JAL(日本航空)の上級会員を目指して飛行機に繰り返し乗ることを「JGC修行」といいます。
昨年ANAの最上ステータス「ダイヤモンド」に到達してから、修行していた日々が恋しくて、またJALのサービスはどんなものなのか興味はつきず、結局JGCにも手を出すことになってしまいました(笑)。
先日は必要ポイント到達までのJGC旅程をご紹介しましたが、今回からはいよいよJGC修行がスタート!
初回はキャセイパシフィック航空を使っての台湾旅行です。
今回は都内から成田までのオススメアクセス方法と、チェックインカウンターが開いていない時間に出国するための方法を詳しくご紹介します!
JGC修行って?
JGC修行ってどんなことをするの?上級会員になるとどんなメリットがあるの?という疑問をお持ちの方は、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください♪
JGC修行1回目は台湾
第一弾は、キャセイパシフィック航空ビジネスクラスで行く台湾往復。
この旅程は、2月に出た楽天トラベル20,000円クーポンのおかげで、なんと2泊3日で43,974円という破格のツアーを利用します(現在は配布終了)!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ちなみに、当初はクアラルンプールが第一弾となる予定でしたが、都合により台湾を先にこなすこととなりました。
成田空港へは高速バス「THE アクセス成田」を利用
今回の台北(桃園)行きは、成田空港発着。
ANAダイヤ修行以来、久々の高速バス、「THEアクセス成田」にお世話になります。
所要時間は時間帯によって異なりますが、大体1時間弱~1時間20分。
たった千円とお安い割に所要時間は短いですし、乗り換えなしで楽チン、トイレ&フリーwifiありで便利なので、やはり私には今の所このバスが一番です。
THEアクセス成田 バス停別航空会社一覧
THEアクセス成田の経路は、下記の通りとなっています。
銀座駅 | 数寄屋橋交差点交番近く |
東京駅 | 八重洲口7番乗り場 |
↓ | |
第2ターミナル 2番チェックインカウンターA〜J |
アメリカン航空、エアインディア、カタール航空、キャセイパシフィック航空、スリランカ航空、チャイナエアライン、トランスアジア航空、パキスタン国際航空、フィンランド航空、マレーシア航空、エアタヒチヌイ、エミレーツ航空、カンタス航空、スクート、タイガーエア台湾、中国東方航空、ニューギニア航空、フィリピン航空、マカオ航空、USエアウェイズ |
第2ターミナル 17番※チェックインカウンターK〜S |
S7航空、TAM航空、JAL、マレーシア航空、ラン航空、イースター、海南航空、セブパシフィック航空、タイ・エアアジアX、バンコクエアウェイズ、ファイアーフライ |
第1ターミナル 15番※ |
アシアナ航空、エア・カナダ、エアージャパン、エジプト航空、エチオピア航空、エバー航空、シンガポール航空、深圳航空、スイスインターナショナルエアラインズ、スカンジナビア航空、ANA、ターキッシュエアラインズ、タイ国際航空、中国国際航空、ニュージーランド航空、南アフリカ航空、ユナイテッド航空、ルフトハンザドイツ航空、LOTポーランド航空、アエロフロート、アエロメヒコ、厦門航空 、アリタリア-イタリア航空、エールフランス、ガルーダ・インドネシア、KLM、大韓航空、中国南方航空、デルタ航空、ベトナム航空、エア・ベルリン、IBEX、ヴァージン・オーストラリア、ウズベキスタン、エアカラン、エア・セイシェル、エアプサン、エティハド航空、オーロラ航空、山東航空、四川航空、ジンエアー、ハワイアン航空、Peach、MIATモンゴル航空、ヤクーツク航空 |
第3ターミナル※ | ジェットスター航空、ジェットスター・ジャパン、Spring Japan、チェジュ航空、バニラエア |
(※THEアクセス成田の公式HPに記載がなかったため、成田空港公式HPのターミナル案内を基に航空会社を列挙しました。変更の可能性もありますので、必ず最新情報をご確認ください。)
第2ターミナル2番を目指して出発
私が今回利用するキャセイパシフィック航空は、最初に停車する第2ターミナル2番が最寄りです。
離陸は15:40なので、お昼前に出れば十分間に合うのですが、せっかくのワンワールド初体験ですから、張り切って東京駅を朝9時半に出発しました。
成田空港到着予定時刻は10時30分。空港滞在時間正味5時間で、ラウンジはしごツアーの予定です。
キャセイのビジネスクラスに搭乗することによって、ワンワールド系列5つのラウンジを使うことが出来ます。どんな風になっているのか、今から楽しみでなりません。
成田空港のラウンジ訪問記はこちらにまとめています↓
成田空港第2ターミナルに到着
この日は平日の割に高速道路が混雑していて、いつもなら定刻より早く着くところ、数分遅れの10時40分頃、成田に到着しました。
約1時間お世話になったバスに別れを告げて、いざターミナルへ。
外資系航空会社の場合、チェックインカウンター営業時間を要チェック!
普段ANAやJALなどの日系を主に利用する人が気をつけておかなければならないこと、それは「外資系の航空会社が運行する日本発便に搭乗する場合、チェックインカウンターの営業時間が限られている可能性がある」ということ!
日系の航空会社は、国内の空港カウンターを終日開けていることが多いのですが、外資系の場合は出発便数が限られているため、出発3時間前からしか空いていないということもしばしば。
逆にいうと、外国出発便で日系を利用する際にも同じことが言えます。
キャセイパシフィック航空の成田チェックインカウンターは日中クローズ
今回はラウンジを長時間堪能するために、出発5時間前に空港に到着。
キャセイパシフィック航空なら、成田からも一日何便か出ているので、終日空いているかも?と思いつつ見に行ってみると…
…あら?
誰もいませんね。
どうやら、営業は10:10で一旦締められ、午後再開されるようです。よく見てみると、公式ホームページでも案内がありました。
キャセイパシフィック航空 チェックインカウンター営業時間(成田空港) |
|
AM | 7:05-10:10 |
PM | 0:55-5:50 |
チェックインカウンター営業時間外に出国するためには
でも、心配はいりません!
こんなこともあろうかと、チェックインカウンターが開いていなくても出国できるよう、しっかり準備してきたのです。
チェックインカウンターに寄らず出国するために必要なポイントはこの二つ!
- オンラインチェックイン+搭乗券をプリントアウト
- 荷物には規制を超える液体物を入れない
昨今は随分便利になりまして、自宅の端末からチェックインを行い、プリンターで搭乗券を印刷することができるようになっています。もちろんパスポートを携行していることが大前提ですが、搭乗券があれば手荷物検査・出国審査へと進む事が可能です。
液体物には細心の注意が必要
そして、最も注意すべきは液体物!
機内への持ち込みが認められるのは、1つあたりの容量が100ml以下(実際に入っている液体量ではなく、容器自体が100ml以下)&容量1Lのジップロックに入る分まで。
これを超える液体を持っている場合は、飛行機に持って入る事ができませんので、どうしてもカウンターに寄って預ける手続きをしなければなりません。
お味噌やクリーム類も液体と判断されますのでご注意ください。
私自身、ANAダイヤ修行でシドニーに行った時は、市内でうっかり液体物を購入してしまって、手荷物預けカウンターのオープンまで待つ他なくなり、3時間も無駄にしてしまいました…。
これさえクリアしてしまえば、早めに出国することも可能ということになります。
なお、羽田等国内の主な国際空港では、搭乗便の24時間前から出国できることになっているようです。ご参考までに。
いよいよ成田を出国!
それにしても、成田から海外に発つのはずいぶん久しぶりですが、これから海外旅行だー!というワクワク感が、羽田空港を使う時よりも強い気がします。
羽田はコンパクトですし、長年国内線でお世話になっていることもあって、あまり非日常感がないんですよね。家から近く、便利でいいのですが。
優先レーン「FastTrack」でスムーズに手荷物検査
北側の出発口までやって来ました。平日だというのに、この行列!
この分では、出国までどれだけかかるやら…と思いつつ、ふと左に目をやると、「FastTrack」の文字が目に入りました。
どうやら、各社の上級会員やファーストクラスのほか、ビジネスクラス利用者も対象になっているようです。ANAのある第1ターミナルや、羽田空港と同様のシステムですね。
入口の係員さんに搭乗券とパスポートをチェックしてもらって、まったく並ぶことなくすんなり手荷物検査へ。
ビジネスクラスでよかった〜。
検査場は数人並んでいるだけで、あっという間にクリアしました。
出国審査自体には優先レーンがないため、少々時間を要しましたが、それでもFastTrackを入ってから審査が済むまで、10分もかからなかったのではないでしょうか。
ビジネスクラスとはいえ、往復宿泊込みで4万円ちょっとの激安チケットですから、なんだか申し訳ないような気がしてしまいますね。
おかげさまで、滞りなく出国することができました。
それではお待ちかねのラウンジ巡りに出発です!
<次の話>