ドイツ連邦共和国・ケルンを本拠地とするルフトハンザドイツ航空(Lufthansa)。
26カ国が加盟する航空連合・スターアライアンスの創設メンバーであり、主にヨーロッパ全土に幅広いネットワークを誇る航空会社です。
日本にも直行便を運航していますが、あまりよく知らないという方も多いかもしれません。
フレンドリーなサービスとハイクオリティな機内食が魅力的で、個人的にかなり気に入っているエアラインの一つです!
本記事では、ルフトハンザ・ビジネスクラスで行く!アテネ〜フランクフルト搭乗記をご紹介します。

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日本からギリシャへは直行便がないため、一旦ドイツなどを経由する必要があります。


今回のフライト詳細
本題に入る前に、フライト情報は以下の通りです。
便名 | LH1279 |
区間 | アテネ(ATH – ギリシャ) – フランクフルト |
出発時刻 | 14:00 |
到着時刻 | 16:10 |
搭乗クラス | ビジネス |

ドイツとギリシャの間には1時間の時差があるため、フライト時間は3時間10分となります。
アテネのスタアラ系ビジネスクラスラウンジは2択
今回搭乗するのは、アテネ発・フランクフルト行きのビジネスクラス。
ビジネスクラスに搭乗する時には、出発前に専用ラウンジを利用することができます。
アテネ国際空港のシェンゲン内エリアにはルフトハンザ航空&エーゲ航空と、2つのスターアライアンス系直営ラウンジが存在。
今回どちらも利用してみたところ、それぞれに素敵な特色があり甲乙つけ難い印象でした。
詳しくは各レポートをご覧ください!


いよいよ搭乗
この日の搭乗口はB15。
ストライキの関係で運航可否が前日までわからない状況でしたので、ここまで来られてとにかく一安心です。
今日お世話になるのはこちらの飛行機:A321(D-AISR)!
国際線は出発時刻の30分前に搭乗開始となります。
ビジネスクラスの場合、エコノミークラスに先んじて搭乗することができますので、今回も早めに乗せていただだくことにしました。
ルフトハンザビジネスクラスのシート
長距離路線ならいざ知らず、ヨーロッパ内を飛ぶ路線では、ビジネスクラスといえどシート自体はエコノミーと同様。

シートピッチやリクライニング角度もエコノミーと同じですが、3列の真ん中は誰も座らないことが保証されているため意外と快適です。
混み合うバカンスシーズンにはなおさらのことでしょう。
ルフトハンザビジネスクラスの機内食
そんなルフトハンザの短距離路線で最もビジネスクラスらしさを感じさせてくれるところと言えば、やはりなんといっても『機内食』!
ルフトハンザの機内食はズバリ、シンプル&ハイクオリティです。
ドイツビールとスナック
水平飛行に入るや、まずはファーストドリンクとスナックが配られました。
もちろんソフトドリンクやワインなども提供されていますが、せっかくのルフトハンザですので、本場ドイツのビールで決まりです!
アルコールフリーのものも用意されています。
BECK’Sとエルディンガーは地上のルフトハンザラウンジでも登場率の高い銘柄。


バイエルン州贔屓としては、アルコール入りの方もエルディンガーならなぁと一瞬思ったものの、今回の機内食テーマにはブレーメン発のBECK’Sの方がハマると考え直しました。
一体どういうことなのかと言いますと…
地産地消にこだわった機内食
ルフトハンザビジネスクラスでは「Tasting HEIMAT(故郷を味わう)」と題し、ドイツ産原料と伝統にこだわったメニューを展開しています。
ドイツ国内5都市から着想を得たラインナップになっており、今回のテーマは北ドイツの都市「Bremen:ブレーメン」だったというわけなのです!
ブレーメンというと、例の音楽隊の童話が思い起こされますね。
メニューはこちらです。
- サーモンのフィレ、コーヒーとレモン、セロリ、豆とビーツ
- ボイルしたビーフブリスケット、ホースラディッシュソース、ナッツバターとポテトのロースト、ほうれん草、にんじん
- コーヒー&バニラクリーム入りのフプフェル
メインにはベジタリアン用の野菜パスタもありましたが、ここはやはりお肉をオーダーすることに。
配膳されたのがこちらです!
材料は可能な限り短い時間で加工場まで届けられているらしく、確かにフレッシュ。
色も味も濃いお野菜にお肉とお魚がバランスよく添えられていて、非常に美味しいではありませんか…!
シンプルでありながらハーブ使いが絶妙で、なかなか日本では出会えなさそうな味付けなのも嬉しかったです。
ドイツ料理は日本ではそれほど人気を得ていないようですが、なかなかどうして美味しいものばかり。
あまり馴染みがないという方にこそ是非一度は味わってみていただきたいな、と改めて感じました。
食後にはチョコのサービスも。
今回の機内食もおかげさまで大満足でした♪
フランクフルトに到着
アテネを出発して2時間半。眼下にドイツらしい風景が広がりはじめ…
無事フランクフルト国際空港に着陸しました!
ターミナルにはルフトハンザ機がずらり。帰ってきたことを実感しますね。
今日も素敵なフライトをありがとうございました!
最後に
ということで今回は、ルフトハンザドイツ航空ビジネスクラス・アテネーフランクフルト搭乗記をご紹介しました。
あまりに印象深かった機内食を中心にご紹介しましたが、実はもう一つルフトハンザを気に入っているポイントがあります。
それはCAさんの親しみやすさ!
いつ乗っても気さくでフレンドリーで、ちょっとした会話でもとっても気持ちが良いんです。
日系CAさんとはまた違った雰囲気で、そんなところにもドイツらしさが感じられるのが嬉しいですね。
デメリットはあまり考えつかないのですが、強いて言うならたまに(?)起こるストライキとロストバゲージでしょうか。
特に今回はストのため直前まで運航可否がわからず、冷や汗ものでした。
その前にもユーロスターでゴタゴタしたばかりでしたし、最近のヨーロッパは情勢不安定な傾向にあるようです。

何事もなければラッキーくらいの心構えが必要なのかもしれません。
ただ今回も「やっぱりルフトハンザはいいなぁ」と思わせてくれる素敵なフライトでした!


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