京都の中心、二条城前に位置するマリオット系列ホテル「HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル・ザ・ミツイ・キョウト)」。
三大財閥の1つである三井財閥(三井不動産)が威信をかけて作り上げたこのホテルは、設備といいサービスといい、まさしく一流の名にふさわしいホテルです。
3度目の滞在となる今回は、マリオットポイントでの無料宿泊×スイートナイトアワードによるデラックススイートへのアップグレードを享受してきました。
ということで、2022年夏最新のHOTEL THE MITSUI KYOTO宿泊記をお届けします!
HOTEL THE MITSUI KYOTOの宿泊記は他にもありますので、是非併せてご覧ください♪
HOTEL THE MITSUI KYOTOへのアクセス
ホテル・ザ・三井京都があるのは、京都市内の中心地、二条城前。
地下鉄駅も近く、どこへ行くにも便利な立地です。
いざチェックイン!
ホテルエントランス、梶井宮門は油小路沿いにあります。
中に入って、さっそくチェックインしましょう。
HOTEL THE MITSUI KYOTOにはエグゼクティブラウンジがありませんので、ステータスに関係なく、全員ロビーに着座して手続きすることになります。
私と娘それぞれに冷たいお茶と干菓子、おしぼりを乗せたトレーが届けられました。暑い夏に嬉しいおもてなしですね。
スイートナイトアワード申請が成功
チェックイン時のお楽しみといえば、無償アップグレード。
マリオットに加盟しているホテルでは、エリートメンバー(上級会員)のステータスを保有していると、その日の空き状況次第で、予約したお部屋よりも高いカテゴリーのお部屋に無償で案内してもらえるのです。
私は今回、マリオットボンヴォイ「チタンステータス」を持っての宿泊。
プラチナ以上のステータスがあれば、「スイートルーム」を含む豪華なお部屋にアップグレードしてもらえる可能性があるのですが…
今回はスイートナイトアワードが承認され、事前にデラックス・スイートへのアップグレードが確定していました♪
マリオットポイントでの無料宿泊で、下記の通り4段階のアップグレードです。
- デラックスルーム ←元の予約
- プレミアルーム
- ガーデンルーム
- ニジョウルーム
- デラックススイート ←アップグレード!(スイートナイトアワード利用)
- エグゼクティブスイート
- ガーデンスイート
- ニジョウスイート
- Onsenスイート
- プレジデンシャルスイート
スイートナイトアワードを申請できる中で一番いいお部屋は「ニジョウスイート」です。
倍率がかなり高いとのことで、前回は幸運なことに承認されましたが、今回は次点のデラックススイートに落ち着きました。
また2024年、スイートナイトアワードは「ナイトリーアップグレードアワード」にリニューアルされています。
その他のエリート特典
マリオット・ボンヴォイエリート会員には、お部屋のアップグレードの他にも以下の様な特典があります。
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持っているだけで自動的にゴールド会員になれる!
マリオットアメックスプレミアムについてはこちらの記事をどうぞ♪
ということで、さっそくお部屋に行ってみましょう!
4階のデラックス・スイート
今回のお部屋は最上階、4階の424号室です。
ドアを開けてみると…
リビング
こぢんまりと落ち着くリビングが姿を表しました。苔をイメージしたというカーペットが京都らしさを演出しています。
こちらのホテルは完全土足禁止ということで、あらかじめスリッパがスタンバイ。
これなら外国の方にもすんなり理解してもらえそうですよね。
カーペットを裸足で歩いても問題ないのが、毎回とても嬉しく感じられます。
テレビ
リビングのソファに座った正面には、65インチの大型テレビを設置。
画面を引き出して、こんな風に角度を付けることもできます。
机
傍らの卓上には、レターセットが置いてありました。
ニジョウスイートには硯と筆が用意されていましたが、こちらはスタンダードルームと同じく鉛筆のみ。
このお部屋は一応「スイート」との名が付いているものの、あくまで「ジュニアスイート」の位置付けだからなのでしょう。
ウェルカムスイーツ
ちゃぶ台には、ウェルカムスイーツが用意されていました。
これまでは地元老舗の和菓子とフルーツが置かれていることが多かったのですが、今回は初めてホテルオリジナルの抹茶マドレーヌが添えられています。
こちらはステータスに関わらず、宿泊者全員に提供されるサービス。
添い寝の子供分までお心使い頂けるのが、毎回ありがたい限りです!
一緒に写ってる白虎ちゃんもホテルからのプレゼント。10歳以下の子供が対象です♪
ミニバー
入口の脇にはミニバーが設置されています。
台上にはウイスキーやティーセット、コーヒーマシンなどなど。
引き出しの中にはネスプレッソカプセルやワイン、食器が美しく並べられていました。
ネスプレッソカプセルはディカフェを含む3種類が2個ずつ、ティーバッグはTWG2種類。
この他にもほうじ茶・緑茶があります。
ミネラルウォーターやコーヒー、ティーバッグは無料でいただくことができますが…
アルコール類や冷蔵庫に入っている品物は全て有料ですのでご注意ください。
窓からの眺め
このお部屋は油小路側に面しており、植え込みで目隠しされていました。
二条城側でないお部屋は初めてでしたが、これはこれでお篭り感があってよかったです。
ベッドルーム
続いてお隣のベッドルームへ。
中央に大きなベッドが鎮座しています。
余白はそれほどないものの、二人旅にはぴったりの大きさです。
ベッド
デラックス・スイートにはツインの設定がなく、全部屋キング1ベッドタイプとのこと。
クローゼット
クローゼットにはハンガーとヨガマットがありました。
最近、ヨガマット備え付けのホテルが増えてきている様な印象を受けます。
引き出しの中にはパジャマと朝食の申込書、紙袋が入っています。
アイロンの用意はありませんが、お願いすれば届けていただけました。
ターンダウン
HOTEL THE MITSUI KYOTOではターンダウンサービスを実施しており、ベッドメイキングと共にアメニティ補充・追加が行われます。
コーヒーやティーバッグなども補充してもらえるのですが、1番嬉しいのが枕元に置かれる癒しグッズ!
ちょっとした甘いものやコスメが日替わりでプレゼントされるので、今日は何かな?といつも楽しみにしているのです。
今回は二晩お世話になりましたが、1日目はかづら清老舗のフェイスマスクで、
次の日は、亀屋良長さんのメレンゲ菓子(焼き鳳瑞)をいただきました。
いずれも京都ならではのもの、そしてお菓子は季節感も大切にされている様子。
フェイスマスクもとても使い心地が良く、もし市販されているのなら買い溜めしたくなるほど気に入りました!
ウェットエリア
では続いてウェットエリアへ。お部屋面積に比してかなり贅沢な広さとなっています。
バスローブ
壁にはパイル地のバスローブが2着。ずっしりと重さがあり、よく水気を吸い取ってくれる心地よいローブです。
洗面台
洗面台はダブルボウルでスツールもあり、何かと使いやすい造り。
アメニティ
中央に置かれた岡持ボックスの中には…
ボディローションやコットンに爪やすり等々、充実したアメニティが収まっていました。
シャンプー類はホテルオリジナル。アルミチューブ入りで高級感が感じられます。
基礎化粧品類はリクエスト制ですが、高品質で素敵なセットがいただけますので、是非お勧めです!
備品
その他の備品としては、ドライヤーや体重計がありました。
化粧室
お手洗いはタンクレス・ウォシュレット付き。
浴室
奥にある浴室は浴槽とシャワーが別々になっていて、とっても居心地の良い空間です。
厦門産の大理石は色合いも優しく、温かみを感じさせますね。
レインシャワーも極上で、とっても細やかな水流が1日の疲れを優しく癒してくれます。
これまでそれなりにホテルを利用してきましたが、今のところこのシャワーを超えるものには出会っていません。
もし今後家を建てられる機会があったとしたら、多少無理してでも是非このシャワーを取り付けたいと常々妄想しているくらい、個人的No. 1です!(笑)
最初の滞在時、あまりの素晴らしさに衝撃を受けました!
朝食
では続いて、朝食レストランFORNIへと向かいましょう。
プラチナ以上のステータスがあれば、ウェルカムギフトの一つとして滞在中毎日2名分の朝食が無料に。
エリートメンバー向けは別メニューとしているホテルもありますが、HOTEL THE MITSUI KYOTOでは一般のお客様と同じセットメニュー(2,500~6,100円)が提供されますので、ぜひこちらを選ぶことをお勧めします!
無料になるのは、枠で区切られているセットメニューのみ。アラカルトは有料です。
洋食
メニューは季節によって若干変わりますが、まず「オーガニックアメリカンブレックファスト」がこちら。
今回選べるメインはフレンチトーストにしてみました。表面がキャラメリゼされていてさすがホテルの味。とっても美味しかったです!
ただ、サラダ以外の付け合わせがほぼ甘いもので占められていましたので、バランス的には前回いただいたエッグベネディクトの方が良かったかもしれません。
和食
そして和朝食がこちら!
訪問時は夏だったため、鱧やおそうめんなど季節感たっぷりで美しいお料理が並びます。
朝から京都らしさを堪能できますので、個人的には和食の方をお勧めしたいところです。
キッズメニュー
また子供には「キッズブレックファスト」が用意されています。
洋食
洋食は、メインを「オムレツ」または「パンケーキ」から選択可能で、娘は当初もっぱらパンケーキ党。
マーブルチョコやマシュマロに毎度大喜びでした。
和食
和食はというと、大人の半分ほどの量ですが、主菜副菜にデザートと、こちらもバランスばっちりです。
双方食べ比べてみた結果、最近は和食の方がよくなってきたとは本人の談。
親としても、より安心できる献立かと思います。
キッズアクティビティ
なお今回の滞在時には、子供向けのスタンプラリーが開催されていました。
チェックイン時にこのような可愛らしい台紙が配られ…
イラストはスタッフさんが描かれたそう!とってもお上手ですよね♪
指示に従ってミッションをこなしていきます。
あれ、目当てのものがないな??とまごまごしていると、たいてい近くのスタッフさんがやってきて助けてくれるのも嬉しかったです♪
無事全てのスタンプが集まったら、コンシェルジュに提出。すると、可愛いクッキーをご褒美にいただきました。
そしてさらに、清掃後のお部屋に戻ったところ、こんな素敵なお手紙とラムネやキャンディが入ったプチギフトが置かれているではないですか!
これには子供もびっくり、とっても喜んでいました。なんて素敵なお気遣いなのでしょう。
HOTEL THE MITSUI KYOTOでは、子供向け有料アクティビティ「めざせ!みらいのほてるまん」なども実施されていますが、枠が少ないこともあって予約を取るのはなかなか難しく、まだ参加が叶ったことがありません。
その点、このスタンプラリーのように何かしら気軽に参加できるものがあると、とてもありがたいですね。
リッツカールトン日光やJWマリオット奈良でも同じような体験ができたことを思い出しました♪
最後に
ということで今回は、HOTEL THE MITSUI KYOTOの2022夏宿泊記をお届けしました!
2020年のオープン間もない時に訪れたのが最初で、今回は3度目の滞在となります。
ハイレベルすぎるハード面には最初から驚かされましたが、時間が経つごとにソフト面も素晴らしくブラッシュアップされていて、今では何度も戻ってきたいホテルの一つとなっています。
来月から水際対策撤廃でインバウンド客が増えるとなると、無料宿泊やスイートナイトアワードの競争率も上がりそうですが、またいずれ近いうちにぜひ訪れたいです!
ホテル概要
ホテル名称 | HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル・ザ・三井京都) |
エグゼクティブ/クラブラウンジの有無 | なし |
添い寝条件 | 12歳以下無料 |
所在地 | 〒604-0051 京都府京都市中京区二条油小路町284 |
階数 | 地下1 – 4階 |
部屋数 | 161室 |
開業 | 2020年11月3日 |
最寄駅 | 地下鉄東西線・二条城前駅 |
マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
マリオットアメックスプレミアムは、絶大な人気を誇った「SPGアメックス」の後継カードです。
航空会社のマイルは、飛行機搭乗やクレジットカード決済ではなく、ポイントサイトを使うことで大量に貯めることが出来ます。
我が家はこの方法で、お盆・正月は必ず家族全員で宮崎に帰省するほか、海外旅行にも毎年複数回出かけられるようになりました!
2015年12月 陸マイルを貯め始める 2016年7月 ANAビジネスクラスで大人3名フランス・ドイツへ 2017年2月 長女と大阪日帰り旅行 2017年6月 スターアライアンスファーストクラス世界一周の旅 2017年11月 家族4人ANAビジネスクラスでシドニーへ 2018年1月 家族4人ANAエコノミーで台湾へ 2018年3月 ANAエコノミーで上海へ 2018年5月 JALどこかにマイルで家族4人福岡旅行 2018年6月 ANAビジネスクラスで母娘パリ旅行 2018年10月 家族4人で京都・大阪へ 2018年10月 次女と2人で宮崎へ 2018年10月 JALエコノミーでホーチミンへ 2019年1月 家族4人ANAビジネスクラスでホノルルへ 2019年3月 JALエコノミーで香港へ 2019年4月 次女と2人JALエコノミーで香港へ 2019年4月 家族4人JALで大阪へ 2019年5月 エミレーツ航空ファーストクラスでドバイへ 2019年5月 家族4人JALエコノミーでグアムへ 2019年7月 長女と2人ANAビジネスクラスでウィーン(+プラハ・ブラチスラバ)へ 2019年11月 ワンワールド特典ファーストクラス航空券でヨーロッパ周遊へ 2019年12月 次女とガルーダ・インドネシア航空ビジネスクラスでバリ島へ 2020年1月 家族4人JALで沖縄へ 2020年9月 JAL特典航空券で広島へ 2020年11月 JAL特典航空券で京都へ 2021年8月 ANA特典航空券でドイツ・ミュンヘンへ 2022年3月 ANA特典航空券でアメリカ・ニューヨークへ 2022年5月 エミレーツ航空ファーストクラスでドバイへ 2022年5月 シンガポール航空でインド・デリーへ 2022年8月 ZIPAIRでハワイへ 2022年10月 ANA特典航空券(トクたび)を利用し鬼滅ジェットで福岡へ 2023年2月 ZIPAIR/サウスウエスト航空/ユナイテッド航空でサンノゼ・ラスベガス・サンフランシスコへ 2023年4月 ガルーダインドネシア航空ビジネスクラスでジャカルタ・バリへ(ANA提携特典) 2023年5月 エティハド航空ビジネスクラスでアブダビ経由カイロへ(ANA提携特典) 2023年6月 ANA特典航空券でイギリス・ロンドンへ 2023年7月 エバー航空&ANAで台湾・台北へ(ANA提携特典) 2023年7月 JAL特典航空券でグアムへ 2023年10月 JALファーストクラス&ビジネスクラスでサンフランシスコへ(アラスカ航空特典) 2023年11月 キャセイパシフィック航空プレミアムエコノミーで香港へ(ブリティッシュエアウェイズ特典) 2023年12月 エールフランス航空ビジネスクラスで家族4人パリ&ロンドンへ(JAL提携特典) 2024年1月 ANA特典航空券で福岡(ザ・リッツ・カールトン福岡)へ 2024年3月 ANA特典航空券でドイツ・ギリシャへ 2024年3月 ANA特典航空券で宮崎へ |
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