つい先日、マリオットのステータスの見直しが行われたことは、皆さん記憶に新しいところでしょう。
これまで規約には明記されていなかったものの、マリオットのステータスは1ランクずつ下がるという「ソフトランディング」が暗黙の了解になっていたそうなのですが、今年は昨年の宿泊実績に忠実にランクダウンすることになり、ショックを受けた方も多かったはず。
かくいう私も、チタンからゴールドと一気に2ランクダウンしました。
…が、しかし。
色々ありまして、なんとありがたいことに、プラチナステータスへと戻していただけることに!
今回は、その経緯を簡単にご紹介したいと思います。
これまでのステータス変遷
まず、これまでの私のマリオットステータス歴は下記の通りです。
- SPGアメックスに入会 → SPGゴールド
- SPGプラチナチャレンジ成功 → SPGプラチナ
- マリオット・SPGの統合による自動昇格 → マリオットプラチナプレミア
- マリオットボンヴォイ開始による名称変更 → マリオットチタン
- 2020年4月のランク更新 → マリオットゴールド(2ランクダウン)
いろいろと名称は変わっていますが、最初にプラチナチャレンジを成功させてからは、常にプラチナ以上のステータスを維持してきたことになります。
SPG・リッツカールトンとの統合の際、何らかのバグがあったのか、当初の有効期限よりも長く、正味3年も最上級クラスの特典を享受させて頂きました。
今回のランクダウンはもちろん寂しくもありましたが、然るべき当然の結果であり、これまで数々の貴重な機会を与えてくれたマリオットには感謝しかありません。
プラチナ昇格への道を模索
ランクダウンしたとは言え、まだまだゴールドエリート。ホテルに宿泊する時に様々な特典を受けることは可能です。
けれど、クラブラウンジへのアクセス、朝食大人2名分無料、スイートルームを対象としたお部屋のアップグレードなど、プラチナの特典は本当に魅力的で嬉しいものばかり。
ということで、今後はマリオットのプラチナチャレンジに参加しようか、はたまたヒルトンのダイヤモンドを目指すか…。新型コロナのこともあり、しばらく動けないことは確定していましたが、色々な可能性を探っていました。
twitterで気になる噂が流れ始める
そんな折、twitter上で何やら動きが。
皆さんもすでにご存知のことと思いますが、主に英語圏の方々が、しきりにマリオットボンヴォイ公式アカウント(Marriott Bonvoy Assist)に会員番号などを明示して、コンタクトを取っていたのです。
情報を集めてみたところ、同じようにチタンからゴールドに2ランクダウンした方々の一部が、マリオット公式に直接交渉することでプラチナに上げてもらえたとのこと。
マリオット公式アカウントの方でも、問い合わせる人々に「必要事項をDM(ダイレクトメッセージ)で送ってください」と好意的な反応を返していたため、私もダメもとで伺ってみることにしました。
マリオット公式アカウントにDM
マリオット公式に問い合わせる際の必要事項はこちら。
- マリオットボンヴォイ会員番号
- フルネーム
私の場合、文面には一般的な挨拶と、「聞くところによると、ステータスの見直しが行われているようですが、私の場合可能性はありますか?」のようなことを書きました。
マリオットからの返事(1回目)
最初の問い合わせメッセージから2日後、マリオットから返事が届きました。
要約するとこんな感じ。
お問い合わせありがとうございます。これから調査をさせて頂き、改めてご連絡しますので、今しばらくお待ちください。
どうやら、何らかの調査が入るようです。
でも、門前払いではなく調査してくれるということは、少なからずランクアップの可能性があるということでしょうか。
マリオットからの返事(2回目)
さらに待つこと3日。
ついに最終的な結論を頂くことができました!
お待たせいたしました。 このような厳しい状況の中、私たちは2020年にエリートステータスを獲得または再獲得する会員への影響を監視し続けています。そのため、お客様の2020年のエリートステータスは、ゴールドからプラチナに昇格します。 この変更は24時間以内にアカウントに反映されます。更新されたエリートステータスは2022年2月まで有効です。
実はまだ半信半疑なんですが、これはもうプラチナ復帰確定ということでいいのですよね??
しかも、ステータスの有効期限は2022年2月まで。約2年間もプラチナが維持されるということなのでしょうか。これが本当ならスゴイ!
ステータス表示の変更を確認
上記のメッセージと前後して、マリオットアカウント(PC)のステータス表示がプラチナに変わっていることを確認。
アプリ版はしばらくゴールドのままでしたが、その後無事にプラチナステータスが確認できました♪
こんな大変な時に寛大な対処をしてくれるなんて、本当にマリオット様様!ますますファンになってしまいました。
マリオットデスクでは二転三転が常ですが、これは文面で残っていますし、多分どんでん返しはないはず…(なんて、未だ一抹の不安もあったりしますけれど)。
最後に
ということで突然の2ランクダウンの後、有り難くも温情を頂き、結果的にソフトランディングになったという次第でした。
マリオットが新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑みて、ステータス救済に乗り出していることは確かなようです。
ただし、問い合わせ後に調査があったことからも分かるように、今回のソフトランディングにも何らかの条件が設定されている可能性はあります。
昨年はプラチナの条件(年間50泊以上)には届かなかったものの、国内・海外のマリオットグループホテルに約40泊程度しており、もしかしたらそれが功を奏したのかもしれません。
問い合わせによって必ずしも「プラチナステータス」が確約されるものではない、ということをご理解頂ければ幸いです。
しばらくは旅行どころではない日々が続きそうですが、落ち着いたらまた思い切りたくさんマリオットに滞在して、出来うる限り貢献しよう!と、近い将来にそれが叶うことを願いつつ、希望を持って過ごしていきたいと思います。