南洋の楽園、パラオ共和国(Republic of Palau)。
手付かずの大自然に囲まれ、日本とも深い繋がりのある国として知られています。
日本との国交樹立30周年という節目に、俳優・タレントで、長年パラオの大ファンだという杉浦太陽さんを観光応援リーダーに任命!
都内でお披露目イベント『Come! Welcome to Pristine Paradise.Palau!』が開催されました。
今回、海外旅行関係のWebサイトを運営しているということでお声がけ頂き参加してきましたので、記者会見の詳細と、知ればきっと行きたくなる!パラオの魅力についてレポートします♪
パラオの概要
まずはパラオという国の概要から。
- 面積 488平方キロメートル(屋久島とほぼ同じ)
- 人口 18,050人(2022年、世界銀行)
- 首都 マルキョク(2006年10月、コロールより遷都)
- 民族 ミクロネシア系
- 言語 パラオ語、英語
- 宗教 キリスト教
(外務省HPより)
パラオは日本のほぼ真南にあり、時差はなし。
1914年から30年に渡って日本の統治下にあったため、かなりの親日国と言われています。
2024年10月時点では経由便でのみアクセス可能ですが、来春就航する直行便なら所要時間はわずか4時間ほど。
近くて近い国、それがパラオなのです!
杉浦太陽さんがパラオ観光応援リーダーに就任
ということで、来る2024年10月29日。
日本・パラオ国交樹立30周年記念イベントが千代田区の東京大神宮で開催されました!
日本とパラオの交流の始まりは、遡ること200年前。
日本の「神社丸」という船がパラオに漂着したことがきっかけで、その名残としてパラオには今でもいくつかの神社が残っているのだそうです。
30周年という節目にあたり、両国の絆をより一層深めるべく、縁結びの神様として名高い東京大神宮が会場に選ばれました。
以前からパラオの大ファンだという杉浦さんは、ご自身の体験談を交えてその魅力をアピール!
美しい青い海とビーチに珊瑚礁、そして珍しい海洋生物の宝庫ということで、世界中のダイバーが一度は訪れたいと願うパラダイスのような国なのだそうです(詳しくは後述)。
さすがお話が上手で、全くのインドア派の私でも、そんなに素晴らしいのならぜひ行ってみたい!と思わせてくれました。
スペシャルゲスト小川直也さんも登場
そしてもう一人、パラオ通の日本人といえば、故・アントニオ猪木さん。
パラオ政府関係者から、その名も「イノキアイランド」という島を贈られ、何度も通うリピーターだったのだそうです。
この日は弟子である小川直也さんも登壇され、杉浦さんと一緒に1、2、3、ダー!!!
小川さんが初めてパラオを訪れたのは、まだ猪木さんの付き人だった頃。
目的も告げられず「明日行くぞ!」と有無を言わさず連れて行かれたのだとか!さすが豪快ですね(笑)
パラオを訪れる日本人には、すでにお馴染みになっているイノキアイランド。
猪木さんは日本人観光客が勝手に上陸してくると、どこか嬉しそうに話していらしたそうです。
リーダー任命式
イベントでは、パラオ共和国の人材・文化・観光・開発省大臣であるンギライベラス・トメトゥチル氏より、杉浦さんに観光応援リーダー任命状が手渡されました。
ここ20年間、パラオを訪れる観光客のうち一番多いのが日本人だったとのこと。
しかしコロナ禍からこちら、海外に出かける日本人自体が少なくなっています。
これを機にパラオにも客足が戻ってくるといいですね。
おかげさまで終始楽しく、大変有意義なひとときでした!!
パラオってどんな国?
さて、来年4月に予定されている日本-コロール直行便の復活を前に、パラオが気になってきた!という方も多いのでは?
具体的には一体どんな国で、何ができるのでしょうか?
豊富なマリンアクティビティ
まずパラオといえば、ダイビングスポットとして世界的に有名な国です!
前述の通り、杉浦太陽さんはマリンアクティビティがお好きで、パラオで最初にダイビングをした際に透明度の高さや様々な海洋生物にすっかり魅せられ、「ここは天国そのものだ!」といたく感動。
奥様(ご存じ、辻希美さん)にもこの景色を見せたいと思い、新婚旅行先に選ぶほど魅了されてしまったそうです。
ダイビングはちょっとハードルが高いかも…という方も、パラオで楽しめることはたくさんあります。
希少なクラゲを観察したり、
白浜で散策したり。
ミルキーウェイの底に溜まったホワイトクレイで全身パックなんかもいいですね!
杉浦さんご夫妻も体験され、お肌がツルツルになったそうですよ♪
日本語を公用語とする世界で唯一の国
そしてパラオが日本人におすすめな理由のもう一つが『日本語を公用語にしている世界でただ一つの国』だということ!
えっ、日本だって日本語が公用語では?という声が聞こえてきそうですが、実は日本国には公用語に関する憲法上の規定がないため、「パラオだけ」だと言えるんですって!面白いですね。
ちなみに公用語とはいえ、実際の生活では英語が使われているらしいのですが、日本語をルーツとする言葉がなんと1,000語以上もあるんです。
いくつか例を挙げてみますと…
- ゴメン(ごめん)
- オカネ(お金)
- タマゴ(卵)
- オイシイ(美味しい)
- ツカレテル(疲れてる)
- アイコデチョ(じゃんけんぽん)
- エモンカケ(ハンガー)
意外とそのまんまなのが驚き!現地の方が実際にお話ししている様子を聞いてみたいですよね。
個人的には「えもんかけ(衣紋掛け)」がツボでした!
日本ではあまり使われなくなった言葉が他の国で生きてるなんて、なんだか感動です。
パラオは大変な親日国家であること、その上言語にも馴染みがあるのは大きなポイント。
現地には日本人ガイドも多く、日本語対応ツアーも充実していますので、英語に不安のある方でも不自由なく楽しめそうですね。
パラオに行こう!
さて、そんな魅惑の国・パラオ。
来年からはUAが直行便の運航を開始する予定となっていますが、その前に行きたいとなったらどうすればいいのでしょうか?
今のところ、最も定番なのはグアムを経由する方法です!
- 東京からグアム…3時間半
- グアムからコロール…2時間強
通年運航しているUAで一息に移動してもいいですし、一旦グアムでの観光や宿泊を挟んでも一石二鳥で楽しい旅行になりそうですね。
または台北を経由する方法も一般的とのことです!
最後に
ということで今回は、日本・パラオ国交樹立30周年イベントのレポートを中心に、パラオの魅力についてご紹介しました!
ただガイドブックを読むのと、実際に行った方や現地観光局の方のお話を直接聞くのとでは全く違い、パラオへの興味をより強く掻き立てられました。
百聞は一見にしかずということで、私も来年の直行便就航を待たずに一度パラオへ出かけてみるつもりです!
全くアクティブな人間ではないので、マリンアクティビティ中心の国で楽しめるかな?とちょっぴり不安もありましたが、サメと仲良く泳いだり、マンタを発見したり、さらに運が良ければジュゴンも見られるかも?と聞くと、これはもう何でもいいからとにかく新しいことにチャレンジせよという啓示かなと(笑)。
ダイビングライセンスを取ってから出発すべきか、それとも現地で取るかが悩みどころです。
ちなみに辻希美さんは新婚旅行の際パラオでライセンスを取得して、初心者ながらかなり上級者向けのアクティビティも楽しまれたのだとか!
ということで、近日中にパラオ現地レポートをお届けの予定です♪
陸マイルを貯めて気軽に旅に出よう
航空会社のマイルは、飛行機搭乗やクレジットカード決済ではなく、ポイントサイトを使うことで大量に貯めることが出来ます。
我が家はこの方法で、お盆・正月は必ず家族全員で宮崎に帰省するほか、海外旅行にも毎年複数回出かけられるようになりました!
マイルを貯めて、気軽に旅行へ出かけましょう♪