食の都、台湾・台北。
ガイドブックには、一般市民に愛されるB級グルメから高級レストランまで、たくさんのグルメ情報が載っていて、一体どこに行けばいいのか目移りしてしまいますよね。
今回はその中でも、これだけはぜひ食べてみたい!と思っていた台北名物「パイナップルタルト」についてご紹介します。
2023年最新のアクセス&購入方法も合わせて記載していますので、これから訪れる方のご参考になれば幸いです。
絶品!佳徳鳳梨酥/ChiaTeのパイナップルケーキ
台湾の名物といえば、「パイナップルケーキ」!
お店によって多少異なりますが、基本はバターたっぷり・サクサクの生地に、濃厚なパイナップルあんがギッシリ詰まった食べ応えのある逸品です。
日本で一時期ブームになったこともあって、台北市内では駅や空港の売店、コンビニなどなど、割と簡単に見つける事ができます。
けれどせっかく本場に来たのなら、ここでしか買えない有名店のパイナップルケーキを味わってみたいですよね!
色々な情報から、今回は「佳徳鳳梨酥(Chia Te)」というお店のパイナップルケーキを買いに行くことにしました。
ここは観光客のみならず、地元の方にも人気のお店だそうで、楽しみです♪
佳徳鳳梨酥Chia Teへのアクセス
佳徳鳳梨酥Chia Teの場所はこちら!
台北市の南東、松山区にあります。
バスの最寄り停留所はNanjing & Sanmin Roads
台北市内は公共交通機関が発達していて、Googleマップで乗り換え情報がほぼリアルタイムで検索できますので、観光客でも使いこなすのはそれほど難しくありません。
バスで向かう場合の最寄り停留所は「Nanjing & Sanmin Roads 南京三民路口」。
ここから徒歩1分ほどの道のりです。
バスの乗り方について、詳しくはこちらのサイトをご参照ください。
台北メトロ最寄り駅は南京三民
初回の訪問時は、電車で行くことにしました。
宿泊していたホテル最寄りの中山國小駅から松江南京駅を経由し、南京三民駅へ。
台北メトロは、乗り継ぎ案内もとてもわかり易く、各路線は色で表示されていますし、このようにホームに方向指示が出ています。中国語に馴染みのない外国人には大助かり!
グリーンライン(松山新店線)の松山方面は前方、新店方面は後方へ進めということだと一目でわかります。
これは迷いにくくていいですね♪
南京三民駅到着
さて、南京三民駅に到着しました。2番出口を出て、目的のお店に向かいます。
曇天のせいもありますが、心なしか霞んでいるようです。空気があまり良くないらしく、マスクをしている人がたくさんいました。
パイナップルケーキの名店「ChiaTe」に到着!
駅の2番出口を出て2分ほどまっすぐ歩くと、目指すお店「ChiaTe(佳徳糕餅)」に到着しました。
Googleの口コミでは1時間以上待つこともあるそうですが、幸いなことにこの日は待ち時間0でした。
もしかしたら直前まで雨天だったことも理由かもしれません。
朝8時半〜夜8時半まで営業していますが、夕方には売り切れる商品もあるのだとか。ただ、人気商品のパイナップルケーキは比較的在庫豊富なようです。
訪れたのは17時半ごろでしたが、商品も満遍なく揃っていてラッキーです。
注文用紙に記入してレジ直行or自分で空き箱に梱包
入店すると、注文用紙を渡されます。これに記入してレジに持っていけば、注文品をその場で用意して出してくれる仕組み。
または、各棚の最下段に置いてある空箱を取って、自分で詰めてもOK!
パイナップルケーキが一番人気のようで、写真も撮れないほどの混雑ぶりでした。
他にもタルトやケーキ、お焼きのような様々なお菓子が並んでいて、どれも美味しそうですね♪
価格やラインナップなど、最新の商品情報は公式サイトをご覧ください。
2023年7月現在、ノーマルなパイナップルケーキが1個34元(≒152円)、チェリーやクランベリーなど別のフルーツが入ったものは39元(≒174円)です。
気になるお味は?
中身はこんな感じ。
1個35元(≒130円)でした。価格は日本並みですね。
台湾の新卒平均月収が10万円に届かないことを考えると、現地では結構な高級品なのではないでしょうか。
フィリングはこのようになっています。
生地はバターの香り高く、ホロホロしっとり。パイナップル餡の中にドライクランベリーがゴロゴロっと入っていて、まったり&さっぱりで最後まで飽きずに食べられました。これは美味しい…!!
これまで、東京でサニーヒルズ、そしてシンガポールでパイナップルケーキを食べたことがありますが、このChiaTeが断トツで美味しかったです。
台湾土産でこれをもらったらかなり嬉しいですね。またすぐにでも食べたいくらい!忘れられない味になりました。
※追記:あまりにも気に入ったので、その翌年も買いに行っちゃいました↓
Chia Teお店情報
店名 | 佳徳鳳梨酥/Chia Te |
住所 | No. 88號, Section 5, Nanjing East Road, Songshan District, Taipei City, 台湾 105 |
営業時間 | AM8:00~PM9: |
福州元祖胡椒餅
続いては胡椒餅!
胡椒餅とは、胡椒で辛めに味付けした豚肉の餡入りの小麦粉生地を釜で焼き上げた食べ物で、こちらも台湾では欠かせないグルメとして知られています。
有名なお店はいくつかありますが、今回訪問することにしたのは「福州元祖胡椒餅」。
台北の一大パワースポット「龍山寺(ロンシャンスー)」のすぐそばなので、観光ついでに寄れるのがポイントです♪
福州元祖胡椒餅へのアクセス
そんな福州元祖胡椒餅の場所はこちら!
最寄り駅はもちろん「龍山寺駅」です。
Chia Te最寄りの南京三民駅から西門駅で板南線に乗り換え、龍山寺駅までやってきました。
お店の場所はちょっとわかりにくいのですが、龍山寺駅1番出口を出て、左手にある赤い看板と建物の間の小道を進むと、目指すお店があります。
福州元祖胡椒餅に到着!
お店にたどり着きました。
こちらもタイミングが良かったのか、先客は0。
混んでいる時はすぐ買えずに予約となる場合も多いようですが、今回は幸運にもその場で購入することが出来ました!
福州元祖胡椒餅は小腹を満たすのにぴったり
こちらが焼きたてホカホカの胡椒餅。1個45元(160円)です。
大きさは野球ボールくらい。餅という名が付いていますが、小麦粉生地なので、パンに近いかと思います。
パリパリもっちりした生地の中に、胡椒の効いたミンチ肉と野菜が包まれていました!
胡椒餅だけあって、かなりスパイシー。ビールによく合いそうです!
意外と塩気はあまり強くありません。台湾の方が日本に来ると、しょっぱく感じることが多いらしいので、文化と言うか好みの違いなのでしょう。
とにかく生地がサクッとモチっと、釜焼き特有の香ばしさが感じられて美味しかったです♡
福州元祖胡椒餅お店情報
店名 | 福州元祖胡椒餅 |
住所 | No. 5, Alley 2, Lane 89, Section 3, Heping West Road, Wanhua District, Taipei City, 台湾 108 |
営業時間 | AM10:00~PM6: |
龍山寺観光もできる
胡椒餅を堪能した後は、せっかく台湾屈指のパワースポット龍山寺そばまで来たので、お参りして行くことにしました。
入館は無料です。
入口入ってすぐの窓口でお線香を無料で配っています。以前は7本10元で販売されていたそうですね。
見よう見まね、他の人を観察しながらお線香に着火し、参拝します。
お寺自体が絢爛豪華なのも去ることながら、色とりどりのお花が大量に供えられていてとっても華やか。
熱心に拝んでいる方ばかりでした。台湾の方は信仰心が篤いんですね。
龍山寺は神様のデパートと言われるほど、沢山の神様が祀られています。
失礼ながら、どの神様が何のご利益なのかはっきりとわからないままでしたが、全ての神様にご挨拶。
皆さん、ここでもそれぞれの廟の前に足を止め、熱心にお祈りされていました。
こちらの方が凝った作りではありますが、どことなく雰囲気が首里城にも似ているような気がしますね。
一通りお参りを済ませて出口まで来ると、最後に売店がありました。
ここのお守りはとても人気なんだとか。家内安全に安産祈願に、沢山の種類が並んでいました。
お土産で買って帰っても喜ばれるかもしれません。
台北観光に使える時間が限られている中、美味しいグルメも堪能しつつ、一番興味のあった龍山寺へ来ることが出来てよかったです!
パイナップルケーキ、胡椒餅いずれも日本ではお目にかかれない美味しさですので、ぜひ一度は立ち寄ってみてください♪
それでは、次の目的地へ向かいましょう。
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JGC修行とは?
今回は、JALの上級会員を目指すJGC修行の一環として台湾を訪れました。
JGC修行ってどんなことをするの?上級会員になるとどんなメリットがあるの?という疑問をお持ちの方は、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください♪