE(シカモアレーン)。
ビールの方は、伝統的なハワイアンラガービール「プリモ」でした。
ワイン・ビールいずれもセルフサービスではなく、スタッフさんが注いで持ってきてくれるシステムです。ホテルラウンジではちょっと珍しいですね。
プリモビールをいただきましたが、南国らしくスッキリと美味しかったです♪
それでは、食べ物の方はどんな感じなのでしょうか。ホテルによって、おつまみ程度から完全に夕食になるところまで様々。さっそく見にいってみましょう!
冷菜
まずは冷菜から。
カウンターの上には、野菜スティック、マリネ、フルーツ、サラダなどがカラフルに並んでいます。
アメリカなのに、夜も随分ヘルシー路線なんですね。日本人、しかも子連れとしてはとっても嬉しいポイントです♪
温菜
この日の温菜は、ラザニア、オムレツ、野菜ソテー、枝豆(蒸篭)でした。
翌日はチキンの煮込みに変わっていましたので、おそらく毎日メニューは変更されるのでしょう。
壁際のカウンターには、お味噌汁もありました。
こんなところでお味噌汁に出会おうとは…しかもスープジャーは象印。さすがは日本人の渡航先ナンバーワンのハワイですね。
チーズ・デザート
この他には、チーズやクラッカー…
そして食後によさそうな、ブラウニー、クッキー、ケーキ、ポテトチップス、トルティーヤチップスが。
食事の最後には甘いものが欲しくなりますから、こうしていろんなものが用意されているのは嬉しいですね!
実食
さてさて、この日はチキンと野菜ソテー、ハムを頂いてきました。
チキンがとっても柔らかく煮込まれていて本格的な味わい。香辛料でしょうか、外国っぽい味付けなのと、野菜がたっぷりなのもよかったです♪
聞いたところによると、最近週末の夜は、ワイキキ界隈のレストランがどこもものすごく混雑するとのこと。
その点、ラウンジなら待ち時間もなく、お部屋からすぐに行き来できますし、思ったよりもしっかりとした夕食が頂けて、とっても重宝しました!
最後に
今回は、ハワイ・ホノルルにあるラグジュアリーホテル「モアナサーフライダー ウェスティンリゾート&スパ」のクラブラウンジである『ビーチクラブ』について詳しくご紹介しました♪
「抗酸化(アンチオキシダント)スーパーフード」を謳っているだけあって、朝夕共にフルーツや野菜が盛りだくさんだったのが印象的。
初ハワイということで、できるだけ美味しいレストランに行きたいと思ってはいたものの、疲れが出て外出できないことも。そんな時には、やっぱりラウンジが使えるのがいいなぁと実感した次第です。
子供達は、ラウンジ内をハトやスズメといった野鳥が闊歩しているのに興味津々(笑)
スタッフさんもおおらかで、雰囲気も明るく、とっても過ごしやすいラウンジでした!
マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
マリオットアメックスプレミアムは、絶大な人気を誇った「SPGアメックス」の後継カードです。
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