ドイツのお土産を買うなら、やっぱり美味しくて可愛くて、しかも出来れば日本では入手しにくいものがいいですよね!
個人的には、スーパーマーケットやドラッグストアなどで購入できる身近なものが、コスパも良くてイチオシ。ばらまき土産にもぴったりのものが見つかります。
フランクフルトやミュンヘン、デュッセルドルフからの出国なら、出発直前に購入することも出来てとっても便利です!
ということで本記事では、元ドイツ在住者が本気で選ぶ!オススメお土産をご紹介します♪
ドイツビール
まず、ドイツといえばビールですよね!
ドイツビールは地方によって種類も様々ですが、REWE(レーヴェ)などの大きなスーパーに行けば、それなりにバリエーション豊富に揃っています。
今回購入したのはこの3種類!
醸造所名 | 地域 | ビール種類 | 参考価格(2024年3月) | |
左 | Benediktiner(ベネディクティナー) | ヘッセン州 | ヴァイスビア(白ビール) | 1.79EUR |
中央 | Allgäuer Büble Bier(アルゴイアービューブレビア) | アルゴイ地方 | エーデルブロイ | 1.79EUR |
右 | Wartsteiner(ヴァルシュタイナー) | ノルトライン=ヴェストファーレン州アルンスベルク | ピルスナー | 1.59EUR |
ドイツビールにはたくさんの種類がありますが、個人的には日本であまり流通していない『ヴァイス(白ビール)』『ヘレス』『ケルシュ』などがおすすめです!
ヴァルシュタイナーは日本でも主流のピルスナーながら、以前ルフトハンザのビジネスクラスで初めて飲んで感動したので、見つけた時は毎回購入するようにしています。
実は今回購入したべネディクティナーとヴァルシュタイナーは、日本でも輸入品が販売されているものの、この2社に限らず現地で飲む味と全く違うなと感じることが多いため、買って帰る意義大アリなんです!
ちなみに味だけでなく、輸出品と国内仕様品は瓶の形状もちょっと違うようです。
ドイツのビールは本当に飲みやすくて美味しいので、ビールが苦手という方も是非一度は試してみてください♪
購入した場所:REWE CITY
伝統料理シュニッツェルを家でも!ドイツのパン粉
ドイツの名物料理といえばやっぱりこれ!シュニッツェルです♪
いわば欧風カツレツですが、ドイツで初めて食べて虜になったという方も多いのでは?
言わずもがな、ビールとの相性も最高ですよね!
料理工程に難しいことは何もないのですが、最近は本場そのものを再現するのが難しくなってしまいました。
なぜかというと、ドイツ産パン粉が日本国内で簡単に買えなくなってしまったため。
ほんの数年前まではカルディなどの輸入食料品店に行けば容易に入手できたものですが、最近はなぜか実店舗・オンラインともに在庫を見つけられなくなってしまいました。
ということで、この『LEIMER Semmelbrösel/ライマー・ゼンメルブレーゼル』というパン粉が、ドイツに行ったら買いたいもの上位に躍り出たというわけです!
小麦粉・酵母・バイエルン山脈で採れた塩と水だけで作った専用パンを、焼きたてフレッシュな状態で挽いているため、香ばしくて味わい深いのが特徴。
軽妙な歯触りで、お料理だけでなくお菓子作りに使うこともできます。
賞味期限も長めですし、家でドイツ料理を再現したい方にはぴったりのお土産です!
購入した場所:REWE CITY
Kneipp(クナイプ)のバスソルト
日本でもお馴染み、自然派バスソルトメーカー「Kneipp(クナイプ)」の入浴剤もばら撒き土産にピッタリ!
100年以上前にドイツで生まれた会社です。
本場では日本であまり見かけないような、可愛い個包装のものが数多く販売されています。
「スイートアーモンド&ルイボス」「四葉のクローバー&スターフルーツ」など、どんな香りなんだろう?と興味を惹かれますし、いかにもな外国らしさを感じられますね。
お湯に溶かした時の色も、なかなかパキッとした原色で物珍しく、特に子供に大好評でした(もっと欲しいから、来週またドイツ行ってきてとまで言われました笑)。
購入場所:dm-drogerie markt
HARIBO(ハリボー)
お土産といえばお菓子という方も多いはず。
特にドイツの有名グミメーカー『HARIBO』は日本でも大人気ですよね!
今ではかなりの種類が輸入されていますが、ドイツではまだまだ日本未上陸のものがたくさん販売されています。
商品名 | 販売価格(2024年3月) |
Saft Goldbären Minis 220g | 2.49EUR |
Mega-Roulette | 0.79EUR |
まず、グミの小袋がたくさん入ったSaft Goldbären Minis 220g。
『SAFT/ザフト』とはドイツ語で果汁を意味します。
その名の通り、普通のゴールドベアよりも果汁を多く配合している分、とっても濃厚!
フレーバーはバナナ、りんご、オレンジ、ラズベリー、さくらんぼ、ピーチの6種類で、いつもと違う味わいと香りを楽しめます。
『メガルーレット』という棒状の方は完全にパケ買いですが、「可愛い!こんなのあるんだ〜♪」ととっても喜んでもらえました。
他にもマシュマロっぽいものや期間限定品など、数えきれないほど取り揃えられていますので、お好みを探してみてください!
購入した場所:REWE CITY
チョコレート
ドイツのお菓子といえば、チョコレートもハイクオリティ!!
代表格がたくさんある中で、外国っぽさをアピールするなら、紫のパッケージでお馴染みのmilka(ミルカ)です。
元はスイスのメーカーですが、20世紀に入ってからは主にドイツで生産されています。
通常でも数えきれないほどのラインナップがある中で、3月のイースター前後は特別バージョンが次々登場!
主にイースターエッグやウサギを模した商品がスーパー店頭からずらりと並びます。
比較的無骨なデザインが多いドイツには珍しく、カラフルで可愛らしい商品が大量に出てきますので、この時期に訪独したら要チェックです!
今回はmilkaの他にも、パッケージの美しさに惹かれてReber(レーバー)のイースター商品も購入しました。
Reberといえば、オーストリア土産の定番「モーツァルトクーゲルン」が有名ですが、実は南ドイツにある会社です。
(Reber公式サイトより)
パームオイルとアルコール不使用というところにもこだわりを感じさせますね。
中に入っているヌガーも本格的で美味しいので、ぜひお試しを!
余談ですが、同じくオーストリア銘菓Manner/マンナーや、イタリアのhanuta/ハヌタやNutella(ヌテラ)などなど、周辺国のお菓子もスーパーで簡単に手に入ります!
どれを買っても大外れということがあまりないと思いますので、パケ買いもいいかもしれませんね♪
ドイツでの賞味期限の記載方法は日本と真逆、『日/月/年』の順番です。
まれに期限切れのものが陳列されていることもありますので、お気をつけください!
購入場所:REWE
エコバッグ
つい最近までの日本では、エコバッグを使う人はそれほど多くありませんでしたが、ドイツでは15年以上前から持参する人が多数派。
日本で主流の小さく折り畳んで持ち運べるのも可愛くて便利な一方、ドイツでスタンダードなタイプも、また違った魅力があります。
大きさはスーパーのかご一つ分がしっかり入るくらい。
嵩張るんじゃないの?と思われるかもしれませんが、逆に折り畳んだり広げる手間がないとも言えますし、「入り切るかな…?1枚ビニール袋も買っておくべき?」なんて考える必要も全くなりました。
使い勝手が良くて、最近はこればかりです。
左のドラッグストア、ミュラー(MÜLLER)のジュート製バッグは、以前から変わらず素朴な可愛らしさですが、スーパーマーケットでは、それぞれ趣向を凝らしたデザインになっていて、自分の好みを探す楽しみもあります。
スーパーのもので言うと、今回見た中では、右のレーヴェ(REWE)が、四季に応じたデザインで一番気に入りました。
これは秋バージョンですが、紫と黄色がいかにも豊穣なイメージで素敵ですよね!
また次回訪れた時には、どんなデザインになっているのでしょうか。今から楽しみです。
購入場所(左のジュート製バッグ):MÜLLER
購入場所(右の紫のバッグ):REWE
まとめ
ということで、今回はドイツのスーパーやドラッグストアで簡単に入手できる間違いのないお土産をご紹介しました!
- ドイツビール
- ドイツのパン粉
- 日本未上陸のハリボー製品
- チョコレート
- エコバッグ
主にドイツに住んでいた中で素晴らしいと感じたものばかりですので、きっとご満足いただけるのではないでしょうか。
よほど辺鄙なところに行かない限り手に入れやすいものばかりかと思いますが、最終手段は空港!
日本への直行便が出ている大型国際空港には、スーパー・ドラッグストアの両方、またはいずれかが併設されています。
フランクフルト国際空港
スーパーマーケット:REWE CITY
ドラッグストア:ROSSMANN
ミュンヘン国際空港
スーパーマーケット:EDEKA
ドラッグストア:Müller
デュッセルドルフ国際空港
スーパーマーケット:REWE
ドイツを発つ直前にも、市内と変わらずお買い物ができるのが嬉しいですね!
お土産が足りないかも?と思ったら、ぜひちょっと早めに空港に行って、覗いてみてください♪
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