京都を代表する銘菓、八ッ橋。
現地に行ってみると、たくさんのメーカーがあって目移りしてしまいますよね。
数ある中でも、個人的なイチオシは「元祖八ッ橋西尾為忠商店」さん!
駅や空港、デパートには商品を卸しておらず、京都(しかも3店舗のみ)でしか買えない上、注文してから作ってくれるのです。
その八ッ橋は、まさしく絶品の一言!
本記事では、アクセス方法からお店の様子まで詳しくご紹介します♪
2024年11月時点の情報をもとに執筆しています。
元祖八ッ橋西尾為忠商店へのアクセスと営業時間
まずはアクセス方法から。
元祖八ッ橋西尾為忠商店さんは京都市内に三店舗あります。
清水店 | 住所: 〒605-0862 京都府京都市東山区清水232 電話番号: 075-541-4926 |
銀閣寺店 | 住所: 〒606-8402 京都府京都市左京区銀閣寺町75 電話番号: 075-771-0791 |
新京極店 | 住所: 〒604-8035 京都府京都市中京区桜之町406 電話番号: 075-211-3943 |
元祖八ッ橋西尾為忠商店 新京極店
最初に訪れたのは、新京極店。
京都市街地の中心地で、時間の限られた旅行者にとってもアクセスしやすい店舗です。
電車の場合は、大まかに3通りの行き方があります。
- 地下鉄東西線・京都市役所前駅から徒歩4分
- 京阪本線・三条駅から徒歩6分
- 阪急京都線・京都河原町駅から徒歩6分
作りたての八ッ橋を購入できる!
八ッ橋というと、すでに包装されたものがずらっと並んでいるイメージですよね。
でも、この元祖八ッ橋西尾為忠商店さんでは、注文を受けてから1つ1つ作ってくれるのです♪
出来立ての八ッ橋、これは美味しくないはずがありません。
ちなみに、商品ラインナップはこちら。
- 生八ツ橋(餡入り)600〜3,600円
- 生八ツ橋(餡なし)500~1,000円
- (焼)八ツ橋 400〜2,350円
- (焼)お徳用八ツ橋 400円
- (焼)うす焼き 750円
今回は、生八ッ橋のあんなし一箱と、つぶ・抹茶あん14個入り840円を注文してみました。
あんが入っている商品は、こんな風にお客さんから見える位置で手作りしてくれます。
職人さんの鮮やかな手捌き、あっという間に出来上がっていく様子を眺めているのも楽しいものです。
試食のプレゼント
待っている間、購入したのと同じ生八ッ橋(あんなし・つぶあん・抹茶あん)の試食をいただきました。
元祖八ッ橋西尾為忠商店さんの八ッ橋は、珍しい四角形。
機械で大量生産するには、三角に折り曲げて作るのが効率的なので、流通しているほとんどの生八ッ橋は三角形なのですが、こちらでは職人さん手作りのため四角形なのだそうです。
一口いただいてみてびっくり。
もちもちすべすべの生八ッ橋は、ニッキの香りが強すぎず弱すぎず、とっても上品な味わい♪
あんも甘すぎなくて、これならいくらでも食べられそうです。
店員さんも優しくて、ほっこりした気分になりました!
実食!
さて。実際に購入して持ち帰ってきたのがこちらです。左があんなし、右があん入り。
保存料・色素・人工甘味料なしと大きく書かれているところに、なんだかプライドを感じますね。
その他、一旦開封したらすぐに食べること、もし硬くなったら炙ること、脱酸素剤は食べないことなどなど、年配の方にもわかりやすく注意事項が羅列されています。
あんなしがこちら(300g/500円)。
色素を使っていないためか、一般的なものより心なしか白い気がします。
袋の中には、42枚の八つ橋が入っていました。
ニッキはそれほど主張せず、自然な甘さでもちもちです。
もちろんそのままでもとっても美味しいのですが、個人的にはリコッタチーズを挟んで頂くのがお気に入り♪
気分によってドライフルーツを混ぜたり、蜂蜜を垂らしても美味しいです。
子供達は、フライパンで軽く焼き目を付けてお餅のように食べるのが最高!いくらでも食べられる!!とのことでした。
そして、あん入りの方はこんな感じ。
生八ッ橋の原料は以下の通りで、子供から大人まで安心して頂けます。
米粉(国産)・砂糖・きな粉(大豆)・酵素・水ニッキ
手作りの温かみそのままを、家で味わえるのが嬉しいですね。
保存料が入っていないため、賞味期限は夏2~3日、冬4~5日程度。
平らに運ぶ必要があるなど、他の八ッ橋に比べるとデリケートです。
清水店限定商品も
なお、今回は新京極店で購入しましたが、清水店では限定商品も販売されているとのこと。
<元祖八ッ橋 西尾為忠商店 清水店限定品>
- こしあん入り生八ッ橋
- まるっぽ栗
- さくら一葉(GW頃までの春限定)
- えびす黒豆(お正月限定)
これはぜひ試してみたい!ということで、清水店に行ってみました。
最近建て替えられただけあって、新しくて綺麗な店内です。
京極店同様、手作りの八ツ橋を取り扱っています。
では、実際に購入したものをご紹介しましょう♪
うすやき
まずは定番の焼き八ツ橋(180g/750円)。
こちらの焼き八ツ橋には通常のものと「薄焼き」がありますが、今回は店員さんオススメの後者を購入。
袋の中身はこんな感じです。
普通の八ツ橋のおまけも付けていただきました。
比べるとこんな感じ。上が薄焼き、下が通常品です。
厳密に計った訳ではありませんが、薄焼の方が4~5割くらい薄いのかな?
実際に重さを測ってみると、その比2:3と思ったより差がありました。
せっかく西尾為忠商店さんで買うなら、やはり他であまり見かけない薄焼きの方がいいですね。
歯触りが軽くて、食べ始めると止まりません。
まるっぽ栗
そしてこちらが念願のまるっぽ栗♪
この時は6個入りのみ、予め箱詰めされた状態で販売されていました。
中には、栗の甘露煮が丸々一個と、粒あんが包まれています。
思ったより甘さ控えめで上品な美味しさ。あんだけのものより食べ応えもあって、大満足の一品でした!
さくら一葉
さらに、ようやく春の京都で「さくら一葉」をゲット♪
半分に切ってみると、中にはこし餡と桜の葉の塩漬けが一枚挟まれています。
こし餡派の私は栗よりもこちらの方が好きかもしれません。まるで桜餅を食べているようで、とっても満足感がありました!
これで残すはお正月限定の「えびす黒豆」のみ。なかなかお正月の京都に行く機会がないのですが、もし入手できたらまた追記します!
最後に
ということで、今回は京都の名店「元祖八ッ橋 西尾為忠商店」さんについて詳しくご紹介しました!
元々家族全員八ッ橋好きで、京都に行くと必ず購入していたのですが、こちらのお店を知ってからは、他では買わなくなってしまったほど気に入っています。
どこでも気軽に買えるわけではないのですが、それがまた魅力と言いましょうか。
お店も昔ながらの雰囲気で、とっても素敵です。
京都で八ッ橋をお探しの際には、ぜひ訪れてみてくださいね!
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