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フランス旅行記5:パリ美味しいもの巡り〜“ル・ソリレス”でランチ&“ブレ・シュクレ”で絶品クロワッサンを買うべし!

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3日目のパリ。

前日のランチはオルセー美術館内で殆ど間に合わせのように頂いたため、ちょっと微妙でしたが、この日は違います!

来仏前から予約して楽しみにしていた、とっても評判の良いお店に出かけます。

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絶品フレンチ!コスパも抜群”Le Sot ‘ly Laisse (ル・ソリレス)”

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目当てのお店、ル・ソリレスさんに到着です!

赤い外壁も可愛らしく、いかにもパリのオシャレなお店に来た~って感じがしますね。

地図はこちら。

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最寄り駅はメトロ2号線Alexandre Dumas駅(徒歩3分)ですが、私たちはもちろんここでもUberを使いました。

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シテ島近くのホテルから5km弱、乗車時間は20分程度でした。
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ここ11区の治安は、パリにおいては平均程度ですが、北側はあまり良くないそう。

こちらのお店は南側で、ごく普通の閑静な住宅街という雰囲気でした。移民は多いですが、お昼なら女性だけで歩いても、そんなに怖い雰囲気は感じないと思います。

周囲にこれといった観光名所もないことから、観光客はあまり行かない地域のようですね。

実際、お店には現地に住んでいらっしゃる方(とお見受けしました)が多くいらしてました。

まずはビールで乾杯です。

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”BIERA CORSA”とは、コルシカ島のビールという意味だそうです。

このビールには栗の粉がブレンドされているんだとか。義母は「たしかに栗の香りがするよ!」と言ってました。私は言われて見ればそうかな…?程度で、鼻の悪い夫は全くわからず。コクと苦味が強めの、個性的なビールでした。

ランチは2コースあります。主菜+前菜orデザートで19ユーロか、前菜+主菜+デザートで25ユーロ。

オルセー美術館のレストランでは主菜だけ(+決して美味しくはないパン)で22ユーロでしたから、コスパがいかに優れているか、お分かりいただけると思います。

もちろん質も全く違いますよ!

この日のメニューはこちら。

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多少の単語を知っていれば、なんとな~くどういうメニューなのか想像がつくような。

まったくわからない!という方もご安心下さい。こちらのお店は日本人のご夫妻が経営されていて、ウェイトレスさんも日本の方です。

お願いすれば、気さくで素敵な奥様がお料理の説明をして下さいます。

せっかくの非日常感が薄れるので、海外旅行中に和食店や日本語が通じるお店に行くのはあまり好きではないんですけど、フランスは別。

何でも、「美味しいフランス料理店には必ず日本人シェフがいる」っていうのが通説なんですって!

いろいろなブログで拝見したところ、こちらは現地の方にもかなり評判がいいとのこと。それならばというわけで、ここまでやってきたわけです。

ちなみに、予約ももちろん日本語で出来ます。お電話すると最初はフランス語でお話しされますが、日本人だと伝えれば日本語で応対してくださいます。

さてさて、辛党の義母は前菜+主菜で注文しましたので、前菜が先に到着。

見てください!この美しさ。思わず歓声をあげてしまいました。

前菜

メニューは、”自家製サーモンフィレのマリネ・レモンクリームソース”。

義母いわく、「レモンがとっても爽やかで夏らしくて美味しい!」とのこと。こんな素敵なお料理、10ユーロ程度で頂いてしまっていいんでしょうか…。

続いて、こちらも義母の主菜、お魚料理です。

魚料理

メニューは鱸(多分)のポワレ。下にはポテトピュレが敷かれ、生のマッシュルームが添えられています。

材料もとっても新鮮でいいものを使ってらっしゃいます。義母はかなり食が細く、完食できないことも多いのですが、ここでは「美味しい美味しい!」と喜んで、前菜・主菜ともにぺろりと平らげてしまいました。

パンも美味しかったですよ~。ドイツパンっぽい酸味のあるものでした。しつこいようですが、これでオルセー美術館のランチより安いなんて、本当に信じられません。

私たち夫婦は、主菜+デザートにしました。

やっぱりフランスに来たらお肉食べなきゃね!ということで、揃ってお肉料理に。メニューは牛肉ステーキでした。

焼き加減はミディアムレアでお願いしました。

肉料理

こちらもとっても美しい一皿です。もう芸術の域!そしてお味も当然文句なし。

焼き加減といい塩加減といい、添えられた野菜とのバランスといい、完璧でした。至福の一言。

お待ちかね、デザートはクレームブリュレです。

クレームブリュレ

パリの有名チーズ店「キャトル・オム」のチーズ盛り合わせも選べたんですが、パリと言ったら、映画「アメリ」。アメリと言ったらクレームブリュレでしょう。

映画のままに、パリでカラメルを割れる日が来るとは、感激です!アメリになりきって割りました(笑)。

中にはとろーんとしたカスタードがたっぷり。美味しい~♡

お皿は直径13cmくらいあったので、量にも大満足でした。

こちらのソリレスさん、8月19日まではバカンスでお休みされているようですが、基本的に日曜以外営業されています。

夜は前菜16ユーロ~、主菜25ユーロ~、デザート&チーズ8ユーロ~となりますので、コスパを求めるならランチがオススメ。本当にコスパが良すぎて、なんだか申し訳なくなってしまいました。いつか夜も行ってみたいな。

なお、ランチ営業は火~金のみですので、お気をつけ下さい。

営業時間と住所はこちら↓です。

営業時間:

月:
19:30~21:30
火-金:
12:00~14:00
19:30~21:30
土:
19:30~21:30

住所:70 rue Alexandre Dumas, 75011 Paris

さてさて、お腹が満足したら次の目的地へ。

Uberを呼んで移動です!

パリで一番美味しいクロワッサン&マドレーヌ

「ル・ソリレス」からUberで10分弱。運賃は5ユーロちょっとでした。

大人三人メトロで移動すると、切符代だけで1.8ユーロ×3=5.4ユーロかかる上に、階段の登り降りやら何やら手間もかかりますので、ドアツードアでこの価格だととっても得した気分になれますね。

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目的地はここ!ベーカリー”Ble Sucre(ブレ・シュクレ)”です。

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お天気が良いので、テラス席でくつろぐ方も。

このお店の名物は、クロワッサンとマドレーヌです。いずれもパリで一番美味しい!と大評判。

ちょっと見づらいですが、ショーケース上端っこにマドレーヌ、ケース内下段の端にクロワッサンが置いてあります。

待っているお客さんもほとんどいなかったので、入店するとすぐに注文を聞いてくれました。

ble sucre

こちらの店員さんも明るくてフレンドリー!

「写真?もちろん好きに撮って!」と快くOKしてくれました。

(写真では真顔になってしまってますが…(汗))DSC05303

4個入りのマドレーヌ(4ユーロ)と、クロワッサン3個(3ユーロちょっと)お願いして、カードで支払おうとしたところ、「カード払いは12ユーロ以上で」と言われたので、レモンのパウンドケーキ(14ユーロ)を追加しました。

本場のパウンドケーキがどんなものか、試してみたかったのでいい機会です。

それにしても、パリで一番美味しいマドレーヌが1個1ユーロとは…お安い。

マドレーヌ
肝心のお味は、予想に反してさっくり軽い口当たりで素朴。バターのコクと香りが立っていて、いくらでも食べられてしまいそうな美味しさです。生地自体の甘さは控えめですが、表面にアイシングがかかっていてちょうどいいバランスに。

続いてパウンドケーキ。

パウンドケーキ

レモンとバターの風味がマッチした正統派の美味しさ。

個人的には、例えば日本のオーブン・ミトンのパウンドケーキの方が口溶けが良くて好きかなぁ。残念ながら、期待したほどの感動はありませんでした。

最後にクロワッサン。

クロワッサン

これがもう…美味!!!

外はサックサク、中はしっとり。バターのミルキーな香りがふわわ~んと漂って、生地はほのかに甘くて、もう筆舌に尽くしがたい美味しさ。

こんなに美味しいクロワッサン、人生で初めて食べました!

もっと買ってくればよかった~。でもやっぱり翌日だとしんなりしちゃうので、その場で楽しむのが正解なんでしょうね。

というわけで、個人的にブレ・シュクレではクロワッサンがイチオシ!これは絶対日本では食べられないものだと思います。その次がマドレーヌかな。

営業時間と住所は下記の通りです。月曜はお休みなのでご注意を。

営業時間:

火-土:
7:00~19:30
日:
7:00~13:30

住所:7 Rue Antoine Vollon, 75012 Paris

思い出したらヨダレが…そのくらい美味しかったです。

またすぐにでも食べに行きたい!

次回パリに行く時には、毎朝食べられるよう近隣のホテルを手配しようと思います。

まとめ

  • せっかくのパリ、有名観光地の観光客向けレストランよりも、郊外の本当に美味しいビストロ「ル・ソリレス」に行くべし!
  • パリ一美味しいベーカリー「ブレ・シュクレ」ではクロワッサン必食!

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