デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(通称「デルタゴールド」)の新規申し込みで大量のポイントを獲得できるキャンペーンが、ご存知「ハピタス」で始まりました。
今ならデルタゴールドを発行するだけで9,000ポイント(9,000円相当)が手に入ります。
ハピタス経由でデルタゴールドを発行して貰えるポイントは、10月までは2,000ポイントでした。11月になって一気に7,000ポイント上昇です。
デルタゴールドを申込んだ場合、ハピタスポイントだけでなく、カード独自の特典であるマイル(スカイマイル)も貰えます。このため、カードを発行するだけで、大量のマイルを獲得することが可能です(詳細は後述)。
まだデルタゴールドを保有していない方は、今がチャンスですよ。
カードを持っているだけで上級会員に
デルタゴールドには数々の特典がありますが、その最大の魅力は、カードを保有しているだけでデルタ航空の上級会員資格「ゴールドメダリオン」が得られることです。
ANAやJALの上級会員になるためには、まずはSFC修行、JGC修行で飛行機にたくさん乗る必要があります。
しかし、デルタ航空に関しては、このような修行をしなくても(つまり飛行機に全く乗らなくても)、デルタゴールドを保有しているだけで、上級会員になれてしまうのです。
デルタゴールドは、ホテル業界で言うところの、SPGアメックスに近いカードかもしれません。SPGアメックスも、保有しているだけでスターウッドグループ、マリオットグループの上級会員になれてしまうクレジットカードです。
「航空会社の上級会員には魅力を感じているけれども、修行なんてやってる余裕はない」という方には、デルタゴールドはオススメできます。
ゴールドメダリオンの特典
デルタ航空のゴールドメダリオンには、例えば以下のような特典があります。
<優先チェックイン>
デルタ航空を利用する場合、専用のビジネスエリート/ビジネスクラスまたはファーストクラス用チェックインエリアを利用することができます。一般のチェックインカウンターが混雑しているような場合でも、待ち時間なくチェックインすることができます。
<スカイチーム・ラウンジ>
「デルタスカイクラブ」ラウンジを含む世界490以上のスカイチームのラウンジを、搭乗クラスに関わらず利用できます。搭乗までの時間をラウンジで快適に過ごすことで、気持ちよくフライトに臨めます。同行者も1名までなら一緒に入場OKです。
<優先搭乗>
一般搭乗が始まる前に優先的に搭乗できるため、余裕を持って座席への移動や機内持ち込み手荷物の収納が行えます。
<優先手荷物取扱い>
預けた手荷物にはプライオリティタグが付けられ、受取りの際に優先的に出てきます。手荷物受取りの待ち時間が短縮できるメリットは想像以上に大きいですよ。
<フライトマイルが1米ドルごとに8マイル>
デルタ航空のフライトマイルは、ANAやJALのように区間に応じたものではなく、単純に運賃で決まります。通常は運賃1ドルあたり5マイル貯まりますが、ゴールドメダリオンの場合は1ドルあたり8マイル(つまり60%アップ)になります。
デルタゴールド入会で獲得できるマイル数
<ハピタス経由で貯まるマイル>
デルタゴールドにハピタス経由で入会すると、9,000ポイントを獲得できます。このポイントをソラチカルートでANAマイルに移行させると、9,000×0.9=8,100マイル獲得できます。
<入会キャンペーンで貯まるマイル>
デルタゴールドに入会すると入会ボーナスとして大量のスカイマイルが貯まります。具体的には、通常入会ボーナスとして8,000マイル、これに加えてハピタスから遷移するページからの入会で特別ボーナス8,000マイルを獲得できます。つまり、入会するだけで16,000マイルも貰えてしまいます。
さらに入会後1ヶ月以内にカードを合計10万円以上利用するという条件を満たすと、2,000マイルが追加で貰えます。これで、入会キャンペーンで獲得できるマイル数は、合計18,000マイルになります。
ハピタスではANAマイルが8,100マイル獲得でき、入会キャンペーンではスカイマイルが18,000マイル獲得できるため、別会社のマイルではありますが、合計すると26,100マイルを獲得できる計算になります。
デルタゴールドは、年会費が比較的高額(税抜26,000円)ですが、入会するだけでこれだけのマイルが獲得できてしまうのですから、入会初年度については、実質的に年会費は無料と考えることができます。
カード利用でもマイルが貯まる
デルタゴールドはクレジットカードですから、入会時だけでなく、カードを決済に利用した時にもマイルが貯まります。
利用金額に応じたマイル
デルタゴールドを保有していれば、カードをショッピング等に利用することで、スカイマイルを効率的に貯めることができます。
デルタゴールドを決済に利用すると、カード利用代金100円ごとにスカイマイルが1マイル貯まります。また、海外では通常の1.25倍マイルが貯まります。
さらに、delta.comやデルタ航空予約センターでデルタ航空の航空券購入、その他デルタ航空への支払いにカードを利用した場合、マイルが通常の3倍になります。
100万円利用ごとにボーナスマイル
1年間のカードご利用金額の合計が100万円を超えた場合、100万円ごとに5,000ボーナスマイルがプレゼントされます。
ただし、このボーナスマイルは入会日から1年間だけ貰えるもので、最大3回までしか貰えません。このため、できるだけマイルを稼ぐためには、計算上1年間で300万円カードを利用すればOKで、合計15,000マイルを獲得することができます。
もちろん、このボーナスマイルは、カード利用で獲得できる通常のマイル(100円ごとに1マイル)とは別に貰えるものですから、300万円利用した場合には、通常マイル30,000+ボーナスマイル15,000=45,000マイル獲得できることになります。
入会初年度に限られますが、この条件を満たすことができる人は、お得にスカイマイルを貯めることができそうですね。
最初のフライトでボーナスマイル
デルタゴールドに入会後、デルタ航空の飛行機を利用すると、初回利用時にボーナスマイルが貰えます。一度乗るだけで大量のマイルを獲得できるため、逃さずにゲットしましょう。
- ビジネスクラス⇒25,000マイル
- エコノミークラス⇒10,000マイル
カード継続マイル
デルタゴールドは、毎年カードを継続すると、それだけで3,000マイル獲得できます。
ただし、デルタゴールドの年会費は税抜26,000円ですから、カードの継続に関しては慎重に判断する必要があります。
ハピタスのポイントや入会キャンペーンのボーナスマイルは最初だけですし、100万円利用するごとに貰えるボーナスマイル(5,000マイル×最大3回)も初年度だけですから、個人的には初年度だけで解約するのもありかなと考えています。
逆に考えると、デルタ航空のスカイマイルには現時点であまり興味がないという方でも、とりあえず1年だけ入会してみるのもよいと思います。初年度に限れば、ほぼ確実に年会費以上のものが得られます。
ANA&JAL等の国内線利用でもスカイマイルが貯まる
デルタ航空のスカイマイルは、『ニッポン500マイル・キャンペーン』を活用することで、普段はANAやJAL等の国内線しか利用しない方でも貯めることができます。
他社の飛行機を利用した場合でもスカイマイルが貯まるという、通常では考えられないようなキャンペーンです。参加して損はないので、国内線に乗る機会があれば忘れずに利用しましょう。
キャンペーン概要
対象旅行期間:2016年4月01日-2017年3月31日
対象となるフライト:日本国内定期路線(すべての航空会社・運賃・クラス)
獲得ボーナスマイル:片道フライトにつき500スカイマイル・ボーナスマイル
このキャンペーンを利用すれば、すべての日本国内線で、1フライトにつき500スカイマイルを獲得できます。マイルの獲得回数は、スカイマイルの一般会員の場合は、最大10フライト分(合計5,000ボーナスマイル)ですが、メダリオン会員の場合は、40フライト分(合計20,000ボーナスマイル)まで認められます。
このため、デルタゴールドを保有することでゴールドメダリオンの資格を取得していれば、デルタ航空の飛行機には乗らずとも、最大20,000マイル貯めることができます。
キャンペーン参加方法
- キャンペーン公式ページにある「ニッポン500ボーナスマイルキャンペーンマイル加算申請フォーム」に所定事項を記入する
- 利用した搭乗券(半券)のコピーをフォームに貼り付ける
- フォームおよび搭乗券(半券)のコピーをFAXまたは郵送で送付する。
送付先:ニッポン 500 マイル・キャンペーン
FAX(03-3505-2721または03-3505-2751)
郵送(P.O. Box 823 Tsuen Wan Post Office Hong Kong)
旅行が終わってから2ヵ月以内に送付する必要があるので注意して下さい。
スカイマイルを貯めるメリット
陸マイラーは、「ソラチカルート」が使えるANAマイルを貯めている人が大部分を占めており、そうでない場合もJALマイルを貯めている人がほとんどで、デルタ航空のスカイマイルを貯めることに積極的な人はごく少数派のはずです。
しかし、スカイマイルを貯めるメリットも当然存在しています。
<スカイマイルには有効期限が無い>
ANAマイルやJALマイルは有効期限が原則3年間であり、それを過ぎたマイルは失効して使えなくなってしまいます。つまり、3年以上かけてじっくりマイルを貯めることはできません。
しかし、デルタ航空のスカイマイルであれば、マイルに有効期限はありません。貯めたマイルは消えてしまうことはなく、いつでも好きな時に使うことができます。
<スカイチームの便が利用できる>
デルタ航空は三大アライアンスの1つである「スカイチーム」に加盟しています。このため、スカイマイルはスカイチーム加盟の航空会社で利用することもできます。
ANAは「スターアライアンス」、JALは「ワンワールド」ですから、ANAマイルやJALマイルだけを貯めている場合と比べると、利用できる便が一気に拡大されます。
<バイマイルが可能>
スカイマイルは、1 マイル当たり$0.035で購入することができます。例えば、特典航空券に交換するためのマイルが少しだけ足りないといった状況において、マイルを購入して不足分を補うことが可能です。
<トランスファーマイル>
スカイマイルは、1回あたり30ドルの手数料を支払うことで、自分が貯めたマイルを家族や友人の口座に移行することが可能です。
国内旅行もスカイマークの特典航空券に交換して可能
海外旅行の予定がないのでスカイマイルを消費できないという方でも、スカイマイルの使い道は残されています。スカイマイルは、スカイマークの国内線の特典航空券に交換することができるのです。
このため、スカイマイルを使って国内旅行をすることも可能です。利用可能な区間と必要マイル数は以下の通り。
<15,000マイルで往復できる路線>
- 羽田 (HND) – 神戸 (UKB)
- 神戸 (UKB) – 鹿児島 (KOJ)
- 神戸 (UKB) – 長崎 (NGS)
- 神戸 (UKB) – 那覇 ( 沖縄、OKA)
- 神戸 (UKB) – 茨城 (IBR)
- 福岡 (FUK) – 那覇 ( 沖縄、OKA)
<20,000マイルで往復できる路線>
- 羽田 (HND) – 新千歳 (札幌、CTS)
- 羽田 (HND) – 那覇 ( 沖縄、OKA)
- 羽田 (HND) – 鹿児島 (KOJ)
- 羽田 (HND) – 福岡 (FUK)
- 羽田 (HND) – 長崎 (NGS)
- 茨城 (IBR) – 新千歳 ( 札幌、CTS)
- 中部国際空港セントレア ( 名古屋、NGO) – 新千歳 ( 札幌、CTS)
- 中部国際空港セントレア ( 名古屋、NGO) – 那覇 ( 沖縄、OKA)
- 神戸 (UKB) – 新千歳 ( 札幌、CTS)
出発日は、申込み日から14日以降、60日以内である必要があります。
予約確定後の便変更はできません。
デルタゴールドをハピタス経由で申し込んでみよう
ここまで読んでデルタゴールドに興味を持てた方は、ぜひこの機会にデルタゴールドを申し込んでみてください。
ハピタスでの獲得ポイントが増加している今であれば、かなりお得にデルタゴールドを取得することができます。
申し込み手続きを始める前に
デルタゴールドに申し込むためには、事前にデルタ航空スカイマイル会員番号を取得しておく必要があります。
まずはデルタ航空の公式HPからスカイマイルの会員登録を済ませておきましょう。
スカイマイルの登録は、デルタ航空のトップページの右上「ご入会はこちら」をクリックすればOKです。
ちなみに、スカイマイルの会員登録ページには、SPG会員の会員番号を入力する欄もあります。SPG会員の場合、ここでSPGの会員番号を入力しておくと、デルタ航空を利用する際に様々な特典を受けることができます。
スカイマイルの会員登録が完了したら、次はハピタスに登録してみましょう。
ハピタスへの登録が完了したら、ハピタスのデルタゴールドのページを経由してカードを申し込めばOKです。ハピタスのトップページで「デルタ」で検索すると、簡単にデルタゴールドのページを見つけることができると思います。
ちなみに、ゴールドではないノーマルカード「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード(通称:デルタカード)」についても、11月からハピタスで獲得できるポイントが、1,000ポイントから9,000ポイントに大幅アップしています。
例えば、「デルタゴールドの年会費は高過ぎる」、あるいは「ゴールドカードの審査に通過するのは厳しい」と考えている方は、年会費も比較的安く(税抜12,000円)、審査条件も緩いと思われるノーマルのデルタカードに申し込むという選択肢もありますね。