とうとうやってきました、ANA国内線特典航空券の必要マイル改定!
国際線はこの4月に必要マイル数が改定(改悪)されましたが、国内線でも10月27日時搭乗分から新しいチャートが適用されます。
本記事では、実際のところどのくらい上がるのか&注意点などをまとめてご紹介します!
新!必要マイルチャート
それでは、さっそくどのくらい変わるのかをチェック!
1区間あたりの必要マイルチャート(主要路線)
まず主要路線では、以下の通り改定されます。
マイレージ(1区間) | ローシーズン(L) | レギュラーシーズン(R) | ハイシーズン(H) |
---|---|---|---|
0~300マイル区間 | 改定前: 5,000 改定後: 6,000 上昇率: 20.00% |
改定前: 6,000 改定後: 6,500 上昇率: 8.33% |
改定前: 7,500 改定後: 9,000 上昇率: 20.00% |
301~800マイル区間 | 改定前: 6,000 改定後: 7,000 上昇率: 16.67% |
改定前: 7,500 改定後: 8,500 上昇率: 13.33% |
改定前: 9,000 改定後: 10,500 上昇率: 16.67% |
801~1,000マイル区間 | 改定前: 7,000 改定後: 8,000 上昇率: 14.29% |
改定前: 9,000 改定後: 9,500 上昇率: 5.56% |
改定前: 10,500 改定後: 12,000 上昇率: 14.29% |
1,001~2,000マイル区間 | 改定前: 8,500 改定後: 9,500 上昇率: 11.76% |
改定前: 10,000 改定後: 10,500 上昇率: 5.00% |
改定前: 11,500 改定後: 13,000 上昇率: 13.04% |
全区間とも必要マイル数は上昇。
10月27日以降搭乗分については、5〜20%多くのマイルが必要となります。
1区間あたりの必要マイルチャート(沖縄離島4区間)
続いて沖縄離島4区間。
那覇での乗り継ぎにて離島路線(那覇ー石垣・宮古)を利用する場合、全旅程の距離(各区間の基本マイレージ合計)を算出し、必要マイル数を確認します。
マイレージ(4区間) | ローシーズン(L) | レギュラーシーズン(R) | ハイシーズン(H) |
---|---|---|---|
601~1,600マイル区間 | 改定前: 12,000 改定後: 14,000 上昇率: 16.67% |
改定前: 15,000 改定後: 17,000 上昇率: 13.33% |
改定前: 18,000 改定後: 21,000 上昇率: 16.67% |
1,601~2,000マイル区間 | 改定前: 14,000 改定後: 16,000 上昇率: 14.29% |
改定前: 18,000 改定後: 19,000 上昇率: 5.56% |
改定前: 21,000 改定後: 24,000 上昇率: 14.29% |
2,001~4,000マイル区間 | 改定前: 17,000 改定後: 19,000 上昇率: 11.76% |
改定前: 20,000 改定後: 21,000 上昇率: 5.00% |
改定前: 23,000 改定後: 26,000 上昇率: 13.04% |
ご覧の通り、こちらも5〜16.67%UPの改悪となりました。
注意すべきは適用基準日
今回理解しておくべきは、新チャート適用の基準が「発券日」ではなく「搭乗日」であるということ。
発券日基準であれば、その日までに予約購入を済ませることでマイルを節約することもできますが、今回の改正では搭乗日によって必要マイルが変わります。
つまり、10月27日以降搭乗分はどう頑張ろうとも新しいマイル数が適用されることになるのです。
こんな場合はどうなる?
単純に10月26日までに乗る分は旧チャート、27日以降が新チャートと割り切ってしまえば大体問題ないかと思いますが、念の為ありがちな疑問をケースごとに見てみましょう。
一部区間が改定日を跨ぐ場合
国内線往復特典航空券を取りたいのですが、1区間目が2024年10月26日で、2区間目が2024年10月27日だったらどうなりますか?
1区間目は改定前の必要マイル数、2区間目は改定後の必要マイル数が適用されます。
すでに持っている予約を変更する場合は?
2024年10月26日搭乗の国内線特典航空券を持っています。
これを2024年10月27日以降に変更したいのですが?
改定後の必要マイル数が適用され、必要に応じて差額を徴収いたします。必要マイル数が不足している際は変更不可となります。
10月26日より前に予約変更する場合は?
2024年10月27日以降の国内線特典航空券を持っています。2024年10月26日より前の便に変更するとどうなりますか?
場合改定前の必要マイル数が適用され、必要に応じて差額を返却させていただきます。ただし、有効期限が切れているマイルは払戻不可となります。
お得に旅するなら
ANAマイルのお得な使い方の代表格といえば「トクたびマイル」。
(ANA公式サイトより)
トクたびマイルとは対象期間中、対象路線の中から通常のマイル数より少ないマイルでANA国内線特典航空券が利用できるというサービスです。
ANA国内線特典航空券の必要マイル数改定ということで、トクたびマイルも改悪になるのではないかと囁かれていますが、今のところは何も発表されていません。
詳細が分かり次第追記の予定です。
ANAマイルを貯めるならポイントサイト!
ということで、10月27日以降に搭乗する場合はこれまでより一層多くのANAマイルが必要となります。
「もうちょっとマイルがあれば一往復分に届くのに…」
はたまた、
「もっとがっつりマイルを貯めたい!」
という方には、ポイントサイトがおすすめ!!
ポイントサイトとはお小遣いサイトとも呼ばれ、ショッピングや各種サービス申し込み前に、掲載されている広告をクリックするだけで独自のポイントがもらえるというシステムです。
各ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換することで、効率よく大量のマイルを獲得することができます。
詳しくは別記事をご覧ください!
まとめ
- ANA国内線特典航空券は10月27日搭乗分から必要マイル数が増加
- 必要マイル数の上げ幅は最大20%
- 新しいチャートが適用される基準は「搭乗日」のため、発券時期をずらしてもマイルの節約はできない
- トクたびマイルがどうなるかは未発表
- ポイントサイトでANAマイルを貯めよう!
残念ではありますが、マイルに限らず、どんなサービスも改悪が既定路線。
今回の必要マイル数増加も仕方のないことでしょう。
ただ、有償の航空券と比べると、改悪後も特典航空券がお得なのは変わりません。
これからも、しっかりマイルを貯めて、お得に旅を楽しみましょう!!