白亜の優美な佇まいから「ワイキキの貴婦人」と呼ばれるホテル、「モアナサーフライダーウェスティンリゾート&スパ ワイキキビーチ Moana Surfrider Westin Resort and Spa, Waikiki Beach」。
世界的ホテルグループ「マリオット・インターナショナル」が展開する4つ星ホテルです。
ホノルルにホテルは数あれど、間違いない選択肢の筆頭であり、ハネムーナー憧れのホテルとして認識している方も多いのではないでしょうか。
アイドルグループ・嵐のデビュー会見が行われたホテルとしても大変有名です。
一等地という立地柄、ショッピング、食事、レジャーにも事欠かず、効率的にハワイを満喫できること間違いなし!
本記事では、2022年の最新情報を詳しくご紹介します。

今回、初!ZIPAIRフルフラットシートでのハワイ旅が実現しました♪
LCC価格なのに、快適さはビジネスクラス級。搭乗記も必見です!



マリオット系列ロイヤルハワイアン&シェラトンワイキキ記事もぜひ。


ホノルルのグルメ情報はこちらからどうぞ。

モアナサーフライダーへのアクセス
モアナサーフライダーは、ワイキキのメインストリートであるカラカウア通りと、ビーチに挟まれた一等地にあります。
ヴィクトリア朝とハワイ文化が融合した唯一無二の優雅なホテル。
「ワイキキの貴婦人」と称されるのにも納得の、瀟酒な佇まいが印象的です。
いざチェックイン!
では、さっそく中へ入ってみましょう。
エントランスには海からの爽やかな風が吹き抜け、これぞまさしくハワイの空気!
コロナ禍では長らく休業状態にありましたが、今では国内外からのお客さんが戻りつつあり、以前と変わらぬ賑わいぶりを見せていました。
さっそくチェックインしましょう!
スイートナイトアワード申請が成功
チェックイン時のお楽しみといえば、無償アップグレード。
マリオットに加盟しているホテルでは、エリートメンバー(上級会員)のステータスを保有していると、その日の空き状況次第で、予約したお部屋よりも高いカテゴリーのお部屋に無償で案内してもらえるのです。
私は今回、マリオットボンヴォイ「チタンステータス」を持っての宿泊。
プラチナ以上のステータスがあれば、「スイートルーム」を含む豪華なお部屋にアップグレードしてもらえる可能性があるのですが…
今回はスイートナイトアワードが承認され、事前にタワープレミアオーシャンビューへのアップグレードが確定していました♪
(マリオット公式サイトより)
モアナサーフライダーでスイートナイトアワード申請できるのは以下のカテゴリー。基本的に、上に行くほど高額のお部屋となっています。
- タワープレミアオーシャンビュー大きめの客室1キング
- タワープレミアオーシャンビュー大きめの客室2ダブル
- タワーオーシャンビュー大きめの客室2ダブル
- ダイヤモンドオーシャンフロント1キング
- タワーオーシャンビュー大きめの客室1キング
- ダイヤモンドオーシャンフロント2ダブル
- ヒストリックバニヤンオーシャン1キングまたは1クイーン
- タワーパーシャルオーシャンビュー大きめの客室2ダブル
- タワーパーシャルオーシャンビュー大きめの客室1キング
- タワーシティ大きめの客室1キングシティビュー
- タワーシティ大きめの客室2ダブルシティビュー
- ヒストリックバニヤンデラックス大きめの客室2ダブル
その他のエリート特典
マリオット・ボンヴォイエリート会員には、お部屋のアップグレードの他にも以下の様な特典があります。
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ちなみに、モアナサーフライダーにはプラチナ以上で使えるビーチクラブというラウンジが設けられているものの、2020年から現在に至るまで、新型コロナの影響により閉鎖中。
一日も早い再開が待たれます。

持っているだけで自動的にゴールド会員&利用金額に応じてプラチナ会員にもなれる!
マリオットアメックスプレミアムについてはこちらの記事をどうぞ♪

タワープレミアオーシャンビューの全貌
ではさっそく、タワープレミアオーシャンビューのお部屋をチェック!
ドアを開けると、手前がウェットエリア、奥にベッドルームという作りになっています。
概要は一覧をご覧ください。
面積 | 31㎡ |
ベッドと寝具 |
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部屋の特徴 |
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バスとバスルームの特徴 |
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家具と調度 |
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食事、飲料 |
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キッチンの特徴 |
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インターネットと電話 |
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エンターテインメント |
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バリアフリールームの特長 |
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ウェットエリア
31㎡という限られたスペースを有効活用すべく、ウェットエリアには浴槽・トイレ・洗面台・クローゼットがコンパクトにまとめられています。
洗面台とトイレ
右手には洗面台とトイレが並んでいました。
さすが日本人に人気のハワイ、トイレはウォシュレット付きです。
アメニティ
台上に置かれていたアメニティは、「NONI(ノニ)」というシリーズ。
ノニとは熱帯地域に繁殖する植物で、日本名は「ヤエヤマアオキ」といい、ビタミンCやプロキセロニンを多く含むスーパーフードとして知られています。
以前はウェスティンオリジナルの「ヘブンリースパ・ホワイトティーアロエ」だったと記憶していますが、変更されたんですね。よりハワイらしさを感じさせる、爽やかな香りでした。
クローゼット
クローゼットにはハンガーと懐中電灯、バスローブ、アイロン&アイロン台、セーフティボックス、予備のタオルやトイレットペーパーが入っています。
先日W大阪に泊まった時はアイロンの使い心地に感動し、帰宅早々に購入しましたが、ここではアイロン台が使いやすくて、またまた欲しくなってしまいました。
台が高くて細長くて、一気にアイロン作業が進むのがとってもイイ!
国内ではなかなかこういったアイロン台を見かけないのですが、この辺りが近いでしょうか。
狭い我が家では収納に困りそうでまだ手を出せていないものの、近いうちにぜひ購入したいと目論んでいます。
浴槽
こちらのお部屋は浴槽付き。
前回泊まったスイートではシャワーのみでしたが、やはり浴槽があると水遊び後の始末が楽でいいですね。
ベッドルーム
続いてベッドルームへ。
ヘブンリーベッド
ウェスティンならでは、極上の寝心地を誇るヘブンリーベッドが2台置かれています。
このルームカテゴリーには1キングの設定もありますが、なぜかツインの方が若干お安め。
当然スイートナイトアワードの使い甲斐はキングに劣るのですが、寝相が悪い子供と一緒の旅では、ツインにしないと体が持ちません。
今回は希望が通って幸いでした。
デスクとテレビ
ベッドの正面にはワーキングデスクと32インチのテレビを設置。
ミニバー
台上にあるミネラルウォーター2本と…
コーヒーは無料です。
コロナ対策の一環か、食器類は陶磁器から使い捨てに変更されていました。
コーヒーは、ハワイらしさ満点のロイヤルコナコーヒー&ライオンコーヒー。
日によってどちらか一方だけだったり、デカフェでないライオンコーヒーが入っていたり、補充は割とアバウトだったように思います。
冷蔵庫はこの通り空っぽ。
ハワイは美味しいものがたくさんあるので、買ってきた品をたくさんしまって置けて便利でした!
チェア
窓辺にはオットマン付きのチェアとテーブルが置かれ、ゆったりとくつろげるようになっています。
バルコニー
しかし、なんと言ってもこのお部屋最大の魅力は、このバルコニーでしょう!
ダイヤモンドヘッドとワイキキビーチを臨む絶好の配置。
しかもちょうど他のお部屋から見えにくい場所にあるため、昼夜問わずリラックスできて最高でした♪
(リリハベーカリー・ワイキキ店で買ってきた名物ココパフを夜バルコニーで堪能するの図)
リゾートフィー特典
ちなみにモアナサーフライダーでは、宿泊料金と別に一泊一室あたり49.55ドルのリゾートフィーが徴収されます。
これはモアナに限らず、ハワイの多くのホテルが導入している制度。
ハワイだけでなく、アメリカ本土でも同じようにデスティネーションフィーとして設定されていることがあります。
ある程度の料金を払う代わりに、ホテル独自の特典が用意されているのですが、モアナサーフライダーでは以下のようなサービスを提供。
- モアナ・ロゴトートバッグを1室1滞在につき一つ進呈
- フロントデスクにて滞在中1部屋につき1日のみ、GoProカメラレンタル(1台)
- フロントデスクにて滞在中1部屋につき1台MiFi(Wi-Fiルーター)レンタル
- Wi-Fiアクセス(客室内、ホテル公共エリア)
- 客室電話からの国内および国際電話無料(無制限)
- ビーチ・サービススタッフによる砂浜でのサーフィンデモンストレーションレッスン、約15分間
以前はMiFiなどカラカウア通りを挟んだ反対側にあるシェラトンプリンセスカイウラニまで借りに行く必要があったのですが、現在はホテル内で完結と、幾分使いやすくはなったようです。
ただ個人的にはあまり必要のない特典が多く、この辺りは今年3月に利用したニューヨークJWマリオットのデスティネーションフィーの方が使いやすくて充実しているなと感じました。
結局私たちはモアナ・ロゴトートバッグを頂いたのみ。
前回のバッグは、子供の長期休暇前後の荷物が多い時に大活躍していましたが、使い込むうちに破れてしまったので、こうしてまた入手できて嬉しかったです!
大きく描かれたシンボルのバニヤンツリーがオシャレですよね。淡いブルーなところも個人的にバッチリ好み。
今度はもっと大事に愛用したいと思います。
朝食事情
最後にご紹介するのは朝食です。
モアナサーフライダーではプラチナ以上を対象に、一階レストラン「ザ・ベランダ」でのコンチネンタルか、サーフライダーカフェでのテイクアウトブレックファストを無料で提供しています。
ザ・ベランダは毎朝大混雑の上、事前に調べたところ、コンチネンタルブレックファストの内容が甘いものオンリーだったことから、もっぱらサーフライダーカフェを利用しました。

ご参考までに、こちらはシェラトンワイキキのコンチネンタルブレックファスト。
モアナも似たような構成でした。
サーフライダーカフェは、プールを正面に見て右手にあります。
こちらが店頭の様子。朝食チケットなどはなく、部屋番号と名前を伝えると名簿と照合・確認してくれます。
壁に貼ってあるメニューから18ドル分選択できるとのことでした。
18ドル以下というと、具体的に以下の選択肢があります。
- ベーグル&クリームチーズ 7ドル
- フレッシュミックスフルーツ 12ドル
- ブレックファストサンドイッチ 3種 各15ドル
- アソーテッドペストリー 4ドル
- ウベココナッツチアシードパルフェ 8ドル
実際にいただいたのがこちら!
3種類あるブレックファストサンドウィッチから、「エッグベーコン&チーズクロワッサン」と「エッグハム&チーズイングリッシュマフィン」をオーダーしました。

今回注文しなかったもう1種類は「ベーコンエッグチェダー&ベジタブルブレックファストブリトー」。野菜が欲しい方はこちらがオススメです!
娘と一つずつ頂きましたが、どちらも焼きたてあつあつ、さっくさくふわふわでとっても美味しかった…!!
栄養バランス的にも、コンチネンタルブレックファストより優れているのではないでしょうか。
注文時はかなり早口の店員さんで少々苦労しましたが、オレンジとパイナップルのフレッシュジュースにブルーベリーマフィンも追加でもらえましたし、サーフライダーカフェを選択したのは大正解でした♪
サーフライダーカフェのテイクアウトブレックファスト、とってもおすすめです!
最後に
ということで今回は、ハワイ・ワイキキの4つ星ホテル「モアナサーフライダーウェスティン リゾート&スパ」について詳しくご紹介しました。
ラウンジ閉鎖など、コロナ禍でのイレギュラー対応は未だ続いているようですが、ほぼほぼ従来通りハワイ気分を満喫できましたし、何より相変わらず優雅で独特な空気を纏う素晴らしいホテルでした。
ショッピングエリアにも近くワイキキビーチも目の前と、ハワイリピーターはもちろん、私のようなビギナーにも最適なホテル。
これからホノルル滞在をご予定の方は、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。

〜ハワイ旅関連記事〜






〜これまでの宿泊記〜

マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスにお得に入会する方法
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
マリオットアメックスは年会費のかかるクレジットカードですが、紹介プログラムを使えば、お得に入会することが出来ます。

マリオットアメックスプレミアムは、絶大な人気を誇った「SPGアメックス」の後継カードです。
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2015年12月 陸マイルを貯め始める 2016年7月 ANAビジネスクラスで大人3名フランス・ドイツへ 2017年2月 長女と大阪日帰り旅行 2017年6月 スターアライアンスファーストクラス世界一周の旅 2017年11月 家族4人ANAビジネスクラスでシドニーへ 2018年1月 家族4人ANAエコノミーで台湾へ 2018年3月 ANAエコノミーで上海へ 2018年5月 JALどこかにマイルで家族4人福岡旅行 2018年6月 ANAビジネスクラスで母娘パリ旅行 2018年10月 家族4人で京都・大阪へ 2018年10月 次女と2人で宮崎へ 2018年10月 JALエコノミーでホーチミンへ 2019年1月 家族4人ANAビジネスクラスでホノルルへ 2019年3月 JALエコノミーで香港へ 2019年4月 次女と2人JALエコノミーで香港へ 2019年4月 家族4人JALで大阪へ 2019年5月 エミレーツ航空ファーストクラスでドバイへ 2019年5月 家族4人JALエコノミーでグアムへ 2019年7月 長女と2人ANAビジネスクラスでウィーン(+プラハ・ブラチスラバ)へ 2019年11月 ワンワールド特典ファーストクラス航空券でヨーロッパ周遊へ 2019年12月 次女とガルーダ・インドネシア航空ビジネスクラスでバリ島へ 2020年1月 家族4人JALで沖縄へ 2020年9月 JAL特典航空券で広島へ 2020年11月 JAL特典航空券で京都へ 2021年8月 ANA特典航空券でドイツ・ミュンヘンへ 2022年3月 ANA特典航空券でアメリカ・ニューヨークへ 2022年5月 エミレーツ航空ファーストクラスでドバイへ 2022年5月 シンガポール航空でインド・デリーへ 2022年8月 ZIPAIRでハワイへ 2022年10月 ANA特典航空券(トクたび)を利用し鬼滅ジェットで福岡へ 2023年2月 ZIPAIR/サウスウエスト航空/ユナイテッド航空でサンノゼ・ラスベガス・サンフランシスコへ 2023年4月 ガルーダインドネシア航空ビジネスクラスでジャカルタ・バリへ(ANA提携特典) 2023年5月 エティハド航空ビジネスクラスでアブダビ経由カイロへ(ANA提携特典) 2023年6月 ANA特典航空券でイギリス・ロンドンへ 2023年7月 エバー航空&ANAで台湾・台北へ(ANA提携特典) 2023年7月 JAL特典航空券でグアムへ |
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