ベトナム屈指のリゾート地、ダナン。
その郊外に2022年6月、超大型日系レジャー施設「ダナン三日月ジャパニーズリゾート&スパ(以下ダナン三日月)」がオープンしました!
将棋の藤井聡太王将が初めて海外対局を行った地として話題になりましたので、ご存じの方も多いかと思います。
ホテル・温泉・スパ施設を網羅し、ベトナムにいながら日本文化を体験できると徐々に人気が高まっているのですが、子連れにオススメなのはなんといっても全天候型の大型プール!
宿泊者はもちろん日帰り利用もOKで、一日中安心して遊べるスポットとなっています。
以下、Mikazuki Water Park365について詳しくレポートします!
ダナン三日月「Mikazuki Water Park365」へのアクセス
さて今回ご紹介するのは、2020年12月にオープンしたアジア最大規模の全天候型スパドーム「Mikazuki Water Park365」!
市街地から車で20分ほどの場所にあります。
今回は中心地から配車アプリ『Grab(グラブ)』を利用し、片道あたり150,000ドン(約880円)ほどでした。
ダナン三日月プールの魅力
冒頭で触れた通り、ダナン三日月ウォーターパークは屋内全天候対応!規模もかなりのものです。
公式サイト記載のアピールポイントは以下の通り。
- ベトナム最大規模!面積11,400㎡
- 屋内全天候型でいつでも楽しく遊べる
- ベトナム最長140mの屋内ウォータースライダー完備
- 虹のエフェクトのウォータースライダー
- ベトナムで2番目に大きい人口波プール
- ベトナム初の温水ウォーターパーク
日本国内ではなかなかお目にかからない面積と充実の設備を誇ります。
9~2月は雨季となりますが、そんなシーズンでも思いっきり楽しめるのが嬉しいですね!
ダナン三日月プールの料金
気になるのはそのお値段。
2025年1月現在のウォーターパーク利用料金は以下の通りです。
種別 | 料金 |
子供(身長140cm未満) | 190,000 ₫(約1,110円) |
大人(身長140cm以上) | 380,000 ₫(約2,220円) |
シニア(60歳以上) | 190,000 ₫ |
大人or子供料金の基準は『身長』
ダナン三日月のプール料金は日本であまり馴染みのない設定基準で、年齢ではなく身長で料金が決まります。
娘は10歳ですが、身長は150cm以上あるため残念ながら大人扱いに。
中身は間違いなくお子様なのに、お金が倍かかるのは正直ちょっとツライものがありました…。
ただしこれはこの施設に限ったことでなく、ベトナムではごく一般的な商慣習のようです。
泳がなくても同料金
そしてもう一つ注意すべきは、たとえ付き添いであっても値引きがない点。
施設に入るだけで同じ料金がかかりますので、ぜひ大人も一緒に遊ぶつもりで出かけることをお勧めします。
窓口ではホテル三日月宿泊者なら割引があるようなことを聞きましたので、該当する場合はご確認ください。
料金を支払うと、バーコードのついたリストバンドを渡されました。お金をチャージしておけば、フードコートでもお財布がわりに使用可能です。
これを自動改札にかざして中へ入ってみましょう!
ダナン三日月ウォーターパークに持っていくべきもの
中に入ると、日本のプールと同様にきちんとしたロッカールームが設けられていますので、身支度に困ることはありません。
もちろん内部の写真は遠慮しましたが、ロッカーは無料で利用できました。
隅々まで綺麗に清掃されていて、シャワーや水着の脱水機もあり、基本的には国内のプール施設とまったく遜色はないかと思います。
今回の経験を踏まえて持参すべきもの、あると便利なものをまとめてみました。
- 水着
- タオル
- 着替え
- ゴーグル
- シャンプー&コンディショナー
水着やタオルはレンタルサービスもあるものの、料金はお高め。
特にタオルは一枚30,000VDN(175円)+デポジット70,000VDN(410円)と、複数人数分借りるとそれなりにかかってきますので、ぜひ持って行くことをお勧めします。
ちなみに浮き輪やライフジャケットは無料貸し出し品が充実していますので持参不要です!
ダナン三日月には3つのプールとスライダーがある
ダナン三日月ウォーターパークは、3つのプールとスライダーを備えています。
(ダナン三日月ウォーターパーク公式サイトより)
この写真でプール外周に写っている虹色のスライダーは実際にはありませんでした。もしかしたらこれから登場予定なのかも?
ドラゴンリバー
まず『ドラゴンリバー』は全長140メートルの穏やかな流れを楽しめるプール。
日本を思わせる桜や朱塗りの橋を抜け、一部は屋外へと繋がっています。
大きな浮き輪を無料で借りて、のんびり身を任せてみましょう!
キッズプール
小さなお子さん連れならキッズプールへ。
あまり日本では見かけないような本格遊具が備えられていて、きっと満足できるはずです!
波のプール
もっとアクティブに遊びたいなら、ベトナム2番目の規模を誇る波のプールへ。
不定期に起こる波の高さは最大0.7m。結構容赦のない勢いで、大人もかなり楽しめました。
ドラゴンスライダー
そして三日月ウォーターパークのシンボルが、最奥に聳えるドラゴンスライダーです!
間近で見ると結構な迫力。
ダナンといえばドラゴンブリッジが有名ですし、そのあたりに由来するのかもしれませんね。
頂上までは浮き輪を持ってぐるぐると階段&坂道を上る必要があり、意外といい運動になりました!
フードコート
お腹が空いたら、併設されているフードコートへ。
日本料理だけでなく韓国料理、ハンバーガーにベトナム料理も揃っています。
日本料理Món Nhật
やはりここは本場のベトナム料理…と行きたいところですが、娘はやはり食べ慣れた和食がいいとのことで、Món Nhậtを選びました。
店名のMón Nhậtというベトナム語はそのものズバリ、「日本料理」という意味だそうです。
この施設では至る所に日本語が併記されていて、レストランも例外ではありません。
メニュー写真もついていますし、注文しやすくて助かりますね。
肝心のお値段はというと、もちろん現地の平均価格からすればお高めではあるのですが、大体10万ドン(約550円)以下となかなかお手頃です。
とんかつは小さめ・薄めながら違和感のない美味しさ。
牛肉うどんは甘めの味付けで、こちらも美味しかったようです。
ご飯に定評あるベトナムでも、やっぱり故郷の味は格別。
お子さん連れもきっと満足できると思います!
最後に
ということで今回はベトナム・ダナンにある三日月ウォーターパーク365をご紹介しました。
日本の連休に訪れたのですが、ほぼ貸切状態でびっくり。
ベトナムの暦には関係ないから、といえばそれはそうなのですが、見渡す限り日本人は私たちだけ。
そういえば飛行機もスカスカで特典航空券取り放題でしたし、ここまで来る日本人はあまりいないのかもしれません。
プールもスライダーも食事も全て待ち時間0で贅沢に楽しむことができて、国内ではきっと実現し得ない貴重な体験となりました!
完全日本式の施設ですので、ベトナムらしさを堪能したいという方にはお勧めできませんが、お子さん連れなら十二分に満喫できるかと思います。
ちなみにダナンへ行く場合、ANAは乗り継ぎが必要ですが、ベトナム航空では直行便も運航!
ぜひ次の旅行先リストに入れてみてはいかがでしょうか。
陸マイルを貯めて気軽に旅に出よう
航空会社のマイルは、飛行機搭乗やクレジットカード決済ではなく、ポイントサイトを使うことで大量に貯めることが出来ます。
我が家はこの方法で、お盆・正月は必ず家族全員で宮崎に帰省するほか、海外旅行にも毎年複数回出かけられるようになりました!
マイルを貯めて、気軽に旅行へ出かけましょう♪