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ANAマイルの有効期限を延長する裏技!?逆ソラチカルートでメトロポイントに交換する際の注意点

ソラチカ逆ルート

ANAマイルの有効期限は36ヶ月。

コロナ禍からこちら、旅行を控えていたためにマイルが余っているという方も多いのではないでしょうか。

せっかく貯まったマイル、無駄になってしまったら悲しいですよね。

しかし、心配はご無用です。

今回は、そんな時にうってつけ!

ANAマイルの有効期限を実質的に延長できる、とあるテクニックををご紹介します!

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逆ソラチカルートの活用

まず結論からお話ししますと、とあるテクニックとは…

ANAマイルをメトロポイントに交換すること!

すなわち、ソラチカルートの逆流(逆ソラチカルート)です。

ソラチカルートは、通常、メトロポイント→ANAマイルの交換に使用されますが、実はその逆(つまり、ANAマイル→メトロポイント)も交換可能となっています。

そして重要なのが、この交換によってANAマイルの有効期限がリセットされる点。

別ポイントに交換されることになるため、当然といえば当然なのですが、有効期限切れを無事回避できるというわけです。

ANAマイルのまま保有 → 有効期限切れ
メトロポイントに交換 → メトロポイントとしての有効期限カウント開始(最長2年)

メトロポイントは再びANAマイルへ

ANAマイルをメトロポイントに交換した後はどうするかと言いますと…

再びANAマイルに交換します。

つまり、最初から見ると「ANAマイル→メトロポイント→ANAマイル」という順でポイントを移行させていくというわけです。

なんだか堂々巡りのような気もしますが、上記手順を踏むことによって、ANAマイルの有効期限は再び最初からカウントされます

ANAマイルの有効期限は「獲得から36ヶ月」ですから、有効期限を実質的に3年以上先延ばしすることができます。

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逆ソラチカのデメリット

もちろん、逆ソラチカにもデメリットは存在しています。

それは、ANAマイルが少しだけ目減りしてしまう点。

ANAマイルとメトロポイントの関係

ご覧の通り、ANAマイルからメトロポイントへの交換レートは100%。

一方、メトロポイントからANAマイルの交換レートは90%

その結果、最終的に戻って来るANAマイルは当初の90%になり、10%分の減少が避けられません。

それでも逆ソラチカを利用する理由

「マイルが減るなんてもったいない」と思う方も多いでしょう。

「マイルが減るくらいなら別の方法を使う」と考える方もいるかもしれません。

確かに、逆ソラチカ以外にもANAマイルの活用方法はあります。

例えば、ANAエリートメンバーであれば、SKYコインに高レートで交換して有償航空券を購入することも可能です。

しかし!

ANAマイルの最もお得な使い道は、やはり『特典航空券』の発券

国際線ビジネスクラスやファーストクラスを発見できれば、1マイル=5円以上、上手くやれば1マイル=10円以上の価値にすることもできるため、仮に10%減ったとしてもお得になる可能性が高いのです。

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上記の理由から、我が家はの有効期限切れを迎えるANAマイルについては、すべて「逆ソラチカ」に回すことを決めました。

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ANAマイルをメトロポイントに交換する手順

では、具体的なポイント交換方法を見てみましょう!

まずANA公式サイトにログインした状態で『マイルを様々な提携ポイントサービスと交換する』というページを開きます。

数ある中から<Tokyo Metro To Me CARD>を選択。

ANAマイルからメトロポイントへ

(ANA公式サイトより)

次ページ下部にある『Tokyo Metro To Me CARDのメトロポイントに交換する』をクリックします。

ANAマイルからメトロポイントへ・交換ボタン

するとANAマイレージ番号とTokyo Metro To Me CARD番号の確認ページへ。

ANAマイルからメトロポイントへ

すでに交換履歴がある場合は自動入力されています!

番号が間違っていないことを確認してから最終画面へと進みます。

メトロポイントからANAマイルへ

注意事項を読んでチェックを入れ、申込ボタンを押せば完了です!

メトロポイントへの交換は1回あたり10,000マイル

ANAマイルからメトロポイント交換は、10,000マイル単位です。

このため、保有しているANAマイル数が10,000マイルに満たない場合には交換することができません。

あと少しだけマイルが残っているという場合には不向きですね。

メトロポイントへの大量交換はOK

一方で、大量のANAマイルマイルを保有している場合、「10,000マイルまでしか交換できないの?」と、心配になるかもしれません。

しかし、この点に関しては大丈夫です。

1回あたりの交換は10,000マイルですが、交換申し込みは連続して何度も行うことが可能で、次の交換申込みまで交換完了を待つ必要はありません。

このため、例えば10万マイル以上保有している場合でも、連続して交換手続きを行えば、一気にメトロポイントへの交換を済ませることが出来ます。

気になる注意書きもソラチカ保有でクリア

ANAマイルからメトロポイントへの交換に際しては、下記のような注意書きがあります。

同一年度内(4月1日~翌年3月31日)の提携ポイント交換口数累計が3口目の場合、10,000マイルごとにメトロポイント5,000ポイントへの交換になります。

この注意書きには、交換3口目からレートが半分になってしまう(100%→50%)ことが示唆されています。

となると、「実質的に20,000マイル(2回)までしか交換的できないのでは?」と心配になりますよね。

しかし、こちらの問題に関しても、基本的には気にしなくて大丈夫!

なぜなら、この注意書きに関する特例として、下記のようなルールが設けられているからです。

ANA To Me CARD PASMO JCB series(ソラチカカード)をお持ちのお客様は、年間のポイント交換マイル数に関わらず、10,000マイルごとにメトロポイント10,000ポイントと交換できます。

つまり、ソラチカカードの保有者には、3口目以降の交換レート半減は適用されません。

逆ソラチカを検討している時点で「ソラチカカードを保有している」ことは前提となっているでしょうから、上記特例が適用され、気にせず大量のANAマイルを交換できるというわけです。

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ANAマイル大量交換時の注意点

なお、ANAマイルをメトロポイントに大量交換する場合は、念の為、下記の点も意識しておきましょう。

1.メトロポイントの有効期限は最大で24ヶ月
2.メトロポイントからANAマイルの交換改悪/封鎖の可能性

1. メトロポイントの有効期限

メトロポイントは交換時期によって有効期限が異なります。

メトロポイント(メトポ公式サイトより)

上記ルールが適用される結果、交換するタイミング次第で、メトロポイントの有効期限は12ヶ月~24ヶ月の間で変動することに。

メトロポイントに交換後は、すでにご説明したように、再びメトロポイントをANAマイルに戻していくわけですが、その際に利用するソラチカルート(移行レート90%)には、「1月あたりのポイント交換上限が20,000ポイント(18,000マイル相当)」という条件があります。

このため、メトロポイントの有効期限次第では、ANAマイルに戻せるポイント数は24万~48万までとなり、それを超えるメトロポイントをANAマイルに戻せなくなる可能性があるのです。

ANAマイルに交換できない分については、そのままメトロポイントとして利用する道も残されていますが、24万マイル以上をメトロポイントにまとめて交換する際には注意が必要です。

2. レート改悪・封鎖の可能性も0ではない

またメトロポイントについては、4月15日に『メトポ』として統合リニューアルされることが発表されています。

メトポ統合後の概要

(メトポ公式サイトより)

現時点ではANAマイルへの交換レートに変更はないようですが、この先改悪される可能性が0とは言えません。

メトポ注意書き

(メトポ公式サイトより)

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他の使い道はないの?

ここからは余談ですが、ANAマイルの他の使い道はないのでしょうか。

代表的な使途とメリット・デメリットをまとめてみました。

使途メリットデメリット
ANA特典航空券に交換する
  • 空席を見つけるのが容易ではない
  • 使用したマイル本来の有効期限が切れた後に航空券をキャンセルした場合は、マイルが戻ってこない
ANAスカイコインに交換する
  • 有効期限が12ヶ月と短い
  • スカイコインで充当できない運賃・料金がある
  • ビジネスクラス以上だとお得度が下がる
ANAマイレージモールで使う
  • 割引クーポンで購入可能&マイルが貯まる
  • 一回の買い物で使えるのはクーポン1枚(1,000円分)が上限なので使いづらい
トラノコポイントで投資する
  • 成功すれば資産形成に役立つ
  • マイル→トラノコポイントの交換レートは50%
  • 元本割れのリスクあり
  • 投資できるのは一月当たり1,000マイルまで

…ということで、特に期限が迫ってからではあまり有用な選択肢がなく、やはり一旦メトロポイントに戻すのが最適解かな、というのが率直な感想です。

まとめ

ということで、今回は「ANAマイルの有効期限切れ対策」として、私自身が実際にやってみた方法をご紹介してみました!

・ANAマイルをメトロポイントに交換することで有効期限切れを防げる
・交換後のメトロポイントはソラチカルートでANAマイルに戻せばOK
・デメリットはANAマイルが90%に目減りしてしまうこと
・ANAマイルで特典航空券を発券する前提ならば、90%になってもお得な可能性が高い
・大量のANAマイルも一気にメトロポイントに交換可能
・ただし、大量交換時にはメトロポイントの有効期限等に注意が必要

せっかく貯めたANAマイルですから、有効期限切れで消えてしまうことは絶対に避けたいですし、だからといって無駄に消費するのもよい選択ではありません。

ソラチカカードを保有している場合は、今回ご紹介した方法で確実に有効期限を延長することができるため、もし現時点で有効期限切れ間近のANAマイルがある方はご検討ください。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪
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陸マイルを貯めて気軽に旅に出よう

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我が家はこの方法で、お盆・正月は必ず家族全員で宮崎に帰省するほか、海外旅行にも毎年複数回出かけられるようになりました!

2015年12月 陸マイルを貯め始める
2016年7月 ANAビジネスクラスで大人3名フランス・ドイツへ
2017年2月 長女と大阪日帰り旅行
2017年6月 スターアライアンスファーストクラス世界一周の旅
2017年11月 家族4人ANAビジネスクラスでシドニーへ
2018年1月 家族4人ANAエコノミーで台湾へ
2018年3月 ANAエコノミーで上海へ
2018年5月 JALどこかにマイルで家族4人福岡旅行
2018年6月 ANAビジネスクラスで母娘パリ旅行
2018年10月 家族4人で京都大阪
2018年10月 次女と2人で宮崎
2018年10月 JALエコノミーでホーチミンへ
2019年1月 家族4人ANAビジネスクラスでホノルルへ
2019年3月 JALエコノミーで香港へ
2019年4月 次女と2人JALエコノミーで香港へ
2019年4月 家族4人JALで大阪へ
2019年5月 エミレーツ航空ファーストクラスでドバイへ
2019年5月 家族4人JALエコノミーでグアムへ
2019年7月 長女と2人ANAビジネスクラスでウィーン(+プラハ・ブラチスラバ)へ
2019年11月 ワンワールド特典ファーストクラス航空券でヨーロッパ周遊
2019年12月 次女とガルーダ・インドネシア航空ビジネスクラスでバリ島へ
2020年1月 家族4人JALで沖縄へ
2020年9月 JAL特典航空券で広島へ
2020年11月 JAL特典航空券で京都へ
2021年8月 ANA特典航空券でドイツ・ミュンヘン
2022年3月 ANA特典航空券でアメリカ・ニューヨークへ
2022年5月 エミレーツ航空ファーストクラスでドバイへ
2022年5月 シンガポール航空でインド・デリーへ
2022年8月 ZIPAIRでハワイへ
2022年10月 ANA特典航空券(トクたび)を利用し鬼滅ジェットで福岡へ
2023年2月 ZIPAIR/サウスウエスト航空/ユナイテッド航空サンノゼラスベガスサンフランシスコ
2023年4月 ガルーダインドネシア航空ビジネスクラスでジャカルタバリへ(ANA提携特典)
2023年5月 エティハド航空ビジネスクラスでアブダビ経由カイロへ(ANA提携特典)
2023年6月 ANA特典航空券でイギリス・ロンドンへ
2023年7月 エバー航空ANAで台湾・台北へ(ANA提携特典)
2023年7月 JAL特典航空券グアム
2023年10月 JALファーストクラスビジネスクラスサンフランシスコへ(アラスカ航空特典)
2023年11月 キャセイパシフィック航空プレミアムエコノミー香港へ(ブリティッシュエアウェイズ特典)
2023年12月 エールフランス航空ビジネスクラスで家族4人パリ&ロンドンへ(JAL提携特典)
2024年1月 ANA特典航空券で福岡ザ・リッツ・カールトン福岡)へ
2024年3月 ANA特典航空券でドイツ・ギリシャへ
2024年3月 ANA特典航空券で宮崎へ
※国際線の場合、マイルで補填できる航空運賃の他に諸税がかかります。

マイルを貯めて、気軽に旅行へ出かけましょう♪