せっかく花の都・パリに行ったなら、オシャレなものを買ってみたいですよね♪
特に、日本では手に入りにくい洋服や小物に魅力を感じます。
とはいえ、パリにはそれこそ個人商店からチェーン店、ハイブランドまで数限りないブティックがありますから、ある程度目星を付けておかないと、目移りするばかりで体力と時間を消耗してしまうことも。
そこで今回は、パリに行ったらぜひここに行って欲しい!というイチオシのシャツ屋さん「COTON DOUX(コトンドゥ))をご紹介します♪
ソルドの時期がオススメです
お店を紹介する前に、少しだけパリのお買い物事情についてご紹介。
もし、ショッピングを主な目的としてパリを訪れるのであれば「ソルド」の時期を狙ってみてください。
ソルドとは、いわゆるバーゲンのこと。フランスでは年に2回(夏と冬)大規模な在庫処分セールが行われるのです。
具体的な時期は法律で厳格に定められており、夏は6月の最終水曜日(または最後から2番目の水曜日)の午前8時から5週間、そして冬は、1月の第2水曜日(または第1水曜日)午前8時から5週間です。
高品質なものがお得に手に入ります
日本のアウトレットモールでは、よく「アウトレット専売品」と銘打った廉価版を見かけますが、フランスのソルドで取り扱われるのは、バーゲン期間前に正規商品として売られていた実績のあるものでなければなりません。
つまり、そのブランドの正規品をお値打ち価格で手に入れることができるということ!
アウトレット専売品は往々にして品質が落ちることが多いので、個人的には日本のアウトレットモールにはあまり魅力を感じません。特に年々ひどくなって来ているように感じます。
しかし、法律できちんと管理されているフランスのソルドなら、安心して購入することが出来ます。
というわけで、私はソルドが開催されている7月上旬にパリを訪問しました。夏のヨーロッパは日も長く、観光にも適したシーズンだと思います。
流行の最先端マレ地区に4店舗!COTON DOUX
それでは、満を持してお店の紹介をしていきます!
今回オススメするシャツ屋さんは「COTON DOUX(コトン・ドゥ)」。「やわらかなコットン」という意味です。
実は数年前から大ファンで、オンラインショップを通じて何度か個人輸入していました。パリに行ったら、絶対に買いに行こうと決めていたお店なんです。
こちらのお店、パリ市内に7店舗あるうち、4店が流行の発信地「マレ地区」に集中しています。
私は宿泊していたホテルから一番近いVERRERIE(ヴェルリィ)店に向かいました。
お店までの道のり
途中には、パスカルが大気圧の実験をした世界遺産「サン・ジャックの塔」や、
壮麗なパリ市庁舎(中には有名紅茶店マリアージュ・フレールの商品などを買うことができるパリ市オフィシャルショップがあります)を見ながら、10分ほどのあっという間の散歩道です。
お天気も良くて、とても良い気持ちでお店にたどり着きました。
「SOLDES=ソルド」の文字が左右に大きく貼りだされています。
お店の外からでも豊富にシャツが揃っているのが見て取れますね。期待が高まります!
目移りするほどバリエーション豊かなシャツ!
さっそく入店。
落ち着いた色からカラフルな柄物まで、さまざま取り揃えてあります。
こちらは男性用の棚ですが、反対側には女性用も揃っています。
1段毎にサイズが整頓されていて、上に行くほど大きなサイズです。男性用には標準的な「レギュラー」とスリムな「フィット」2種類のタイプがあります。
店員さんに聞くと、体型をちらっと見ただけで最適なサイズを教えてくれました。さすがパリ(?)。
店員さんは若くて可愛らしい女性で、英語もバッチリ!
すごく楽しい!パリってこんなにフレンドリーな街だった!?と感動を覚えるほど、とっても親切に接客してくれたので、もし言葉がわからなくても躊躇わず、ぜひぜひチャレンジしてみてください。
パリのお店に入るときは挨拶を忘れずに
ちなみに入店する時には、目を合わせて大げさにニッコリしながら「ボンジュー!」と挨拶して入りましょう。
海外では「お客様は神様」という日本の常識は通用せず、店員さんはお客さんと対等かそれ以上の存在なので、挨拶は重要です。
マナーを忘れなければ、きっと楽しいお買い物が出来るはず!
帰る時にもさようなら=「オーヴォワ!」を忘れずに。いい1日を!=「ボンジュルネ!」まで言えたら気分は完璧パリジェンヌ/パリジャンです。
ちなみに、今回覚えたフランス語で一番役に立ったのは、「Je peux(ジュ プー)?」「~してもいいですか?」というフレーズ。
その後の文までは続かなくても、大概ジェスチャーでわかってもらえるし、フランス語を話そうという姿勢を見せるだけで、かなり対応がよくなる気がします。
写真を撮る時は「Je peux prendre des photos(ジュ プー プランドル デ フォトス)?」と言うと、皆さん毎回満面の笑みで応えてくれて、コミュニケーションがますます楽しくなりました♡
コトンドゥはオシャレで質の高いシャツばかりです
さてさて、シャツに話を戻しましょう。
せっかくパリまで来たんですから、スタンダードなものも捨てがたいですが、ここでオススメしたいのは、やっぱりフランスらしいカラフルで遊び心が感じられるシャツ。
このキャンディポップなシャツの数々を見て下さい!日本ではまずお目にかかれませんよね。
品質も侮るなかれ。生地はどちらかと言えば厚めでしっかり、縫製もとても丁寧です。
あまりにも色鮮やかすぎて、あっという間に色落ちするのでは?と思いきや、洗濯にも強く、ジャブジャブ洗っても2~3年ヘタレることなくしっかりしています。
ちょうどこの日着て行ったシャツ(3年前購入)と同じものが棚に置いてあったので比べてみましたが、ほとんど遜色ありませんでした。
気になる価格は?
今回のソルドでは、1枚49ユーロ。3枚買うと130ユーロになっていました。
オンラインショップでもセールが実施されており、アウトレットであれば店頭価格と同じ1枚49ユーロでした。ただし、3枚買うと割引というのはオンライショップにはなく、店頭限定でした。
3枚で130ユーロですから、まとめて買えば1枚あたり43ユーロ(≒4,800円)。シャツは何枚あっても困らないので、ここはもちろん3枚買うべきでしょう!
ちなみに、ソルド前の元値はというと、記憶によれば1枚大体69ユーロ位だったと思います。とうことは、元値からすると40%オフくらいになりますね。
公式http://www.cotondoux.com/en/
ちなみに、日本にも公式ショップがあるのですが、こちらの正規販売価格は1枚約15,000円!パリ現地価格と比べるとかなり高めです。
もちろん、日本の公式ショップでもセールが開催されることはあるのですが、安くなっても10,000円くらいまで。
それが5,000円程度で買えるなんて、はるばるパリまで来たかいがありました。
気持ちまで明るくなるようなカラフルなシャツの数々、それを実際に見て手に取って、似合うかどうか確認出来て、その上日本の半額で買えるとなれば、これ以上ない楽しく嬉しいお買い物になることは容易にご想像頂けると思います。
購入したもの
以下では、私が「COTON DOUX」を訪問した際に、実際に買った商品をご紹介していきます。
夫のシャツ
夫は赤好きで派手好きと、好みがかなりはっきりしているので、わりとあっさり決定。
これぞパリ!という可愛いマカロン柄は夫婦で一番気に入ったもの。かなりしっかりと、まるで写真のように鮮やかに発色していて、とってもリアルです。
キスマーク柄は店員さんがオススメしてくれました。おとなしめが好きな人にとっては、結構勇気がいる柄かもしれませんね。日本で着用していると、結構いろんなレストランやホテルなどで店員さんにいじってもらえます(笑)
スーツなども細身が好みなので、フィットタイプにしました。サイズは一番小さい38(≒15インチ、Sサイズ)でピッタリ。ちなみに夫は身長170cm、体重55kg。全体的には細身ですが胴体はわりと厚みがある体型です。
ご参考までにサイズ表も載せておきます。
ネクタイも可愛い!
シャツ専門店のコトンドゥ、ネクタイも売っています。
これもまた発色が良く個性的なものが揃っていて、見るだけで楽しい♪
なめらかで手触りのいいシルク100%ながら、正規価格でも1本35ユーロと良心的な価格です。
今回のソルドでは、1本19ユーロでした。店員さんのイチオシはこのニットシルクのタイ。個性的ながら冒険しすぎずクラシカルな雰囲気もあって、今パリで一番流行しているとのことでした。
なるほど大胆なシャツと合わせると、可愛らしさはそのままで程よく締めてくれて、とってもこなれた感じに(↓は公式HPから拾ってきたプレーンなシャツの画像ですが)。
一目見て「買おう!」と言ったのですが、夫はあんまり気に入らなかったようで残念。
「可愛いのに〜私は好きなのに~」と未練がましく呟いていると、店員さんがわけ知り顔で「こういう馴染みのないものはそのうちね、おいおい良さがわかるものよ。」と言うのも楽しかったな〜。
ニットタイは残念ながら却下されましたが、1本気に入ったものがあったので一緒に購入しました。
今回買ったのは、左側の切手柄です。日本のお店では暗いトーンのタイが多いですが、このくらい明るいものがあってもいいんじゃないでしょうか。
右側は数年前にコトンドゥのオンラインショップで買った赤地にうさぎ柄。これも鮮やかで質がいいので、気に入ってしょっちゅう締めているようです。
私のシャツ
私は元々あまりシャツを着ないのですが、せっかく念願のCOTON DOUXに来られたのでぜひ買いたい!ということで、店員さんに似合うものを相談してみました。
パリで店員さんに服を見立ててもらうのが、昔からの憧れだったんですよね~。
明るい色と暗い色どっちがいいか?と聞くと、迷わずダークカラーと。
いつも紺とか黒とか着ているので、普段から正解の色を着ていたんだなぁと嬉しい一方、ブライトカラーデビューができなくてちょっぴり残念なような。
何枚か見せてもらって、夫婦共に気に入ったのがコチラ。
ぱっと見孔雀の羽のような、ペイズリーのような。よーくみると、シマウマの群れを上から見下ろした絵柄なんです。面白い柄ですよね。日本人にはなかなか思いつかないんじゃないかな。
正直、自分では選びません(断言)。
でもこのいかにも外国風センスと、ボタンホールの赤いステッチがいい味出していて、見れば見るほど気に入りました。生地のしっかり感とツヤツヤしたボタンも好み。
パリジェンヌに似合うとお墨付きを貰ったのが一番のポイントかも(笑)。
ご参考までに私の身長は172cm、肩が張っていて、厚みのない日本人体型です。サイズは2で肩幅、裄丈ともにピッタリでした。身幅もちょうどいい。
日本では肩幅が広いので40サイズ、11号〜しか着られないのですが、このペラペラ体型ではどうしてもいつも身幅が余って…。トールサイズも、着丈は足りても身頃がだぶだぶでしっくり来ない。。
日本のアパレルではいつも疎外感を覚えているので、こうして妥協せずともピッタリサイズが既成品で見つかるとものすごく嬉しいんです!!
しかも下の表をご覧の通り、2って実は小さい寄りのサイズ!普段大きい大きいと言われる私、感涙。この嬉しさ、少しでも分かって頂ければ幸いです(汗)
余談ながら脚は短いので、ボトムは日本の既成品でも問題ないのが悲しいところ…。
楽しいお買い物でした!
気に入った洋服をとってもお得に買うことができた上に、店員さんとも楽しくやりとりすることができて、本当にパリに来てよかった!と思えるひと時でした。
またパリに来たら、必ずCOTON DOUXにシャツを買いに行こうと思います。
派手なものが好みでない方にも、シンプルながらパリのエスプリが利いた一捻りあるシャツがたくさんありますので、足を運ぶ価値はありますよ!
特に私のように日本の既製品ではサイズが合わない方には、もうとってもとってもオススメ!です。
ご参考までに、フランスではパリ以外にもいくつかと、北ドイツにも実店舗があります。
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