日本から直行便で7時間のマレーシア・クアラルンプール国際空港。
その巨大な敷地のすぐ側に、日本でもおなじみの三井アウトレットパークの支店、「三井アウトレットパークKLIAセパン」があります。
有名ブランドショップだけでなく、マレーシアのブランドショップも揃っており、見どころ満載。
クアラルンプール市内まで出なくてもお買い物ができるため、トランジットの空き時間活用や、出発前のお土産調達にもうってつけです。
今回は、空港からの行き方と、実際に行ってみた時の様子をご紹介します。
三井アウトレットパークKLIAセパンのサービス
このショッピングモールの最大の特徴は、クアラルンプール国際空港の利用客をメインターゲットにしているため、空港利用者向けのサービスが充実しているところです。
具体的なサービス内容は下記の通り。
・手荷物一時預かりサービスが無料
・パーク内でほぼすべての航空会社のチェックイン手続きが可能
・インフォメーションセンターにパスポートを提示すると特別優待チケットが貰える
一般的なアウトレットモールではお目にかかれない珍しいサービスですよね。
クアラルンプール国際空港からの行き方
クアラルンプール国際空港から三井アウトレットパークKLIAセパンまでは、無料シャトルバスが便利です。約20分間隔で運行しており、「KLIA(レガシーキャリア用ターミナル)」、「KLIA2(LCC専用ターミナル)」の両方に停まります。
KLIAのシャトルバス乗り場は、通常の路線バス・高速バス乗り場とは少し離れたところにあるため、初めての方には少々わかりづらいかもしれません(特に私は方向音痴のため、かなり迷ってしまいました)。
バス停は空港の1階
順を追って説明しますと…
まず、シャトルバス乗り場があるのはKLIA1階です。
空港内の至る所に置かれている、写真↓の案内板では、2階にバス乗り場の表示が見られますが、これは一般的な路線バス乗り場を指しており、全く別物です。
「Medan bas Pelancongan/Tour Coach Lounge」の表示を目指して、1階に降りましょう。
1階に降りると、あちこちに「SHUTTLE KE/TO MITSUI OUTLET PARK KLIA」の案内表示を見つけられると思います。
案内に従ってドアを出たところは、タクシー乗り場。
シャトルバス乗り場は、この道路を渡った中央分離帯にあります。
(行きは散々迷って、写真奥にある路線バス乗り場まで行ってしまったので、昼夜の写真が混在してしまっています)
ここで待っていればOKです。
「シャトルバス乗り場は1階」ということだけしっかり覚えておけば、まず間違うことはないでしょう。
シャトルバスに乗車
シャトルバスは20分間隔で運行しています。10分ほど待つと、黄色いシャトルバスがやって来ました。
遅れていたのか、それともお客さんが少ないのを見て早めたのか、時刻表よりも5分早く出発。
日によるのかもしれませんが、帰りも同じように4~5分ほどずれて出発したので、時刻表通りを期待しない方が良いのかもしれません。
バスは空港ターミナルを出て、広々とした道路を進んでいきます。なかなかスピード感溢れる運転でちょっとドキドキ。。
樹木やガードレールなども、やはり日本とは違っていて、外国に来たんだなぁと海外旅行気分に浸れました。
トランジットの合間にも、気軽に現地の雰囲気を味わえるのは良いですね。
三井アウトレットパークKLIAセパン到着
10分ほどでアウトレットに到着しました。
早速入ってみましょう。
日本の会社が運営しているので、当たり前といえば当たり前なのですが、日本のショッピングモールっぽさを感じます。
ただ違うのは、ほとんど人がいないこと!ただ、これは平日だったせいもあるのかもしれません。
訪れた日は、現地在住と思しき方々が9割以上で、日本人は一人も見かけませんでした。
東南アジアらしさも
奥に進むと開けたエリアがあり、このあたりは異国情緒溢れる東南アジアらしい内装になっていました。
日本らしさが随所に
三井アウトレットパークのモールだけあって、店内には日本製品を扱うお店もたくさんありました。
食料品店に…
お寿司屋さん、居酒屋、ラーメン店と、ここは日本?と錯覚しそうになります。
短期の旅行客としてはあまり必要性を感じませんが、長期滞在中の人にとっては、故郷の味に触れることで、ほっと落ち着けるかもしれませんね。
もちろんマレーシアブランドも
日本メーカーだけでなく、もちろん現地マレーシアのお店もたくさんありました。
一階には、マレーシア産のカカオを使用した有名チョコレートショップ「Beryl’s/ベリーズ」が。
マレーシア土産の定番だそうで、東南アジアの物価を考えると、そんなにお安くはありませんが、いろんな商品が揃っていて、見ているだけでも楽しめます。
二階には、子供服のTrudy&Teddy。マレーシアのメーカーながら、どこかヨーロッパの雰囲気が漂う、上品な洋服が揃っています。
この時は最大70%になっていました。
こちらはベビー服が中心のChateau de sable(シャトードサーブル)。
こちらも洗練されたデザインの洋服が多かったです。うちの子供達に買って帰りたかったのですが、サイズがなくて残念。
一般的なアウトレットショップも
メーカーにこだわらず、アウトレット品を探すならこちら。BEST VALUE OUTLET、略してBVOです。
ベッドリネンや照明器具などのインテリア用品から衣料品まで、幅広く扱っていました。
品揃え豊富なので、もしかしたら掘り出し物が見つかるかもしれません。
フリーWi-Fiはエリア限定
この三井アウトレットパークKLIAセパンには、フリーWi-Fiスポットがあると聞いていました。
今回は日帰りのため、SIMカードなどは持たずに来ましたので、市中でWi-Fiを使える機会はとっても貴重です。
が、Wi-Fi検索しても、何もひっかからず…。
ふと見ると、フリーWi-Fiの案内板がありました。
どうやら店内どこでも使えるわけではなく、フードコートを始めとした、限られたエリアだけ電波が飛んでいるようです。
パスワードは、インフォメーションカウンターでお願いすると頂けました。
速度は問題なく、ちょうどフリーWi-Fiが使えるエリアにはたくさんベンチがあったので、快適にネットサーフィンを楽しめました。
トイレはマレーシア式
モール内のトイレは日本と遜色ないほど清潔でしたが、個室内にはトイレットペーパーが用意されていません。
個室に入る前に、必要な分だけ取っておく必要がありますのでご注意を。
空港へもシャトルバスで
クアラルンプール国際空港に戻るバスは、降りたところと同じバス停から出発します。
ちょうど夕暮れ時で、窓からはとっても綺麗な夕日を臨むことができました。
往路はメインターミナルであるKLIAからアウトレットパークまで直通10分でしたが、復路はKLIA2を経由したため、15分ほどかかりました。
無事KLIAターミナルに到着です。
ショッピングはもちろんのこと、綺麗な外の景色も眺められましたし、時間つぶしには最適でした。
最後に
三井アウトレットパークKLIAセパンは、そこまで大きなショッピングモールではないので、1時間もあれば買い物には十分だと思います。
バス待ち時間と所要時間、出国審査の時間に余裕を持って、4時間もあれば焦ることなく空港から往復することが出来るでしょう。
日本のアウトレットモールにはないお店も数多く出店していますから、空港での空き時間を利用するにはまさにうってつけ。
トランジットなどでクアラルンプール国際空港を利用する機会があれば、ぜひ行ってみてくださいね。
クアラルンプールで最もアクセスしやすく、インパクト抜群な観光地「バトゥ洞窟」についてはこちら!
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