瀬長島(せながじま)は、沖縄県にある周囲1.8kmほどの小さな離島です。
那覇空港から車で約15分ほどの距離ということもあり、観光客に人気のスポットになっています。
この島には「ウミカジテラス」という、白壁で統一されたオシャレな商業施設があり、ランチやお土産の調達にも便利♪一度は行ってみたいなと思っていました。
沖縄に行く機会は数あれど、なかなか機会に恵まれなかったのですが、先日那覇空港で3時間ほど乗り継ぎ時間がありましたので、思い切って行ってみることに。
瀬長島からは飛行機も間近に見られるそうなので、とっても楽しみです。
今回は、那覇空港から瀬長島へのアクセス方法を中心にご紹介したいと思います!
瀬長島へのアクセス方法
それではまず、本島から瀬長島へのアクセス方法からご紹介しましょう。沖縄本島と瀬長島は、橋(海上道路)で繋がっているため、陸路で行くことが可能です。
本島と瀬長島を結ぶバス
那覇空港と赤嶺駅からは、有料の直通バスが出ています。
運賃は下記の通り。
瀬長島ホテル前⇔那覇空港 間 片道 大人250円
※小学生以下は半額、0歳無料、1歳以上6歳未満の小児は旅客1人につき1人無料
タクシー利用
以前は那覇空港から直接ウミカジテラスへ行けるバスがなかった(一旦赤嶺駅まで出る必要があった)のですが、2021年3月現在では、上述の通り乗り換えなしでアクセス出来るようになりました。
ただし、バスの運行本数は少なく、1時間に1~2本しかありません。
私は3時間以内に空港に戻らなくてはなりませんでしたので、行きはタクシーを使うことにしました。
那覇空港のタクシー乗り場は距離によって分かれています
そうと決まれば、さっそくタクシー乗り場へ行きましょう。
タクシー乗り場は、1階の到着ロビー正面出口を出てすぐです。
那覇空港のタクシー乗り場は、行き先や車種によってスタンドが異なっています。
6番:ジャンボタクシー
7番:近・中距離タクシー
8番:遠距離タクシー
13番:予約タクシー
ウミカジテラスに行くなら、近・中距離の7番タクシー乗り場。さっそく乗り込みましょう!
瀬長島までの道のり
雨で道路が混雑する中、タクシーは瀬長島方面へ。那覇空港からウミカジテラスまでの距離は5.5kmほどとのこと。
地図上で見ると空港からほんのすぐそこのようですが、自衛隊基地が広いため、思いの外距離があるんですね。
瀬長島到着!
無事、瀬長島ウミカジテラスに到着です!
経路検索上では14分でしたが、混雑していたこともあって20分ほどかかりました。運賃は1,680円。タクシーだとどうしても割高感がありますが、仕方ありません。
あいにくの雨ですが、海の色はさすが沖縄。綺麗ですね!
晴れていたら白い建物とのコントラストも相まって、きっともっと美しいことでしょう。
ウミカジテラスは全47店舗
2021年3月現在、ウミカジテラスに出店しているのは47店舗。
沖縄らしいメニューを展開する飲食店や、可愛い雑貨店、オシャレなセレクトショップなど盛りだくさんです。
できればいろんなお店を覗いてゆっくりしたかったのですが、ここ瀬長島に滞在できるのはわずか45分ほど。そして大部分のお店がまだ開店していなかったので、選択肢は自ずと限られます…。
KAME ANDAGIの幻の?サーターアンダギー
というわけで、今回はこちらに訪問。
サーターアンダギー専門店「かめおじーのサーターアンダギー KAME ANDAGI」さんです!
こちら、那覇市若松で1973年に創業した「かめ天ぷら」の暖簾を引き継ぎ、同店人気商品「かめおじーのサーターアンダギー」を販売しているお店。
「かめ天ぷら」の口コミを探してみると、店主の亀じいさんのご機嫌次第では買えないこともある、まさしく幻のサーターアンダギーだったんだとか…ふーむ。
レシピを引き継いで新装オープンしたこちらのお店ではもちろんそんなことはなく、可愛らしいお姉さんが優しく対応してくれてホッとしました(笑)。
サーターアンダギーをテイクアウト
沖縄に来るたびにサーターアンダギーを買っている私。
こちらのお店はサーターアンダギーにアイスをトッピングするメニューが評判のようですが、私が欲しいのは、シンプルなもの。
訪問時は開店直後だったこともあり、写真に写っているかぼちゃプレーンしか置いていませんでしたが、黒糖味もあるとのことでした。
大きい方が外カリカリ&中ふわふわで美味しいかなぁとも思ったのですが、子供達には小さめの方がいいかということで、7個入りのちびアンダギー(450円)を購入しました。
小さめとは言っても、この通り結構な大きさ。
原材料は小麦粉、砂糖、卵、かぼちゃ、食用調合油、ベーキングパウダーと至ってシンプルです。
かぼちゃが売りのサーターアンダギーは初めてですが、体に良さそうで、子供のおやつにうってつけですね。賞味期限は2週間ほどでした。
後ほどさっそく機内で頂きましたが、外はパリッと、中は目が詰まってしっかりした噛み応え。素朴な甘さで美味しかったです。
瀬長島から眺める飛行機は遠かった…
この瀬長島に来た目的のもう一つは、那覇空港を離発着する飛行機を間近に眺めること。
バス乗り場のある瀬長島ホテルの前なら、高台になっていてよさそうだということで、行ってみることにしました。
雨に濡れた人気のない道を歩くことしばし。
小さなお社と、その奥に那覇空港の滑走路が見えて来ました。さっそく飛行機が飛び立つ気配!思わず駆け寄って見ますが…
ん?
思ったより遠い…。
目一杯ズームしてもこのくらいで、頭上を大迫力で飛行するのかと思っていた私はちょっとガッカリ…。
よくよく調べてみると、「本島と瀬長島を結ぶ道路上」がベストスポットとのこと。すっかり瀬長島に行けばいいだけだと思い込んでいました。
地図をもう一度見ると、確かに滑走路の延長線上は連絡道路ですね…。
これは是非いずれリベンジしたいと思います!
空港へ戻ろう!
帰りは予定通りバスに乗ろうと、瀬長島ホテル正面向かいにあるバス乗り場にやって来ました。
地図上では青い星マークのところ。
足元にこんな看板があるので、すぐわかると思います。
10時30分のバスに乗ればちょうどいいと思い、10分前から待っていたのですが、なかなか来ない…。
飛行機の時間もあるので、定刻から20分待って来なかったら帰りもタクシーにするしかない、でもさすがに来るでしょう、とそのまま待機することに。
………が、結局来ませんでした(涙)。
結局タクシーで帰ることに
都合30分待っても来ないとは一体?と不思議に思い、運行会社に状況を聞いてみたかったのですが、電話も不通でどうしようもなく、ホテル前に停まっていたタクシーに乗りました。
バス乗り場が、タクシーを捕まえやすいホテルの目の前で助かりました。
普段東京のバスに慣れていると、時間通りに来るのが当然な気がしてしまいますが、田舎のバスは遅れるのが当然だと思っておかないといけませんね。
那覇空港に到着!
帰りは道が空いていたので15分もかからず、運賃も1,280円と、行きより安くすみました。
とはいえ、往復3,000円弱は手痛い出費。
ウミカジテラスに行くなら、時間がたっぷりある時にした方が良いということを学びました(笑)。
まとめ
・那覇空港から瀬長島まではタクシーで15〜20分、1,300〜1,700円
・飛行機の迫力ある写真を撮るなら、本島から瀬長島へと続く道路上で
・バスは時刻表通り来ないこともあるので、時間には余裕を持って
予想通り行かないこともありましたが、美味しいサーターアンダギーも食べられましたし、いい経験になりました!
次回は、天気が良くてお店も開いている時間に行ってみたいものです。
なお今回は、JALの上級会員になるための「JGC修行」の一環として沖縄を訪れました。詳しくはこちらの記事をどうぞ♪
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