プリンスホテルの最上級シリーズ「ザ・プリンス」。
その中でも、東京都港区にある「ザ・プリンス パークタワー東京」は、都内屈指の眺望を誇る素晴らしいホテルです。
もちろんお部屋からの眺めも良いのですが、ホテルの高層階(32階)にある「プレミアムクラブラウンジ」からの眺望は圧巻!
目の前に東京タワーがそびえ立っており、素敵な時間を過ごせること間違いなしです。これまで幾多のホテルラウンジを利用した中でも、文句なしのNo. 1となりました!!
今回は、ザ・プリンス パークタワー東京のプレミアムクラブラウンジについて、利用条件、ラウンジ内部の様子、そしてサービス内容まで詳しくご紹介していきます。
プレミアムクラブラウンジ利用条件
ザ・プリンス パークタワー東京のプレミアムクラブラウンジを利用できるのは、下記の対象者に限られます。
・プレミアムクラブフロア宿泊者
つまり、宿泊料金の高い特別なお部屋の宿泊者のみが利用できるというわけです。
公式サイトでは、以下のお部屋が対象として示されていました。
- プレミアムキングルーム
- プレミアムコーナーキングルーム
- プレミアムジュニアスイートルーム
- プレミアムジュニアスイートキングルーム
- プリンススイートルーム
私達は今回、プレミアムフロアにあるプレミアムキングルームに宿泊したので、このラウンジが利用できるというわけです。
サービス内容
ラウンジで提供されているサービスの内容は、以下の通りです。
朝食 7:00~10:00
ティータイム 10:00-17:30
カクテルタイム 17:30-19:30
ナイトキャップ 19:30-21:30
※カクテルタイム以降は13歳未満利用不可
◯会議室2時間無料
◯ウェルカムシャンパンサービス
営業時間・サービス内容が変更されることがありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。
フロアマップ
ラウンジ全体のマップはこちら。
窓は東京タワーに面しており、だいたいどこの席からも東京タワーが見えるようになっていました!
特にラウンジエリア側の角席からは、遮るものなく東京タワーを堪能することができます。
これほど贅沢な眺めを楽しめるホテルラウンジは、他にそうそう無いのではないでしょうか。
インテリア
ラウンジ・ダイニング・フードコーナーは一続きになっています。
中央のダイニングエリアからラウンジエリアを見たところ↓
テーブル席のほか、ゆったりとしたソファ席も設けられていました。この奥側が会議室のようです。
ラウンジ内には、とっても綺麗なお化粧室も設置。
ラウンジ外まで出る必要がないのがいいですね。
それでは、ラウンジ内で提供されているドリンクや食べ物をご紹介していくとしましょう。
ドリンクコーナー
まずはドリンクコーナーから。食べ物だけでなく、こちらもホテルラウンジ随一の品揃えです。
冷たいドリンク
ダイニングエリアの中央には、裏表どちら側からも取ることができる、大きな冷蔵庫が設置されていました。
中に入っているのは、だいたいこのようなものです。
- ペリエ
- シュウェップス
- ウィルキンソン
- エビアン
- フルーツジュース(ピーチ、アプリコット、洋梨等)
- ジンジャーエール
- トマトジュース
- 野菜ジュース
- コーラ
- ビール(コロナ、ハイネケン、アサヒスーパードライ、キリン一番搾り)
- 日本酒(八海山)
時間に関わらず、アルコールを楽しめるのが嬉しいですね。
イタリア”YOGA”の瓶ジュース
中でも目を引いたのはこちら。イタリア産の「YOGA(ヨーガ)」製という本格志向のジュース!
本国イタリアでは国民的ジュースとして愛されているメーカーですが、日本のホテルラウンジでお目にかかったのは初めて。
さすがは果汁70%(不二家ネクターピーチは30%)。
まったり&こっくりしていて、とっても美味しかったです!
カプチーノも絶品!
壁際にはカウンターがあり、ここにはコーヒーマシーン)が置かれていました。
メニューはこちら。
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特にカプチーノが稀に見るほどきめ細やかで(思わず3Dラテアートに挑戦してみたくなったほど)、ものすごーく美味しかったので、ぜひ試してみていただきたい一品です!
紅茶はドイツ製
ティーバッグはロンネフェルト。
これまでご紹介してきた宿泊記の中でも、このメーカーを採用しているホテルはいくつかありました。
ドイツの高級紅茶メーカーで、オシャレなパッケージもさることながら、味ももちろん折り紙付きです。
フルーツジュース
冷蔵庫に入っていたヨーガ製の瓶ジュースの他、ピッチャーに入ったものもありました。
ヨーガの瓶ジュースは桃や洋梨といった、ちょっと珍しい種類ものでしたが、こちらはよりスタンダードなオレンジ、アップル、グレープフルーツの3種です。
シャンパン
また、こちらのラウンジでは、スパークリングワインではなく、れっきとしたシャンパンも用意されています!
銘柄は「シャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルド・ブリュット」。
フルボトルで6,600円前後の値が付いているもののようです。人気漫画「神の雫」でも紹介されたのだとか。
スパークリングワインとの違いがわかるほど飲みつけてはいないのですが(汗)、やはりシャンパンが置いてあると嬉しいものですね。
その他のお酒は17:30から
これまでご紹介してきた通り、ビールや日本酒、シャンパンは終日提供されているのですが、その他のアルコール飲料は、17時半から始まるカクテルタイム〜21時半までのナイトキャップでのみ味わうことができます。
棚の上にウィスキーやウォッカ、クレームドペシェといったリキュール類が並び、赤・白ワインも追加されました。
赤の銘柄は「Ch. Vieux l’Estage Rouge(シャトー・ヴュー・レスタージュ ルージュ)」。
白は同じラベルのブランでした。
赤白いずれも2,000円ほどのお手頃なワインのようですが、なかなか飲みやすかったです。
フードサービス
続いて、食べ物を時間帯別にご紹介します。
朝食 7:00-10:00
プレミアムクラブフロアに宿泊する人は、特典としていくつかの指定レストランで朝食を取ることもできるため、朝食時間帯のラウンジは人もまばら。
けれどその分、ゆったりとした雰囲気の中、ブッフェ形式の食事を楽しむことができるようになっています。
スムージー
この日、ジュース3種の隣にあったのはトロピカルスムージー。
マンゴー・パイナップル・人参・トマトが入っているとのこと。とっても美味しかったです!
シリアル
シリアルはホテルラウンジでよく見るディスペンサーではなく、お皿に盛られていました。
フルーツグラノーラ、玄米フレーク、ブランフレークを基材として、ドライフルーツも少々と、好みに合わせて取ることができるようになっています。
洋食
カウンターの大部分を占めるのは、やはり洋食のメニューです。サラダや野菜ソテーに…
チーズやシャルキュトリー。
ハムやベーコン。
温野菜、グラタン、ソーセージ。
魚のソテーなどの温菜も揃っていました。
パンももちろん、ホテルメイドで間違いのないお味!
ヨーグルトやカップデザート、フルーツもよりどりみどりで、十分な品数が用意されています。
和食
全体的には洋食メニューの方が多いのですが、和食のコーナーも少しだけ設けられていました。
ゼンマイの煮物や柴漬けなどが、上品に小鉢に盛り付けられています。
汲み湯葉キャビアというお料理をいただいてみました。
ほんの一口ほどの量ですが、お出汁がしっかりしていて美味しかったです。
私たちが宿泊した日には、ご飯や味噌汁が見当たらなかったので、こちらのラウンジではやはり洋食を中心に楽しむのが良さそうな印象でした。
和朝食がお好みの場合は、指定レストラン「芝桜」を選ぶのが良いでしょう。
オープンキッチン
尚こちらのラウンジでは、この朝食とカクテルタイムの時間帯だけオープンキッチンが開放されます。
朝の鉄板メニューはこちら。
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卵料理だけでなく、なんと朝からステーキまで焼いてもらえるんです!これは嬉しいですよね。
国産牛だけあって柔らかく、とっても美味しいお肉でした。大きさも、ブッフェの一品としてちょうど良い2〜3口サイズなのがいいですね。
なお、鉄板で焼いてもらうメニューの他、コーンポタージュやチキンスープ、
おかゆなども、お揃いの可愛いお鍋で供されていました。
ティータイム 10:00-17:30
朝食の時間帯が終わったら、お次はティータイムです。
最初のうちは、お煎餅やチョコレートといった簡単なお茶菓子と、
3種類ほどのパンのみですが…(これはナイトキャップまで終日提供されています)
お昼を過ぎた頃からは、目にも楽しい焼き菓子が勢揃い!
甘いものが苦手な人に嬉しいお惣菜も登場します。
盛り付けも美しく、しかもどれも本格的で美味しい♡
東京タワーを見ながら、甘いものにしょっぱいものにと、思う存分満喫させていただきました!
カクテルタイム 17:30-19:30
17:30から始まるカクテルタイムが、このプレミアムクラブラウンジの真骨頂です!
この時間になると、ティータイムの時からカウンターに出されていたお惣菜の他、クローズしていたオープンキッチンが再度登場して、できたての本格的なお料理を提供してくれます。
このカクテルタイム以降は13歳未満利用不可となっているのが残念ですが、その分落ち着いた大人の空間で、他のホテルラウンジとは比べ物にならないほどの素晴らしいサービスを堪能することができるのです。
必食!鉄板焼き3種
オープンキッチンで振舞われるのは、以下の3種。
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キッチンでオーダーすると、出来上がり次第席まで持ってきてもらえます。
3種お願いして、実際に届いたのがこちら!
高級レストランでいただくような、繊細な盛り付けが素敵ですね。右上が舌平目、その左隣がポークコンフィー、左下が牛フィレ肉です。
味はもちろん、予想以上の一級品!ホテルラウンジのカクテルタイム、しかも無料で出されるものとは思えないほど、一切手抜きのない美味しさでした。
特に牛フィレ肉の美味しかったことといったら…!とろけるほどに柔らかく、香り高いソースと相まって絶品です。これはワインが進みますね。
ポークコンフィーもほろほろに甘く煮込まれていて、そんじょそこらのレストランではお目にかかれないレベルの高さですし、舌平目も海老が香るソースで美味しかったです。
甲乙つけ難くはありますが、夫婦ともに牛フィレ肉が一番美味しいと一致しました。
これほどのお料理をいただけるなんて、本当にびっくり。
しかもこんなに素晴らしいお料理を、回数制限一切なしで振舞ってくれるのですから、相当の赤字なのではないか、今後は改悪必至かもと、余計な心配までしてしまいます。
19:20ごろになって、ラストオーダーを聞きに見えたので、もう一口だけ牛フィレ肉を味わいたいなとお願いしたところ…
こんなにたくさん乗ったお皿が届いてしまいました!
ラウンジに居合わせた方々は、あまりオーダーされていなかったようなので、食材が余っていたのかもしれません。すでにお腹いっぱいではありましたが、まるで飲み物のようにすっと溶けてしまうお肉なので、あっという間に美味しく完食です。
ナイトキャップ 19:30-21:30
カクテルタイムのお料理が下げられると、続いてはナイトキャップの時間。
この時間帯では、安眠効果があって就寝前にぴったりなチョコレート(程よい苦みで美味しい!!)や…
夏のデザートとして、さっぱり食べられるマチェドニア。
そして塩気のあるおつまみが欲しい人向けに、鶏肉や生ハムが並べられていました。
食後の締めにも十分満足できる品揃えですね。
最高の夜景を堪能できます!
夜が近づくにつれて表情を変えていく東京タワーを眺めるのも、このラウンジの楽しみの方の1つでしょう。
お昼でも十分美しい東京タワーではありますが…
夜になってライトアップされると、雰囲気が大きく変わります!
きらびやかな東京タワーを眺めながら、贅沢なひと時。
ザ・プリンスパークタワー東京のプレミアムクラブラウンジのレベルの高さはかねがね聞いてはいたものの、これほどまでとは。ロマンチックな時間を過ごせること間違いなしです!
最後に
今回は、ザ・プリンスパークタワー東京の32階にあるプレミアムクラブラウンジをご紹介しました。
東京都内に、ここを超える景観・フードを提供しているホテルラウンジはそうそう見つからないのではないでしょうか。それほどまでに、全てが素晴らしいラウンジでした!現在のところ、個人的ナンバーワンです。
ちなみに2位はこちら↓
さらに信じられないのは、このラウンジを今回完全無料で利用できたということ。私たちは、元手無料で貯めたプリンスポイントを使って宿泊券を獲得しました。
実際に泊まったお部屋「プレミアムクラブキング」のお部屋も、何から何まで素晴らしいものでした!
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