SFC修行の初回は、成田発・那覇空港行き!
ANAアライバルラウンジでのんびりしていたら、出発25分前に搭乗開始のアナウンスが入りました。
ラウンジにいる限り、よほどのことがなければ乗り遅れたりすることはないと油断していましたが、今回は飛行機までバス案内という事実に愕然。
急いでゲートへと向かいます!
前回の話はこちら!
バス案内とブリッジの違い
空港ターミナルから直接PBB(Passenger Boarding Bridge=搭乗ブリッジ)が付く場合は、原則出発時刻15分前に搭乗開始。
一方バス案内の場合は、飛行機まで距離がありますので、出発時刻25分前から搭乗開始となります。
搭乗口も別のフロアだったり建物の端に設けられていることがほとんど。バスゲートかどうか、予めチェックしておくべきでした。
保安検査場は激混み
保安検査場に着くと、結構な人数が並んでいます。これは…飛行機に間に合うでしょうか?(ドキドキ)
ゴールドトラックならスイスイ
そうはいっても待つしかないだろうと、しばらく並んでいたのですが、ふと見ると脇に「GOLDTRACK」の表示が!
国際線出発口にあるのは見たことが有りますが、国内線にも設置されているとは知りませんでした!
このレーンを使える対象者はこちら。
●ANAダイヤモンドメンバー
●ANAプラチナメンバー
●ANA SFCメンバー
●スターアライアンスゴールドメンバー
●ANAプレミアムクラス搭乗者
SFCなどの上級会員の他、ANAプレミアムクラス利用者も通れる優先レーンですので、さっそく使わせてもらうことにしました。
普通レーンに比べて待ち人数は10分の1程度、しかも皆さん旅慣れた風で、流れもスムーズです。
あのまま普通レーンで待っていたら、少なくとも20分はかかったのではないでしょうか。
スーパーフライヤーズカード(SFC)を持てば、普通席を利用する時にもこのレーンを使えるわけなので、待ち遠しい限り。さっそく特典の素晴らしさを体験できて嬉しかったです!
空港によってはプレミアムチェックインや専用保安検査場が併設されていることもあります。
飛行機の出発時刻と搭乗締切とは
ところで飛行機の「出発時刻」とは具体的に何を意味するのか、ご存知でしょうか。
これは、ドアが閉まる時間ではありません。
実際に飛行機が動き出す時間を指しています。
定時運行のためには、一般的に出発時刻7分前のゲートクローズ=搭乗締切が目標とされ、出発時刻となる前に搭乗を締め切ってしまうわけですが、なぜ7分も前なのかというと、それだけ出発までにすべきことが多くあるからに他なりません。
まず搭乗ゲートを閉めると同時にブリーフィングシートが印刷され、地上係員はこれをCAさんに手渡すため機側へと急ぎます。
出発間際、地上係員とCAさんが飛行機のドア付近で何やら紙を携え立ち話をしている姿を見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
シートには一体何が書いてあるのかといいますと、乗り継ぎのお客様や、ケアが必要なお客様、エリート会員の情報などなど。
これをきちんと引き継ぎしておくことで、機内の接客や到着後の案内の仕方を、CAさんがしっかりと確認できるわけです。
また機内においても、手荷物入れに物を仕舞う作業、安全確認、全てのお客様が着席するまでの時間がかかりますので、7分前は早いようにも思われますが、必要な時間なのです。
空港での行動はお早めに!
もちろん余裕を持って搭乗を締め切るのが理想ではあるものの、乗り遅れのお客様を出すのは大変なこと。
係員もできる限りアナウンスを入れたり、そこら中を探しまわるのですが、それでも他のお客様や後便にも影響するため、ある程度のところで切り替え、出発させざるを得ないこともあります。
これまでの経験では、トイレに行っていたため結果的に間に合わなかったという方もいますが、出発時刻までに搭乗口に行けばいいと誤解していた方が圧倒的多数でした。
慣れない空港だからこそ、早めの行動をオススメします!
と言って今回うっかりしていたのは他ならぬ私です…
那覇へ向けて出発
さてさて、いよいよ搭乗です!
初めてのプレミアムクラスにワクワクがとまりません!
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