名古屋マリオットアソシアホテルには、限られた宿泊者だけが利用できる「コンシェルジュラウンジ」があります。
「コンシェルジュラウンジ」とは、あまり耳慣れない言葉ですが、多くの高級ホテルに存在する「クラブラウンジ」や「エグゼクティブラウンジ」に相当するものです。
名古屋マリオットアソシアホテルのコンシェルジュラウンジは、2019年にリニューアルオープンしたばかりでとってもオシャレ!!
今回は、利用条件からフードプレゼンテーションまで、コンシェルジュラウンジの全てを詳しくご紹介したいと思います♪
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コンシェルジュラウンジの概要
名古屋マリオットアソシアホテルのコンシェルジュラウンジがあるのは、フロントと同じ15階。
入口には、「New Normal of The Concierge Lounge〜新型コロナウイルスの感染拡大に向けて〜」のサインボードが置かれていました。
コンシェルジュラウンジでは、コロナ禍において以下のような新しい試みを実施しているとのこと。
- 土日祝前日のアフタヌーンティー&カクテルタイムは事前予約制
- 混雑時の利用時間は最大60分間
- 座席数を減らした上で、アルコール消毒&マスク着用
- アフタヌーンティーとカクテルタイムはセットプレートを提供
いつでも気軽に利用できなくなったのはちょっぴり残念かもしれませんが、混雑しにくくなった上に、衛生面でもより万全を期してもらえるというのは、利用者側にとってもメリットと言えるのではないでしょうか。
営業時間
名古屋マリオットアソシアホテル・コンシェルジュラウンジの営業時間は、以下の通りです(2020年9月現在)。
平日 7:00~20:00 |
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土曜日・祝前日 7:00~22:00 |
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日・祝 7:00~20:00 |
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※日曜・祝日の数量限定和御膳はコンシェルジュフロア和朝食プラン・コンシェルジュフロア宿泊者のみ。
※チェックアウト日の利用は15時まで。アフタヌーンティーセットは利用不可。
※小学生以下のラウンジ利用は19時まで。
利用条件
コンシェルジュラウンジを利用するためには、以下いずれかの条件を満たす必要があります。
- コンシェルジュフロア宿泊者
- マリオットボンヴォイ・プラチナ
- マリオットボンヴォイ・チタン
- マリオットボンヴォイ・アンバサダーエリート
今回私は、マリオットプラチナステータスを持っての宿泊です。
ちなみに、お部屋はレギュラーフロアのデラックスツインに無料アップグレードしていただきました!
宿泊記はこちらからどうぞ。
12月1日よりプラチナ&チタン用のラウンジがオープン
ただし、2020年12月1日からはマリオットボンヴォイプラチナ&チタンは、14時以降、15階のコンシェルジュラウンジを利用できなくなります。
その代わりにプラチナ&チタン専用ラウンジが登場。
個人的にもプラチナメンバーが以前より増えたような感覚はありましたが、キャパシティ的に相当厳しくなってしまったのでしょう。
サービス内容にどのような違いがあるのか気になるところです。
ラウンジ内の様子
それではさっそく中に入ってみましょう!
入口は常時施錠されており、入室時はカードキーをセンサー(下の写真右側のゴールド枠部分)にかざす必要があります。
チェックインも可能
一歩足を踏み入れたところにはカウンターが置かれていて、ラウンジ利用対象者はこちらのデスクでチェックイン&アウトすることも可能です。
落ち着いたインテリア
入口正面のエリアには、カウンター席とソファー席が並んでいました。
ベージュ・グレーに紫がアクセントになっていて、高級感抜群ですね!
暖炉で癒しを演出
紫のチェアがある突き当たりまで進んでみると…暖炉!?
と思いきや、これはイミテーション。ヒーターでもなく、全く熱は感じませんでした。
横から見ると中にライトがあって、風が出ているのが分かります。
ラウンジで暖炉といえば、ホテルではありませんが、ロンドン・ヒースロー空港にあるコンコルドルームを思い出しました。
炎が揺らぐのを見ていると、心がじんわりと癒される気がしますよね。
同じマリオット系列だと、南紀白浜でも同じようなフェイクファイヤーがあります。
開放感溢れるメインエリアへ
さて、ラウンジの入口に戻りまして、右手側はこんな感じです!
こちら側は落ち着いた左側とちょっと雰囲気が異なり、明るく開放感がありますね。
手前にはキッチンカウンターがあり、アフタヌーンティーやカクテルタイムのホットミールは、自分でこちらまで取りに来るシステムとなっていました。
左手にはゴージャスなドリンクカウンターも。
ドリンクメニューの詳細については後述するとして、さらに奥へ進むと、高い天井までガラス窓が張り巡らされた、とっても気持ちの良い空間が広がっていました!
全体的には都会的な雰囲気でありながら、チェアや植物のグリーンがナチュラルな空気を醸しています。
日本一高いビル・あべのハルカスに入っている、大阪マリオット都ホテルのラウンジにも似ているかも?
反対側から見たところがこちらの写真。
両端には一段高く作られたエリアがあり、一方には9名が座れるテーブルが。
そしてもう一方は、ライブラリーっぽい落ち着いた雰囲気となっています。
グレーのハイバックチェアが素敵で目を惹きますよね。
一度座ってみたいなーと思っていたのですが、人気なのか常に埋まっていまして、チェックアウト間際の最後の朝食でやっと座ることができました。
窓からの眺め
大きな窓から見えるのは、お隣の名鉄百貨店と線路。
朝も夜も、遥か彼方まで続く線路を走る電車や新幹線を眺めながら、のんびりリラックスして過ごすことができました。
ドリンクメニュー
それでは、ラウンジの真ん中で一際存在感を放っている、こちらのドリンクカウンターのメニューからご紹介します!
ワイン
まず気になるのは、ずらりとボトルが並んだワインコーナー!
もちろん全部中身が入った本物で、なんと朝から自由に頂くことができます。
赤ワインは卓上にありました。
ラインナップは以下の通り。
スパークリングワイン |
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白ワイン |
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赤ワイン |
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梅酒 |
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なかなかの充実度ですよね!
日も高いうちから頂くスパークリングワインは最高です♪
ビール
ではビールはというと、ワインのお隣。瓶での提供です。
銘柄は、アサヒスーパードライとプレミアムエビス、エビスプレミアムブラックの3種類でした。
カクテルタイムにはさらにアルコールドリンクが充実!
17:00からのカクテルタイム(平日・日・祝は17:30~)では、さらにアルコールドリンクが追加され、自分好みのカクテルを作ることもできます。
クレームドカシス+スパークリングワインでキールロワイヤル、ウォッカ+オレンジジュースでスクリュードライバーなどなど、メニューは思いのままです。
ソフトドリンク
お酒を飲まない方には、ジンジャーエールやコーラ、オレンジジュース、スパークリングウォーター、アイスティーなどが用意されていました。
朝食の時間帯では、グレープフルーツジュースも登場します。
コーヒー
コーヒーマシンも本格的!
一台で、これだけのメニューに対応しています。
- ホットコーヒー
- アメリカンコーヒー
- カプチーノ
- カフェオレ
- カフェラテ
- ココア
- アイスコーヒー
- アイスカフェラテ
- デカフェコーヒー
- ホットミルク
- コールドミルク
- お湯
個人的には、夜寝る前にデカフェのコーヒー+ホットミルクが欲しい性質なので、このコーヒーマシンはまさにパーフェクトでした!
紅茶
紅茶コーナーは、専門店のようなディスプレイが素敵♪
初めて見る「プリミアスティー(Premier’s tea)」という、日本発祥ブランドで統一されていました。
上2段の大きな缶には銘柄が書いてありませんでしたので、おそらく中身の入っていない飾りなのでしょう。
一番下の台に、アールグレイやイングリッシュブレックファストといったお馴染みの茶葉に加え、ニルギリなどちょっぴり珍しいものまで、全部で10種類ほどあったかと思います。
フードプレゼンテーション
それでは、名古屋マリオットアソシアホテル・コンシェルジュラウンジこだわりのフードプレゼンテーションを、時間別にご紹介します。
朝食
コンシェルジュラウンジの朝食は、和御前と洋食の2種類選択式という、ちょっと珍しい運用です。
和食
まず和食の方は、なんと数量限定!
さらに日・祝だと、専用プランやコンシェルジュフロア宿泊者しか食べられないという貴重なものです。スタッフさんによれば、ラウンジオープン前から行列ができることも多いのだとか。
なかなか高いハードルではありますが、とても評判が良いらしいので、一度は和食をゲットしてみたいですよね。
ということで、頑張って早起きしてオープン15分前の6時45分から並び、無事ありつくことが出来ました。
それがこちら♪
器も盛り付けも、とっても上品ですよね!人気があるのも納得です。
小鉢・汁物・煮物・焼き物のバランスもバッチリ。
特に、赤出汁のお味噌汁と名古屋コーチンの茶碗蒸しが、名古屋らしさを感じさせます。
海老真薯の煮物に…
さわらの西京焼き。
ちょこっとずつ違う味を楽しめる小鉢が3つ。
もしかしたら、男性にはちょっと足りないかもしれませんが、私にはちょうどぴったりの量で、美味しく完食出来ました!
2日間見ていた限りでは、平日でも7:30には完売していましたので、ぜひ一度は早起きして狙ってみてください。
洋食
続いては洋食です!
洋食も、このように全てお盆にセットされた状態で届けられました。
ブッフェのように、好きなものを好きなだけ取るというわけにはいきませんが、あちこち並んだり運んだりする必要がないですし、何よりも自分で盛り付けるより美しいので、個人的にはこっちの方がありがたいです。
内容はサラダ、かぼちゃのポタージュ、オムレツ、ウィンナー、グリル野菜、パン、フルーツ、ヨーグルト。
栄養バランスバッチリ、見本のような朝食セットですね。量的には、和食より若干多めだったように思います。
こちらも全て美味しくて、大満足でした!
リフレッシュメント
朝食後〜アフタヌーンティーまでの時間は、ちょっとしたお茶菓子が用意されています。
この日は、ベルギー生まれのロータスカラメルビスケットと…
アメリカンな甘さが癖になる、ハーシーのキスチョコでした♪どちらもコーヒーのお供にぴったりです。
アフタヌーンティー
15時(土・日祝前日は14時)からは、アフタヌーンティーの時間。
この時間帯には、本格的なアフタヌーンティーセットが提供されます。先述の通りセルフ式となっていますので、時間になったらキッチンカウンターに取りに行きましょう。
カウンターの上には、本日のメニューが置かれていました。
- アナナスシトロンヴェール
- シュークリーム
- シャインマスカットアップルティージュレ
てっきりこの3種類だけかと思いきや、実際のプレートには全部で7種類が鎮座!
しょっぱいものに甘いもの、焼き菓子に生菓子もと、どれも小さいながらに趣向を凝らしたものばかりで、とっても美味しかったです♪
カクテルタイム
17時(平日・日・祝は17:30)からのカクテルタイムでは、ブッフェ式の冷菜と、アフタヌーンティーの時と同様に、キッチンカウンターから提供される温菜を楽しむことが出来ます。
冷菜
冷菜はドリンクカウンター裏手に並べられ、好きなものを選び取るシステムです。
こちらはパストラミポーク。全てのメニューが一人分ずつ盛り付け済みとなっています。
トングを共有すると感染の不安もありますし、これは手軽で良い試みだなぁと思いました。
チーズやフルーツは一皿にまとめて提供。
もう一品エスカベッシュもあって、アペタイザーとしては十分です。
温菜
では温菜はというと、先述の通り各々キッチンカウンターに取りに行く必要があります。
メニューはこちら。
- マグロカツハーブタルタル
- 牛バラ肉のマスタードソース
- チキンのオーブン焼き・照り焼きソース
- イカのアヒージョソース
- ミックス野菜
実際のプレートはこんな感じ!ゴールドのお皿が名古屋っぽくて、上品で素敵ですね。
注文後に保温庫から盛り付け済みのお皿を取り出し、一つずつハーブを散らすなど、最後の仕上げをしてから渡してくれます。
どれも一口サイズですが、本格的な味わいでした。
ちなみに滞在2日間ともメニューは同じ。アフタヌーンティーのプレートは一人一皿と念を押されましたが、こちらのプレートは特に何も言われませんでした。おかわり自由なのでしょうか。
普段夕飯をあまり食べない私個人としましては、一通りのお料理で十分お腹いっぱいに。
こういうご時世ではありますが、ホテルのスタッフさんが最大限の配慮をしてくださっていたおかげで、何の不安もなく美味しく頂くことができました!
最後に
ということで今回は、名古屋マリオットアソシアホテルのコンシェルジュラウンジについてご紹介しました。
明るくてお洒落で眺めも良く、その上こだわりのドリンク・お料理が楽しめる素敵なラウンジでしたので、名古屋マリオットアソシアホテルにお泊まりの際は、ぜひ利用してみて下さいね♪
ホテル概要
ホテル名 | 名古屋マリオットアソシアホテル |
リワードカテゴリー | 5(無料宿泊必要ポイント:30,000/35,000/40,000) |
エグゼクティブ/クラブラウンジの有無 | あり |
住所 | 〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1−4 JRセントラルタワーズ |
電話 | 052-584-1111 |
部屋数 | 774部屋 |
マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
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