毎月15日は陸マイラーが意識すべき日です。
なぜなら、陸マイラーにとって必要不可欠であるソラチカルートを利用してANAマイルを貯める際に、毎月15日はとっても重要な意味を持つ日だからです。
この15日をしっかりと意識しているのか、そうでないのかによって、ANAマイルを貯める効率が変わってきます。
ANAマイルへの移行は最低2回の移行申請が必要
ソラチカルートを利用する場合、ポイントサイトのポイントは直接ANAマイルには移行してはいけません。必ずメトロポイントを経由させるようにしましょう。
ソラチカルートでANAマイルを貯めるためには、基本的に2回のポイント移行手続きが必要になります。
- ポイントサイト→メトロポイント
- メトロポイント→ANAマイル
※メトロポイントに直接移行できないポイントサイト(ハピタス等)については、PEX、ネットマイル、Gポイント、ドットマネー等のポイントサイトをポイント中継基地として利用する必要があります。このため、移行手続きの回数が更に1回増え、合計3回必要です。
ポイントの移行は即時完了しない
上記2回の移行手続きにおいて、移行申請したポイントは即時反映される訳ではなく、移行先のポイントとして確定するまでに一定の期間を要します。
以下では、それぞれのルートで移行に要する期間を説明します。
1.ポイントサイトからメトロポイントへの移行
ポイントサイト(ポイント中継サイト)からメトロポイントへの移行については、毎月15日までに申請された分が、次月の11日頃にメトロポイントとして確定します。
例)2015年12月15日にメトロポイントへの移行申請 → 2016年1月11日頃にメトロポイントへの移行が完了
つまり、毎月15日までに移行申請すれば、1ヶ月弱でポイントサイト→メトロポイントへの移行が完了します。
2.メトロポイントからANAマイルへの移行
メトロポイントからANAマイルへの移行については、毎月15日までに申請された分が、次月の5~8日頃にANAマイルとして確定します。
例)2016年1月15日にANAマイルへの移行申請 → 2016年2月5日~8日頃にANAマイルトへの移行が完了
つまり、毎月15日までに移行申請すれば、1ヶ月弱でメトロポイント→ANAマイルへの移行が完了します。
以上のように2つのルートにおける移行申請の締切日は、毎月15日であり、まったく同じです。偶然なのか分かりませんが、ユーザーにとっては覚えやすくていいですね。
ソラチカルートは最低でも2ヶ月必要
2回の移行手続きにはいずれも1ヶ月弱かかります。このため、ポイントサイトのポイントがANAマイルに移行完了するまでには、最短でも2ヶ月弱の期間を要することになります。
一方で、ポイント移行締切日の15日を過ぎて移行を申請した場合、移行が完了するのがそれぞれのルートで1ヶ月伸びてしまいます。(毎月16日以降に申請した場合の移行完了日は、翌々月になってしまいます。)
とすると、ポイントサイトのポイントをANAマイルに移行させるには、最大約4ヶ月(約120日)近くかかってしまうことになります。こうなると、結構待ち長いですね。
ANAマイルを効率よく毎月貯めていくためには、ポイント移行締切日にギリギリ間に合わず、締切日直後に移行申請せざるをえないという状況は、できるだけ避けなければなりません。
特に、ソラチカルートは毎月20,000ポイント(18,000マイル)という移行上限が設定されていますから、ポイント移行の機会を逃してしまうと、マイル獲得効率が一気に悪化してしまいます。
まとめ
ポイントサイトのポイントはすぐにANAマイルにできる訳ではありません。
ANAマイルを効率よく獲得するためには、確定したポイントの移行申請を毎月15日までに済ませておくことが重要です。googleカレンダー等で毎月15日に「ポイント移行締切日」が表示されるようにしておくといいかもしれませんね。
海外旅行等で大量のANAマイルを使用する場合には、数ヶ月かけてポイントからANAマイルへの移行を進めていくことになります。いざというときに「マイルが足らない」とならなくて済むように、あらかじめ移行スケジュールを計画しておくことをオススメします。