台湾の魅力あふれる首都、台北。
言わずと知れた世界有数の美食の楽園であり、世界中から訪れる人々に新たな食の冒険を提供してくれます。
一度や二度訪れたくらいでは、とても消化しきれないほど多くの魅力的なお店がありますが、今回は、2023年実際に訪れて美味しかったお店をご紹介したいと思います♪
随時更新予定です!
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雙月食品社 青島店
それではさっそく行ってみましょう♪
台北で健康的な台湾料理をお手頃価格で食べたいなら、雙月食品社/Shuang Yue Foodに決まり!
(雙月食品社公式サイトより)
雙月食品社では「健康第一」をコンセプトに、高品質で新鮮な台湾の地元食材を使用した美味しい料理を提供しています。
ミシュランビブグルマン(価格以上の満足感が得られるお店)を5年連続で受賞するなど、そのクオリティは折り紙付きです!
お店へのアクセス
2024年10月現在、雙月食品社は全12店舗を展開中。
今回はその中でも、台北駅からほど近い青島店を訪れます。
2024年10月現在、この青島店は臨時休業中です。
最寄は 善導寺/Shandao Temple駅。2番出口を出て徒歩三分で到着です。
行列が出来ていることも珍しくないお店ですが、ちょうどタイミングが良かったようで、並ぶことなく入れました。
日本語メニューあり!
店内に入ると、早々にメニューを渡されます。日本語が併記されていてわかりやすい♪
一緒に渡される赤鉛筆で必要な数量を書き込み、レジのスタッフさんに渡しましょう。
キャッシュレス対応
こちらのお店は先払い式になっていて、クレジットカードもOKです。
台北市内ではこのお店に限らず、かなりキャッシュレス決済が進んでいる印象でした。
大賑わいの店内
お昼のピークはだいぶ過ぎていたと思いますが、店内は満席です。さすがは人気店。
スタッフさんが案内してくれた席に着き、レジで受け取った番号札を掲げて待つことしばし。
ピリ辛愛恨椒芝麵は必食!
届いたお料理がこちら!
- 愛恨椒芝麺(チリゴマ台湾風そば)…70TWD
- 蚵白菜(台湾の小白菜)…40TWD
- 豆干(干し豆腐)…25TWD
これだけ頼んでたったの600円と、コスパも抜群です。
八角風味の干豆腐と塩味の白菜は、台湾らしく優しい味わい。そして一番衝撃だったのがこの台湾風そば!
当初は台湾風おこわを注文するつもりが生憎品切れで、スタッフさんのおすすめに従いこちらに変更したのですが、これが大当たりでした!
パンチのある山椒の香りと辛味、絶妙な旨味と塩味に箸が止まりません。
麺も小麦の風味が感じられて、もちもち最高です♪
辛いものが苦手なはずなのに、あっという間に完食してしまいました。
さすがはミシュランビブグルマンの店、侮れませんね。
お持ち帰り用のインスタント麺も販売されているので、お土産としてもお勧めです。
店舗情報
店名 | 雙月食品社 青島店 |
営業時間 | 月曜~土曜 11:00~14:15 / 17:00~20:30 |
定休日 | 日曜 |
住所 | 台北市中正区青島東路6-2号(善導寺3番出口、立法院近く) |
白水豆花
お次は近年にわかに脚光を浴びている台湾スイーツ、豆花の人気店へ。
豆花とはどんな食べ物なのかと言いますと…
豆花は、お豆腐のようなスイーツであり、豆乳ゼリーのようなものです。あのフルフルした食感は、一度食べたら忘れられません。 豆花は、豆乳に硫酸カルシウム(お豆腐を固める「にがり」のようなもの)で凝固させたもの。豆腐よりは若干柔らかい、ゼリー状のものです。 ツルンとした豆花に、落花生、白玉団子(湯圓)、タピオカ、フルーツなどさまざまなトッピングをのせ、スープのようなシロップ(砂糖、黒糖など)をかけて食べます。 甘すぎず、ほのかな甘みが日本人の味覚にぴったりです。 台湾の人は、夏は氷やかき氷を入れて冷たくしたものを、冬は温かくして食べます。つまり、一年中食べているということ。 豆花専門店から小さな屋台まで、どこでも食べることができます。出典Pokke
ということで、いかにも台湾らしい優しい味わいのヘルシーなスイーツなのです♪
台北市内だけでも数え切れないほどたくさんのお店がありますが、今回は永康街にある白水豆花さんへ行ってみることにしました。
お店へのアクセス
お店があるのはここ!
可愛い雑貨屋さんが沢山あるエリアですので、はしごもおすすめ!特に「LAI HAO」は必訪です♪
最寄りの東門駅からは徒歩5分ほど。お店南側の通り沿いには、台北駅方面へ向かう253番のバス停もあります。
支払いは現金のみ
平日夜訪れた際は待ち時間0。ただし、帰る頃には5人ほどの列が出来ていました。
店内は黒壁でスタイリッシュな印象。インテリアにもこだわりが感じられます。
メニューは以下の2種類(日本語なし)で、支払いは現金のみとなっていました。
- 麦芽糖花生粉圓豆花/麦芽糖ピーナッツ豆花・タピオカ
- 麦芽糖花生晶凍豆花/麦芽糖ピーナッツ豆花・ブラウンシュガーゼリー
お値段はいずれも85TWDでした。
タピオカを選択!
無類のタピオカ好きとしましては、やはり「麥芽糖花生粉圓豆花」一択!
ご覧ください、この美しい一皿を!!
今回の滞在中、実はいくつか他にも豆花店を訪れたのですが、これほど芸術感が漂う盛り付けはここだけでした。
肝心の中身も、澱粉などを加えることなく昔ながらの製法で、原料選択から完成後の温度管理に至るまで徹底的にこだわった豆花は、つるんと滑らかな喉越しに、上品な香りと甘み。
豆花にパクチーとは意外な組み合わせでしたが、全体を引き締める絶妙なアクセントになっていました。
もちろんタピオカの品質も申し分なし♪
台湾に来た甲斐があったなぁと思える、大満足の一皿でした!
店舗情報
店名 | 白水豆花 台北永康 |
営業時間 |
|
定休日 | 木曜日 |
住所 | No. 34號, Yongkang St, Da’an District, Taipei City, 台湾 106 |
阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン)
お次は台湾グルメを代表すると言っても過言ではない人気店、阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン)へ。
台湾定番の朝食、鹹豆漿(シェントウジャン)で有名なお店です!
鹹豆漿とは一言でいうならば、お酢で豆乳を固めた塩気のあるスープのこと。
ご存知の通り、豆乳には大豆イソフラボンやタンパク質が豊富に含まれていて消化にも良く、朝にぴったりのメニューというわけですね。
お店へのアクセス
阜杭豆漿があるのはこちら。
先ほどの雙月食品社青島店からも、それほど遠くはありません。
行列必至の名店ながら早朝は比較的空いているとのことで、張り切って朝5時半ごろ向かうことにしました。
さすがにこの時間は人影もまばら。
最寄である善導寺駅の出口も、この通りシャッターが閉まっていました。
今回はすぐ近くにあるシェラトングランド台北ホテルに滞在していたので徒歩で向かうことが出来ましたが、電車でアクセスする場合は一番早くても6時以降になりそうです。
お店はこちら、華山市場の2階フードコート内にあります。
大通り沿いに行列に備えるためのテープが引かれているものの、まだお客さんの姿は見えません。ぐるりと回り込むと…
順番待ちの列に辿り着きました。
この時間でもやっぱり並ぶのか…と思いきや、列が進むのは意外と早く、ここから階段を上り…
フードコート内に入るまではたったの5分ほど!
早起きして来て正解でした♪
驚くべき手際の良さ
注文カウンターの手前にあるキッチンでは、職人さんたちが黙々と生地を捏ねてパンを焼いています。
あまりの手際の良さに感心してしまい、ずっと眺めていられそうです。
傍らのラックに入っていたメニューを手に取ってみると、日本語の表記はなし。
けれど海外では珍しいことに、こうしてきちんとカラー写真が載っているのでわかりやすかったです。
そうこうするうち、あっという間に順番に。
一番手前でまずドリンク、そして隣にずれてメインのパンなどを注文、最後にお会計という仕組みになっています。
みなさん動きがとにかく素早いので焦ってしまいますが、不慣れな観光客にも慣れている様子で、優しく応対してくれてありがたかったです。
鹹豆漿は体に染み渡る優しい美味しさ
注文品を受け取ったら、空いている席に座って早速いただきましょう!
6時前なら、この通り席は選び放題でした。
この日オーダーしたのは、鹹豆漿と温かい豆乳です。
どちらも飲み物ジャンルなので、揚げパン(油条)やおにぎりはいらないのかと念を押されたのですが、朝はあまり固形物を欲しないもので…液体をたくさん摂れる体質でよかったです(笑)。
豆乳が体にいいとは言っても、飲み過ぎると体質によってはお腹を壊す可能性もあります。
私は全く問題ありませんでしたが、積極的にお勧めはしません。
せめて豆乳は冷たい方にしたらよかったかな?と一瞬思ったものの、一口飲んでみてびっくり!
温かい分甘味を強く感じられて、気になる臭みも全くなく、今まで飲んだ豆乳で一番美味しかったです♪
そしてメインの鹹豆漿をひとすくい。
鹹豆漿とは「塩気のある豆乳スープ」という意味だそうですが、お酢の働きで豆乳がふるふると絶妙に固まっていて、朝にぴったりの優しい味わい!
お出汁が効いていて、ちょっと緩めの茶碗蒸しにも似た美味しさです。
不足しがちなタンパク質もたっぷり。おかげさまで1日の良いスタートが切れました!
これは人気になるのも頷けますね。
店名 | 阜杭豆漿 |
営業時間 | 5:30~12:30 |
定休日 | 月曜 |
住所 | 100 台湾 Taipei City, Zhongzheng District, Section 1, Zhongxiao E Rd, 108號2樓 |
台湾朝食といえば豆乳は欠かせません。エバー航空ラウンジでも登場!
また台湾発祥の新興エアライン「スターラックス航空」のビジネスクラスラウンジでは、なんと阜杭豆漿の監修メニューを提供しています!
店舗情報
店名 | 阜杭豆漿 |
営業時間 | 5:30~12:30 |
定休日 | 月曜 |
住所 | 100 台湾 Taipei City, Zhongzheng District, Section 1, Zhongxiao E Rd, 108號2樓 |
冰讃(ピンザン)
続いて目指すは、マンゴーかき氷!
台湾に行ったら、これを食べずに帰るわけにいかない!という人もいるくらい、最早お馴染みのスイーツですよね。
今回は一番人気のお店、冰讃/ピンザンに行くことにしました♪
お店へのアクセス
冰讃があるのは、地下鉄雙連/Shuanglian駅から徒歩3分の場所。
こちらも大行列が出来ることで有名ですが、平日のお昼前に訪れたところ、ほぼ待ちなしと大変ラッキーな状況でした。
お店の営業は4月から10月
冰讃は、年中いつでも営業しているわけではありません。
店頭の案内を確認すると、フルーツが旬を迎える毎年4月中旬〜10月の末までの営業と書かれており、具体的に何日なのかは年によって異なるようです。
冰讃(ピンザン)のメニュー
店頭には店員さんから声がかかるまで入店しないようにとの記載があり、その下にはメニューが掲示されていました。
こちらも日本人観光客が多いため、日本語併記あり。
かき氷だけでも15種類ほどありますので、どれにしようか迷ってしまいますね。
注文はフードコート式
間もなく通されたレジカウンターには、人気メニューが写真付きで掲載されていました。
ここで注文・お会計を済ませてから、席で出来上がりを待つスタイルです。
冰讃に来たらマンゴーかき氷一択!と思っていたところ、どうやらその中でも2種類ある様子。
- 芒果雪花冰/Mango milk snow ice 180TWD
- 芒果牛奶冰/Mango ice 160TWD
雪花冰の方が20TWD(約100円)お高めですが、「雪のようなふわふわ氷・ミルク風味・人気ナンバーワン」との謳い文句に惹かれ、こちらを注文してみました。
支払いを済ませたら、ベルをもらって自席でしばらく待つとしましょう。
冰讃一番人気!芒果雪花冰
10分ほど待って、受け取ってきたのがこちら♪
お皿の直径は約20cm、それなりに深さもあって、かなりのボリュームです。
実は氷だけ半分にしてもらったのですが、それでも大容量に感じられました。
居合わせた日本人のお客さんから「見て!大きい〜〜食べ切れるかな?」という声が聞こえたほど(笑)。
しかしご覧ください、このふわふわ加減!
口に入れるやスーッと溶けてしまって、まさしく降り積もったばかりの雪のよう♪練乳感もしっかり感じられます!
惜しげなく乗せられた完熟マンゴーは、ジューシーでとろける芳醇な甘さ。
あまりかき氷を食べる習慣がないにもかかわらず、あっという間に完食です。
確かにこれは他では出会えないであろう、えも言われぬ美味しさで、並んででも食べたい気持ちがよくわかりました。
シーズン中に台北を訪れた時には必食です!
店舗情報
店名 | 冰讃 |
営業時間 | 11:00-21:00(売り切れ次第終了) |
営業日 | 4月中旬〜10月末(年によって変わる) |
住所 | No. 2, Shuanglian St, Datong District, Taipei City, 台湾 103 |
最後に
ということで今回は、2023年に訪れた台北市内の名店をご紹介しました!
距離的には近いけれど、日本とは全く異なる食文化が魅力的な台湾。
今回ご紹介した以外にもたくさん素敵なお店がありますので、随時レポートを更新していきたいと思います♪
陸マイルを貯めて気軽に旅に出よう
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