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【搭乗記】成田-シンガポールはインボラアップグレードならず!エコノミークラス7時間に耐えられるのか<ANA SFC修行6-3>

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成田空港のANA機

今回は、成田発のシンガポール行きANA801便エコノミークラスに搭乗します!

当日のエコノミー席は満席でしたので、もしかしてもしかしたら、噂に聞くインボラアップグレードがあるかも…⁉︎

確率的にはかなり低いことは重々分かっているのですが、最近身内がアメリカ線で当たったこともあり、国際線に乗る時は何となく気になってしまうんですよね。私も一回くらいは、そんな幸運に巡り合ってみたいものです。

以下では、インボラアップグレードとは何か。そして、成田-シンガポール搭乗記をご紹介したいと思います!

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今回のフライト概要

まず初めに、今回搭乗する便の詳細は以下の通りです。

便名 NH801
区間 東京(成田) – シンガポール
出発時刻 18:05
到着時刻 00:40着(翌日)

インボラアップグレードとは?

さて、今回私が淡い期待を寄せている「インボラ」とは一体何なのでしょうか。

「インボランタリーアップグレード(略称:インボラ)」は、予約超過のため、空きのあるアッパークラス(予約したものより上のクラスの座席)が特別に割り当てられる措置を指します。

そんなことは滅多にないだろうと思っている方も多いでしょうが、実際にインボラの対象になることが珍しいだけで、インボラ自体は意外と頻繁に行われています。

航空会社は、直前のキャンセルも計算に入れて、実際の座席数よりも多くの予約を受け付けることが多いため、満席に近い状態になると座席数が足りなくなることがあるのです。

インボラの対象になると、例えばエコノミークラスで予約していても、ビジネスクラスや、果てはファーストクラスに乗れてしまうことも(もちろん航空会社の責任ですから、追加料金などはなし)!

私が今回予約しているシンガポール行きの飛行時間は7時間。日本と同じアジアとは言え、比較的長めのフライトなので、もし、万一、ビジネスクラスになったらいいだろうなぁ…なーんて、淡い期待を抱いていました。

インボラアップグレードの夢敗れる

インボラ対象となった方の体験記を読むと、搭乗手続きの際にカウンター係員から伝えられる他、搭乗間際にインボラアップグレードされた場合は、搭乗ゲート通過時に「ピンポーン!」とチャイムが鳴って判明することもあるようです(通称「ゲートピンポン」)。

ちょっぴりドキドキしながら搭乗ゲートに向かいます…

が、はい。ゲートピンポン鳴ってくれませんでした

残念無念。まあ、そんなラッキーがそう簡単に都合よく湧いてくるわけありませんよね。何のステータスも持っていないわけですし。

インボラアップグレードについては、エリート会員が優遇されるとか、当該路線によく乗っているとか、チェックインは遅めがいいとか、いろいろな噂があるようですが、一体どういう基準なんでしょう。そんなサプライズ、いつか遭ってみたいものです。

エコノミークラスではバルクヘッドがおすすめ

座席は、24時間前にオンラインチェックインでゲットした30列目バルクヘッド!前が壁になっていて、足元が広い席です。

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搭乗時間の長い国際線では、ここをゲットできるか否かで疲れ方が全く変わってきます。

バルクヘッドは直前に開放されることも多い

出発3日前まで(72-24時間前はオンライン手続きはクローズされ、座席変更などはできません)この席はブロックされていることが多いです。

理由は、国内線普通席の5列目と同じく、車いす利用者などのケアのためだと思われます(障害の程度や事情によって、推奨される座席指定が航空会社で規定されています)。あとは、ベビーベッド(バシネット)を取り付けられる数少ない席ということもあるでしょうね。その壁に付いている丸い金具が留め具です。

そういったお客様からは大抵余裕を持って事前に連絡がありますので、出発が近づいてブロックの必要がほぼないと判断されると、席が開放される仕組みになっています。

というわけで、最初はこの席を指定できなくても、24時間前から開始されるオンラインチェックインでは取れるようになっていることもあるので、ぜひ気をつけて見てみてください。

今後の目標はプレエコ&ビジネスクラス

とはいえ、私はこのSFC修業が終わればANAプラチナ・SFC会員になれる予定です。

その後は空席がある限り無料でプレミアムエコノミーにアップグレードできるようになるので、非常口席を気にする旅もこれで最後かもしれません(そうであって欲しい…)。

私の座席からビジネスクラスまでは遠い道のり。

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早いところ陸マイルを目標分貯めて、海外に行く時はビジネスクラス特典航空券と決め込みたいところ。あちら側の世界の住人になれる日が待ち遠しいです!

機内食

順調に飛び立ったものの、かなり気流が悪く長いこと揺れていたので、サービスが始まったのは離陸から1時間以上経ってからでした。

おつまみからスタート

まずはペリエとおつまみをいただきます!

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おつまみの内容は「ライスクラッカー」。あられなどが入っていました。これを食べ終わった頃にまた揺れだし、食事はお預け状態に…。

洋食を選択

またまた1時間ほど待って、8時過ぎにやっと配膳されました。和食は「おにぎり弁当」洋食は「バジルチキン」。

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おにぎり弁当の方は2014年機内食総選挙で第2位と高評価だったらしいのですが、コンビニ弁当っぽかったので、より機内食らしい洋食にしてみました。

バジルと塩気がよく効いててビールにとっても合う!プレモル万歳です♪

くたくたのペンネが「ああ、機内食だな~」って感じで、それすらおいしく感じられます。飛行機の中での食事って、いつも楽し嬉しです。

ビールは他にもいろいろな銘柄がそろっていました。何も言わず「ビール下さい」とお願いすると、希望を聞くことなく適当に渡されることが多いので、お気に入りのラベルがあったら遠慮なく伝えちゃいましょう!

軽食

食後しばらくして、軽食のペストリーとコーヒーが配られました。

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エコノミー7時間は結構つらかった

さて機内食が終わると、することもなくなってしまいました。

5年ぶりくらいの国際線、いつも欧米ばかりでアジアはこれが初めて!

10時間以上かかる欧米線と比べると飛行時間が短いので、コンタクトレンズをしたままでもいいだろうと思っていたら、カピカピに乾いてきてしまったので慌てて外してメガネに。

たった7時間だしと侮っていましたが、この日はほんっっとうに長く感じました。

時差も1時間しかないし、シンガポール着は夜中。下手に眠ってしまったら、到着後目が冴えてしまうかもしれないと、眠らずにいたのがいけなかったようです。

起きたまま7時間のフライトは史上最長。到着まで残り4時間もある時点で、すでに「もう早く着いてー!」とそればかりでした…。中距離路線を甘くみていたのが何よりの敗因です。

ようやくシンガポール到着

やっとのこと、シンガポールまで後60km、残り時間20分という表示が出ました。

「やっと到着だーーー!」と思って見ていると、何度も飛行機が旋回し出してなかなか残り時間が減らない…というか段々増えてる?!

モニター地図上で見ると、ビンタン島の上を3周くらいしていたようです…こんなに着陸が待ち長かったのは久しぶりです。

↓航路図、クルッと丸が描かれてます。3重になってました。

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定刻よりも15分早く着く予定が、結局定刻通り着陸。

長かった…。

それが正直な感想です。初めてANA SFC修行の辛さをフライトで味わった気がしました(いつもは長時間電車に乗ることが辛いくらいで、飛行中辛いと思ったことはありませんでした。ただただ楽しかった♪)。

気を取り直して、ようやくシンガポールチャンギ空港に到着です!

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<次の話>

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ANAプレミアムメンバーの最上級ダイヤモンドメンバーしか入室できないANA SUITE LOUNGEに潜入してきました。通常のANA LOUNGEでは味わうことのできない上質なサービスを全て公開します。

搭乗記

これまでの搭乗記はこちらでまとめています(リンク集)

飛行機修行って?

今回は、ANAの上級会員を目指すSFC修行の一環でシンガポールを訪れました。

どうすればステータスをゲットできるのかについては、こちらで詳しくまとめています。

JALにも同様にJGC修行があります。ご興味のある方はこちらをどうぞ。