日本から近く、時差もたったの1時間。気軽に行ける海外リゾート地として人気のグアム。
常夏気候で知られていますが、今年の5月末には非常に強い勢力の台風2号「マーワー」が直撃し、大きな打撃を受けました。
インフラに甚大な被害が生じたため、帰国できない方が続出したのも記憶に新しいところです。
海沿いのホテルは特に損傷が激しかったと聞きますが、2ヶ月以上たった7月後半でも、各種サービスが大きく制限され、完全復旧までにはまだ時間がかかりそうな印象でした。
今回は、大型台風直撃2ヶ月後のウェスティングアム宿泊記をお届けします。
持っているだけで自動的にゴールド会員＆利用金額に応じてプラチナ会員にもなれる！
マリオットアメックスプレミアムについてはこちらの記事をどうぞ♪
ウェスティングアムへのアクセス
ウェスティングアムがあるのは、ビーチ沿いのTamuning/タムニンというエリア。
ビーチフロントの上、徒歩圏内にショッピングモールやレストランが充実しているため、特にお子さん連れ、短期滞在者におすすめのホテルです。
Stroll Guamは必須アプリ
さて、今回はJAL便で成田からグアム国際空港に到着しました。
公共交通機関が発達しているとは言い難いグアムの場合、空港からホテルまでは「Stroll Guam/ストロールグアム」というライドシェアアプリが便利！
GoogleAndroid用ストロールグアム公式アプリ
For iOSiPhone用ストロールグアム公式アプリ
Uberのようなサービスで、クレジットカードを登録しておくことで、現金のやり取りなくスムーズに移動できます（グアムはUber非対応）。
数年前まではストロールグアムによる空港ピックアップが禁止されていたのですが、2023年7月再訪時にはターミナル出口の側にしっかり「App Based Ride」の表示があり、問題なく利用できるようになっていました！
一度乗車してしまえば、ホテルまでは20分弱で到着。
さっそく中に入ってチェックインしましょう。
スイートナイトアワード申請が成功
チェックイン時のお楽しみといえば、無償アップグレード。
マリオットに加盟しているホテルでは、エリートメンバー（上級会員）のステータスを保有していると、その日の空き状況次第で、予約したお部屋よりも高いカテゴリーのお部屋に無償で案内してもらえるのです。
私は今回、マリオットボンヴォイ「チタンステータス」を持っての宿泊。
プラチナ以上のステータスがあれば、「スイートルーム」を含む豪華なお部屋にアップグレードしてもらえる可能性があるのですが…
今回はスイートナイトアワードが承認され、事前に「パーシャルオーシャンビュー, エグゼクティブラウンジへのアクセス, 最上階－21階, スイート」へのアップグレードが確定していました♪
こちらはスイートナイトアワードで申請できる唯一のお部屋です。
ちなみにこのホテルの全ルームカテゴリーは以下の通り。
- パーシャルオーシャンビュー, ゲストルーム
- オーシャンビュー, ゲストルーム ←元の予約
- シティビュー, コーナー, 広い客室
- パーシャルオーシャンビュー, エグゼクティブラウンジへのアクセス, ゲストルーム
- オーシャンビュー, エグゼクティブラウンジへのアクセス, ゲストルーム
- シティビュー, エグゼクティブラウンジへのアクセス, コーナー, 広い客室
- オーシャンフロントビュー, エグゼクティブラウンジへのアクセス, コーナー, 広い客室
- エグゼクティブラウンジへのアクセス, 最上階－21階, スイート
- パーシャルオーシャンビュー, エグゼクティブラウンジへのアクセス, 最上階－21階, スイート ←アップグレード！
- シティビュー, エグゼクティブラウンジへのアクセス, コーナー, 最上階－21階, スイート
- オーシャンビュー, エグゼクティブラウンジへのアクセス, 最上階－21階, スイート
- オーシャンフロントビュー, エグゼクティブラウンジへのアクセス, コーナー, オーシャンスイート
- オーシャンフロントビュー, エグゼクティブラウンジへのアクセス, コーナー, 最上階－21階, ロイヤル スイート
実は当時台風被害の影響により、お部屋のアップグレードも基本的にはしないというスタンスだったようです。
そんな中でもスイートナイトアワードを承認して頂けたのは、本当にありがたいことでした。
台風被害の爪痕深く、その他の特典にも制限あり
なお本来であれば、お部屋のアップグレードだけでなく、ラウンジアクセスやレイトチェックアウトなどの特典も受けられるのですが、同様の理由によりいずれも不可。
ラウンジはこの通り、修復作業のため閉鎖されていました。
クラブラウンジの代替として、レストラン「Prego」でのカクテルタイムサービスを実施（17:00-20:00）。
プラチナ以上のステータスがあれば、本人と同室の一名までが無料で、それ以上は別料金となります。
料金はクラブラウンジ通常営業時と変わらず、11歳までの子供が30ドル、12歳以上は70ドル（いずれも一泊あたり）と、短時間営業の割には高額でしたので、今回我が家は利用を見送ることにしました。
クラブラウンジだけでなく、あちこちで修復作業が行われていたようです。
コロナ禍で人手が少なくなっていたところに、さらに稀に見る強烈な台風という大打撃。
2ヶ月以上経っても完全には復旧出来ていないということで、被害の深刻さを思い知りました。
最上階スイートの全貌
本日のお部屋は、ラウンジから一番近い2110号室です。
ドアをオープン！
さすがスイート、玄関からゆとりが感じられますね。
リビング
玄関側には広々としたリビングが。
テレビは小さめですが、ソファが2脚あり、大人4人が座ってもまだ余裕がありそうです。
テーブルの上には、この滞在中に誕生日を迎える子供のために、チョコレートと風船のプレゼントが置かれていました。
復旧作業でお忙しい中、細やかにお気遣いいただき感謝感激です！
リビング全体をテレビ側から見るとこんな感じ。
デスクやソロチェアを置いてもまだ余りある広さです。
ミニバー
玄関の傍らには大きな鏡台があり、化粧台として使えるのはもちろんのこと、ミニバーも兼ねています。
提供されているのはミネラルウォーターとコーヒー、紅茶などなど。
ティーバッグはマリオットの他、キャセイパシフィック航空ラウンジなどでもお馴染み、英国発メーカーのJING TEAでした。
ミニバーには電子レンジも備え付けられていて、とっても重宝しました！
ベッドルーム
リビングのお隣、テレビ台の裏側はベッドルームとなっています。
ベッドはクイーンサイズが2台。間に固定の電話台があるため、くっつけて使うことは出来ませんでした。
ベッドの上を見ると、可愛いタオルアートのおもてなしが！
バリ島のホテルでも何度かお目にかかりましたが、おかげさまで今回も子供が大変喜んでいました。
ウェットエリア
ベッドルームはウェットエリアに繋がっています。
お手洗い
正面のドアはお手洗い。
壁紙はおそらく最近取り替えられたのではないでしょうか。まだ新しい感じがしました。
バスルーム
左手はバスルームです。
海外では洗い場が別になっているバスルームは希少。
グアム以外だと、同じく日本人観光客の多いハワイくらいではないでしょうか。
子連れで浜遊びをした後には、体と一緒に水着を濯ぎつつ順番に温まることもできますので、特に助かりますね。
アメニティはウェスティンお馴染みのホワイトティーというシリーズ。ミニボトルではなく、環境に配慮した壁掛けディスペンサーでした。
洗面台
洗面台の上にはマウスウォッシュやボディローション、歯ブラシにシェービングキットなどが用意されています。
最初に置かれていたのはそれぞれ二人分でしたが、翌日からはしっかり4人分補充していただけました。
クローゼット
ウェットエリアのお隣には、立派なウォークスルークローゼットが。
片方にはアイロンやバスローブなどが掛かっていまして…
反対側はスーツケース置き場を兼ねたキャビネット。使い捨てのスリッパが置かれています。
4人分のスーツケースも楽々置ける広さで、使いやすいクローゼットでした！
パーシャルオーシャンビュー
最後に、お部屋からの眺めはこんな感じ。
これは真正面ではなく少し左に振って撮影したものですので、おそらくオーシャンビューと言うよりは「パーシャル（一部）」オーシャンビューというものだと思われます。
前回泊まったのは反対側でしたので、ちょっと新鮮な景色でした！
最後に
ということで、今回はウェスティンリゾート・グアムのエグゼクティブスイート宿泊記をお届けしました。
ウェスティングアムは2021年に全室改装したと聞いていましたが、このお部屋に限って言えば、どうやらフルリノベーションではなく、カーペットからフローリングへ、そして一部の家具やクロスを入れ替える部分的なものだったようです。
前回に比べると、少々不便を感じることもありましたが、お掃除やレセプションの方はとても親切で、数年ぶりの家族揃っての海外旅がおかげさまで思い出に残るものとなりました。
人手も足りず大変なことと思いますが、1日も早い完全復興を願っています。
ホテル概要
| ホテル名称 | ウェスティンリゾート・グアム/The Westin Resort Guam |
| 所在地 |
105 Gun Beach Rd, Tamuning, 96913 Guam |
| クラブラウンジの有無 | あり |
| 部屋数 | 432室 |
| 開業年 | 1997年 |
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