前々から、当ブログでもオススメしている「プリンスポイント」。
プリンスホテルをはじめとする西武グループの施設で使えるポイントなのですが、ついに、その価値を体験することができました!
今回訪れたのは、東京都港区にある「ザ・プリンス パークタワー東京」。プリンスポイントから交換した”無料宿泊券”を利用しての宿泊です。
初めて利用した感想としましては…
……
控えめに言って最高すぎました!!
その理由は、下記で詳しくご紹介します。
ホテルの概要、アクセス、お部屋の様子、宿泊特典などを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
プリンスポイントの特典内容が変更されたため、2020年現在はポイントを使って無料で宿泊することは出来なくなりました。
本記事は、宿泊記としてご覧いただければ幸いです。
ザ・プリンス パークタワー東京に到着!
いよいよ迎えた宿泊当日。
この日はUber(ウーバー)でザ・プリンス パークタワー東京までやってきました!
モダンでスタイリッシュなロビーエリア
エントランスから中に入ると、きらびやかなアートがお出迎え。
ロビーレセプションエリアは、邸宅の書斎をイメージしたという落ち着いた雰囲気です。
こちらも2017年12月にリニューアルしたばかりとあって、とってもスタイリッシュ。
設計を担当したのは、1999年に香港を拠点に設立されたデザイン設計事務所、「AB Concept」とのことでした。
もちろん、こちらのエリアでチェックインすることも出来るのですが、プレミアムクラブフロア滞在者なら、特別に32階にあるプレミアムクラブラウンジでチェックインすることが可能!
というわけで、32階へ向かうとしましょう。
プレミアムクラブラウンジでチェックイン!
32階でエレベーターを降りると、正面にデスクがあります。左右に並べられた調度品からも、ラグジュアリー感が溢れていますね。
てっきり、このデスクでチェックイン手続きをするのかと思いきや、「係の者が参りますので、ラウンジの中でドリンクや食べ物を楽しみながらお待ちください」とのこと。
それでは早速ラウンジへ進んでみると致しましょう。
窓からは迫力の東京タワーが!
ラウンジに入ってビックリ。
最初に足を踏み入れた瞬間、窓の外に東京タワーが聳えているのが目に飛び込んできました!
さすが敷地が隣接しているだけありますね。ここまで間近に東京タワーを感じられるホテルラウンジは、そうそうないのではないでしょうか。
ラウンジの雰囲気自体もとっても素敵。アクセントカラーの赤が、東京タワーとの一体感を醸し出しています。
一番東京タワーがよく見える席について、シャンパンで乾杯♪
お昼から東京タワーを眺めながらのシャンパン…これだけでテンションが上がってしまいます!!
なお、私たちは自分で注いで持ってきてしまいましたが、基本的に「ウェルカムシャンパンサービス」として、スタッフさんが運んできてくれるようです。
チェックインは自席で
しばらく待つとスタッフさんがやってきて、プレミアムクラブフロアの特典内容や館内設備について懇切丁寧に説明してくれました。
スタッフさんは終始とってもにこやかで、これぞ日系ホテル、といったおもてなし感満載。ここ数年、外資系ホテルに滞在することが多かったので、なんだか新鮮でした。
キーを受け取ったら、チェックイン手続きは完了です。
なお、プレミアムクラブラウンジで提供される豪華フードサービスなど、詳しい情報はこちらで詳しくご紹介しています↓
プレミアムクラブフロア・プレミアムキングに宿泊
今回、私たちはプレミアムクラブフロアにある「プレミアムキング」というお部屋に宿泊します。
プレミアムクラブフロアとは、ホテルの中でも最高ランクのお部屋が揃ったフロアで、公式サイトでは下記のように説明されていました。
29階以上のプレミアムクラブフロアは、専任スタッフのフルサポートによる上質なご滞在を提供する特別フロア。
「A Part of the Park」をデザインコンセプトに、公園の中心にあるホテルで過ごすくつろぎのひとときを演出いたします。
プレミアムクラブフロアのお部屋はすべて29階〜31階の高層階に位置しており、大きな窓からは東京の夜景をお楽しみいただけます。
ザ・プリンス パークタワー東京のプレミアムクラブフロアは、2016年10月にリニューアルされたばかりということで新しく、もちろんインテリアもモダンでとってもオシャレ!
無料でこんなお部屋に泊まれるなんて、素晴らしすぎますね。
29階プレミアムキングへ
それでは、実際のお部屋を見てみましょう!
ドキドキしながらドアを開けてみると…
エントランスからオシャレ!!空間にたっぷりとした余裕が感じられます。
ちょっと和風な感じもありつつ、何より温かみを演出する木材がメインに使われているのがいいですね。
プレミアムキングのレイアウトは下記の通り。上記の写真は、右上の入口ドア付近から正面を向いたときの眺めです。
(ザ・プリンス パークタワー東京公式ページから引用)
バスルーム
お部屋に入ってすぐ左手は、洗面台とお手洗い、バスルームとなっています。
ベッドルームとの境目が可動式のため、こうして開け放した状態だと、とっても開放感がありますね。
全て閉めると、水回り一帯が完全に独立したお部屋のようになります。
お部屋は38平米とそれほど広くはないものの、工夫された間取りのおかげで、実際よりも余裕のある印象を受けました。
浴室
浴室はこんな感じで、ガラス張りとなっています。
日本人には特に嬉しい洗い場付です!
水回り製品はドイツ・グローエ製
シャワーはハンドタイプ。
蛇口は、世界最大級のシェアを持つドイツ・GROHE(グローエ)製で統一されていました。
無駄のない、高いデザイン製が魅力。隅々までピカピカに磨き上げられています。
バスアメニティ
浴室のアメニティは、C.O.Bigelow(シー・オー・ビゲロウ)製のシャワージェル、コンディショナー、シャンプー3点セット。
このC.O.Bigelow(シー・オー・ビゲロウ)というメーカー、恥ずかしながら初めて知りました。公式サイトによると、下記のような歴史を持つ会社なのだそうです。
C.O.Bigelow(シー・オー・ビゲロウ)は、アメリカで最も歴史あるアポセカリー(調剤薬局)と言われています。
1838年、ニューヨークのグリニッジ・ビレッジで医学博士Dr. Hunterが創業した薬局を、1880年Clarence O. Bigelowが受け継ぎ、名称をC.O.Bigelowとしました。
以来、伝統のある魅力的な商品は長く愛され続けています。
新大陸アメリカにあって、随分古い歴史を持つメーカーなのですね。
かつて、トーマス・エジソンやエレノア・ルーズベルト大統領婦人も愛用した他、NYを代表するスタイリッシュホテル「トライベッカ グランドホテル」や「ザ ハイライン ホテル」などのアメニティにも選ばれているのだとか。
薬局らしい、いかにも体に良さそうなハーブの香りが印象的で、使い心地も素晴らしいアメニティでした!
ちなみに、ザ・プリンス パークタワー東京のアメニティは、宿泊するフロアによって違います(2018年8月時点)。
プレミアムクラブフロア | C.O.Bigelow(シー・オー・ビゲロウ) |
ガーデンフロア/パノラミックフロア | Ellabache(エラバシェ) |
パークフロア | Aroma Esse(アロマ エッセ) |
お手洗い
浴室の隣にあるのがお手洗いです。壁も床も木材でできていて、清潔感がありますね。
照明のスイッチはなく、赤外線センサーで管理されていました。
もちろんウォシュレット付です!
洗面台
続いて、洗面台はこんな感じ。
たまごみたいな洗面ボウルが可愛らしいですね♪
アメニティ
洗面台の上には、浴室にあったのと同じC.Oビゲロウの固形ソープ。
そして、シャンプー・コンディショナー・シャワージェル・ボディローションにマウスウォッシュ。さらに、カゴの中にも色々なものがたくさん入っていました。
ちょっと見辛いので、全部並べてみました!
ヘアブラシ、爪やすり、ボディタオル、歯ブラシ、ヘアコーム、ヘアゴム・ヘアバンド・シャワーキャップ、エリクシールの基礎化粧品セット、コットン、バスソルト。
そして夫は、カミソリが4枚刃かつ、大きめのシェービングフォームが付いていることに感動していました(笑)。
ホテルのアメニティとしては、最高ランクの品質に品揃えではないでしょうか?
一口に5つ星ホテルといっても、ここまで揃っていることは滅多にないように思います!
洗面台の下には、上段左からバスタオルとフェイスタオルがそれぞれ2組、ナノケアドライヤー、下段左からアイロン、バスピロー、ゴミ箱、体重計。
普段バスピローというものに触れる機会がないので、しばらく何に使うものなのか悩んでしまいました(笑)。裏に吸盤が付いていて、浴槽の壁にくっつけて使うもののようです。
ベッドルーム
それでは、メインとなるベッドルームへ。
こちらも自然・緑をイメージした、落ち着く雰囲気でまとめられています。
ベッドはクッション性もさることながら、特にリネンがなめらかで心地よく、ぐっすり眠ることが出来ました。
ベッドの正面には、デスクとテレビが設置されています。
窓側からバスルーム側を見ると、こんな感じ。
窓辺にソファが置かれ、外の風景を楽しめるようになっています。
お気付きの通り、お部屋の向きはあいにく東京タワー側ではありませんが、右手にレインボーブリッジが見えて、これはこれでとっても素敵な眺めでした!
同じプレミアムキングでも、位置によってはお部屋から東京タワーを見ることができます。
ただ、東京タワーはラウンジから好きなだけ見ることができるので、あえてレインボーブリッジ側を選ぶのもありでしょう。
ベッド周り
枕元には、無料のミネラルウォーターが2本。
そして、BOSE製の無線スピーカーも。
反対側の枕元には、シチズン製めざまし時計が置かれていました。
デスク
シンプルながら、こだわりも感じさせる木製のデスクは、すっきりと部屋に馴染んで、しかも使いやすいものでした!
照明もオシャレですよね♪
こんなお家に住めたらいいだろうなあ…。
ミニバー
テレビの裏側、入口側はミニバーとなっています。
グラスや無料のティーバッグ類、有料のスナックやアルコール類などが置かれていました。
無料サービスの内容としては、ネスプレッソのカプセルが2種類(ヴィヴァルト・ルンゴ/ヴォリュート・デカフェ)に、トワイニングの紅茶、伊右衛門の緑茶等々。
その下の段には、ネスプレッソ本体に湯沸かし器、カップ、スプーン、ワインオープナー等、そして無料のお水もコーヒー用に用意されています。
ベッドの枕元にあったものと合わせると、ボトルは全部で3本。
コーヒーもミネラルウォーターで作ろうと思うと、2本では足りないことも多いので、この3本目は思った以上に重宝しました!
さらにその下の段には、冷蔵庫が。
中には、おなじみ国産メーカーの商品の他、シメイビールやシャンパンといった、ワンランク上のドリンク類が収まっています。
料金はシメイビール800円、ミネラルウォーター500円等々。
庶民には手が出ない料金ではありますが、7時から夜10時までプレミアムクラブラウンジを使えますし、購入せずとも全く不自由はしませんでした。
その他の備品
ミニバーの裏側はというと、ルームサービスのメニューやリモコン、アダプターにLANケーブル、地図やパンフレットなどなど…
そして、セキュリティボックスも。
足りないものはない!というくらい、痒いところに手が届くラインナップとなっていました。
実際、ホテルに泊まると一度は何かをお借りするために電話するのが常なのですが、今回の滞在では全くそんなこともなく、おかげさまでとても快適な滞在でした!!
最後に
ザ・プリンス パークタワー東京は噂以上に素晴らしいホテルでした。
プレミアムクラブフロア滞在者は、チェックインから特別感満点な上に、とっても綺麗でオシャレなお部屋に滞在することが出来て、何から何まで本当に最高♡
今後、少しずつご紹介していきたいと思いますが、至れりつくせり、常にお腹もいっぱいで(笑)ここまで満足できたホテル滞在は他にない!と言っても過言ではありません。
無料でこんな素晴らしい体験が出来て、大満足でした!
<朝食についてのレポートはこちら>
<インルームダイニングについてはこちらをどうぞ>
ホテル概要
ホテル名 | ザ・プリンス パークタワー東京 |
ホテルランク | ★★★★★ |
客室数 | 603室 |
階数 | 地上33階/地下2階 |
チェックイン時刻 | 15:00 |
チェックアウト時刻 | 12:00 |
住所 | 〒105-8563 東京都港区芝公園4-8-1 |
電話 | 03-5400-1111 |
アクセス
ザ・プリンス パークタワー東京の地図はこちら(公式サイトより)。
駅からの所要時間 | ○JR線・東京モノレール浜松町駅から徒歩12分 ○都営地下鉄浅草線・大江戸線大門駅(A6)から徒歩9分 ○地下鉄日比谷線神谷町駅(1番)から徒歩12分 ○都営地下鉄大江戸線赤羽橋駅(赤羽橋口)から徒歩2分 ○都営地下鉄三田線芝公園駅(A4)から徒歩3分/御成門駅(A1)から徒歩5分 |
最寄駅は、都営地下鉄大江戸線の赤羽橋駅。
なお、浜松町駅からは無料シャトルバスも出ています(9~20時台、1時間に1本程度)ので、JR利用者や、空港からモノレールで来る場合でも、アクセスは良好です。